【鬼滅の刃】下弦の壱・姑獲鳥（うぶめ）とは？人間時代の過去や血鬼術は？

下弦の壱の姑獲鳥(うぶめ)は漫画『鬼滅の刃』のスピンオフ小説『風の道しるべ』に登場した鬼であり、実弥の過去を描いたエピソードで壮絶な戦いを演じる鬼としてファンにも注目されています。その下弦の壱としての強さは圧倒的で、後に柱となる実弥の強さの原点が分かるエピソードとなっています。ここではまず『鬼滅の刃』と下弦の壱の姑獲鳥の基本的な情報をまとめていきましょう。

『鬼滅の刃』は劇場版アニメ『無限列車編』が日本国内での興行収入404億円を突破するという大偉業を成し遂げ、日本歴代興行収入第1位になったことで大きな話題になったことでも知られています。原作の大ヒットを受けて、テレビアニメ、劇場版アニメ、スピンオフ小説、ゲーム化など様々なメディアミックスが行われていて、圧倒的な人気と注目度を誇っています。ここでは『鬼滅の刃』の概要などをまとめます。

『鬼滅の刃(きめつのやいば)』は吾峠呼世晴によって描かれるダークファンタジーであり、『週刊少年ジャンプ』で2016年から約4年間連載された作品となっています。社会現象を巻き起こし、累計発行部数は1億5000万部を突破するメガヒット漫画として知られています。テレビアニメはメガヒットを記録し、劇場版『無限列車編』の大ヒットは大きな話題になりました。

さらに第二期となるテレビアニメ『遊郭編』が放送され、深夜帯にもかかわらず視聴率が10％を超えるなど大好評を博しました。第二期の終了後には『刀鍛冶の里編』の製作が決定していて第三期の製作決定はネット上でも大きな話題になっています。近年では日本では知らない人はいないというほどの作品になっていて、数多くのメディアミックスを成功させた作品として知られています。

竈門炭治郎は早くに父親を亡くしたために、父親の跡を継いで『炭焼き』をして生計を立てていました。大家族を長兄として支えるために責任感の強い性格に育ち、忙しいながらも幸せな生活を送っていました。しかし、ある日、家に帰った炭治郎は鬼に惨殺された家族を目にします。唯一生き残っていた妹・禰󠄀豆子は鬼になってしまい、炭治郎のことを襲ってきました。そこに現れたのは冨岡義勇という鬼殺隊の隊士でした。

ここでは姑獲鳥（うぶめ）のプロフィールを見ていきましょう。姑獲鳥（うぶめ）は「鬼滅の刃」の公式スピンオフ小説として出版された『風の道しるべ』で登場した鬼であり、作中より以前に存在した鬼です。本編より前の十二鬼月の一人であったことが判明していて、「下弦の壱」と上から7番目の強さを持っていました。着物を着た小柄な女性の鬼で子供への執着心の強さが鬼としての最大の武器となっています。
 

ここでは『鬼滅の刃』の下弦の壱の姑獲鳥の人間時代の過去をネタバレ紹介していきましょう。スピンオフ小説『風の道しるべ』は下弦の壱の姑獲鳥との壮絶な戦いを描いていますが、下弦の壱の姑獲鳥にも人間時代に悲しすぎる過去があることが判明しています。こうした敵として登場する鬼にも悲しい過去があるというのは『鬼滅の刃』の特徴でもあり、人気の理由にもなっています。

下弦の壱の姑獲鳥の人間時代の過去をネタバレ①は『若くして結婚する』です。姑獲鳥は人間時代の時には村でも評判の美人であったと言われています。弥栄という名であり、彼女は若くして結婚しました。相手は役者と見間違えるほどの容姿端麗な男性で、ふたりの間には紗江という娘も生まれて幸せな生活が待っていると弥栄は信じていました。

下弦の壱の姑獲鳥の人間時代の過去をネタバレ②は『豹変した夫を殺してしまう』です。しかし、そんな幸せも長くは続きませんでした。子供が生まれると夫は豹変して賭け事にハマり始めます。その賭博癖はだんだんひどくなり、ついには賭博場の女と愛人関係になってしまいます。そのことに気が付いた弥栄は夫を殺してしまいます。

そして、病弱な紗江と共に一人暮らしになった弥栄ですが、彼女は周囲からの同情とは裏腹に充実感を感じていました。周囲からかわいそうな女性と同情されることに快感を覚えていました。その快感を続けるためにその行動はエスカレートしていきます。娘の病気こそが彼女を「かわいそうな女性」にさせているので、この病気を引き延ばさなければと考えるようになります。

下弦の壱の姑獲鳥の人間時代の過去をネタバレ③は『娘の看病を続ける』です。娘の看病を続けている間は弥栄は『かわいそうな女性』でいられるので、娘は病弱でなくてはなりませんでした。そのため弥栄は娘を病気のままでいさせるように様々な行動を取ります。そして紗江はそんな母親から逃げるために彼女の元を脱出したところを見つかり、殺されてしまいます。

下弦の壱の姑獲鳥の人間時代の過去をネタバレ④は『鬼舞辻無惨と出会う』です。そして彼女が家に帰ると、ある人物が待っていました。そこには鬼舞辻無惨がおり、彼は『強い鬼になれる』と血を分け与えて弥栄は鬼になりました。鬼になった弥栄は娘の遺体を掘り返して、食ってしまいます。こうして彼女と永遠に一緒にいられると安心感を得ます。

それ以降、弥栄は姑獲鳥となって、病弱な子供たちを見つけては彼らに寄り添い死ぬまで見届けました。子供たちも彼女に親近感を抱いていて、死ぬ寸前まで親子のように暮らしていました。

ここからは下弦の壱の姑獲鳥の血鬼術や強さ・能力などを見てきましょう。下弦の壱の姑獲鳥は下弦の中でも最も強い鬼で、若き日の実弥はその強さに苦しめられます。下弦の壱の姑獲鳥は圧倒的な強さを持ち、人質にしている子供たちの存在もあり、容易には倒すことができない鬼となっています。その強さには『稀血』が関係してると言われ、この血のおかげで飛躍的に強くなったと考えられています。

下弦の壱の姑獲鳥の血鬼術や強さ①は『姑獲鳥の血鬼術』です。姑獲鳥の血鬼術は幻術の類となっています。特殊なお香を焚くことで血鬼術が発動し、珠世と同じような術を使います。血鬼術に頼ることなく下弦の壱に選ばれるなど、その戦闘力なども注目されていて、鬼としての戦闘力が血鬼術だけでないことが分かる鬼となっています。鬼になっても性格は変わることがなく、母性と狂気の間で揺れ動く珍しい鬼となっています。

下弦の壱の姑獲鳥の血鬼術や強さ②は『姑獲鳥は稀血を食べて強くなった？』です。多くの子供を捕食していることでも知られ、他の鬼よりも強くなりました。こうしたことから稀血を持つ者を数多く食べてきたと考えられています。純粋な基礎戦闘力も高いために、こうした稀血を食べたことがよりその強さを加速させたと考えられています。再生速度もかなり早く、鬼としての強さは上弦に迫るともいわれています。

ここでは『鬼滅の刃』の下弦の壱の姑獲鳥の活躍や最期をネタバレ紹介してきましょう。下弦の壱の姑獲鳥の活躍や最期を読むことができるのが本編よりも前のエピソードを描いたスピンオフ小説『風の道しるべ』であり、矢島綾による小説版第3弾となっています。このほかにも『鬼滅の刃 しあわせの花』と『鬼滅の刃 片羽の蝶』が刊行されていて、それぞれ柱の中でも人気の高いキャラクターの過去が描かれています。

下弦の壱の姑獲鳥の活躍や最期をネタバレ①は『不死川実弥と粂野が屋敷に侵入する』です。四人の子供と二人の隊士が姿を消す事件が発生し、不死川実弥と粂野が派遣されます。姑獲鳥のいる屋敷に潜入することは成功しますが、人質となっているはずの六人は姑獲鳥の血鬼術によって完全にコントロールされている状態でした。そんな姑獲鳥は過去に傷ついた経験のある実弥に目をつけました。

人質の中には実弥の同期がいましたが、逃走する寸前で姑獲鳥を裏切ることはできないと言い出して命を落としてしまいます。すでに姑獲鳥に精神的な依存状態となっていて、人質を助けるには姑獲鳥を殺すしかないと実弥は思います。しかし、幻術を見せる姑獲鳥の血鬼術の前に実弥は追い詰められて行きます。その状況を打開したのは粂野であり、彼は姑獲鳥の血鬼術の元となっている香炉を破壊することに成功します。

下弦の壱の姑獲鳥の活躍や最期をネタバレ②は『酩酊状態になる姑獲鳥』です。姑獲鳥の鬼術術はなくなりますが、それでもすさまじい再生速度を誇る姑獲鳥に対して二人がかりでも決め手に欠けていました。そんな中で実弥の稀血による効果で徐々に酩酊状態になった姑獲鳥は戦闘力が落ちていきます。そして、ついに大きな隙ができたところを粂野が狙います。その時、人質だった子供の一人が姑獲鳥をかばうために粂野の前に立ちます。

その一瞬の隙をついて姑獲鳥は粂野に致命傷を与えます。姑獲鳥はこれを機に反撃に転じようとしますが、実弥は背後から姑獲鳥にとどめを刺しました。ついに多くの子供たちのことを攫ってきた姑獲鳥に大きなダメージを与えることに成功した実弥ですが、この戦いで大きな犠牲を払うことになりました。

下弦の壱の姑獲鳥の活躍や最期をネタバレ③は『姑獲鳥は敗北し死亡した？』です。姑獲鳥は実弥につけられた傷でついに死亡し、危機は去りました。しかし、姑獲鳥によって致命傷を与えられた粂野は命を落としてしまいます。そして、実弥は十二鬼月の一人を倒した功績で新たな柱に選出されます。『風柱』に任命された実弥は粂野の命を無駄にしないためにも、柱として鬼を斬り続けることを誓うのでした。

ここでは『鬼滅の刃』の下弦の壱の姑獲鳥に関するネット上の感想や評価などを紹介してきましょう。『鬼滅の刃』は高い人気を獲得している作品で、ネット上でも極めて高い人気を誇ります。本編だけでなくスピンオフ小説も好評を博していて、人気キャラクターたちの過去は注目されています。そのため『鬼滅の刃』の下弦の壱の姑獲鳥に関するネット上の感想や評価は数多く集まっています。

『下弦の壱』の姑獲鳥（うぶめ）はファンにも話題になっています。ネット上には『下弦の壱の女鬼の容姿を知りたすぎて夜も眠れない。姑獲鳥ちゃん、どんな顔だろう』という声や『鬼滅読み直して風の道しるべ姑獲鳥のとこだけ読んだんだけどとても良かったです』という声、『姑獲鳥が気になりすぎて鬼滅の小説買ってきた』という声が挙がっています。

『下弦の壱』の姑獲鳥（うぶめ）のエピソードは泣けるという声も数多く集まっていて、ファンにも絶賛されています。ネット上には『小説で姑獲鳥のエピソードには感動した』という声や『鬼滅の鬼の死に際は泣きそうになる』という声、『鬼滅の漫画とか小説とか何回も読んできた中で、さねみとまさちかが倒した元下弦の壱姑獲鳥のシーンがだいぶ泣ける』という声が挙がっています。

『下弦の壱』の姑獲鳥（うぶめ）が登場する小説も話題になっています。ネット上には『この小説で毒親は、姑獲鳥という鬼になり不死川実弥は姑獲鳥と戦います。 凄い小説なので読んでない人は、ぜひ読んでください』という声や『小説版の姑獲鳥映像化してください』という声、『下弦の壱との闘いの話や背景に興味があって読み進めていく毎に実弥の優しさや信念というものが垣間見れた印象でした！』という声が挙がっています。

今回はメガヒット漫画『鬼滅の刃』の下弦の壱の姑獲鳥(うぶめ)について基本的な情報や人間時代の過去のネタバレ、血鬼術や強さ・能力、活躍や最期のネタバレ、ネット上の感想や評価などを紹介してきました。下弦の壱の姑獲鳥(うぶめ)はスピンオフ小説の登場キャラクターですが、その強さや過去はファンの間でも話題になっています。下弦の壱の姑獲鳥にも注目して、メガヒット漫画『鬼滅の刃』をお楽しみください。