【プラチナエンド】花籠咲は明日が想いを寄せるヒロイン!過去や最後をネタバレ

プラチナエンドのヒロイン花籠咲の過去や最後をネタバレで解説します!漫画作品「プラチナエンド」は、2021年10月8日よりテレビアニメ放送が開始された、まさに今が旬の作品です。家族を事故で亡くし独りぼっちとなった主人公の架橋明日。この記事で特集するのはそんな明日が思いを寄せる女性・花籠咲です。これから咲のプロフィールから彼女に重くのしかかる過去の出来事、そして結婚や衝撃の死亡事件までわかりやすく解説していきます。

【プラチナエンド】花籠咲は明日が想いを寄せるヒロイン!過去や最後をネタバレのイメージ

目次

  1. 花籠咲は明日が想いを寄せるかわいいヒロイン
  2. 花籠咲の過去と自殺の理由
  3. 花籠咲と架橋明日の関係は?最後は死亡した?
  4. 花籠咲の活躍をネタバレ
  5. 花籠咲のアニメ声優
  6. 花籠咲に関する感想や評価
  7. 花籠咲まとめ

花籠咲は明日が想いを寄せるかわいいヒロイン

プラチナエンドの作品情報

原作:大場つぐみ、漫画:小畑健による漫画作品「プラチナエンド」。この記事ではプラチナエンドのヒロイン花籠咲を特集していきますが、その前にまずは作品情報からお届けします。最初に作品概要、そして簡単なあらすじ解説となります。

プラチナエンドの概要

「プラチナエンド」は、集英社の月刊漫画雑誌・ジャンプスクエアの2015年12月号から2021年2月号にかけて連載された日本の漫画作品です。原作は大場つぐみ、漫画は小畑健が担当し、両者のコンビでは「DEATH NOTE」と「バクマン。」に続く第3作目となります。

プラチナエンドの単行本はジャンプ・コミックスより全14巻が刊行され、2020年12月現在での累計発行部数は450万部を超えています。また、テレビアニメが制作され、2021年10月8日よりTBSほかの放送局にて全24話の予定で放送されています。

プラチナエンドのあらすじ

家族を事故で亡くし独りぼっちとなった中学生の架橋明日。叔母の家に引き取られますが、そこで待っていたのは凄惨ないじめでした。思いつめた明日はマンション屋上から飛び降り自殺をはかります。体が地面に叩きつけられる直前、天使ナッセによる救いの手が伸び明日に天使の力が授けられました。生きる気力が蘇る明日でしたが、この時同様に力が与えられた他の12人との神選びを巡る熾烈な戦いが始まりました。

花籠咲のプロフィール

ここからは、この記事の主役である花籠咲の話題に移っていきます。最初は花籠咲のプロフィールからになります。

花籠咲は、本作プロフィールのヒロインという位置づけで、主人公・架橋明日の幼馴染でもあります。中学や高校は同じで、高校で2人はクラスメートでした。もともとは明るい性格の女の子でしたが、ある事情から思い悩み入水自殺を図ります。ある事情については、後で詳しく解説します。

この行動により、咲は明日と同様ルベルに天使の力を授けられ神候補となります。架橋明日の幼馴染である花籠咲は、結果として明日と同じ運命をたどることになりました。

花籠咲の天使はルベル

花籠咲に天使の力を与えたのは、2級天使のルベルです。「悪知恵の天使」を自称するルベルは、花籠咲を神にすることで1級天使への昇格を目論んでいました。

天使には特級を頂点とする階級があり、ルベルの2級は最下級になります。階級により神候補に与えられる力が決まってくるので、天使にとってはとても重要なステータスになります。ルベルもその競争に勝ち抜こうと必死になっていたのです。

TVアニメ「プラチナエンド」公式サイト

花籠咲の過去と自殺の理由

ネタバレ①イジメに加担した過去

ここからは、明るかった少女・花籠咲を自殺にまで追い込んでしまった”過去のある出来事”についてネタバレ解説していきます。

家族ぐるみで付き合いのあった架橋家と花籠家で育った咲と明日は、幼いころから仲の良い友達同士でした。そんな2人の間に亀裂が入ったのは、明日の両親と弟が事故で死亡してからのこと。実は事故ではなく財産目当てで叔母夫婦が仕組んだ殺人事件だったのですが、家族の死亡で明日を取り巻く状況は一変します。叔母の家に引き取られた明日が酷い虐待を受けたのは、あらすじ欄で解説したとおりです。

やがて性格が暗くなった明日は、学校でもイジメを受けるようになります。クラス委員を務めるなど先生の前では良い子の咲でしたが、やがて周りの児童のイジメに加担するようになります。明日(ミライ)の事をケライ(家来)と呼んだり、「臭い」と黴菌のように明日を扱うクラスメートに合わせる形で明日をイジメたのです。しかし、それは決して咲の本意ではなく陰では自分が嫌になりいつも泣いていました。

ネタバレ②花籠咲が自殺しようとした理由

自己嫌悪に陥る花籠咲は、ある日衝撃的な出来事を目撃してしまいます。中学校の卒業式の日、咲は虐めていたことを謝ろうと、登校する明日の後を追いました。そして、明日がマンションの屋上から飛び降り自殺する場面に遭遇したのです。

強い衝撃を受けパニック状態になった咲は、衝動的に海に入り入水自殺を図ります。こうして咲もまた天使ルベルにより神候補に選ばれることになりました。

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花籠咲と架橋明日の関係は?最後は死亡した?

ネタバレ①架橋明日に惹かれていく花籠咲

ここからは、花籠咲と架橋明日の過去の関係、そして死亡したとされる最後についてネタバレで解説していきます。

幼馴染の明日と咲は、お互いに大切な友人として好意を持っていました。友情から恋に変化しても自然な流れと言えるかも知れません。ところが、2人の関係は神選びをきっかけに大きく変わっていきました。

過去に明日を虐めていたことを悔やみ、明日には「私を殺して」と言って許しを乞う咲でしたが、メトロポリマンを倒した後は過去が吹っ切れたように積極的になります。「赤い矢が刺さる前から好きだった。一緒に戦ううちにどんどん好きになり今が一番好き」と、明日に対する思いを素直に打ち明けました。

ネタバレ②花籠咲は架橋明日と最終的に結婚する

やがて神選びが終了し、高校生の花籠咲と架橋明日は将来の結婚を約束します。その後、約束通り2人は結婚に至ります。結婚後2人は、こちらも約束した花屋のオープンに漕ぎつけます。神候補になる前も神選びの最中も変わらず思いを寄せていた咲と明日。結婚は自然の成り行きと言えるのかも知れません。

ネタバレ③花籠咲と架橋明日は消滅する

幾多の困難の末に結ばれ結婚した咲と明日。結婚後には花屋を開店し、仲睦まじく二人三脚で結婚後の人生を紡いでいく、誰しもそんな想像をしたのではないでしょうか?

ところが、漫画プラチナエンドには、普通の物語には付き物のハッピーエンドではなく衝撃的なラストが用意されていました。何と幸せな結婚生活を送っていた花籠咲と架橋明日は、最後には死亡しこの世から消滅してしまうのです。

プラチナエンドで神候補に選ばれたのは咲や明日を含めて13名。最終審査の結果、中学生の中海修滋が神に選ばれます。プラチナエンドの最後では、その中学生・中海が神になってから自殺してしまったことにより、神選びに関わった天使や候補者が皆死亡し消滅してしまいます。この全員死亡という衝撃的なラストに巻き込まれる形で、咲や明日まで死亡し露と消えてしまいました。

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花籠咲の活躍をネタバレ

花籠咲の活躍①天使と神候補編

ここからは、各編での花籠咲の活躍をネタバレ解説していきます。最初は天使と神候補編からです。

中学時代のイジメを引きずり、高校に入学してからも暗く落ち込んでいた花籠咲。ルベルの勧めに従い赤い矢を明日に刺した後、明日と2人きりで話し合いをします。

その後、明日に美しい景色を見せてもらったり、明日と33日間も一緒に過ごす時間を持てたことで咲には元気が戻ってきました。明日の励ましもあり、幸せになろうと咲は少しずつ前向きな気持ちを取り戻していきました。

花籠咲の活躍②神保球場編

メトロポリマン(生流奏)の呼びかけに応じて神保球場に向かった咲と明日。神選びの平和的解決のためというメトロポリマンの触れ込みは嘘で、神候補減らしでした。咲の目の前で神候補の小学生が撃墜され消えていきました。何もできなかったと無力感に苛まれる咲。それと同時にメトロポリマンに対する憎しみが沸々と湧いてきました。

自分と同じ思いを抱いている人がいるはずと、咲は仲間を集めて対抗することを明日に提案します。早速守護天使のナッセとルベルと共に行動を開始する咲と明日。そこへ六階堂七斗も加わり共同戦線が張られることになりました。

花籠咲の活躍③グランタワー編

メトロポリマンを撃破するため、明日と六階堂はグランタワーへ向かいます。咲はルベルが2級天使で翼を持っていないため、メトロポリマンと対決するのは危険と判断、自宅待機となりました。

翌日深夜になってから咲は、自室に明日を招き入れます。天使たちに席を外してもらい2人きりになった咲と明日。咲は、長年悩んできた過去を清算しようと心に決めました。そして、中学時代に明日のイジメに加担したことを謝罪します。

突然『明日と共に生きていきたい』と叫ぶ咲。過去に犯した自分の罪を水に流して一緒に居させてほしいと明日に頼み込みました。咲の謝罪に対して、明日は笑顔で怒っていないと返しました。2人は、協力して神選びに立ち向かうことを確認しました。

自殺を考えるほど悩んできた罪の意識から解放され、見違えるように元気になった咲。以前の活発な女の子に戻っていました。彼女の変化を守護天使のルベルも喜び、1級天使になったら咲に翼をプレゼントすると約束してくれました。

花籠咲の活躍④南之遊園地編

メトロポリマンに妻子を拉致された六階堂は、明日と共にメトロポリマンのいる南之遊園地へ向かいます。翼がないため戦力にならない咲は、この時も居残りとなり取り戻した元気もしぼんでしまいます。

ところが、ちょうどその頃、神に評価され1級天使に昇格したルベルより咲に翼がプレゼントされます。翼を得た咲は南之遊園地に急行。メトロポリマンを撃破した後、ミラーハウスに閉じ込められていた明日と六階堂を救出します。病状が悪化した六階堂は病院に搬送されますが、息を引き取り帰らぬ人となります。ショックを受ける明日を励ました咲は、生前の約束に従い六階堂の翼と赤い矢を受け継ぎました。

花籠咲の活躍⑤神候補狩り編

小学生の神候補・結糸向が報道機関に神選びや天使などの情報をリークすると、たちまち世界中で神候補狩りが勃発します。咲は明日との平穏な日常を確保するため、明日に一緒に逃げようと提案します。しかし、明日は六階堂が生きていたら逃げずに立ち向かうだろうと言い、暗に彼女の提案を拒否、咲も従います。

ある日咲と明日のもとに警察官の弓木と星が現れます。2人は咲と明日を救うためにやって来たのですが、疑心暗鬼にかられた咲は弓木に赤い矢を使い33日間も骨抜き状態にしてしまいました。咲と明日は弓木らの協力を得て、神候補者を保護しようと動きます。その結果、神候補の中海修波の確保に成功。中海に加えて結糸向や手毬由理とも協力関係を結び、話し合いによる神選定の輪を広げていきました。

こうして神候補者への働きかけも残すところあと1人となりました。この時点で推薦する神候補を決めておくことになります。ところが、神に選ばれると人の世界を離れて天界に行くことになることから咲や明日らは脱落。人間世界に興味のない中海が神になってもいいと手を挙げます。そして、全員での投票の結果、中海が神候補として選ばれました。

花籠咲の活躍⑥特級天使と天才博士編

花籠咲は、神候補の1人で党京大学名誉教授の米田我工と神についての議論を戦わせます。神は必要だけど存在しないという米田に対し、咲は神が実在していなくても人の心の中にあればいいと主張。また、米田の考え方も支持し神を選ばないのも自由だと付け加えました。

花籠咲の活躍⑦新国立競技場編

新国立競技場で明日と米田教授との話し合いが行われます。そこでは明日が神となるか米田がそれを阻止するかが争点となりました。一方、花籠咲らは米田の策略にハマり拘束されてしまいます。咲を人質にとった米田は、明日に2つの選択肢を提示します。

1つ目は、神になるか咲の命を助けるかです。神にならない場合700万人が死亡することになりますが、明日は迷うことなく咲の命を優先します。2つ目は究極の選択、明日の命と咲の命です。ここでも明日は咲の命を選びました。

一方、花籠咲にとっても明日は自分よりも大切な存在となっていました。咲は明日を助けるため中海との交渉に臨みます。自分の命を差し出す咲の覚悟を目の当たりにした中海は咲を解放します。咲は明日のもとへと駆けつけ、白い矢を受けた明日を間一髪で救出しました。

最終的に米田は自分の非を認め、中海が神になることを決断し候補者全員の賛同を得たことで神選びは幕を閉じました。花籠咲は、明日と共に新たな人生を歩み始めます。咲は高校の仲間にも明日との関係を明らかにし、2人は将来の結婚と花屋を開くことを約束しました。

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花籠咲のアニメ声優

M・A・Oのプロフィール

次に、アニメ作品プラチナエンドで花籠咲の声を担当した声優を紹介します。咲の声を演じたのはアニメ声優のM・A・Oです。以下にプロフィールを記します。

  • 名前:M・A・O(女優業では本名の市道真央)
  • 性別:女性
  • 出生地:大阪府
  • 生年月日:1992年2月1日
  • 年齢:29歳(2022年1月末現在)
  • 身長:158cm
  • 職業:女優、声優
  • 事務所:イエローキャブNEXT

M・A・Oの主な出演作品や演じたキャラ

最後に、アニメ「プラチナエンド」で花籠咲を演じた声優、M・A・Oの数多い出演作の中からアニメ作品の主な作品を紹介します。

  • アイドルマスター シンデレラガールズ(鷺沢文香)
  • 炎炎ノ消防隊(アイリス)
  • プリンセスコネクト!Re:Dive(ぺコリーヌ)
  • 八男って、それはないでしょう!(ヴィルマ・エトル・フォン・アスガハン)
  • はたらく細胞(好酸球)
  • グランブルーファンタジー(ナルメア)
  • 転生したらスライムだった件(シオン)
  • 宇宙パトロールルル子(ルル子)
  • フリップフラッパーズ(パピカ)
  • 異種族レビュアーズ(メイドリー)

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花籠咲に関する感想や評価

ここまでプラチナエンドの花籠咲特集をお届けしてきましたが、最後に花籠咲に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するプラチナエンドの花籠咲に関する感想・評価は、花籠咲の変化とコミュニケーション障害を論じているツイートからです。どちらも無意識に抱えている罪悪感を払拭できれば快方に向かうそうです。

続いて紹介するプラチナエンドの花籠咲に関する感想・評価は、プラチナエンドのキャラの中で花籠咲だけが好きと言う方のツイートからです。理由は書かれていませんが、主人公架橋明日はイライラするので嫌いだそうです。

最後に紹介するプラチナエンドの花籠咲に関する感想・評価は、プラチナエンドの12話を読んだ方のツイートからです。何を考えているのかわからなかった咲の心の闇がわかってスッキリしたそうです。

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花籠咲まとめ

ここまでプラチナエンドのヒロイン花籠咲にスポットを当て、彼女を自殺にまで追い込んだ過去の出来事からそれを克服して結婚に至るまで、そして衝撃の最後・死亡までをネタバレで解説してきました。いかがでしたでしょうか?

花籠咲は架橋明日が思いを寄せる幼馴染の女性です。しかし、中学時代に明日のイジメに加担したことを悔やみ自殺するまでに追い込まれます。天使ルベルにより死の淵から救われ神候補に選ばれた咲。神選びで協力する中で明日をどんどん好きになり、2人はめでたくゴールインします。

ところが、幸せに暮らしていた2人に突然最後がやって来ます。神になった少年の自殺により神選びの関係者全員、もちろん2人も消滅してしまったのです。多くの読者に衝撃を与えたと言われる漫画プラチナエンドのラストでした。

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