【ゴールデンカムイ】フィーナは長谷川幸一の妻！最後と鶴見中尉の過去をネタバレ

今回は鶴見中尉の過去に大きく関係しているロシア人美女のフィーナに注目しました。フィーナは登場回数の少ないキャラクターですが、長谷川幸一との関係性や衝撃の死亡シーンがファンの間で話題になりました。穏やかな生活を送っていたはずのフィーナは、どうして死亡してしまったのでしょうか?そんなフィーナの死亡までの経緯や小指シーンについて掘り下げていきます。

ゴールデンカムイは埋蔵金を巡るサバイバルバトル作品です。これまで扱われることの少なかった明治末期の北海道や樺太が舞台となっており、アイヌ文献や取材に基づいた文化や風習が丁寧に描かれています。また発展途上の北海道史や政治情勢だけでなく自然や郷土料理にも触れていて、国内外から高く評価されています。

強烈なキャラクター設定やシリアスとギャグの緩急の激しさに驚愕するファンが沢山いますが、他の作品には無い魅力があると高い人気を誇っています。また登場人物は戦争帰りの兵士ばかりで、モブキャラクターの戦闘シーンでさえも見応えがあると評判です。更に主要キャラクター同士は過去に因縁があることが多々あり、共闘・敵対が突如として入れ替わる展開も高評価を得ています。

北海道出身の野田サトルは2003年に読切デビューを果たし、2011年から2012年まで週刊ヤングジャンプでアイスホッケー漫画のスピナマラダを連載していました。そして日露戦争帰りの曾祖父と北海道の猟師の話から構想を練り、2014年に週刊ヤングジャンプでゴールデンカムイの連載を開始しました。アイヌ博物館やアイヌ協会からも高く評価されており、若者がアイヌ文化に興味を持つきっかけを作りました。

ゴールデンカムイは連載早々から注目を集めており、2015年からは漫画賞で上位にランクインしています。そして2022年2月時点でのコミックの累計発行部数は、1800万部を超えました。また2018年にはTOKYO MXほかでアニメ化されて、更なるファン層を取り込みました。2020年のアニメ3期も好評で、2021年12月にはアニメ4期の製作決定が発表されました。

元軍人の杉本佐一は亡き親友の妻であり幼馴染の剣持梅子の治療費を稼ぐため、北海道で砂金を集めていました。そんな生活を送っていた杉本佐一はアイヌの埋蔵金の話を耳にして、在り処を示す刺青探しを始めました。その後ヒグマに襲われていたところをアシㇼパに救われて、埋蔵金と刺青の話をします。そして2人はそれぞれの目的を果すため、協力してアイヌの埋蔵金の手掛かりを追います。

ゴールデンカムイの過去編に登場したフィーナは、現地出身のロシア人女性です。フィーナは心優しき金髪美女キャラクターで、長谷川幸一と間に娘のオリガを授かりました。聡明で慎ましい性格のフィーナは、夫である長谷川幸一の身を案じた行動によって襲撃事件に巻き込まれてしまいました。

鶴見中尉の持つ小指の骨やウイルクの過去に関係するフィーナについて掘り下げていく前に、まずはゴールデンカムイの作品情報と簡単なプロフィールを紹介しました。続いてはフィーナの死亡シーンや鶴見中尉の過去に迫ります。アシㇼパの父であるウイルクは、どのような形でフィーナと関わりを持つのでしょうか?またロシア人美女のフィーナの死は、鶴見中尉が携帯している小指の骨と関係があるのでしょうか?

反体制ゲリラ組織のウイルク、ソフィア・ゴールデンハンド、キロランケは、皇帝アレクサンドル2世を爆殺したため指名手配されていました。しばらくロシア国内で逃亡生活を送っていましたが、ウラジオストク郊外の農家に潜伏します。そしてグレゴリー、フィリップ、ゾーヤという偽名を使って、日本人が営んでいるという長谷川写真館を訪れます。素性を知らない長谷川幸一とフィーナは、3人を温かく迎えました。

地元農民に成りすましていたウイルク、ソフィア・ゴールデンハンド、キロランケには長谷川写真館に近付いた目的がありました。3人は日本に入国するためには日本語が必要だと考えており、ウラジオストク郊外で暮らしていた日本人の長谷川幸一に教えを乞いました。そしてフィーナやオリガとも家族ぐるみの付き合いをしながら、ほんの数ヶ月で日本語を習得しました。

指名手配中の3人は日本に興味のある地元農民を演じていましたが、長谷川幸一はウイルクたちの言動から只者ではないことを感じ取っていました。実は長谷川幸一が教養のあるウイルク、上流階級しか使わないはずのフランス語を時折話すゾーヤ、周囲への警戒を怠らないキロランケを維新の三傑に例えるシーンがあります。この発言により長谷川幸一は、3人の正体に薄々気付いていたのだろうと考察されています。

それでも長谷川幸一はウイルクたちとの交流を続けていましたが、手配書を目にして疑いは確信へと変わります。写真館に危険が及ぶと判断した長谷川幸一は、フィーナにオリガを連れて実家へ戻るように伝えます。その後訪ねてきた3人に今後は来ないで欲しいと告げますが、既に写真館はロシアの秘密警察に包囲されていました。

革命家3人はロシアの秘密警察の狙いが自分たちだと思い込んで戦闘を開始します。その後捕虜から目的を聞き出して、日本軍スパイの長谷川幸一が狙いだったと判明します。しかしロシアの秘密警察を1人でも仕留め損ねると日本に入国する計画が破綻するため、革命家3人は長谷川幸一と共闘して殲滅を続けます。その頃実家への道中に手配書を拾ったフィーナは、長谷川幸一を心配して写真館に引き返してしまいます。

革命家3人と共闘することになった長谷川幸一は、カメラ台に隠してあったマシンガンを取り出します。戦闘も佳境を迎えてソフィア・ゴールデンハンドは林に逃げようとするロシアの秘密警察を射殺しますが、遺体の傍に別の人物が倒れているのを見付けます。その人物とは写真館に戻ろうとしていたフィーナであり、銃弾を受けて瀕死状態になっていました。そしてフィーナを貫いた銃弾はオリガの頭にめり込んでいました。

虫の息となったフィーナの死亡シーンで、衝撃の事実が判明します。長谷川幸一はフィーナを抱えながら、革命家3人に早く写真館から離れるように促します。そして長谷川幸一は即死のオリガの手にキスをして、フィーナに偽名だったと告白します。その言葉を聞いたフィーナの誰なのかという問い掛けに、長谷川幸一はこれまでとは違った声色で鶴見篤四郎と答えました。

フィーナが息を引き取ると鶴見中尉は妻子をベッドまで運び、写真館を燃やして痕跡を消し去ろうとしました。立ち去る鶴見中尉はこれまでとは打って変わった冷酷な表情をしていましたが、家族として暮らしてきたフィーナは本当に死亡寸前まで正体を知らなかったのでしょうか?確定的なシーンはありませんが、只者ではないと察していたものの愛する夫との生活を続けることを選んだのではないかと言われています。

鶴見中尉が妻子から離れるシーンですが、銃弾で命を落としたはずのフィーナの小指が無くなっていて話題になりました。長谷川幸一としての痕跡を全て消し去ろうとしていましたが、妻子を愛していた心は本物でした。軍人として有るまじき行為ではありますが鶴見中尉はずっと2人の小指の骨を持っており、時折哀愁を漂わせながら大事そうに見詰めています。

過去にウイルクとも繋がりのあったロシア人美女のフィーナについて、悲しくも切ない死亡シーンや鶴見中尉が携帯している小指の骨との関係をネタバレしてきました。続いてはゴールデンカムイのフィーナの声優情報を紹介します。長谷川幸一の妻である心優しきロシア人美女のフィーナを演じた声優とは、一体誰なのでしょうか?

ゴールデンカムイのフィーナを演じたのは、声優のLynnです。Lynnは年齢非公開の6月1日生まれで、新潟県の出身です。Lynnは日本人とアメリカ人のハーフで幼少期から芸能界に強い憧れを抱いており、小学生の時にオーディションを受けたこともありました。

犬夜叉と名探偵コナンの主要キャラクターを同一人物が演じていると知って声優業に興味を持ち、高校の時に新幹線を使って東京にある日本ナレーション演技研究所に通い始めました。卒業後はアーツビジョンに所属して、数々の作品に出演しています。人気作品のウマ娘にも起用されており、趣味の競馬で100万円超えの馬券を的中させて話題になりました。

初仕事が外画の吹き替えだったLynnは、2012年に「NARUTO」でアニメデビューを果たしました。2014年には「さばげぶっ!」の経堂麻耶役や、「BABYGAMBA」のシオジ役に抜擢されました。2016年には「ハイスクール・フリート」の宗谷ましろ役を熱演しており、2021年には「はたらく細胞BLACK」に白血球役で出演していました。

過去にウイルクとも繋がりのあったロシア人美女のフィーナについて、悲しくも切ない死亡シーンや鶴見中尉が携帯している小指の骨との関係をネタバレしてきました。続いてはゴールデンカムイの鶴見中尉の声優情報を紹介します。長谷川幸一を演じた中野泰佑の声が鶴見中尉にそっくりだと話題になりましたが、そもそも鶴見中尉を担当している声優とは一体誰なのでしょうか?

ゴールデンカムイの鶴見中尉を演じているのは、声優の大塚芳忠です。大塚芳忠は1954年5月19日生まれで、岡山県の出身です。漫画好きで近所の子供たちに読み聞かせをしていたことがあり、高校卒業後にバイト先でテレビ局のプロデューサーと知り合って芸能界を意識するようになりました。その後事務所に所属して、ナレーションや吹き替えでも有名な実力派声優になりました。

大塚芳忠はデビュー数年で、1984年の「重戦機エルガイム」のミラウー・キャオ役や1985年の「機動戦士Zガンダム」のヤザン・ゲーブル役に抜擢されました。その後1993年の「SLAM DUNK」の仙道彰役や、2003年の「NARUTO」の自来也役で高く評価されるようになりました。2016年の「亜人」の佐藤役で助演男優賞を獲得しており、2022年は「殺し愛」にドニー役で出演しています。

過去にウイルクとも繋がりのあったロシア人美女のフィーナについて、悲しくも切ない死亡シーンや鶴見中尉が携帯している小指の骨との関係をネタバレしてきました。それでは最後に、ゴールデンカムイのフィーナに関する世間からの感想や評価を紹介します。長谷川幸一の妻である心優しきロシア人美女のフィーナに対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらはゴールデンカムイのフィーナの声優に関する感想ツイートです。ロシア人美女のフィーナを担当した声優のLynnは、ロシア語の発音が素晴らしかったと好評でした。またフィーナの登場回では長谷川幸一の声優である中野泰佑が、正体を明かす時に大塚芳忠の声に寄せていて凄かったと話題になっていました。

こちらはゴールデンカムイの長谷川幸一とフィーナの登場シーンを増やして欲しかったという内容の感想ツイートです。ゴールデンカムイは軍事や政治情勢といったシリアスなストーリーが主軸となっていますが、合間にギャグシーンや男女のエピソードを盛り込んだ緩急の激しい作品です。短編で終わってしまった長谷川幸一とフィーナのシーンもファンから好評で、もっと2人を見たかったと惜しまれていました。

こちらはゴールデンカムイのフィーナの小指が無いことに気付いてゾクゾクしたという内容の感想ツイートです。過去に日本軍第七師団に所属している月島軍曹から、鶴見中尉が小指の骨を携帯していることが語られていました。そんな小さなエピソードがフィーナの死亡シーンに繋がっており、多くのファンを驚愕させました。

ゴールデンカムイのフィーナについてウイルクとの繋がりや鶴見中尉が持つ小指の骨との関係をネタバレしてきましたが、いかがでしたでしょうか?ゴールデンカムイにはロシア人美女のフィーナ以外にも、重要な役割を持ったキャラクターが沢山登場します。この機会にぜひ、ゴールデンカムイをご覧になってみてはいかがでしょうか?