【バガボンド】ネタバレあらすじと登場人物まとめ!イケメンキャラランキングも紹介

「SLAMDUNK」で知られる井上雄彦先生の話題作「バガボンド」は、剣豪・宮本武蔵の青春期を舞台に、剣の道を極める武蔵の成長や挫折、後に剣豪と呼ばれる登場人物たちとの交流・戦いを描いた作品です。本文では、井上雄彦先生の漫画「バガボンド」のあらすじネタバレや、登場人物・キャラ一覧、イケメンキャラランキング一覧、バガボンドの名言一覧などを、一覧にてネタバレ紹介します。

【バガボンド】ネタバレあらすじと登場人物まとめ!イケメンキャラランキングも紹介のイメージ

目次

  1. バガボンドとは?
  2. バガボンドの漫画あらすじネタバレ
  3. バガボンドの登場人物・キャラ一覧
  4. バガボンドのかっこいいイケメンキャラランキングTOP3
  5. バガボンドの名言や名セリフ集
  6. バガボンドに関する感想や評価
  7. バガボンドの登場人物ネタバレまとめ

バガボンドとは?

漫画「バガボンド」のあらすじネタバレ紹介・イメージ画像

漫画「バガボンド」は、戦国時代末期から江戸前期を舞台に、天下無双を目指す宮本武蔵の成長と、佐々木小次郎を始めとする剣豪との交流を描いた歴史漫画です。以下では、井上雄彦先生の漫画「バガボンド」のあらすじネタバレや、登場人物・キャラ一覧のネタバレ、イケメンキャラランキングTOP3、バガボンドの名言・名セリフ一覧などを、一覧にまとめてネタバレ紹介します。

バガボンドの概要

井上雄彦先生の漫画「バガボンド」は、吉川英治の小説「宮本武蔵」を原作とする作品で、戦国末期から江戸時代初期を舞台に、後に剣豪として名を馳せた宮本武蔵の青春期と、佐々木小次郎をはじめとする実在の武芸者との関わりを描いています。漫画「バガボンド」は、原作小説にはない、井上雄彦先生のオリジナル設定が加えてられた作風が特徴で、「バガボンド」は、放浪者や漂流者を意味します。

漫画「バガボンド」は、1998年から「モーニング」で連載が開始され、第4回第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門・大賞をはじめ、数多くの賞に選ばれた注目作品でしたが、2015年2月号の掲載を最後に、2021年1月現在まで休載を余儀なくされています。

バガボンドの作者は井上雄彦

バガボンドの作者・井上雄彦先生のイメージ画像

漫画「バガボンド」の作者・井上雄彦先生は、鹿児島県出身の漫画家で、バスケットボールを題材にした漫画「SLAM DUNK」の作者として知られています。

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バガボンドの漫画あらすじネタバレ

バガボンドの漫画あらすじネタバレ・イメージ画像

以下では、剣豪・宮本武蔵の青春期に焦点を当てた人気作品、井上雄彦先生の漫画「バガボンド」のあらすじネタバレを、一覧にて紹介します。

あらすじネタバレ①第一章 宮本武蔵編

西暦1600年、17歳の武蔵は西軍として関ケ原の合戦に出陣するも、戦はわずか一日足らずで決着がつき、武蔵と又八は、落人として追われる身となりました。その道中で、お甲と名乗る女性に匿われた2人でしたが、お甲を我が物にしようと狙う辻風典馬とその郎党との争いに巻き込まれます。又八はお甲と共に他の村に逃げてしまい、残された武蔵は辻風組との戦いを余儀なくされます。

その後、1人で宮本村に帰還するも、息子の帰りを待つ又八の母親の謀略にはまり、今度は村人に追われる身となります。捕縛された武蔵は、沢庵宗彭との出会いをきっかけに天下無双を志し、村の名前から姓を「宮本」と改め、流浪の旅を始めます。4年後には、京の吉岡道場や奈良の宝蔵院へ足を運び、時には挫折を味わいながら剣術を極める武蔵は、柳生に住む柳生石舟斎の元を目指します。

そんな中、鎖鎌の宍戸梅軒を訪ねてある村に辿り着いた武蔵は、梅軒の正体がかつて宮本村で戦った辻風黄平と判明し、2人は再び刃を交えます。勝負は武蔵の勝利に終わったものの、娘・竜胆の命乞いをする黄平の姿に、武蔵は複雑な思いを抱きます。

あらすじネタバレ②第二章 佐々木小次郎編

越前では、小舟に乗せられ流されてきた赤ん坊を鐘巻自斎が拾い上げます。その赤ん坊は、自斎のかつての弟子・佐々木佐康の息子で、名は小次郎と言いました。小次郎の事は、手紙を通じて佐々木から託されており、自斎は、小次郎を育てていくことを決意します。そして、数年後、小次郎は剣術にのめり込む活発な少年に成長し、ひょんなことから不動幽月斎への夜襲に挑みます。

村の疫病神と呼ばれた幽月斎は、小次郎と村人から依頼を受けた自斎の手で成敗されました。その後、自斎は剣術道場を開き、村の子供たちに剣を教え始めます。しかし、小次郎に対しては「剣は教えない」と言いつつも、密かに稽古を付けていました。そして、17歳になった小次郎は、自斎の弟子・伊藤一刀斎と共に旅に出て、戦の見物と称して関ケ原の合戦に向かいます。

合戦の決着がついた関ケ原の夜は、落人狩りのたまり場と化し、一刀斎は、小次郎を置いてその場から離れます。一方、落人に囲まれた小次郎は、生きるために落人を斬り捨てていきます。

あらすじネタバレ③第三章 地上最強編

吉岡伝七郎との再戦の約束を果たすべく京に上った武蔵は、吉岡道場主・吉岡清十郎も目を見張るほどの成長を見せました。一方、武蔵との対決で弟・伝七郎が負けると予感した清十郎は、武蔵へ闇討ちを仕掛けるも、返り討ちに遭って死亡、伝七郎も武蔵との戦いに敗れました。道場主とその弟の敗北は、たちまち京の噂にのぼり、吉岡道場の名誉を回復するべく、植田は門下70名を率いて武蔵に決闘を挑みます。

前代未聞の死闘から生還できた武蔵でしたが、右足の負傷により歩くことが難しい状態に追い込まれ、吉岡道場の門下殺害の罪で牢に入れられました。剣の道が閉ざされたと思われた矢先、沢庵が武蔵の元を訪れ、士官を勧められます。しかし、本当の強さを追い求める武蔵は、さらなる強敵との戦いに想いを馳せていました。

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バガボンドの登場人物・キャラ一覧

バガボンドの登場人物の紹介・イメージ画像

「バガボンド」の登場人物・キャラの多くは、実在の武将や剣豪をモデルとし、若き日の武蔵と彼らとの交流・一戦も見どころの1つです。以下では、井上雄彦先生の漫画「バガボンド」の登場人物・キャラ一覧を、ネタバレ紹介します。

宮本武蔵

漫画「バガボンド」第一章の主人公で、本名:新免武蔵(しんめんたけぞう)、後に宮本武蔵に改名しました。恵まれた体格と破天荒な性格の持ち主で、13歳で、村に挑戦状を突きつけた有馬喜兵衛を返り討ちにするなど、並外れた強靭さを誇る一方、私生活では親の愛情を受けられず、人間離れした強さから村人からも敬遠され、孤独がちな日々を送っていました。

一方で、幼馴染の又八やおつうには心を開き、17歳の時に又八の誘いを受けて関ケ原に出陣しました。敗北後は、又八の裏切りに遭い、宮本村に戻ってもお杉おばばの謀略によって追われる身となります。沢庵宗彭との出会いを機に、剣の道を極めることを見いだし、天下無双を目指して流浪の旅に出ます。

佐々木小次郎

漫画「バガボンド」第二章の主人公で、父親は佐々木佐康、鐘巻自斎の弟子で、後の巌流の開祖です。城の落城を受けて、小舟で自斎の元に流され、17歳まで自斎に育てられました。生まれつき耳が聞こえないものの、視覚・触覚に優れており、海育ちのため泳ぎが得意です。

17歳から、自斎の弟子である伊藤一刀斎のもとで修行を積み、東軍としての関ケ原への出陣や、西軍として戦う武蔵との出会い、修行と称して落人狩りの群れとの戦いを経て更なる成長を見せます。一方、出世には興味がなかったものの、とある武家の剣術指南役との戦いに勝ったことを受け、小倉細川家の剣術指南役を推挙されました。

本位田又八

漫画「バガボンド」の第三の主人公であり、宮本武蔵・佐々木小次郎に関わる重要キャラクターです。武蔵とは幼少期から仲が良く、剣術の腕前も武蔵と互角でしたが、関ケ原の敗戦後は、剣の腕が落ちました。自分とは対照となった武蔵に対し嫉妬心を持つも、内心では自身の心を弱さを自覚しており、山田一門で負傷した武蔵を寺まで運ぶなど、影ながら武蔵を支えました。

沢庵宗彭

17歳の宮本武蔵を剣の道にいざなった人物で、武蔵に対し人の道を説くなど彼を気にかけています。僧侶でありながら兵法に長けており、姫路城城主・池田輝政や柳生宗矩をはじめとする有力者との人脈を持っています。一方、少年時代の小次郎との出会っており、彼に剣の恐ろしさを説いています。

おつう

武蔵の幼馴染で、又八の許嫁の女性です。寺に捨てられたみなし子で、拾い上げたお杉に目をかけられるも、又八とお甲の件を受け、又八との許嫁関係の解消を申し出ました。そのような経緯から宮本村に居づらくなり、武蔵の旅に同行することを考えるも、沢庵の勧めを受けて、柳生石舟斎の元に身を寄せます。

城太郎

城太郎の紹介・イメージ画像

奉公先から追い出され、後に武蔵の弟子となる少年です。武蔵自身は、弟子を取らない主義であったものの、城太郎の身の上を知り、弟子入りを許しました。胤舜との戦いに逃げる武蔵に失望し、一度は彼の元を去ったものの、再び弟子となりました。柳生で武蔵とはぐれ以降は、おつうと行動を共にし、武蔵を追って旅を続けます。

お杉おばば

又八の育ての母親で、息子に対する並みならぬ愛情から、武蔵・おつうを逆恨みしています。特に武蔵に対しては良く思っておらず、又八との再会後は、武蔵達への復讐を目指し旅に出ました。本位田家の存続のために妾の子・又八を引き取り、実子同然に育て上げた女丈夫であるも、村の名士の家柄という立場から、偏狭的なものの見方が目立ち、村人からも鬱陶しく思われています。

新免無二斎

宮本武蔵の実父で、吉岡拳法を御前試合で破った武芸者であり、将軍・足利義輝から「日下無双兵術者」と称されました。「天下無双」に囚われるあまり、自分の息子を含めて周囲の人間を敵とみなし、自身の地位を脅かす者の出現を恐れていました。

辻風黄平

辻風組の一員で、頭領・辻風典馬の弟です。幼い頃に母親によって滝に落とされるも、典馬に救助され一命を取り留め、以降は辻風組として悪事に手を染めます。ある出来事をきっかけに典馬の命を狙い始め、後に宍戸梅軒に成りすまし、武蔵の前に立ちふさがります。

宍戸梅軒

盗賊・宍戸梅軒のイメージ画像

黄平によって殺害された盗賊で、鎖鎌を武器としています。私生活では、娘または事実上の養女とされる竜胆がいます。

不動幽月斎

自斎・小次郎と同じ村に住む剣士で、自らを「不動明王の使い」と名乗っています。かつては、海賊から村を守った英雄であったが、村内で悪事に手を染めるようになり、小次郎・自斎の手で成敗されました。

吉岡清十郎

吉岡憲法道場の現当主で、吉岡拳法の長男、小柄で美形の剣士です。表では、武士らしからぬ奔放な性格を見せるも、影では吉岡家を守るべく暗躍しています。弟・伝七郎との再戦を控える武蔵の強さに危機感を抱き、武蔵の闇討ちを計画するも、失敗に終わりました。

吉岡伝七郎

吉岡拳法の次男で、清十郎の弟、厳格で真面目な剣士です。武蔵が吉岡道場に乗り込んだ際に対峙するも、道場が火事になったことを受け、武蔵との再戦を約束し、彼を逃がしました。後に再戦を果たすも武蔵に敗れました。

植田良平

吉岡十剣の筆頭に君臨する剣士で、伝七郎の後見人、道場を実質的に取り仕切っている人物です。吉岡兄弟とは幼馴染の関係で、門人からは3兄弟と称されています。吉岡兄弟を失った道場を引き継ぎ、一門を連れて武蔵に戦いを挑むも、武蔵に深手を負わせて倒れました。

祇園藤次

吉岡十剣の1人で、植田に次ぐ実力の持ち主です。高慢な性格から道場では天狗とあだ名されており、吉岡の刺客として武蔵を追いかけました。

南保余一兵衛

バガボンドの登場人物で、吉岡十剣に数えられる剣士です。人望の厚い性格から、道場内で余一塾を開き、塾生7名に稽古をつけています。

小橋蔵人

小橋蔵人のイメージ画像

「バガボンド」の登場人物の1人で、吉田十剣に数えられる剣士です。実力は、十剣の中で頭を一つ抜くと評され、対武蔵戦では、怪我を負った植田を警護しました。

太田黒兵助

道場一の腕の太さを持つ太田黒兵助・イメージ画像

吉岡十剣に数えられる体格の良い剣士で、吉岡一と評される太い腕が特徴です。劇中では、武蔵戦への参加を見送ったため、十剣で唯一の生存者となりました。

堀川善兵衛

堀川善兵衛の紹介・イメージ画像

「バガボンド」の登場人物の1人で、直情的な性格が玉にキズの吉岡十剣です。また、道場では、当主の弟・伝七郎を慕っています。

東紅四郎

「バガボンド」の登場人物で、吉岡十剣に数えられる剣士の1人です。対武蔵戦では、不意打ちを仕掛けて武蔵の左顎を斬りつけました。

多賀谷彦造

武蔵を斬りつけた多賀谷彦造・イメージ画像

「吉岡の骨」と称される剣士で、武蔵に斬られて重傷を負っても、武蔵を道連れにするべく、彼に斬りかかった強靭なメンタルの持ち主です。

藤家

藤家のイメージ画像

十剣の若手剣士で、「吉岡の骨」と称されています。他の十剣と共に武蔵戦に挑むも、武蔵が投げ付けた小太刀を首に受け、命を落としました。

上泉伊勢守秀綱

新陰流の創始者で、かつて天下無双と称された剣豪です。宝蔵院の柳生石舟斎・胤栄の師であり、「無刀」の思想を掲げた偉大な人物です。

疋田豊五郎

疋田豊五郎の紹介・イメージ画像

上泉伊勢守の甥でありながら剣術の弟子です。伊勢守の代役として柳生石舟斎と立ち合ったことがあり、師匠に劣らない強さを見せつけました。

柳生石舟斎

柳生新陰流の開祖で、本名:柳生但馬守宗厳、天下無双とも称される剣豪です。若き日に上泉伊勢守や疋田豊五郎と立ち合い、後に伊勢守に弟子入りしました。武蔵の心の師であり、村を奔走したおつうを世話役として引き取りました。

柳生兵庫助

石舟斎の孫で、柳生新陰流の後継者です。祖父の血筋を色濃く受け継いでおり、作中では最強剣士の1人に数えられています。

鐘巻自斎

鐘巻流の開祖で、かつては天下無双と言われた剣豪でしたが、弟子・伊藤一刀斎への敗北を機に、剣の道を退きます。孤独な日々を送る中、中条流師範時代の弟子だった佐々木佐康から息子を託され、小次郎を拾い上げました。小次郎には、剣を教えないと言いつつも密かに稽古をつけており、後に小次郎を一刀斎へ託しました。

伊藤一刀斎

自斎の弟子で、本名:伊藤弥五郎、後の一刀流の開祖です。わずか5年で師匠を打ち負かした凄腕の剣士で、小次郎を剣の道へ向かわせた人物です。剣を「遊び」と称するなど豪胆無比な性格の持ち主で、最強の敵と戦うことを求めています。

宝蔵院胤栄

宝蔵院流槍術の創始者で、通称:大胤栄、武蔵が心の師と仰ぐ武芸者の1人です。現在は、息子・胤舜に宝蔵院の座を譲るも槍術の腕は健在で、胤舜との再戦に挑む武蔵を鍛えました。

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バガボンドのかっこいいイケメンキャラランキングTOP3

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バガボンドでは、宮本武蔵のように男らしいキャラから、佐々木小次郎のように中性的な容姿を持つ美形まで多彩なキャラクターが登場しており、剣豪たちのかっこよさも「バガボンド」の人気を高めています。以下では、井上雄彦先生のセンスが光る、「バガボンド」のかっこいいイケメンキャラランキングTOP3を一覧にて紹介します。

3位:佐々木小次郎

バガボンドのかっこいいイケメンキャラランキング第3位は、宮本武蔵の宿敵・佐々木小次郎です。「バガボンド」では、ろう者の美形剣士として描かれ、強敵に立ち向かうたくましさや、母性本能をくすぐらせるチャーミングさが魅力でしょう。

2位:吉岡清十郎

バガボンドのかっこいいイケメンキャラランキング第2位は、京最強の剣士と評された、吉岡道場の主・吉岡清十郎です。長髪をなびかせた中性的な容姿や、素行の悪さから門弟からの人望が薄い清十郎ですが、剣士としての実力は相当高く、吉岡道場や弟・伝七郎を守るためなら、自らが手を汚すことを厭わない、男気あふれる姿がかっこいいポイントです。

1位:宮本武蔵

バガボンドのかっこいいイケメンキャラランキング第1位は、本作品の主人公・宮本武蔵です。武蔵のかっこよさはビジュアルや剣の強さだけでなく、相手を大切に想う優しさや、幼馴染・おつうへの一途な想いも挙げられます。

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バガボンドの名言や名セリフ集

バガボンドの名言や名セリフの紹介・イメージ画像

以下では、井上雄彦先生の「バガボンド」から、人生の教訓にしたい、心に響く名言や名セリフ集一覧を、ネタバレ紹介します。

名言①「無謀と笑うか?…」

「バガボンド」の名言・名セリフの1つ目は、天下無双と讃えられる、柳生石舟斎の元を目指す宮本武蔵のセリフです。他人から見れば無謀だと思えることも、天から見たら小さいもので、他人の目を気にするあまり、挑戦を諦めそうになった心を勇気づける名言です。

天下無双、柳生石舟斎にぶつかる 無謀と笑うか? なんの、天は笑いはしない

名言②「一枚の葉にとらわれては木は見えん…」

「バガボンド」の名言・名セリフの2つ目は、おつうに囚われる武蔵に説教をする沢庵のセリフです。剣一筋に生きるため、あえておつうと距離を置いた武蔵でしたが、心の内ではおつうに囚われていました。そんな武蔵に対し、沢庵は何かに囚われていては剣は出ないと言い、1つに視点を集中させるのではなく、すべてを見渡すことが大切だと説きます。

一枚の葉にとらわれては木は見えん。 一本の樹にとらわれては森は見えん。 どこにも心を留めず見るともなく全体を見る。 それがどうやら『見る』ということだ。

名言③「どんな剛の者でも真剣勝負は怖い…」

「バガボンド」の名言・名セリフの3つ目は、胤舜との真剣勝負を通じて、自分の精神的な弱さを痛感した武蔵に対して、本当に強い者とは何かを説いた宝蔵院胤栄のセリフです。自らの命を懸けて戦う真剣勝負は、どんな剣豪でも恐怖を感じる一戦であり、その恐怖を受け止めることが強い者になる第一歩でしょう。

どんな剛の者でも真剣勝負は怖い わしでもじゃ じゃがその恐怖から目をそらさずに受けとめ それを傍らにのけておくことができる それが本当に強い者じゃ

名言④「強い人は皆優しい…」

「バガボンド」の名言・名セリフの4つ目は、武蔵の精神的な成長を感じる沢庵のセリフです。本当に強い人は、肉体的な強さだけでなく、人を思いやる優しさも兼ね備えており、「強い」と言われる人は、誰に対しても優しいことを説いています。

強い人は皆優しい

名言⑤「道を極めたなら刀は抜く…」

「バガボンド」の名言・名セリフの5つ目は、師・上泉伊勢守の教え「無刀」を継承しつつ、自らの剣の道を模索する柳生石舟斎のセリフです。無刀を教えを体現するには、剣の腕だけでなく精神力も重要であり、石舟斎のストイックさが伝わる名言でしょう。

道を極めたなら刀は抜くまでもないもの。いかにさやから抜かずにおくか、そのために我々は死にもの狂いで剣を振っとるのだ。

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バガボンドに関する感想や評価

バガボンドに関する感想や評価・イメージ画像

漫画「バガボンド」は、2015年から休載を余儀なくされており、SNS上では連載再開を望む投稿が多く寄せられています。以下では、井上雄彦先生の漫画「バガボンド」に関する感想や評価を、一覧にて紹介します。

感想1:影響を受けた作品

「バガボンド」は、歴史ものが好きな方だけでなく、「SLAM DUNK」ファンからも注目されており、剣の道を志す若き日の宮本武蔵の成長や葛藤、佐々木小次郎など強さとかっこよさを秘めた剣豪の登場が、人気に火を付けました。また、漫画「バガボンド」と言えば、心に響く名言・名セリフの多さでも知られ、人生のバイブルとしても支持されています。

感想2:剣豪たちの熱い展開が良い

歴史ものと言えば、古くさい・渋いというイメージが強いですが、井上雄彦先生による新たな宮本武蔵像が描かれた「バガボンド」は、従来のイメージを払拭させるようなスタイリッシュな作画が特徴で、登場キャラのかっこよさが人気に拍車をかけました。また、ストーリー面も、剣豪同士の戦いを始めとする熱い展開で構成され、ファンを楽しませています。

感想3:「バガボンド」の原作小説も読みたい

井上雄彦先生の執筆再会が望まれる中、SNSではバガボンドの原作となった、吉川栄治の小説「宮本武蔵」も読んでみたいとの声も寄せられています。小説版「宮本武蔵」は、宮本武蔵・佐々木小次郎の名が広く知られるきっかけとなり、戦時下の日本で絶大な人気を誇りました。その人気は戦後も衰えることなく、幅広い世代に読み継がれています。

バガボンドの登場人物ネタバレまとめ

バガボンドの登場人物ネタバレまとめ・イメージ画像

井上雄彦先生の漫画「バガボンド」のあらすじネタバレ、登場人物・キャラ一覧、イケメンランキングや名言一覧などを、一覧にてネタバレ紹介しました。「SLAM DUNK」で知られる井上雄彦先生が描く、新たな宮本武蔵像は、剣豪としての強さだけでなく、挫折や成長もクローズアップされ、人間味あふれる武蔵の姿が注目を集めています。

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