【ピーチボーイリバーサイド】サリーがかわいい！正体・強さやタコとの関係は？

ピーチボーイリバーサイドの主人公として活躍し、かわいいと人気を集めているのがサリーです。今回はそんなサリーについてまとめて紹介していきます。

サリーが活躍するピーチボーイリバーサイドは2008年から新都社が運営するウェブコミック配信サイト「週刊ヤングVIP」にて連載されているweb発のバトルマンガです。web漫画としては驚異的となる更新速度で更新された事もあり高い人気を獲得した作品で、新都社のランキングにて総コメント数ランキング1位を獲得したほどの作品になっています。

その後一時期更新が停止した後、2015年からは講談社の「少年マガジンR」にてリメイク版として同盟の「ピーチボーイリバーサイド」として連載が開始、2021年にはアニメ化も行われるなどした作品です。

架空のヨーロッパを舞台にした世界、そこは人々を脅かす鬼や魔物といった存在が跳梁跋扈していました。アルダレイクの姫にして外の世界に憧れを持つサリーは旅をしてきたというミコトに出会いアルダレイクを案内しながら旅の話を聞く一方で、爺鬼が城に襲来、生贄を差し出すように王に迫るのでした。

サルトリーヌ・アルダレイク、通称サリーはピーチボーイリバーサイドの主人公で16歳の少女です。初登場時はツインテールにまとめた長い髪が特徴的でしたが旅に出る際に覚悟の証としてショートヘアになりました。その見た目はかわいいと言われ、国内でも人気の姫でしたが、本人は外の世界に強い憧れを持っていました。ただし王や臣下が止めていた為に外の知識はほとんど持っておらず、常識に囚われないのが特徴になっています。

その性格はわがままな一面ももちながらも明るく無防備で優しい性格をしています。ちなみにサリーの本名サルトリーヌはピーチボーイリバーサイドの主題になっている童話「桃太郎」に登場する三匹の動物「猿」「鳥」「犬」を組み合わせたものになっています。

サリーといえばその巨乳に目がいく人も多いキャラクターですが、サリーを含むピーチボーイリバーサイドのキャラクターは残念ながらスリーサイズの設定については公表されていません。ただサリーについては元々はそこまでの大きさではなく、リメイク前の作品の1話ではかなりスラッとした体型で描かれていました。リメイク版ではその巨乳が際立つ描写も増えており、他のキャラクターと比較してもかなりの巨乳のキャラクターになっています。

サリーは元々鬼の被害も及ばない平和な国のお姫様でした。元々外の世界に強いあこがれを持っていたサリーですが、直接的に旅に出る事になったのがミコトとの出会いです。ミコトに話を聞き、ミコトに付いていきたいと考えますが、そんな中で国に現れたのが鬼でした。サリーはミコトが鬼を切り倒す現場に遭遇、その悲惨さに気を失ってしまいます。

目を覚ました時、既にミコトは国を離れていました。しかしミコトとの出会いはサリーに強烈なインパクトを与え、父王の許可を得て旅に出る事にしたのです。

このように旅のきっかけになったミコトに対しサリーは特別な感情を抱いています。旅先でも当初はミコトの影を追い、実際にミコトの痕跡を見聞きすると嬉しそうな表情を浮かべる程でした。旅先でミコトに再会した時にも度々ミコトに合流を打診する程なので恋心があると言われても不思議ではない形で描かれています。

ただしピーチボーイリバーサイドにおいて明確にサリーがミコトへの恋愛感情を表明したり周囲がそれを認知、指摘するようなシーンはなく、特別な感情こそ抱いているものの、それが恋愛感情なのか憧れに近い感情なのかは不明になっています。

お色気シーンはそこまで多くないピーチボーイリバーサイドですが、そんな作品においてお色気シーンにもなっているのがサリーがタコに抱えられるトラウマシーンです。実はサリーはまだ幼い頃、初めて見たタコに手足を絡まされた経験を持っています。この経験がトラウマとなり以降のサリーはタコが苦手になり、タコを見ると必要以上に絡まれる妄想をしてしまうようになってしまうのでした。

元々姫として育ち武術の心得などはなかったはずのサリーですが、ピーチボーイリバーサイド作中にてリムダールにて国を襲った鬼、セトと対面した際にはセトの腕を吹き飛ばし倒す程の強さを発揮しています。ただ当初はこの力について、無自覚で使用しており、使っている時の記憶もない程でした。

サリーの強さが発揮されるシーンでは右目に桃のマークが描かれます。これがサリーが強さを発揮している状態にあり、逆にいえばこの力が発動しなければサリーは戦う力を持たないか弱い少女になっています。逆に右目だけでなく両目にこの桃のマークが現れた際には物理法則にすら抗う事が出来る程の強さを発揮するなどサリーがなんらかの力を持っているのは確実です。

ピーチボーイリバーサイドの中でもサリーとミコトだけが持つ桃の力ですが、その正体は未だに明らかになっていません。ただこの能力はサリー自身にも大きくストレスを感じるようで、能力を使う際には「チルディ」と呼ばれる別人格が表に出ている事も明らかになっています。

記憶も共有されない為、サリー自身もチルディの存在は認識していませんが、サリーが力を使ってセトを倒した際に「記憶にない」としていた謎の正体はチルディが入れ替わっていたからである事が明らかになっています。またチルディの性格は真性のサディストであり、力を使う事に強い快感を覚えている事、サリーが鬼を倒す際に見せる狂気の笑みの正体である事も明らかになっています。

アニメピーチボーイリバーサイドにて主人公サリーの声優を担当したのが白石晴香さんです。2007年から舞台女優として活躍していましたが、2011年に映画「コクリコ坂から」にて松崎空役で声優デビューを果たすと以降は声優としての仕事が多くなりました。

白石晴香さんがこれまでに演じたキャラクターとしては「干物妹！うまるちゃん」の本場切絵役、「ゴールデンカムイ」のアシリパ役、「ぼくたちは勉強ができない」の古橋文乃役、「終末のハーレム」の周防美来役、「失格紋の強賢者」のアルマ＝レプシウス役、「ヒーリングっど♥プリキュア」のラテ役、「毛玉のゴンじろー」の毛咲舞役、「俺を好きなのはお前だけかよ」の日向葵役などを演じています。

ここからは既にピーチボーイリバーサイドを視聴した人のサリーについての感想をネタバレありで紹介していきます。サリーは見た目もかわいいと人気ですが、その見た目の中でも意見が別れているのが髪型です。姫時代のロングが良かったという感想も見られ、旅に出てからのショートヘアよりもロングヘアのほうが似合っているという声もある程になっています。

サリーは見た目のかわいさはもちろんながら等身大に現実に向き合おうとしているのが良いという感想も多いです。本人も自覚がある程に矛盾を抱えた発言が多く、それが却って状況になんとか対応しようとしている姿に見えるのが良いという声も多くなっています。

サリーの正体についても気になるという声が非常に多くなっています。同じ鬼を倒す力を持ちながら両目が桃のマークになるミコトと違い、右目だけにマークが出る謎や、そもそもの正体など長く連載している作品ながらも未だに謎になっているものも多く、それらのヒミツを早く知りたいという声も多く見られます。

ピーチボーイリバーサイドのサリーはかわいい見た目と右目に桃のマークが現れる鬼を倒す力とのギャップで人気を集めるピーチボーイリバーサイドの主人公です。見た目はもちろんながら、状況になんとか対応しようとして矛盾する発言や行動の指針のブレなどあまり主人公らしくない主人公としても人気を集めており、同時に右目のマークなど謎の多いキャラクターになっています。

ピーチボーイリバーサイドは2022年3月現在も連載中の作品であり今後、右目に宿る力の正体なども明らかになると考えられているのでまだピーチボーイリバーサイドを視聴していない人はかわいいサリーに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？