2022年02月25日公開
2022年02月25日更新
【ゴールデンカムイ】シマエナガ回の結末と元ネタは?何巻何話に収録されてる?
大人気漫画ゴールデンカムイの作中で驚くべき結末を迎えたシマエナガ回。漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回とは主人公の杉元佐一と鳥のシマエナガを描いた箸休め回です。漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回は最初から結末まで「ドラえもん」や映画「ミスト」を元ネタにしており、話題となりました。ではそんなシマエナガ回は漫画ゴールデンカムイの何巻に収録されたのでしょうか。本記事では漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回について何巻に収録されたのかや結末、元ネタの「ドラえもん」と「ミスト」などをご紹介していきます。
目次
ゴールデンカムイとは?
最近気になって見始めた
— RED (@red__memory) October 24, 2021
ゴールデンカムイ
設定とキャラのメリハリが面白い
アニメの第1期は見終わったので
編集が落ち着いたら第2期を見ます
個人的に今好きなキャラは
白石ですw
チタタプチタタプ pic.twitter.com/NlZLqoNu16
2022年2月現在、「週刊ヤングジャンプ」で連載されている漫画ゴールデンカムイ。「週刊ヤングジャンプ」で連載されている漫画ゴールデンカムイは日露戦争の終結後を描いた歴史サバイバルバトル作品であり、2022年2月現在までに累計発行部数が1800万部を記録するほど非常に高い人気を博しています。そんな大人気漫画ゴールデンカムイは主人公の杉元佐一達が空知川という場所を訪れた際、箸休めとなるシマエナガ回が描かれました。
漫画ゴールデンカムイの箸休め回であるシマエナガ回は杉元佐一とかわいい鳥・シマエナガの交流が描かれており、最終的にシマエナガを食べるという悲しい結末を迎えます。悲しい結末を迎える漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回は「ドラえもん」や映画「ミスト」を元ネタにしているため、何巻に収録されたのか気になるといった声が寄せられています。本記事ではそんなシマエナガ回について結末や何巻なのか、元ネタなどをご紹介します。
ゴールデンカムイの概要
そうそう。出たね〜。#ゴールデンカムイ 28巻。縁が巡って佳境に入ってきて嬉しいんだけど、終わりへ向かうってのは、それはそれで少し切ない。#金神 pic.twitter.com/9hYv24AMRi
— 鵜沼 聡志🍷ソムリエX (@Vino696) December 17, 2021
ではシマエナガ回の結末や何巻に収録されたのか、元ネタの「ドラえもん」と「ミスト」などをご紹介する前に、シマエナガ回が収録された漫画ゴールデンカムイの作品情報とストーリーのあらすじについて簡単にご紹介していきます。シマエナガ回が描かれたゴールデンカムイとは野田サトルが描く「週刊ヤングジャンプ」の漫画作品です。漫画ゴールデンカムイは2014年に「週刊ヤングジャンプ」で連載が始まり、2022年2月現在も続いています。
2022年2月現在も連載が続く漫画ゴールデンカムイは明治末期の北海道を舞台に、金塊を巡る主人公・杉元佐一のサバイバルと戦いを描いた作品であり、2022年2月現在までに合計28巻の単行本が刊行されています。そんな漫画ゴールデンカムイは歴史・アイヌ文化・狩猟を奥深く描いた作品となっており、1800万部を超える累計発行部数を記録するほど高い人気を博しています。この人気から本作は3期に渡るアニメ化が行われました。
ゴールデンカムイのあらすじ
ゴールデンカムイ1巻、読ませていただきます pic.twitter.com/pPJBnFZgPB
— プラ (@splatoon_exMET) June 7, 2021
時は明治末期の北海道。杉元佐一は兵士として日露戦争の大激戦地「203高地」を生き延び、親友との約束で幼馴染みの梅子を救うため、北海道の地で砂金を集める生活を送っていました。そんなある日、杉元佐一は24人の脱獄囚がアイヌ秘蔵の金塊の場所を示す刺青を掘っていることを知ります。それを知った杉元佐一は歓喜し、ヒグマに襲われた際に出会ったアイヌの少女・アシリパに協力を求め、金塊を巡る戦いに身を投じるのでした。
ゴールデンカムイのシマエナガ回とは?何巻何話に収録?
シマエナガ回とは?何巻何話に収録?
ゴールデンカムイ23巻、情緒が忙しい。ゴールデンカムイを読むといつも情緒が忙しい。退場者に哀悼を。新しい命に祝福を。 pic.twitter.com/n7bBbbe9cf
— 愚鈍 (@po_iz) September 18, 2020
ではここからは漫画ゴールデンカムイの箸休め回・シマエナガ回の何巻に収録されたのかや話題になった理由についてまとめてご紹介していきます。本記事で結末や何巻に収録されたのかなどをご紹介するシマエナガ回とは杉元佐一と北海道の鳥・シマエナガの交流を描いた物語であり、漫画ゴールデンカムイの箸休め回といわれています。なので漫画ゴールデンカムイの本編にシマエナガ回はあまり繋がりがなく、完全に独立しています。
シマエナガ回の中心となるシマエナガとは北海道に生息している鳥綱スズメ目エナガ科エナガ属の鳥であり、真っ白でまん丸としたかわいい見た目が特徴となっています。このかわいい見た目からシマエナガは度々メディアに取り上げられており、鳥好き以外の方からも非常に高い人気を博しています。シマエナガの可愛さだけを見ると、漫画ゴールデンカムイに描かれたシマエナガ回は非常にほのぼのとしたストーリーのように感じます。
ゴールデンカムイのシマエナガ回を読みました
— かに (@Bananabuton) August 22, 2021
「チピィッ!!」って鳴くの可愛いね
可愛いね… pic.twitter.com/JJmJFcsI3I
しかし漫画ゴールデンカムイはかわいい動物達が普通に死んでしまう作品です。そのため漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回は非常に悲しい結末を迎える回として有名となっています。ただそれにより読者の注目を集めており、ネット上にはシマエナガ回が描かれたのが何巻なのか気になるといった声が数多く寄せられています。ではそんな漫画ゴールデンカムイファンから注目を集めるシマエナガ回は何巻に描かれた物語なのでしょうか。
シマエナガ回が描かれたのは漫画ゴールデンカムイの第228話です。これは漫画ゴールデンカムイの単行本23巻に収録されています。漫画ゴールデンカムイの22巻で樺太から脱出した杉元佐一やアシリパ達は海賊房太郎という刺青を持った囚人の居所を知ります。これに杉元佐一達は23巻で海賊房太郎を探すため、北海道の空知川を訪れました。この単行本23巻で漫画ゴールデンカムイの箸休め回となるシマエナガ回は描かれました。
シマエナガ回が話題になった理由
#ゴールデンカムイ のシマエナガ回はいいぞ… pic.twitter.com/BtYs1PBjL8
— レイオン (@reion0114) September 16, 2021
上述でご紹介した通り、シマエナガ回は漫画ゴールデンカムイの単行本23巻の228話に収録された箸休め回です。いわばシマエナガ回はおまけのようなものであるため、漫画ゴールデンカムイの本編より知名度が低いように見えます。しかしシマエナガ回は漫画ゴールデンカムイのストーリーの中で2022年2月現在非常に話題となっています。実際Googleの予測変換でシマエナガと入力すると、漫画ゴールデンカムイが予測変換されます。
またTwitterでも話題になっており、漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回に関わるツイートが多数載せられています。ではなぜシマエナガ回は箸休め回であるのに、漫画ゴールデンカムイファンの間で話題となっているのでしょうか。漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回が話題となっているのは2つの理由が挙げられます。まず1つ目の理由が杉元佐一の姿と結末です。当初杉元佐一は愛くるしいシマエナガにときめき、夢中になりました。
昨日ゴールデンカムイの話をしてたので、一昨年?に撮影したウパシチリ(シマエナガ)くん pic.twitter.com/KbB7z1gMSF
— lovesemps (@lovesemps) August 4, 2021
しかしシマエナガに夢中になりすぎて杉元佐一はアシリパとはぐれてしまい、一週間以上霧の中でサバイバル生活を送ることになります。1週間のサバイバルで杉元佐一は空腹に悩まされ、情緒不安定な姿を見せます。そこで杉元佐一はシマエナガを食べて生き抜くことを決意し、羽をむしってシマエナガを口にします。かわいいシマエナガが杉元佐一に食べられる結末は非常に衝撃的な内容であり、シマエナガ回が一躍話題となりました。
2つ目の話題となった理由は元ネタにあります。漫画ゴールデンカムイははっきりと公表していないのですが、「ドラえもん」と映画「ミスト」を元ネタにしてシマエナガ回を描いています。そのためシマエナガ回は「ドラえもん」と映画「ミスト」のパロディ要素が数多く織り込まれています。元ネタの「ドラえもん」と映画「ミスト」は両方とも大人気作品です。シマエナガ回はそんな大人気作品のパロディなので、話題となった大きな理由といえます。
ゴールデンカムイのシマエナガ回のあらすじ結末をネタバレ
ネタバレ①怪我をしたシマエナガを保護した杉元
シマエナガはゴールデンカムイを思い出す🤣 pic.twitter.com/sEFu4THsrw
— Mナナ (@Cj96rY8) January 15, 2022
ではここからは漫画ゴールデンカムイの箸休め回であるシマエナガ回の結末についてネタバレ紹介していきます。漫画ゴールデンカムイの22巻で樺太から脱出した杉元佐一やアシリパは刺青の持ち主・海賊房太郎を追い、空知川という場所を訪れます。この時杉元佐一は松田平太との戦いで傷を負っており、周囲に霧も立ちこめていました。アシリパは危険だと判断してコタン(集落)へ行き、杉元佐一と霧が晴れるのを待つことにします。
この時杉元佐一は北海道の鳥であるシマエナガを発見し、その可愛さにお母さんのような口調になるほど興奮します。興奮した杉元佐一は「ウパシちゃん」という名前を付け、かわいいシマエナガを保護しました。その後杉元佐一は気付かない内にアシリパと離ればなれになってしまい、シマエナガと一緒にアシリパを待つことにします。しかし1週間以上経ってもアシリパが迎えに来ず、シマエナガ回は驚愕の結末を迎えることになりました。
ネタバレ②シマエナガを食べることを決意
#ゴールデンカムイ
— U・ω・)わんこ (@wankakoa) September 13, 2021
228話 シマエナガ
何度も見てしまうくらい好き。
シマエナガが本当にかわいくて心に刺さる。
ゴールデンカムイ知らない人も、いまから全部読むの大変、って人も、228話だけでもいいから見て。https://t.co/Vgl8WeGWUd pic.twitter.com/wHMlcn5HTY
漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回でシマエナガに夢中となり、アシリパと離ればなれになってしまった杉元佐一。霧の中でアシリパと別れてしまったので、杉元佐一は遭難したも同然です。過去に激戦を生き残った杉元佐一は遭難を特に問題視せず、食料をシマエナガにあげるなど余裕の表情を見せます。これはアシリパが迎えに来ると考えていたからでした。しかしアシリパは1週間以上経っても杉元佐一を迎えに来ませんでした。
もちろん杉元佐一はシマエナガに食料をあげていたので、1週間以上耐えれるほどの食料を持ち合わせていません。さらに霧が一切晴れず、杉元佐一は余裕が無くなってしまいます。余裕が無くなった杉元佐一は空腹に苦しみ、情緒不安定な状態になってしまいました。この時杉元佐一は苦しみの中で自分が「不死身の杉元」であることを思い出します。杉元佐一は元々、生への執念が凄まじいことから「不死身の杉元」とあだ名されました。
シマエナガがトレンド入りしてると聞いて...#シマエナガ#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/KJSoTt0hAL
— ネットミームおじさん (@NatunagiK) February 20, 2022
自身の生への執念を思い出した杉元佐一はある決断をします。それはシマエナガを食べ、生き残るという決断でした。決意を固めた杉元佐一は狂気に満ちた表情を浮べながら必死に謝り、殺したシマエナガの羽をむしります。そして杉元佐一はシマエナガを食します。しかしその瞬間アシリパが現れ、杉元佐一は無意味にシマエナガを殺したことに絶望しました。この杉元佐一の絶望でシマエナガ回は結末を迎えることになりました。
ゴールデンカムイのシマエナガ回の元ネタ
元ネタ①ミスト
昔友達に面白い映画を紹介してほしいと言われたので「最後は危機一髪の所で軍隊が主人公の元に超かっこよく駆けつけてくれる映画だよ!」って紹介した翌日、友人に「もうお前の紹介した映画は見ない」と真顔で言われました。人に映画を紹介するのは難しいんですよ。
— おろちゅりおん (@OROchuri) March 21, 2021
ミストって言うんですけどね。 pic.twitter.com/jd1WoFgfdv
ではここからは漫画ゴールデンカムイの箸休め回であるシマエナガ回の元ネタについてご紹介していきます。上述で少しご紹介した通り、漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回は2つの作品を元ネタにしています。まず1つ目の作品は「ミスト」です。シマエナガ回の元ネタとなった「ミスト」とは2007年に公開されたアメリカの映画であり、1980年の小説「霧」を原作として霧の中で人々が怪異によって秩序を失う姿を描いた作品となってます。
SFホラー映画「ミスト」は日本でも2008年に公開されており、全世界で5728万ドル以上の興行収入を記録するほど高い人気を博しています。そんな映画「ミスト」は霧の中で絶望した主人公が仲間や息子を殺し、その直後に助けが来て絶望する結末を迎えます。一方シマエナガ回は映画「ミスト」と同じ世界観を舞台に、そっくりな結末が描かれています。なのでシマエナガ回は映画「ミスト」を元ネタにしているといっていいでしょう。
元ネタ②ドラえもんの「無人島へ家出」
Outer Wildsスイッチ版を待つ人の気持ち(引用:『ドラえもん』14巻「無人島へ家出」) pic.twitter.com/wYh6otCiYz
— 砂義出雲 (@sunagi) December 16, 2021
2つ目にご紹介する漫画ゴールデンカムイの箸休め回・シマエナガ回の元ネタは「ドラえもん」です。「ドラえもん」とは1969年から続く藤子・F・不二雄のメディアシリーズ作品であり、日本を代表する漫画として前世界で高い知名度を誇っています。「ドラえもん」は児童向けの作品となっており、子供を中心に高い人気を博しています。なので一見悲しい結末を迎えるシマエナガ回は「ドラえもん」を元ネタにしていないように見えます。
しかし「ドラえもん」には「無人島へ家出」というシマエナガ回そっくりな話があります。「無人島へ家出」は主人公ののび太が無人島に家出するものの、何年も1人でサバイバル生活を送ることになります。そして救助が来ない日々でのび太は不安を抱え、杉元佐一のように情緒不安定になってしまいます。そんな「無人島へ家出」はセリフからコマ割りまでシマエナガ回と非常に似ており、シマエナガ回の元ネタになったといわれています。
ゴールデンカムイのシマエナガ回に関する感想や評価
ゴールデンカムイ怖いシーンいっぱいあったけど、228話「シマエナガ」がトラウマになった
— きいち (@hutooo) February 23, 2022
漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回に関する感想ではシマエナガ回がトラウマになったといった感想が多く寄せられていました。漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回は当初、かわいいシマエナガの姿を描いた話かと思われました。しかしシマエナガ回はシマエナガが殺され、杉元佐一に食べられるという衝撃的な結末を迎えます。この結末からシマエナガ回は多数の漫画ゴールデンカムイファンにトラウマを与えています。
シマエナガの名前を見るだけで「ゴールデンカムイ」の例の回を思い出してしまう。
— 矢薙 (@yanaginga) February 20, 2022
漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回に関する感想ではシマエナガを見る度に思い出すといった感想も多く寄せられていました。確かにシマエナガは非常に愛くるしい姿をした北海道の鳥です。しかし上述でご紹介した通り、漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回は数多くの読者にトラウマを与えました。そのためシマエナガは漫画ゴールデンカムイファンからトラウマを思い出す動物として扱われています。
ゴールデンカムイの227話(シマエナガ)、映画のミストとそっくり。
— 毎日土曜日@自由な暮らし (@mainichidoyou) September 1, 2021
漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回に関する感想では映画「ミスト」にそっくりだといった感想も多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り、漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回とアメリカのSFホラー映画「ミスト」は世界観や結末が非常にそっくりとなっています。このことから漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回は映画「ミスト」を元ネタにしているといわれています。
ゴールデンカムイのシマエナガ回まとめ
タイトルロゴがドーン #goldenkamuy #ゴールデンカムイ #tokyomx pic.twitter.com/e2EA2UXryb
— ななりん@5号店 (@Nir7XD) April 16, 2018
本記事では漫画ゴールデンカムイのシマエナガ回について結末や何巻に収録されているのか、元ネタになった作品などをご紹介しました。単行本23巻に収録されているシマエナガ回は本編の休憩となる箸休め回です。しかし結末が非常に可哀想であり、多数の漫画ゴールデンカムイファンにトラウマを残しています。なのでもしご興味ある方は一度本記事をご参考にして頂き、結末に注意しながらチェックしてみて下さい。