【スライム倒して300年】ハルカラはかわいいお調子者エルフ！正体や迷シーンも紹介

スライム倒して300年にて様々なやらかしがかわいいと言われるのがハルカラです。今回はそんなハルカラについてまとめて紹介していきます。

ハルカラが登場するスライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってましたは2016年から小説投稿サイト「小説化になろう」にて連載が開始され、2017年からSBクリエイティブのGAノベルレーベルにおいて書籍化も行われた作品です。スピンオフ作品も含めて多数の物語が展開され、人気を集めています。

2017年にはコミカライズ、2021年にはアニメ化も行われるなどメディアミックス展開も積極に行われており、コラボレーション商品が展開されるなどもしています。アニメも好評で2期の制作が決定しているなど今後の展開が楽しみと言われる作品の1つです。

前世にて仕事人間だった相沢梓は過労死により死亡、前世での反省からスローライフを送るべく、あの世で女神メガーメガ神に「不老不死」にしてもらうように頼んで異世界に転生、女神が用意していた高原にある家でスローライフを満喫します。生活費を稼ぐ為に最低限のスライムを倒し続けて300年が経過したある日、ギルドの受付嬢ナタリーの提案で魔力を測り自身がレベル99の最強の魔女になっている事を知る事になるのでした。

ハルカラは人間領フラント州にあるエルフの自治区「善い枝侯国」の都市ヒガシャマン出身のエルフです。年に750回も「いやらしい身体しやがって」と言われる程のナイスバディと金髪が特徴的なキャラクターで、見た目は20歳前後ですが長寿なエルフらしく220年～230年程度生きています。実家を出てアズサの所に来た為、家族構成は不明でしたが後に父、母、兄、妹がいる事が明らかになりました。

アズサやベルゼブブなどその気になれば戦えるものも多いスライム倒して300年ですが、ハルカラはそんなスライム倒して300年作中では珍しく自らの戦闘スキルは皆無なキャラクターになっています。

お調子者なエルフのハルカラですが、その正体は様々な薬を作り出す調薬師です。しかも調薬師としてはかなり成功しており、1人で細々とやっているわけではなく、会社「ハルカラ製薬」を作って工場を運営する程です。ハルカラがハルカラ製薬として会社を大きくするのに成功した理由は「栄養酒」と名付けた栄養ドリンクが爆発的にヒットした為でその為、アズサの家族の中で唯一経済的には自立しています。

余談ですがハルカラが社長になった経緯は家族にあります。ハルカラはドジっ娘でかなりテキトーな性格をしていますが、そんなハルカラをして呆れる程のテキトーさを持つ家族に対しハルカラが大黒柱として家計を支えるしかありませんでした。しかしハルカラ自身もどこかで働くには向いていない為、ハルカラ自身が社長となったのでした。

そんなハルカラですが、初登場時にはエルフ一族から追い出された状態にありました。というのも魔族のベルゼブブがハルカラの栄養酒を飲んで倒れ恨んでいると噂が立った為です。故郷のエルフ達は魔族に狙われるのを避ける為、原因となったハルカラを追い出したのでした。手配書が出されるなど追われる身状態になった事でハルカラはアズサの元を訪ねてきたのです。

しかし結果的にそれはハルカラを含むエルフ達の勘違いであった事が分かり、ハルカラの安全は保証されます。しかしハルカラは自身を追い出したエルフ達を許さず、そのままアズサの家で暮らす事になります。その後のハルカラは故郷を追い出された事で製造が中止していた栄養酒を新たに作る為、新たにハルカラ製薬をスタートさせて稼ぐようになります。

ハルカラの扱う商品と言えば栄養酒という印象が強いですが、スライム倒して300年作中の中では状況に合わせて様々なものを売り出す商売上手な一面も持ち合わせています。お祭りに参加した際には二日酔い防止のドリンクを「お祭り価格」で販売するなど商才を見せています。さらには商品のアイデアは常にストックがある状態で、キノコを中心とした野菜をベースに様々な商品を作り出しています。

その商才はアズサも認めており、アズサが作り出した「食べるスライム」の製造と販売もハルカラが担当しています。よく食べて飲みますが浪費家というわけでもない為ハルカラはアズサの家族の中でも一番の資産家です。

ハルカラといえばナイスバディという言葉ではくくれない程の体つきをしています。アズサの家に来た際も匿う為にアズサが服を貸そうとしたらサイズが合わずに服を着ているのにいやらしいと感じる事になってしまいました。ハルカラといえば服のエピソードも多く、サイズを図ったはずなのに胸がキツくなるなど現在進行系で成長を続ける身体をしています。

ちなみにエルフという種族自体が皆こういう体型なのかと言うとそんな事はなく、むしろエルフの女性はスレンダーな女性が多く、ハルカラは特別であった事も明らかになっています。それがハルカラがエルフの中で浮いてしまう要因にもなっていました。家族を含めてもハルカラだけの特異な体質であり、その正体は不明です。

キノコを中心に森の食材に詳しいハルカラはその知識量は300年生きているアズサも関心する程です。ちゃんと食べられるキノコと毒キノコを見分ける事もできるのですが、そこはドジっ娘のハルカラです。「仕分け」がテキトーであり食用キノコの中に催淫効果のある毒キノコが混ざってしまっているのでした。そのキノコを食べてしまったハルカラはアズサに迫る様子を見せ正気に戻った際には恥ずかしそうにしています。

そんなハルカラですが、腐っても調薬師、調薬をする際には真剣そのものでありアズサも驚く程でした。しかもハルカラの調薬はただ単に効果を発揮すればよしというものではなく誰でも買えるようにできるだけ薬価を抑えようと工夫する面まで見られます。ハルカラ製薬の成功の正体を見るようなエピソードになっています。

ただその様子を見ていたアズサはそんな調薬よりも気になるものがありました。何故かハルカラは調薬中、「裸エプロン」状態だったのです。これはハルカラいわく、「調合中は集中して熱くなってしまうから」という理由になっていますが、ハルカラのナイスバディでそれをされたら目のやり場に困ってしまうエピソードになっています。

アズサの高原の家に匿ってもらってしばらく、ハルカラは確保していた栄養酒の減りが明らかに速い事に気が付きます。ハルカラは最初アズサが飲んだのだと考えましたがアズサは飲んでいませんでした。そこでアズサは家の中を飛び回る一匹のハエに注目します。ベルゼブブはハエの王と呼ばれている事からこのハエの正体こそがベルゼブブなのではないかと考えたのです。

そんなアズサのハエの正体ベルゼブブ発言に対してハルカラは「ただの小汚いハエ」「馬のフンにたかるような下等な生物」と言いたい放題。これだけフラグを建てれば当然とでも言うばかりにそのハエの正体はベルゼブブ本人なのでした。結局ベルゼブブ本人の発言により追われる身となった事件の正体が明らかになる事になります。

やらかし体質のハルカラですが、その対処をする際にお世話になりっぱなしなのがベルゼブブです。当初はベルゼブブから逃げ回っていたハルカラですが、ライカの姉の結婚式ではハルカラは酔いつぶれてベルゼブブに介抱されます。温泉宿に泊まる事になってしばらくハルカラ自身が酔いは醒めたといって温泉に入っては湯あたりを起こしてまた倒れベルゼブブに再び介抱される事になります。

ライカの結婚式に出席した際のエピソードは他にもあります。ドラゴン達が集まり、食べ物や飲み物を飲んでいる所に到着したハルカラ達。ライカが「注意してください」といっている最中にハルカラはお皿の上に乗ってしまいます。その結果ドラゴンに料理と間違われて食べられそうになるのでした。

ハルカラにはさらに幽霊に取り憑かれやすいという性質まで備わっている事が分かります。ハルカラが作った工場が幽霊騒ぎにあった際、話を聞きに行ったアズサ達は、そこで幽霊ロザリーに出会います。話を聞く内に助ける事になるのですが地縛霊であるロザリーはそのままでは外に出る事ができません。そこで誰かに取り憑かせれば外に出せるという話になりました。

最初はアズサが依り代になろうとしますが失敗、そこで槍玉に上がったのがハルカラでした。「意志薄弱で隙だらけ」な人物が依り代に最適だった為です。そしてロザリーは無事にハルカラの身体に入る事に成功しますが、今度は相性が良すぎて抜けられなくなってしまうのでした。

不死者である事からそれまで必要以上に人々に関わらないようにしていたアズサ。しかし家族ができた事で少し考えを変え、その一環としてオープンする事にしたのが喫茶「魔女の家」です。オープンが迫る中、家族で制服としてメイド服を用意するのですがそこで問題になったのがハルカラでした。採寸したにも関わらず胸がキツイとして着崩して出てきたのです。

その様子は1人で喫茶店の雰囲気を健全なものからいかがわいい雰囲気にするに十分になる程でした。アズサはそのままなら出禁と言い放ち、無理矢理前ボタンを閉めさせるのでした。

ドラゴン達の遺恨を解決した事で魔族から勲章をもらう事になったアズサ。式典の行われる魔族の国招待を受けて訪れる事になります。そんな中またやらかしてしまうのがハルカラです。魔王がどんな人物か分からない中、様々な失言を繰り返してしまうのです。その上で目の前の女の子の正体こそが魔王ペコラだと分かると綺麗に土下座をしますが、勢いよく頭を上げた事でペコラを一発失神KOに追い込んでしまいます。

これによりハルカラは魔族に捕縛される事になり、翌日には処刑されてもおかしくない状態に追い込まれてしまいます。元々ドジっ娘属性の強いハルカラですが、このエピソードの中でのドジっぷりはその集大成とも言える程でした。

様々な事があったしばらく落ち着いた高原の家ではキノコパーティーを開く事になります。前科のあるハルカラに対してアズサは再三注意をしますが、案の定キノコの中には毒キノコが混ざっていました。今度の毒キノコはアズサの身体を幼児化してしまうものでした。アズサから元に戻る方法を探すように厳命されたハルカラは走り回りますが、結局見つけられずジャンピング土下座で謝るといった一面も見せています。

アニメスライム倒して300年にてハルカラ役の声優を担当したのは2015年にデビューした原田彩楓さんです。「アイドルマスターシンデレラガールズ」の三船美優役で実質デビューした声優で、デビューより先にCV担当が発表された事で話題になった声優さんです。

原田彩楓さんが声優としてこれまで演じたキャラクターとしては「うらら迷路帖」の千矢役、「アホガール」の隅野さやか役、「宝石の国」のウォーターメロン・トルマリン役、「プラネットウィズ」の高天原のぞみ役、「アサルトリリィ」の江川樟美役、「アズールレーン」の榛名及びダンケルク役、「プリンセスコネクト!Re:Dive」のランファ役などを担当しています。

ここからは既にアニメスライム倒して300年を視聴した人のハルカラに関しての感想をまとめて紹介していきます。ハルカラはドジっ娘でありやらかし体質である事もあって、土下座シーンが非常に多い事でも知られるキャラクターになっています。特にアニメでは回が進む事に土下座のバリエーションが増え、土下座に移るまでの動作が綺麗すぎると言われる事にもなっています。

またスライム倒して300年作中ではドジっ娘に見えて商品に間違いがあるエピソードはない為、実はハルカラのドジっ娘属性はわざとなのではないかという疑惑もあります。もちろんペコラ、ベルゼブブの件などわざととは言い切れないシーンもありますが特にアズサ絡みのエピソードはわざとの可能性も高いのではないかとされています。

アニメスライム倒して300年にてハルカラ役を担当した声優原田彩楓さんに関しては、1つのハマりキャラクターだったという声が出る程に好評になっています。裏こそないものの、感情の遷移が激しいキャラクターだけに演じるのは難しかったのではないかという声も多く、確実に実績を積んできているとはいえ、相性が良かったのではないかともされています。

アニメスライム倒して300年のハルカラはかわいい見た目とドジっ娘属性、そのナイスバディで高い人気を集めるキャラクターです。その正体は薬剤師であり社長として会社を運営しています。スライム倒して300年において物語のきっかけになるシーンも多く、土下座シーンが名物になる程に様々な事をやらかしているキャラクターになっています。

そのあまりのドジっ娘っぷりは実はハルカラの招待はアズサに対してアピールしているだけなのではないかとも言われる程です。非常にかわいい魅力にあふれるキャラクターなのでまだスライム倒して300年を視聴していない人はハルカラに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？