【ダンまち】異端児（ゼノス）とは何？正体・目的や各キャラの強さもネタバレ

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』では、異端児(ゼノス)と呼ばれているモンスターが登場しているのですが、果たしてゼノスとは何なのでしょうか？どうやらゼノスにはモンスターでありながら高い知性と心があるようです。そこでゼノスの正体や目的、強さなどをネタバレ考察していきます。またゼノスのキャラとゼノスに関係するファミリーを紹介していくのでぜひご覧ください。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』とはどのような作品なのか、その作品情報から見ていきましょう。ダンまちとは、ライトノベル作家の大森藤ノによるライトノベル作品です。2013年1月からGA文庫にて刊行され、それを原作とするテレビアニメや劇場版アニメ、ゲームなどの作品がメディアミックスされています。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』のあらすじを簡単に紹介します。本作の舞台は円形都市オラリオとその地下に広がるダンジョンです。

そのダンジョンでは問答無用で人間に襲い掛かるモンスターが無限に生み出されており、それに対して神の眷属となった一部の人間たちがモンスターを討伐しています。そして主人公ベル・クラネルもまた神の眷属としてモンスターを討伐する1人でした。物語はそんなベルがダンジョンでヒロインと出会うと同時に仲間を得ながら英雄へと成長していく展開が描かれています。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』に登場する異端児(ゼノス)とは、本編9巻にて初登場した、モンスターでありながら高い知性と心を備えた人間に近い存在です。普段はダンジョンを巡回しながら同胞を探していました。そしてそのモンスターに対して「異端児(ゼノス)」と名付けたのがギルドの真の主人であるウラノスで、神の言葉で異端を意味しているようです。

それでは早速、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』に登場する異端児(ゼノス)とは何なのか、その正体を『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』の作中で描かれた展開をネタバレしながら考察していきいます。

始めにゼノスの正体を生まれた理由からネタバレ考察します。現在、ゼノスがなぜ生まれたのか、その理由は明らかにされていません。ただし、ゼノスたちは何かしら前世の記憶を持っていることが判明しており、名づけの親であるウラノスによればダンジョン内で死亡した冒険者たちが輪廻転生によってダンジョン内で生まれ変わったと語っています。

次にゼノスの正体を冒険者からも他のモンスターからも攻撃される点からネタバレ考察します。ゼノスが高い知性と心を持っている存在と言えども外見上はモンスターそのものであるため、敵であり倒すべき存在として冒険者の討伐対象となってしまいます。さらに冒険者だけでなく、モンスターであるにも関わず同じモンスターから攻撃を受けており、どうやら他のモンスターにとっては排斥される存在だと認知されているようです。

次にゼノスの正体を「隠れ里」と呼ばれるエリアに住んでいる点からネタバレ考察します。冒険者とモンスターから攻撃されるゼノスは、必然的にダンジョン内での居場所が限られていました。そのため、ゼノスはダンジョン内のさまざまな階層にある未開拓領域に「隠れ里」として居座っています。その隠れ里を中層から深層域までの範囲内において、定期的に移動させながら同胞を探しています。

次にゼノスの正体を前世の夢を見ている点からネタバレ考察します。ゼノスには前世の記憶があると前述しましたが、その前世の記憶は夢を見ることで得ているようです。例えばゼノスのウィーネの場合、誰かに斬りつけられて命を落とす夢、またリドの場合は夕日の夢といったものがあります。このような記憶からゼノスは地上で生きた元人間であることが窺えます。

隠れ里を定期的に移動させながら同胞を探しているゼノスですが、彼らの目的とは一体何なのでしょうか？結論から言うと、地上に出て人間と共存することです。ゼノスの中には人間に非好意的な存在もいますが、ほとんどのゼノスは地上に対して強い憧れを持っており、その地上で暮らす人間たちに興味を示しています。

ゼノスたちが夢・目的を果たすために必要な存在がギルドの主神ウラノスです。彼はゼノスと接触して以降、「保護」という名目で彼らを支援しており、独断で人間とモンスターの共存を模索しています。ゼノスを討伐対象と認識している冒険者たちは、モンスターの存在意義が明確ではないからこそ攻撃を加えていました。そこで、ウラノスは冒険者を含む人間たちにその存在意義を問い正し、ゼノスを通して証明しようとしています。

人間社会において一定の地位を得ているギルドの真の主人であるウラノスは、ゼノスの目的「人間との共存」に賛成しているため、地上でモンスターに対する抵抗を融和する策を立てていました。その策によって誕生したのが、5年前より開催されている「怪物祭」です。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』に登場するゼノスは、高い知性と心を持つモンスターであり、夢を見ることによって前世の記憶を持っている存在であること分かりました。では、ゼノスにはどのようなキャラが存在しているのでしょうか？ここからはダンまちに登場したゼノスのキャラについて、プロフィールと強さを交えた一覧で紹介していきます。

強さ一覧で紹介する1人目のゼノスのキャラは、本作のヒロインであるウィーネです。彼女は主人公ベルが初めて出会ったゼノスで、ベルの庇護の対象となっています。青の髪色と琥珀色の瞳、人間と同じように足が生えた姿が特徴です。

強さ一覧で紹介する2人目のゼノスのキャラは、最初期からのメンバーであるリドです。雄黄の瞳と赤緋色の鱗が特徴的な蜥蜴人(リザードマン)で、ゼノスのリーダーとして率先して人間との共存を成し遂げようとしています。また隠れ里を訪れたベルを歓迎するなど気さくな性格をしていました。

強さ一覧で紹介する3人目のゼノスのキャラは、最初期からのメンバーであるレイです。金髪と青い瞳が特徴的な歌人鳥(セイレーン)で、美しいその歌声は一部の冒険者たちの間で噂になっています。ベルが隠れ里を訪れた際にはダンスを共にして歓迎の意を表現していました。

強さ一覧で紹介する4人目のゼノスのキャラは、新参者のアステリオスです。黒い猛牛のアリテリオスはオラリオを代表する冒険者たちをことごとく払いのけた実力者で、その実力はLv.7に匹敵しています。また物語冒頭で駆け出しの頃のベルの前に現れたミノタウロスで、その頃の記憶を持っているゆえにベルとの再戦を強く望んでいます。

強さ一覧で紹介する5人目のゼノスのキャラは、ダンジョン下層「水の迷都」から離れず留守番している姿が見られるマリィです。下半身が魚の人魚(マーメイド)で、幼い言動に加えて好奇心旺盛な特徴によってベルからは精霊のような印象を受けています。

強さ一覧で紹介する6人目のゼノスのキャラは、チョッキと首にかけている懐中時計が特徴的なアルルです。一角兎(アルミラージュ)であり、ヘルガの上に乗って移動する姿が頻繁に見られます。

強さ一覧で紹介する7人目のゼノスのキャラは、蝶ネクタイを付けているのが印象的なヘルガです。黒犬(ヘルハウンド)であり、通常の黒犬同様に火を吐くことが可能。また嗅覚も鋭いのですが、アルル同様に人語は話せません。作中ではアルルとともに行動をする姿が頻繁に見られます。

強さ一覧で紹介する8人目のゼノスのキャラは、最初期からのメンバーであるグロスです。石竜(ガーゴイル)であり、リーダーであるリド同様Lv.5の実力を持っています。また人間に不信感を持っているため人間に対して否定的な派閥に組みしています。

ダンまちのゼノスと関係するファミリア「ヘスティア・ファミリア」は、女神ヘスティアが運営する探索系ファミリアです。当初は主人公ベルとヘスティアのみが所属する弱小ファミリアでしたが、次第に所属する団員が増えていき、新たに「竈火の館(かまどのやかた)」という本拠地に移しています。

ダンまちのゼノスと関係するファミリア「ガネーシャ・ファミリア」は、男神ガネーシャが運営する探索系ファミリアです。古くからオラリオの治安維持を担っている大手のファミリアであり、派閥の等級はS。エンブレムは像の顔、本拠地はアイアム・ガネーシャです。

ダンまちのゼノスと関係するファミリア「イケロス・ファミリア」は、男イケロスが運営するファミリアです。初登場したのは本編9巻10巻で、ヘスティア・ファミリアと対峙していました。派閥の等級はB。ゼノスを捕まえては怪物趣味の貴族に売り飛ばすなど無法者集団で、ウィーネを確保するために多数のゼノスを惨殺しています。

ダンまちのゼノスと関係するファミリア「ロキ・ファミリア」は、外伝『ソード・オラトリア』で主役を担うほどの人気キャラである女神ロキが運営する探索系ファミリアです。エンブレムは道化師で、本拠地は「黄昏の館」。女性冒険者の割合が高いのが特徴的で、第一級冒険者が7名も所属しています。

こちらでは『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』に登場した異端児(ゼノス)・ウィーネの正体に関する感想があがっています。ウィーネとは何なのか、その正体が遂に明かされることになったのですが、どうやら感想を見ると上級者向けの嗜好だと認識されているようです。

こちらでも『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』に登場した異端児(ゼノス)・ウィーネの正体に関する感想があがっています。ウィーネとは何か、その正体が判明したのはアニメ3期３話です。ウィーネの他にもゼノスが登場していくので、最終的にゼノスとは何なのか、その正体をチェックしていくと良いでしょう。

こちらでは『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』に登場した異端児(ゼノス)に関する感想があがっています。今回はネタバレありでゼノスとは何なのか、その正体をチェックしてきましたが、感想で「ゼノス編は作中屈指の面白さ」と高く評価されている通りゼノス編は面白い話の内容となっていると考えられるのでアニメや漫画でその話の展開をチェックしてみてはいかがでしょうか？

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』に登場する異端児（ゼノス）とは何か？その正体・目的や各キャラの強さをネタバレしながら紹介してきましたがいかがでしたか？ゼノスは高い知性と心を持ったモンスターで、中身は人間と全く変わりません。そんなゼノスをウラノスを始めとした人間が支援していますが、やはり外見が倒すべき敵であるモンスターと同じであるため苦心しているようです。

今後、ゼノスは人間と共存することができるのか、またどのような活躍を見せてくれるのかに期待しておきましょう。ちなみに本作に登場したゼノスのキャラはウィーネ、リド、レイ、アステリオス、マリィ、アルル、ヘルガ、グロスなど8名で、ゼノスたちを支援しているファミリアがヘスティア・ファミリア、ガネーシャ・ファミリア、イケロス・ファミリア、ロキ・ファミリアです。漫画やアニメをご覧になった際はぜひゼノスに注目してください。