【薔薇王の葬列】リチャードの体の秘密とは？性別や悪魔の子と呼ばれる理由は？

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードとはどのようなキャラクターなのでしょうか？「薔薇王の葬列」に登場するリチャードは妖艶な雰囲気を持つ美形なキャラクターで、性別が男性か女性か分からない不思議な雰囲気を持ったキャラクターとして人気となっています。

戦いに挑む姿は男性らしく、ヘンリーに出会って恋に落ちるリチャードは女性らしい事で、ファンからも「リチャードの性別が分からない」という声も寄せられていました。そこでまず初めに「薔薇王の葬列」という作品についての詳細と、リチャードに関する詳しいプロフィールをご紹介していきます。

まず初めに「薔薇王の葬列」の作品概要をご紹介していきます。「薔薇王の葬列」の菅野文先生によるファンタジー漫画です。「薔薇王の葬列」は2013年から「月刊プリンス」で連載が開始され、2022年2月号を以て連載が終了しています。「薔薇王の葬列」の単行本は2021年12月時点で16巻まで発売されており、2021年10月に統計された累計発行部数は180万部を超えている人気作品となっています。

「薔薇王の葬列」のあらすじをご紹介していきます。リチャードは「白薔薇」ヨーク家の三男として生まれましたが体にある秘密を持っていました。体に秘密のあるリチャードでしたが、リチャードは父・ヨーク公が王になる事を強く望んでいました。そして「赤薔薇」ランカスター家との戦いに転じていきますが、リチャードは現王でランカスターの当主・ヘンリーと出会い、素性を知らないまま恋に落ちてしまいました。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードは体に秘密のあるキャラクターですが、次はそんな「薔薇王の葬列」の主人公であるリチャードについて、年齢や身長などの基本的なプロフィールをご紹介していきます。リチャードの年齢は明確には明かされていませんが、本作の原案となった「リチャード三世」と「ヘンリー六世」の史実を踏まえると、薔薇戦争の開始時に3歳頃で、ヘンリーと出会ったのが10歳頃だったと推測されています。

そんな「薔薇王の葬列」に登場する主人公・リチャードですが、リチャードは男性でも女性でもないある特殊な性別をしていました。その為体に秘密のあるリチャードですが、そんなリチャードの身長はどのくらいなのでしょうか？リチャードの身長は作中では明記されていませんでした。しかし、他の男性キャラクターと並ぶとリチャードは頭1つ分程身長が低くなっており、体格で言うと小柄な男性か、女性に近いと言われていました。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードについて年齢や身長をご紹介しました。次はそんな体に秘密を抱えるミステリアスなキャラクター・リチャードの目の色についてご紹介していきます。「薔薇王の葬列」に登場するリチャードの目の色は、カラー絵などで様々な色に描かれていますが、単行本13巻の表紙では灰色と赤色の「オッドアイ」として描かれました。このように、リチャードの目の色は「オッドアイ」であると明かされています。

リチャードの登場する「薔薇王の葬列」は、ウィリアム・シェイクスピアの史劇である「リチャード三世」と「ヘンリー六世」を原案としています。そんな史実に伴うリチャード三世を元ネタとしている「薔薇王の葬列」に登場するリチャードですが、「体に秘密がある」という点で、史実のリチャード三世は骨が石灰化する病気を抱えており、脊柱に強い彎曲がある「脊椎側彎症」だった事が解明されています。

「薔薇王の葬列」に登場する主人公・リチャードは体に秘密のあるキャラクターと言われています。外見は美少年ですが、幼少期はかわいい女の子のような外見をしていました。そんなリチャードの性別は男性と女性どちらなのでしょうか？次はそんな「薔薇王の葬列」に登場するリチャードの体の秘密や、性別について詳しくご紹介していきます。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードの体の秘密考察1つ目は「リチャードの性別は？悪魔の子と呼ばれる理由は？」です。「薔薇王の葬列」に登場するリチャードの性別は男性なのでしょうか？それとも女性なのでしょうか？作中で、リチャードの性別は「両性具有」である事が明かされています。この「両性具有」という性別は、男性でも女性でもない性別であると言われています。

前述したように「薔薇王の葬列」に登場するリチャードは「両性具有」という特殊な性別で生まれました。この「両性具有」という性別は男性と女性の性的特徴を両方兼ね揃えた性別であると言われており、リチャードは男性と女性の両方の身体的特徴を持っています。この大きな秘密を抱えた体で生まれた事で、リチャードは実母から「悪魔の子」と呼ばれ、凄惨な迫害を受けて育っていました。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードの体の秘密考察2つ目は「リチャードの心はどちらの性別？」です。両性具有という特殊な性別で生まれたリチャードは、精神的には男性と女性のどちらの性別なのでしょうか？「薔薇王の葬列」に登場するリチャードは、ヨーク公の三男として生まれ、「男性」として育てられました。その為、リチャードの心は男性としての意識が強いと言われています。

前述したように両性具有という体の秘密を持つリチャードですが、両性具有という体の秘密はごく一部の人間しか知らされておらず、周囲からはヨーク家の三男という「男性」として認識され、リチャード自身も「戦いを好む」「王になりたがる」という点で、「男性らしい」心を持っていると言われていました。しかし一方で、両性具有であるリチャードは時折女性らしい一面も持ち合わせているようです。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードの体の秘密考察3つ目は「リチャードの恋愛対象は男性？女性？」です。両性具有という体の秘密を持つリチャードは男性としての意識を強く持っている事をご紹介してきました。そんな「薔薇王の葬列」に登場するリチャードですが、恋愛対象は男性と女性のどちらなのでしょうか？リチャードは作中で、男性にも女性にも惹かれている描写がされていました。

前述したように「薔薇王の葬列」に登場するリチャードは、男性にも女性にも惹かれています。リチャードの初恋は、幼馴染のアンという女の子で、その後リチャードは成長するにつれて女性的な一面も強くなり、王であるヘンリーや、バッキンガム公爵とも恋仲になっていきました。その為、リチャードの恋愛対象という点で考察すると、「男性と女性どちらとも」であると言われていました。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードの体の秘密考察4つ目は「リチャードが両性具有だと知っている人物」です。リチャードは前述したように、両性具有という体の秘密を持っていました。リチャードはこの両性具有という体の秘密を持って生まれた事で実母からは迫害されて育ち、リチャードの体の秘密は極秘とされていました。そんなリチャードの体の秘密を知っているごく一部の人間について下記にご紹介していきます。

• 実母セシリー
• 実父ヨーク公リチャード
• 乳母
• ケイツビー
• バッキンガム公爵

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードは、体に秘密があり「両性具有」という特殊な性別で生まれました。男性の心をが強くあるリチャードですが、作中でヘンリー王やバッキンガム公爵と恋に落ちています。そんな恋多きキャラクターでもあるリチャードですが、実は「薔薇王の葬列」の作中でリチャードに妊娠疑惑が浮上していました。次はそんなリチャードの妊娠疑惑についてご紹介していきます。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードの妊娠疑惑に関する考察1つ目は「リチャードが妊娠している可能性を示唆する」です。「薔薇王の葬列」に登場するリチャードはバッキンガム公爵と恋に落ち、バッキンガムに対して「自分はこの体で妊娠できるのか」と弱音を溢しました。そんなリチャードは突然体調不良に見舞われ、そんなリチャードの様子を見てジェーンはリチャードに妊娠の可能性がある事を指摘しました。

「薔薇王の葬列」に登場するリチャードの妊娠疑惑に関する考察2つ目は「リチャードは妊娠した？」です。前述したように体調不良を感じジェーンに診てもらったところ「妊娠の可能性」を指摘されました。その時リチャードは幼馴染の女の子・アンと結婚していましたが、バッキンガム公爵と関係を持っていました。その為、リチャードが妊娠したとすれば、相手はバッキンガム公爵だと考えられています。

結果として「薔薇王の葬列」のリチャードが妊娠をしていたのかは不明ですが、リチャードの妊娠疑惑がきっかけでバッキンガム公爵は反乱を起こして、最終的にリチャードの手によって処刑されています。これはバッキンガム公爵が、リチャードをとても愛していたから起きた悲しい結末で、リチャードの妊娠によってバッキンガムはリチャードとの駆け落ちを望みましたが、リチャードがそれを拒否した結果の悲劇でした。

次は「薔薇王の葬列」に登場するリチャードと、その他のメインキャラクターとの関係をご紹介していきます。まず1人目は、リチャードの幼馴染であるアンです。アンは幼い頃にリチャードと知り合い、やがてリチャードがネヴィル家で少しの間過ごした際に親しい仲になりました。しかしリチャードはアンにプロポーズをしますが、それは恋愛感情などは一切ない形式的なもので、リチャードは最後までアンを愛する事はありませんでした。

2人目のキャラクターはヘンリー六世です。ヘンリー六世とリチャードは、身分を隠した状態で出会いました。当時ヘンリー六世は王という立場でしたが、リチャードが森で出会ったヘンリー六世は「羊飼い」という平凡な姿をしていました。これはヘンリー六世の息抜きのようなものだったのですが、リチャードはこの時ヘンリーの優しい雰囲気に恋に落ちています。しかし2人は惹かれあっても宿敵同士という悲恋の結末となりました。

3人目のキャラクターは、リチャードの父親であるヨーク公リチャードです。ヨーク公は、リチャードを「悪魔の子」と蔑み迫害していた母・セシリーとは違い、リチャードの事をとても可愛がっていました。リチャードもそんなヨーク公の事を尊敬し、敬愛していた為、リチャードにとって「父を王にする」というのが強い希望でした。

リチャードが登場する「薔薇王の葬列」は2022年1月にテレビアニメ化されました。そんなアニメ「薔薇王の葬列」でリチャード役を演じた声優・斎賀みつきさんについてご紹介していきます。声優の斎賀みつきさんは1973年6月12日生まれの埼玉県出身で、1998年頃から声優としての活動を開始され、「明日のナージャ」のフランシス・ハーコート役を始め、「海月姫」の鯉淵蔵之介役などの人気キャラクターを演じています。

アニメ「薔薇王の葬列」でリチャード役を演じているのは声優の斎賀みつきさんです。斎賀みつきさんは中性的な声で、美少年を演じる事が多く、斎賀みつきさんの演じたキャラクターが好きという方も少なくないようです。そんな声優・斎賀みつきさんが今までに出演してきた作品や演じたキャラクターについてご紹介していきます。

• ゾイド -ZOIDS-（レイヴン役）
• The Soul Taker 〜魂狩〜（伊達京介役）
• ゾイド新世紀スラッシュゼロ（ジェミー・ヘメロス役）
• 王ドロボウJING（ジン役）
• ギルガメッシュ（ヴェルデンベルグ伯爵夫人役）
• 鋼の錬金術師（マリア・ロス役）
• 天元突破グレンラガン（ロシウ・アダイ役）
• イナズマイレブンGO（神童拓人役）
• ブラッククローバー（ヘンリー・レゴランド役）

こちらは「薔薇王の葬列」に登場するリチャードについて、リチャードが美しすぎてリチャードの性別は「リチャード」だと感じたそうです。リチャードの性別は外見からは判別しづらく、男女どちらなのかはファンの間でも意見が分かれていたようです。

こちらは「薔薇王の葬列」についてリチャードが男女どちらの性別になりたいのか不明だという方の投稿です。リチャードには男性的な面も女性的な面も存在し、どちらの性別として描かれたいのかが分からないと感じた方も多いようです。

こちらはリチャードが「両性具有」という設定で描かれた「薔薇王の葬列」が面白いと感じた方の投稿です。史実に基づいた人物を「両性具有」というフィクションを入れて描いた「薔薇王の葬列」は、多くのファンを魅了しているようです。

「薔薇王の葬列」のリチャードの体に関するまとめはいかがだったでしょうか？「薔薇王の葬列」に登場するリチャードは「両性具有」という特殊な性別で生まれ、その体の秘密を隠して生活をしていました。リチャード本人も自身の性別に対して迷い、葛藤して生きていく姿が描かれ、人気となっているようです。そんな「薔薇王の葬列」をご覧になった事がない方は、この機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか？