【ピーチボーイリバーサイド】フラウはかわいい卯人！正体や死亡した理由をネタバレ

ピーチボーイリバーサイドにおいてそのかわいい見た目と圧倒的な強さで人気を集めているのがフラウです。今回はそんなフラウについてまとめて紹介していきます。

フラウが活躍するピーチボーイリバーサイドは2008年から新都社が運営するwebコミック配信サイト「週刊ヤングVIP」にて配信されているwebコミックです。webコミックとしては異例とも言える程のペースで更新され続け人気を集めた作品で、2015年には同名の「ピーチボーイリバーサイド」のまま講談社の隔月刊誌「少年マガジンR」にてリメイク作品が展開される程になっています。

ピーチボーイリバーサイドは長年連載している作品である事からも人気を維持しつづけている作品であり2021年にはアニメ化も行われるなど今後のメディアミックス展開が期待される作品になっています。

魔人や亜人が存在する世界、そこには鬼や魔物と呼ばれる存在が跳梁跋扈して人間を襲っていました。そんな危険な世界において平和な国の姫として生まれたサリーはそんな平和な国を退屈であると考え外の世界に強い憧れを抱いていました。ミコトとの出会いを経てその思いを決定的なものとしたサリーは父王の許可を得てついに旅に出ます。そんなサリーが旅先で最初に出会う事になったのが今回紹介するサリーです。

フラウは人間の体にうさぎの頭を持つ卯人と呼ばれる亜人の姿をしたキャラクターです。世界観に似つかわしくないセーラー服を着ているのも特徴的なキャラクターになっています。サリーとは道端で空腹で倒れている所を出会い、人参をもらって助けてもらったお礼として同行、その後仲間となります。性別は不明でピーチボーイリバーサイドの作者クール教信者先生も考えていないとコメントしています。

うさぎの見た目とセーラー服という出で立ちから元ネタはセーラームーンであるとされている他、名前の由来は「風来坊のうさぎ」を略したものになっているとされています。

フラウはその見た目からピーチボーイリバーサイド作中では亜人、その中でも卯人と呼ばれる事が多いです。この世界の亜人は二足歩行でき知能も人間並みにあるものの、凶暴で動物の顔を持った種族の事をさしています。その中でもうさぎの顔を持っている事でフラウは卯人と呼ばれているのです。ピーチボーイリバーサイドの世界では亜人は凶暴で人間から敵意を抱かれている存在であり、フラウも差別を受けていました。

そんなフラウが鬼と戦うようになったのはサリーの為です。それまで差別を受けてきたフラウですが、サリーはそんなフラウに対しても他と変わらない態度で接します。サリーの機転もあって村での歓迎を受けていた所に村に鬼が襲撃します。襲撃してきた鬼に対しサリーが本能的に近づく中、サリーを守ろうと卯人としての姿を見せたのがフラウでした。

フラウが鬼を倒した後、フラウの正体を知った村人達はフラウを恐れますが、フラウは歓迎してくれた村長にお礼を良い、サリーと共に村を去ります。以降サリーとフラウは仲間となりフラウはサリーを守るべく鬼と戦うようになります。

今でこそ卯人の姿でいるフラウですが、その正体にも繋がる要素はフラウの過去に存在していました。ピーチボーイリバーサイド作中でネタバレされますがフラウの正体は「ワールドイーター」と呼ばれる存在なのです。元々は別次元に存在し沢山のものを食べて回っていました。そんなワールドイーターが天界と魔界との戦いに巻き込まれ転生した存在が現在のフラウです。

転生者であるフラウは寿命を持たず、ずっと14歳の見た目のまま300年生きてきたという過去を持っています。ただフラウの場合は死亡する事自体は転生する時だけでなく、300年生きている間にも何度も死亡しては復活するという事を繰り返しています。

ピーチボーイリバーサイド作中においてフラウが初めて死亡し、その正体の断片が描かれたのが対吸血鬼戦です。鬼としての力を失いサリー達に同行していたキャロットは人間がフラウに向ける敵意に苛立ちを覚えていました。差別を受ける事に慣れてしまったというフラウに対し人間がいなければフラウがこんな目に合う事もないと考えるのです。そこでキャロットはその街にいた吸血鬼に接触します。

キャロットは自身の抱えた憤りから街の全員を吸血鬼に殺してほしいと考えますが、吸血鬼は鬼にとってサリー1人の方が危険であると判断します。淡い仲間意識が芽生えていたキャロットは躊躇しますが、そこにキャロットを迎えに来たのがフラウでした。サリー一行という事もあり吸血鬼はフラウに襲いかかります。応戦するフラウでしたが吸血鬼の圧倒的な強さと鬼泡に上半身が吹き飛んで死亡してしまいます。

天界に行ったフラウはそこで旧知の仲であるアトラに会い、上記でネタバレしたワールドイーターとしての力の一端を戻してもらった上で復活します。復活したフラウはその力を使い吸血鬼を一撃で倒す程の強さを発揮するのでした。

上記にてフラウはワールドイーターとして様々なものを喰らいつくしていた事は紹介していましたが、その中にはその次元に存在していた魔王クォーヴも含まれていました。皇鬼と手を組み復活した魔王クォーヴはフラウから己の力である魂を奪い返す為にフラウを吸収しようとします。このまま吸収されればフラウは死亡してもおかしくありませんでした。

この時はサリーが仲間の危機に能力を覚醒させ、概念すらも書き換える力によりフラウは復活しています。

不老であり、復活を繰り返す事で不死でもあるように見えるフラウですが、本当に不老不死かと言われれば決してそんな事はありません。ネタバレするとピーチボーイリバーサイド作中で1度目の死亡である吸血鬼戦で死亡した後のアトラとの会話で、「いくらあなたでも今は肉の体なの！体も魂も保てない」と言った事を言われているのです。ネタバレするとこれ以外にもフラウがワールドイーターの力を使う事に否定的なアトラのセリフは多いです。

このセリフからファンの間では、フラウは現在の卯人としての体を保つ為にワールドイーターとしての力のほとんどを封印しており、この力を使えば肉体や魂が消耗していきいつかは転生を繰り返す事ができなくなり本当の意味で死亡するのではないかと考察されています。

アニメピーチボーイリバーサイドにてフラウ役の声優を担当したのはM・A・Oさんです。女優「市道真央」として2010年にデビューした後、2012年に声優としてデビュー、声優としてはM・A・O名義で活動しています。声優としてデビューして以降は声優の仕事がメインになり、広い演技の幅でメインキャラクターから名前を持たないキャラクターまで幅広く演じ分ける事ができる声優として活躍しています。

M・A・Oさんがこれまでに声優として演じてきたキャラクターとしては「緋弾のアリアAA」の火野ライカ役、「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った？」の御聖院杏役、「GANTZ」の山咲杏役、「七つの大罪」のメラスキュラ役、「ブラッククローバー」のファナ役、「炎炎ノ消防隊」のシスター・アイリス役、「転生したらスライムだった件」のシオン役などを演じています。
 

ここからは既にピーチボーイリバーサイドを視聴している人のフラウに関しての感想をネタバレありで紹介していきます。そのかわいい見た目から人気の高いフラウですが、その笑った顔がかわいいという声も非常に多いです。またキャロットとのやりとりがよりかわいさを引き出しているという感想も多くなっています。

フラウの正体については過去が断片的に描かれる一方でワールドイーターという正体について明確に描かれたのはかなり物語が進んでからなのでその正体が気になっていたという声も多くなっています。アニメピーチボーイリバーサイドでもその一端となる過去が描かれフラウについて改めて言及する声も多くなっていました。

アニメピーチボーイリバーサイドにてフラウ役を担当したM・A・Oさんに関してはフラウのかわいい魅力がさらに上がったという声も多く圧巻だったという声が多いです。性別不明なキャラクターを見事に演じきっていたという声も見られるようになっています。

ピーチボーイリバーサイドのフラウはかわいい見た目からは想像もできない強さと過去を抱えたキャラクターです。見た目はもちろんその言動がかわいいという声も多いキャラクターであり、サリーの最初の仲間として信頼も厚いキャラクターになっています。まだピーチボーイリバーサイドを視聴していない人はフラウにも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？