【終末のワルキューレ】アダムは最後死亡した?ゼウス戦の結末をネタバレ解説

「終末のワルキューレ」のアダムは最後死亡してしまうのでしょうか?月刊コミックゼノンにて連載中の人気漫画「終末のワルキューレ」。単行本の売上はすでに1000万部の大台を超え、アニメ化や舞台化などメディア展開も盛んに行われている今が旬の作品です。この記事では、神と人類代表による13番勝負の中でも特に話題となったアダムとゼウス戦を中心にネタバレ解説していきます。両者の強さ・能力分析から気になる勝敗の行方、結末でアダムは死亡するのかまで情報盛りだくさんでお届けします。

【終末のワルキューレ】アダムは最後死亡した?ゼウス戦の結末をネタバレ解説のイメージ

目次

  1. 終末のワルキューレのアダムとは?
  2. 終末のワルキューレのアダムは最後死亡した?ゼウス戦の勝敗をネタバレ
  3. 終末のワルキューレのアダムとゼウスの強さや能力
  4. 終末のワルキューレのアダムのアニメ声優
  5. 終末のワルキューレのアダムに関する感想や評価
  6. 終末のワルキューレのアダム死亡まとめ

終末のワルキューレのアダムとは?

終末のワルキューレの作品情報

月刊コミックゼノンにて連載中の人気漫画「終末のワルキューレ」。この記事では終末のワルキューレのアダムを特集していきますが、まずはその前に終末のワルキューレの作品情報からお届けします。最初に作品概要、そして簡単なあらすじへと続きます。

終末のワルキューレの概要

「終末のワルキューレ」は、梅村真也原作による日本の漫画作品です(作画アジチカ、構成フクイタクミ)。コアミックス発行の月刊コミックゼノンの2018年1月号に掲載され、現在も連載が続けられています。単行本はゼノンコミックスより刊行され、2021年12月現在で既刊13巻累計発行部数1000万部超の人気作になっています。

2019年にはスピンオフ作品「終末のワルキューレ異聞呂布奉先飛将伝」が月刊コミックゼノンにて連載が開始されたほか、2021年には本作「終末のワルキューレ」を原作としてアニメ化、舞台化といったメディアミックス展開も行われています。

終末のワルキューレのあらすじ

1000年に1度開催される、神々が人類の行く末を決める人類存亡会議。今回の会議では、進歩のない人類を見限り滅亡させようとする決議が上程されます。全会一致で可決されようとしていた時、戦乙女ブリュンヒルデが異議を唱えます。人類の命運は神と人類の最終闘争の結果によって決めるべきと彼女は力説します。神々は提案を一蹴しますが、食い下がるブリュンヒルデの挑発に乗ってしまい一転最終闘争開催が決定しました。

アダムのプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである終末のワルキューレのアダムの話題に移っていきます。最初にプロフィールを紹介します。

アダムは、股間を隠すイチジクの葉っぱがトレードマークとなっている筋肉質の美青年です。神々が創った楽園・エデンの園で生まれ育ち、後に「全人類の父」と称される終末のワルキューレの主要キャラの1人です。

楽園では妻のイヴや息子のカイン、アベルとともに幸せに暮らしていました。ところが、イブが蛇神の策略で無実の罪をかけられ楽園から追放されると善悪の実を食して蛇神を神虚視で倒し、イヴを連れて楽園を後にします。

終末のワルキューレ アニメ公式ガイドブック│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル

終末のワルキューレのアダムは最後死亡した?ゼウス戦の勝敗をネタバレ

ネタバレ①アダムが命を懸けて戦う理由

ここからは、人類代表のアダムがゼウスと戦ったラグナロク第2戦の勝敗について、最後の結末を含めネタバレ解説していきます。最初はアダムが命がけで戦う理由からです。

楽園でイヴを妻にめとり幸せに暮らしていたアダムが、イブにかけられた嫌疑から楽園での生活を捨て地上に降りた経緯については、プロフィール欄で解説した通りです。このためラグナロク第2戦では、場内アナウンスでアダムを「神を最も憎んでいる人間」と紹介していましたが、事実とは異なるようです。

楽園を追われるように後にしたアダムですが、彼は神々全般に恨みを持つようなことはありませんでした。それでは、アダムはなぜ命がけで戦うのでしょうか?ネタバレになりますが、その謎を解くカギは今回のラグナロク実施の経緯に関係しています。ラグナロクの勝敗に人類の命運がかかっていたからです。

ラグナロクの勝敗いかんでは、神々の決定により人類は滅亡させられてしまいます。「全人類の父」であるアダムには見過ごすことのできない問題だったのです。アダムが命を顧みずにラグナロクに臨む理由は、ラグナロクの勝敗に自分の子どもたちである人類の未来がかかっていたからなのです。

ネタバレ②アダムとゼウス最終形態の戦い

いよいよラグナロクの第2戦が幕を切りました。人類の命運を背負うアダムは、勝敗を握る鍵でもある十八番の能力・神虚視を発動します。神虚視とは神の技を完コピする能力で、ゼウスの攻撃をことごとく跳ね返します。ゼウスは大きなダメージを追い、アダムの強さを認めざるを得ませんでした。

追い込まれた全能の神ゼウスは、最終手段に打って出ます。全身の筋肉を極限まで凝縮すると最終形態である阿陀磨須に姿を変えたのです。第2戦は、勝敗を左右する完コピ能力・神虚視を持つアダムと最終形態となったゼウスによる一騎打ちとなりました。

ネタバレになりますが、ここまで優勢に戦いを進めてきたアダムに異変が生じます。神虚視による波状攻撃がアダム自身にも大きな負担を強いていたのです。神虚視の使いすぎは彼の視神経にダメージを与え続けていました。自身の身は顧みず神虚視を繰り出すアダムの目にゼウスの血が飛び込んできました。その衝撃でアダムの視神経は限界を超え、両目から出血するとアダムは失明してしまいました。

ゼウスは、千載一遇のチャンス到来と見るや一気呵成に攻撃を繰り出します。ゼウスのパンチを全身に浴び形勢逆転、アダムは防戦一方に追い込まれます。失明というハンデを負い劣勢を余儀なくされたアダムですが、戦いを放棄しようとはしません。戦いの勝敗に人類の未来がかかっているため、最後の力を振り絞りゼウスに立ち向かっていきました。

ネタバレ③アダムとゼウスの戦いの結末は?アダムは死亡した?

熱戦が続くラグナロク第2戦ですが、戦いの結末はどうなるのでしょうか?また、視力を失うという戦士にとって致命的なハンディを負ったアダムは、最後死亡という結末を迎えてしまうのでしょうか?

怒涛の反撃を開始するゼウス。アダムは正確なガードでゼウスの攻撃を凌ぎます。そしてゼウスに接近するとその頭部を掴むことに成功。「捕まえた!」と言って不敵の笑みを浮かべるアダム。両者は唯々殴り合いを続けます。アダムはこの戦いの勝敗に人類の命運がかかっていることだけを思い相手を殴り続けます。競技場の観客たちは、この壮絶な戦いを固唾を飲んで見守りました。

ネタバレになりますが、今度はゼウスに異変が表れます。全身から煙が立ち上ると阿陀磨須の中から小さなゼウスが出現。ゼウスは立ち上がることもできません。アダムの勝利を確信し歓喜にわく観客たち。しかし、ここで審判のヘイルダムが異常に気付きます。拳を振り上げたアダムが微動だにしないのです。ゼウスはアダムの死亡を告げます。アダムは死亡という結末を迎えてもなお、人類のために拳を振り上げていたのです。

ゼウスは戦いを振り返りアダムの強さを認め、我慢比べなら結末はアダムが勝利だったと語ります。立ったまま死亡したアダムを人類側の観客や妻のイヴ、そして息子たちが見つめます。最後まで全力で戦ったアダムですが、最後は死亡という結末が待っていました。アダム死亡という結末により、メリケンサックになっていたレギンレイヴの結末も死亡。やがて、立ったまま死亡という結末を迎えたアダムの体は消滅していきました。

Thumb【終末のワルキューレ】かっこいい名言・名シーン集!一番のイケメンキャラは誰? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

終末のワルキューレのアダムとゼウスの強さや能力

アダムの強さや能力

ラグナロク第6戦のアダムとゼウスによる激烈を極めた戦いは、アダムの死亡という結末で幕を閉じました。ここで改めてアダムの強さや能力を振り返ってみましょう。

強さや能力①アダムの神器錬成

アダムの強さや能力を語るとき、真っ先に挙げられるのが「神器錬成」です。アダムの神器錬成は、打撃力を強化する目的で拳にはめて使うメリケンサックで、戦乙女の七女・レギンレイヴが錬成したものになります。

ペガサスの背中に乗って闘技会場に現れたレギンレイヴは、戦闘で勝利するためには心を通わせることと、意味深なことを言うとアダムの手に自身の掌を重ねます。次の瞬間レギンレイヴの体はメリケンサックに変身し、アダムの指の付け根に固定されました。こうして、アダムは戦乙女レギンレイヴと心を1つにして強敵ゼウスに立ち向かっていきました。

強さや能力②アダムの神虚視

次に、最高神ゼウスをも苦しめたアダムの特殊能力・神虚視を考察します。神虚視はアダムが生まれながらにして持っていた能力で、神の技を完全な形でコピーし相手に繰り出します。

ラグナロク第2戦で起きていたことを整理すると次のようになります。まずゼウスが光速でパンチを繰り出す黄昏流星群をアダムにお見舞いします。するとアダムは神虚視を発動し、ゼウスの技をコピーしてそのままの威力で返すのです。ゼウスは大技を出せば出すほど、自身を傷つけることになります。こうしてアダムは戦いを有利に展開していきました。

ところが、この神虚視には大きな落とし穴がありました。神の技を目視してコピーする神虚視は、使い手の眼に大きな負担をかけるのです。人類を救うという大きな責任を担い神虚視を使い続けた挙句、アダムは視力を失います。それが結果的にアダムの勝敗を左右することになりました。

ゼウスの強さや能力

次に、ラグナロク第2戦で人類代表のアダムと戦った「全宇宙の父」ゼウスの強さや能力を見ていきましょう。普段のゼウスは小柄な老人の姿をしており、とても「全宇宙の父」の威厳は感じられません。ところが、いざ戦闘状態になると姿が変化するのです。とりわけ最終形態の阿陀磨須に変化した時には、技のスピード・威力ともに倍増することは前述のとおりです。

強さや能力①筋肉が肥大化する

ゼウスが戦闘状態に入ると、まず筋肉が肥大化し巨漢へと変貌を遂げます。特定の武器は使用せず、強大化した肉体のみで戦います。必殺技には、神の斧の異名を持つローキックや、音速を超えるスピードで立て続けにパンチを繰り出す黄昏流星群などがあります。

強さや能力②時を超える拳

最高神ゼウスには、黄昏流星群をも上回る必殺技があります。その名も「時を超える拳」です。この技を解説するためには、ゼウスの若き日のエピソードに触れておかなければなりません。ゼウスはまだ若い頃、銀河で行われた宇宙最強の神を決定するトーナメントに参加したことがあります。

予選を順調に勝ち抜いていったゼウスを決勝戦で待ち構えていたのは、何とゼウスの父クロノスでした。クロノスは時空の番人との異名を持ち、当時は宇宙最強との名声をほしいままにしていました。ゼウスはそのクロノスを破り、見事宇宙一の座を手にしました。

このように解説すると、ゼウスがすんなりと優勝したかのよう思われるかも知れません。ところが、実はこの時ゼウスはそれまでに経験したことのないダメージを受けていたのです。歯はへし折れ、あごは打ち砕かれ鮮血に染まりました。父クロノスの目にも止まらぬ電光石火の技を喰らったからなのです。ゼウスは最後に父クロノスの強さを称賛すると、顔面に強烈なキックを叩き込み殺します。

ゼウスは父クロノスの技を受け継ぎ、敬意を込めて「時を超える拳」と命名します。ゼウスの放つ父譲りの技は、その場の時間を止めて相手を完全に支配下に置きます。相手が固まったところに強烈な一撃を打ち込むのです。アダムとの一戦でもこの技を使いますが、アダムの神虚視により自分が技を受ける羽目になりその場に倒れてしまいました。アダムでなければ「時を超える拳」により木っ端みじんになっていたことでしょう。

Thumb【終末のワルキューレ】ジャック・ザ・リッパーVSヘラクレス戦をネタバレ!勝敗は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

終末のワルキューレのアダムのアニメ声優

斉藤壮馬のプロフィール

ここで、アニメ・終末のワルキューレでアダムも声を演じた声優・斉藤壮馬のプロフィールを紹介します。

  • 名前:斉藤壮馬(さいとう・そうま)
  • 性別:男性
  • 出生地:山梨県中巨摩郡昭和町
  • 生年月日:1991年4月22日
  • 年齢:30歳(2022年2月末現在)
  • 身長:170cm
  • 職業:声優、シンガーソングライター、作家
  • 趣味:読書・ギター演奏・散歩・料理
  • 事務所:81プロデュース

斉藤壮馬の主な出演作品や演じたキャラ

次に、アニメ・終末のワルキューレでアダムの声を担当した斉藤壮馬の主な出演作品や演じたキャラを紹介します。

  • アイドリッシュセブン(九条天)
  • ヒプノシスマイク(夢野幻太郎)
  • ハイキュー!!(山口忠)
  • 残響のテロル(ツエルブ/久見冬二)
  • 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(ヤマギ・ギルマトン)
  • 刀剣乱舞シリーズ(鶴丸国永、鯰尾藤四郎)
  • ハルチカ~ハルタとチカは青春する~(上条春太)
  • ハンドシェイカー(タヅナ/高槻手綱)
  • フューチャーカードバディファイト(龍炎寺タスク)
  • 憂国のモリアーティ(ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ)

Thumb【終末のワルキューレ】アニメ2期の放送日はいつ?続編は原作漫画の何巻まで? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

終末のワルキューレのアダムに関する感想や評価

ここまで終末のワルキューレのアダム特集をお届けしてきましたが、最後にアダムに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する終末のワルキューレのアダムに関する感想・評価は、アダムの必殺技・神虚視に関するツイートからです。アダムの神虚視は、半端ではなくカッコよく良くも悪くもチートな技だそうです。

続いて紹介する終末のワルキューレのアダムに関する感想・評価は、アダムのセリフに泣いてしまうという方のツイートからです。そのセリフとは、「子供たちを守るのに理由なんて必要なのか」というもの。人類の父であるアダムの一言に感銘を受けたようです。

最後に紹介する終末のワルキューレのアダムに関する感想・評価は、死亡してもなお殴り続けるアダムに関するツイートからです。人類の父としてのアダムの言動に慈悲深さを感じたそうです。

Thumb【終末のワルキューレ】ヘルメスはゼウスに仕える執事!強さや目的について考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

終末のワルキューレのアダム死亡まとめ

ここまで、アニメに登場するアダムに焦点を当て、ゼウス戦の勝敗を含む結末やアダムが最後死亡するのかどうかまでネタバレ解説してきました。いかがでしたでしょうか?

ラグナロク第2戦アダムとゼウスの戦いは、両者一歩も譲らず一進一退の殴り合いが続きます。人類への愛だけがアダムを突き動かします。神虚視でゼウスの必殺技・時を超える拳を跳ね返した時には誰しもアダム勝利を確信したことでしょう。

しかし、アダムの肉体はすでに限界を超えていました。最後は拳を振り上げたまま死亡するという衝撃的な結末を迎えます。この記事でアダムの戦いに興味を持った方は、原作漫画などで実際に素晴らしさを体験してみてはいかがでしょうか?

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ