【ピーチボーイリバーサイド】なぜシャッフル放送になった?オンエア版の順番と時系列を解説

『ピーチボーイリバーサイド』がなぜシャッフル放送になったのかはファンにも注目されていて、『意味不明』と言われたり、『めちゃくちゃになった』と言われたりして失敗したと考えるファンも多くいます。オンエア版の順番と時系列版の違いなども気にされているので、今回は大ヒット漫画『ピーチボーイリバーサイド』の基本的な情報やシャッフル版、シャッフル版は失敗したという考察、なぜ炎上したのかという理由、シャッフル版(オンエア版)と時系列版の順番、アニメ主題歌、ネット上の感想などを紹介していきましょう。

【ピーチボーイリバーサイド】なぜシャッフル放送になった?オンエア版の順番と時系列を解説のイメージ

目次

  1. ピーチボーイリバーサイドとは?
  2. ピーチボーイリバーサイドがシャッフル版は失敗?放送された理由を考察
  3. ピーチボーイリバーサイドが炎上した理由はなぜ?意味不明でめちゃくちゃだから?
  4. ピーチボーイリバーサイドのシャッフル版(オンエア版)と時系列版の順番
  5. ピーチボーイリバーサイドのアニメ主題歌
  6. ピーチボーイリバーサイドのシャッフル版に関する感想や評価
  7. ピーチボーイリバーサイドのシャッフル版まとめ

ピーチボーイリバーサイドとは?

大ヒット漫画『ピーチボーイリバーサイド』は近年話題になっている作品であり、原作漫画のヒットを受けてアニメ化されたことで大きな話題になっています。『ピーチボーイリバーサイド』はアニメ化された際に、その内容や構成などにファンからはなぜか賛否が上がったことでも注目されている作品として知られています。ここではそうした理由を見ていく前に、『ピーチボーイリバーサイド』の基本的な情報をまとめていきましょう。

ピーチボーイリバーサイドの概要

『ピーチボーイリバーサイド(PEACH BOY RIVERSIDE)』は2015年から隔月刊誌『少年マガジンR』にて連載されているファンタジー漫画であり、アニメ化されるなどメディアミックスも絶賛されています。実はクール教信者によってウェブコミック配信サイト『週刊ヤングVIP』で連載された漫画作品が元となっていて、本作はそのリメイク作品となっています。

リメイク版『ピーチボーイリバーサイド(PEACH BOY RIVERSIDE)』を基にしたテレビアニメが放送されていて、2021年7月から9月まで1クール放送されています。テレビアニメ『ピーチボーイリバーサイド(PEACH BOY RIVERSIDE)』は原作とは異なった構成になっていて、物語を分かりやすくする目的で時系列をシャッフルするという構成になっていることもファンの間では話題になりました。

ピーチボーイリバーサイドのあらすじ

「桃太郎」の舞台となった「日本」から少し離れた西の大陸で物語は始まります。その世界では鬼や魔物が存在しており、人々は彼らの存在を恐れていました。そんな世界でお姫様サルトリーヌ・アルダレイクは自分の王国を飛び出して一人旅をしていました。サリーはそこで一人の旅人キビツミコトに出会い、彼と親交を深めていきます。そして田舎の平和な小国の姫だったサリーは新たな世界を知っていくことになるのでした。

サリーが鬼たちの戦いで追い詰められるとなぜか驚異的な力が湧いてくることが徐々に判明してきます。なぜサリーにはこうした力があるのか、なぜミコトは鬼を憎むのかという謎と共に、人間と鬼の共存という大きな問題にサリーたちは立ち向かっていくことになります。

ピーチボーイリバーサイド|少年マガジンR|講談社コミックプラス

ピーチボーイリバーサイドがシャッフル版は失敗?放送された理由を考察

ここでは『ピーチボーイリバーサイド』のシャッフル版は失敗したということについて見ていきましょう。なぜ『ピーチボーイリバーサイド』のシャッフル版が放送されたのかという理由を考察するファンも多くおり、原作ファンからは賛否の声が集まっています。『ピーチボーイリバーサイド』のテレビアニメ化は多くのファンが待望してただけに、構成の変更は『めちゃくちゃになった』とファンの不評を買ってしまいました。

理由①シャッフルすることでアニメ最終回に最適なシーンになるため

『ピーチボーイリバーサイド』がシャッフル版になった理由①は『シャッフルすることでアニメ最終回に最適なシーンになるため』です。監督である上田繁は原作からエピソードの順番をシャッフルした理由を『原作が未完なため』と明かしています。未完の原作をアニメ化するとどうしても中途半端な最終回になってしまいます。そのため最終回を分かりやすく描くためにシャッフルしたと語っています。

原作のストーリーはサリーを中心に物語は入り組んでいき、キャラクターたちの事情や価値観が複雑になっていくことでも知られています。そのため1クールしか放送しないと決まった時にはファンに不安視されました。最適なダイナミックなシーンがあるエピソードをテレビアニメ最終回に持ってくるためにシャッフルしたと説明していますが、ファンには『めちゃくちゃになった』と不評となってしまい、失敗に終わりました。

監督は原作の第一話をアニメの第一話にしてしまうと最終回では伏線が回収できないため、『そのままアニメで再現するのは、とてもリスキーでした』と語っています。シャッフルすることでアニメ最終回に最適なシーンになると考えていたことを明かしましたが、監督は確証があったわけではないとも、明かしていて失敗に終わることもある程度想定したことが示唆されています。

理由②主人公がサリーであることを強調するため

『ピーチボーイリバーサイド』がシャッフル版になった理由②は『主人公がサリーであることを強調するため』です。原作通りで進めた場合、第1話はミコト目線、第2話はサリー目線となっていて、一見するとミコトが主人公なのではと勘違いする人も多くなってしまいます。「主人公はサリーなんだ」ということをファンに認識させるために第一話をサリーの物語から始めたことも明かしています。

タイトルが「ピーチボーイ」ということで桃太郎が主人公であると勘違いすることも想定されていました。しかし、サリーが主人公であることは原作を進めればわかりますが、アニメではより分かりやすくしたいという制作側の意図があったと明かされています。「サリーを主人公にするにはどうすべきか?」ということを考えてこのような構成にしたとインタビューなどで語っていました。

ピーチボーイリバーサイドが炎上した理由はなぜ?意味不明でめちゃくちゃだから?

ここでは『ピーチボーイリバーサイド』が炎上した理由はなぜなのかを見ていきましょう。テレビアニメ版は時系列がめちゃくちゃと言われてしまったり、内容が意味不明と言われてしまったりするなど様々な点で不評と言われています。『ピーチボーイリバーサイド』は漫画が熱狂的な人気を獲得しているので、テレビアニメの構成はファンには納得のいかないものだったと考えられています。

炎上理由①シャッフル版と時系列版がある

『ピーチボーイリバーサイド』の失敗・炎上理由①は『シャッフル版と時系列版がある』です。時系列がめちゃくちゃだと言われてしまったのはシャッフル版と時系列版が存在するからです。本放送では時系列をめちゃくちゃにしたと言われてしまっているシャッフル版が放送され、『意味不明』だと酷評されました。その後、時系列版と言われる原作に近い時系列での放送がdアニメストア限定で配信されたために、ファンは混乱しました。

順番がめちゃくちゃにされたと言われてしまい、意味不明と言われたシャッフル版ですが、時系列版を見ても原作通りというわけにはいかないので意味不明な構成とファンの不評を買い、大炎上してしまいました。シャッフル版と時系列版があることで混乱するファンも多く、意味不明な構成になってしまったのは製作側の意図があってのものと後に明かしています。

炎上理由②キャロットが唐突に味方になる

『ピーチボーイリバーサイド』の失敗・炎上理由②は『キャロットが唐突に味方になる』です。キャロットが唐突に味方になる展開は意味不明だと言われてしまい、時系列をめちゃくちゃにしたためにこうしたことが起こったと炎上してしまいました。原作ではこうした経緯がしっかりと描かれていて違和感がありませんが、時系列をめちゃくちゃにしてしまったためにアニメのみを見ている人には意味不明と言われてしまいました。

シャッフル版ではこのキャロットが変化していく様子を描くのは少し後のエピソードになるために、この時点では『すごく薄っぺらく感じる』というファンの声が多く挙がりました。このめちゃくちゃとも思える展開には『意味不明』というファンが多くいて、『めちゃくちゃ』と炎上してしまっているのもこうした細かい構成がないがしろにされてしまったからだと考えられています。

炎上理由③ミコトと皇鬼の選択が何週間も放置される

『ピーチボーイリバーサイド』の失敗・炎上理由③は『ミコトと皇鬼の選択が何週間も放置される』です。ミコトと皇鬼の選択が何週間も放置されるという展開もめちゃくちゃと言われていて、アニメのみのファンには意味不明と言われてしまいました。シャッフル版第3話の最後にはサリーはある提案をされています。ミコトから「私と一緒に行きましょう すべての鬼を討ち滅ぼすために!」と言われ戸惑うサリーが描かれます。

さらには皇鬼からは「君と僕が手を取り合えば鬼と人との共存は必ず実現できる」という提案をされ、板挟みになってしまいます。サリーはこの回答をする前に、数週間もの間サリーの旅が描かれます。この展開が意味不明であると言われてしまい、時系列をめちゃくちゃにしたことがその要因となってしまいました。ミコトと皇鬼の選択が何週間も放置されるという展開は最大の失敗ともいわれています。

炎上理由④ミリアの登場

『ピーチボーイリバーサイド』の失敗・炎上理由④は『ミリアの登場』です。時系列がめちゃくちゃにシャッフルされてしまったことで突然現れるラクターも出てきてしまいました。この失敗を表現しているキャラクターにミリアがいます。ミリアはいきなり登場しミコトと仲良く食事をしているシーンが描かれていて、アニメしか見ていない人にとってはミリアの存在は意味不明なものになってしまいました。

武術大会がその後描かれていますが、「鬼力を失くすとこんなに弱くなるのか」と自分の非力さに失望するシーンがあります。アニメのみを見ているとどうして鬼の力を失ったのかは描かれておらず『なぜ元鬼がミコトと一緒にいたのか』や『なぜ力を失ったのか』など新たなる疑問が出るというファンにとっては意味不明な展開が続いていくことになってしまいます。時系列をめちゃくちゃにしたためこうした失敗が起こってしまいました。

炎上理由⑤緊張感がない

『ピーチボーイリバーサイド』の失敗・炎上理由⑤は『緊張感がない』です。緊張感がないというはアニメ版の最大の失敗と言われています。時系列をめちゃくちゃにシャッフルすることの最大の失敗は『結論を先に視聴者が知ってしまう』ということです。数々のピンチがサリーの旅には巻き起こりますが、その先の展開を先に描いているので死んだりすることはないということはネタバレした状態になってしまいます。

こうしたことが『緊張感がない』と言われる最大の原因であり、シャッフルが失敗と言われる原因となっています。視聴者側に緊張感が欠けてしまうことでファンタジーバトルモノとしてのハラハラドキドキ感がそがれてしまったと酷評する声もあり、『ピーチボーイリバーサイド』の面白さそのものをなくしてしまったというファンもいるほどの失敗とも言われています。

ピーチボーイリバーサイドのシャッフル版(オンエア版)と時系列版の順番

ここでは『ピーチボーイリバーサイド』のシャッフル版(オンエア版)と時系列版の順番を紹介していきましょう。シャッフル版(オンエア版)と時系列版の二つはファンにも議論になっていて、放送されるエピソードの順番はファンにも必見となっています。『ピーチボーイリバーサイド』のシャッフル版(オンエア版)と時系列版の順番はアニメを楽しむ上でも知っておいた方がいい情報と言われています。

ピーチボーイリバーサイドの時系列版の順番

ここでは『ピーチボーイリバーサイド』の時系列版の順番を見てきましょう。オンエア版では4話に当たるエピソードが第一話になっていて、サリーとミコトの出会いが描かれています。時系列版の順番はコミックスの順番に近く、より見やすい構成になっています。フラウやホーソンとの出会いなどサリー側のエピソードが描かれているオンエア版1話、2話が時系列では2話、3話になるというように順番が入れ替えられています。
 

『ピーチボーイリバーサイド』の時系列版の順番を列挙してきます。シャッフル版と言われている『オンエア版』を時系列順に変えるため、第1話から順番にオンエア版第4話、オンエア版第1話、オンエア版第2話、オンエア版第7話、オンエア版第11話、オンエア版第12話とサリーの物語が描かれていきます。このあたりから徐々にも物語の伏線がつながっていきます。

そしてオンエア版第5話、オンエア版第6話、オンエア版第3話、オンエア版第8話、オンエア版第10話と続いていき、オンエア版9話が時系列版の順番では最終話ということになります。こうした順番の方が原作により近いため、ファンにも好評を博しました。

ピーチボーイリバーサイドのシャッフル版(オンエア版)の順番

『ピーチボーイリバーサイド』のシャッフル版(オンエア版)の順番を紹介してきます。オンエア版は原作や時系列版よりもアニメ最終回に向かって分かりやすくなるように構成されています。主人公であるサリーの存在を際立たせるための処置であり、時系列版第2話が第1話『元姫と卯人』に改変されていて、サリーの存在感を増しています。

その後、第2話『鬼と人間』、第3話『サリーと岐路』、第4話『姫と桃』、第5話『フラウと吸血鬼』と続いていき、時系列を行ったり来たりしながら第6話『キャロットとミリア』、第7話『種族と居場所』、第8話『仲間と仲間』、第9話『ミコトとミコト』、第10話『戦禍と恨み』、第11話『理想と現実』と描かれていきます。そして、最終回となる第12話『決意と別れ』でクライマックスを迎えるように作られています。

ピーチボーイリバーサイドのアニメ主題歌

ここでは『ピーチボーイリバーサイド』のアニメ主題歌について見ていきましょう。『ピーチボーイリバーサイド』はシャッフルの件でファンから酷評されてしまっていますが、それ以外の点ではアニメファンに好評を博していることでも知られています。意味不明と言われた本作もアニメ主題歌は絶賛されていて、オープニングテーマやエンディングテーマも作品のイメージにピッタリだと絶賛されたことも話題になっています。

ピーチボーイリバーサイドのOP主題歌

ここでは『ピーチボーイリバーサイド』のOP(オープニング)主題歌を見ていきましょう。『ピーチボーイリバーサイド』のOP(オープニング)主題歌に起用されたのは日本の音楽プロデュース・チーム「Q-MHz(キュー・メガヘルツ)」と鈴華ゆう子がタッグを組んだ楽曲「Dark spiral journey」であり、作詞・作曲・編曲はQ-MHzが担当していて作品のイメージにピッタリのオープニングだと絶賛されています。

ピーチボーイリバーサイドのED主題歌

ここでは『ピーチボーイリバーサイド』のED(エンディング)主題歌を見ていきましょう。『ピーチボーイリバーサイド』のED(エンディング)主題歌に起用されたのはミテイノハナシによる「夜を越える足音」であり、作詞・作曲はAru.、編曲はThe Cheshireが担当しています。『ピーチボーイリバーサイド』のメッセージ性の高さに合わせたメッセージ性の強い楽曲としてファンにも好評を博しています。

ピーチボーイリバーサイドのシャッフル版に関する感想や評価

ここではテレビアニメ『ピーチボーイリバーサイド』のシャッフル版に関するネット上の感想や評価などを見てきましょう。テレビアニメ『ピーチボーイリバーサイド』のシャッフル版はファンの間でも議論になっていて、シャッフル版は賛否両論であるとネット上でも囁かれています。そのためテレビアニメ『ピーチボーイリバーサイド』のシャッフル版に関する感想や評価はネット上でも数多く集まっています。

シャッフル版の評価は最悪?

『ピーチボーイリバーサイド』のシャッフル版の評価は最悪と酷評されてしまっています。ネット上には『アニメのピーチボーイリバーサイド、シャッフルは本当最悪だった』という声や『ピーチボーイリバーサイドは面白いんだけど、オンエア版の時系列シャッフルの意味が分からな過ぎる。 ただ見にくいしだけだし』という声、『ピーチボーイリバーサイド結構面白いのにシャッフルのせいで最悪』という声が挙がっています。

シャッフル版にはシャッフルの仕方が悪かった?

シャッフルの仕方などにも賛否が分かれています。ネット上には『シャッフルが悪いんじゃない、シャッフルの仕方が悪すぎたんだ』という声や『シャッフルがあれこれ言われてたけど、俺はこういう見せ方、結構好きだから、あえて時系列版は観ないようにしてる』という声、『時系列シャッフルも演出したいものがあるのかと思ったけど、結局わかりづらいだけだった』という声が挙がっています。

シャッフル以外の点は高評価!

シャッフル以外は好評を博しています。ネット上には『作画も、曲も、全て申し分なかったけど、時系列シャッフルで全て台無しになった感じ』という声や『シャッフル放送とか訳分からんことしなければなぁ。原作や作画良かった分すごい残念』という声、『まさかこんなに作画の安定した作品になるとは。シャッフルも悪い方向にしか働いていないけど、女性キャラの可愛さと一枚絵の安定感』という声が挙がっています。

最終回まで見ると納得するファンも?

最終回まで見ると納得するファンもいると言われています。ネット上には『今話で最終回。 スタッフの皆さんお疲れ様でした! さて、監督さんが話の順番をシャッフルにした理屈についてなんとなくわかった』という声や『OA版の最終回、締め方としては時系列版よりかは良かった』という声、『最終回を見て、監督がなぜ時系列シャッフルに拘ったか理解はできた。しかし同意はしない』という声が挙がっています。

ピーチボーイリバーサイドのシャッフル版まとめ

今回は大ヒット漫画『ピーチボーイリバーサイド』の基本的な情報やシャッフル版、シャッフル版はなぜ失敗したのかという考察、なぜ炎上したのかという理由、シャッフル版(オンエア版)と時系列版の順番、アニメ主題歌、ネット上の感想などを紹介してきました。『ピーチボーイリバーサイド』はテレビアニメがネット上でも賛否が巻き起こったことでも話題になっています。意味不明と言われることも多く、大炎上してしまいました。

『ピーチボーイリバーサイド』は漫画版が高評価を獲得していて、多くのファンがアニメ化を期待していた作品でもあります。そのためアニメ化した際のシャッフルには『なぜこんなことになったのか』と多くのファンが酷評する声を上げていました。なぜ炎上したのかという理由やシャッフル版(オンエア版)と時系列版の順番などにも注目して、大ヒット漫画『ピーチボーイリバーサイド』をお楽しみください。

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