【転スラ】レイヒムはファルムス王国の最高司祭！登場シーンや最後をネタバレ

転スラこと転生したらスライムだった件の魔王誕生編でテンペストに侵攻したレイヒム。転スラに登場するレイヒムとはファルムス王国の最高司祭であり、｢プリズンフィールド｣を開発したことで知られています。作中でレイヒムはテンペストに敗北して傀儡となり、七曜の老師に暗殺されて死亡する最後を遂げてしまいました。本記事ではそんなレイヒムについて最後や｢プリズンフィールド｣の開発、声優などをネタバレ紹介します。

ではファルムス王国の最高司祭・レイヒムの最後や｢プリズンフィールド｣の開発などをネタバレ紹介する前に、レイヒムが登場する転スラこと転生したらスライムだった件の作品情報について簡単に見ていきましょう。レイヒムが登場する転生したらスライムだった件とは｢GCノベルズ｣より刊行されている伏瀬のライトノベル作品です。転生したらスライムだった件は｢小説家になろう｣原作の作品であり、｢転スラ｣と略されて呼ばれています。

転スラこと転生したらスライムだった件は2014年の5月に｢小説家になろう｣の原作に改良を加えた書籍が刊行され、2022年1月現在までに合計19巻の書籍が発売されています。また書籍化された翌年の2015年に漫画化も行われており、2700万部を超えるシリーズ累計発行部数を記録するほど非常に高い人気を博しています。この高い人気から転スラはこれまで2期に渡るアニメ化やゲーム化などのメディア展開が数多く行われています。

ある日突然通り魔に刺された普通の会社員の三上悟は死亡したと思われたものの、スライムの姿になって異世界の洞窟に転生します。三上悟は最弱のモンスター・スライムに不満を感じるものの、洞窟の中でスライムとしての生き方を思う存分満喫します。その中で三上悟は暴風竜ヴェルドラと出会い、｢リムル｣という名前を貰います。リムルとなった三上悟は洞窟を飛び出し、モンスター達を率いる英雄へと成長することになるのでした。

本記事で最後や｢プリズンフィールド｣の開発、アニメの声優などをネタバレ紹介するレイヒムとは転スラこと転生したらスライムだった件に登場するキャラクターの1人です。転スラこと転生したらスライムだった件に登場するレイヒムはファルムス王国で最高司祭を務める西方教会のキャラクターであり、禿げた頭と豪華な祭服が特徴となっています。レイヒムはサブキャラ中のサブキャラであるため、詳しいプロフィールは分かってません。

ただレイヒムは強い野心の持ち主であることが分かっており、エドマリス国王に仕えながら枢機卿の座を常に狙っています。最高司祭であることから高い実力と大きな権力を持っており、｢プリズンフィールド｣を開発した張本人となっています。しかしレイヒムはテンペストとの戦いで大敗北してしまい、リムルの配下・ディアブロの傀儡となりました。その後レイヒムは利用されるだけ利用され、七曜の老師に暗殺される最後を遂げます。

ではここからは転スラこと転生したらスライムだった件に登場するレイヒムの活躍や最後についてネタバレ紹介していきます。転スラの魔王誕生編の作中でレイヒムは枢機卿・ニコラウスから｢神殿騎士団（テンプルナイツ）｣の使用許可を貰い、三千の｢神殿騎士団｣を率いてテンペストへ進軍を開始します。テンペストに軍を進めたレイヒムはミュウランの大魔法に合わせて｢プリズンフィールド｣を発動し、テンペスト軍に大打撃を与えました。

しかしテンペスト軍を率いるリムルが激怒し、レイヒムは一気に窮地に追い込まれてしまいます。リムルはファルムス王国軍を一瞬で壊滅状態にさせ、レイヒム・エドマリス国王・ラーゼンの4人を捕虜としました。捕虜となったレイヒムは自身の罪を軽くして貰うため、テンペスト侵攻の黒幕がニコラウス枢機卿だと明かします。実はニコラウス枢機卿は神聖法皇国ルベリオスに従い、神に仇なすテンペストを滅ぼそうとしていたのでした。

捕虜となって内情を話したレイヒムはシオンの手でエドマリスと共に一度肉塊と化し、元の姿でディアブロの傀儡となりました。ディアブロの傀儡となったレイヒムは暴風竜ヴェルドラに軍を壊滅状態にさせられ、リムルのお陰で戦いが終わったという嘘を作ります。この嘘をレイヒムはファルムス王国の首脳陣に説き、リムルの偉大さと恐ろしさを伝えました。その後レイヒムは映像を記録出来る魔法道具を持ち、西方聖教会に足を運びます。

これは西方聖教会が戦争の状況を知るため、レイヒムを呼び出したからでした。レイヒムはリムルのメッセージが入った魔法道具の魔水晶を出し、ヒナタがいる会議で共有しようとします。しかしレイヒムは七曜の老師に出会って態度を急変させ、後悔の念と魔王誕生の経緯を言いながら魔水晶を出します。すると魔水晶からリムルの宣戦布告のメッセージが流れ、レイヒムは七曜の老師に暗殺されて可哀想な最後を遂げてしまいました。

ではここからは転スラこと転生したらスライムだった件に登場するレイヒムの｢プリズンフィールド｣の開発や性格についてネタバレ紹介していきます。転スラの作中でレイヒムは｢プリズンフィールド｣という｢ホーリーフィールド｣の簡易版の魔法を開発します。｢プリズンフィールド｣は｢ホーリーフィールド｣と違って少数の｢神殿騎士団｣で発動出来る魔法であり、劣化版であるものの、非常に使いやすいことで知られています。

転スラの作中でレイヒムはテンペストに侵攻した際、力が劣る｢神殿騎士団｣の人間でも使える｢プリズンフィールド｣を披露しました。確かにファルムス王国の最高司祭・レイヒムは目立った活躍をしていません。しかし｢プリズンフィールド｣の開発を見ると、レイヒムはファルムス王国の最高司祭に恥じない人間だったことが分かります。

上述でご紹介した通りファルムス王国の最高司祭・レイヒムは野心家な性格をしており、枢機卿の座を常に狙う強い出世欲を持っています。出世のためなら｢プリズンフィールド｣を開発するほどであり、枢機卿の座はレイヒムの原動力となっています。しかしレイヒムは忠義心を一切持っておらず、強い者にすぐにひれ伏す性格を兼ね備えています。この性格からレイヒムは自国の内情をすぐに暴露し、ディアブロの傀儡となってしまいました。

転スラこと転生したらスライムだった件のアニメでレイヒムを演じたのは藤井隼です。レイヒムを演じた藤井隼とは3月14日に神奈川県で生まれた年齢非公開の男性声優であり、2022年1月現在81プロデュースに所属しながら活動しています。藤井隼は明確なデビュー作品が分かっておらず、2016年にテレビアニメデビューしました。基本藤井隼は名前無しのサブキャラを担当しているものの、これまで多数の人気作品に出演しています。

• 2016年のアニメ｢テイルズオブゼスティリアザクロス｣：ロロ役
• 2017年のアニメ｢Fate/Grand Order｣：ダストン役、ウィリアム・テル役
• 2018年のアニメ｢リメイク版銀河英雄伝説｣：ホーウッド役
• 2019年のアニメ｢ワンパンマン｣：ジャクメン役
• 2020年のアニメ｢ボルト｣：カクイ役
• 2021年のアニメ｢蜘蛛ですが、なにか？｣：ゴゴウ役

転スラこと転生したらスライムだった件に登場するレイヒムに関する感想ではレイヒムが小物といった感想が多く寄せられていました。転スラに登場するレイヒムはファルムス王国で最高司祭を務める大物です。しかしレイヒムは忠義心や強い精神力をもっておらず、強い者の前だとすぐに平伏してしまいます。そのためレイヒムは多数の転スラファンに小物といわれています。

転スラこと転生したらスライムだった件に登場するレイヒムに関する感想では体型に驚く感想も寄せられていました。小説版の転スラでレイヒムは見た目が分かるイラストが描かれておらず、貧弱そうなイメージを読者に与えていました。しかし漫画版とアニメ版では非常にふくよかな体型のキャラクターとして描かれており、イメージの違いで転スラファンを驚かせることになりました。

転スラこと転生したらスライムだった件に登場するレイヒムに関する感想では最後を惜しむ感想も寄せられていました。確かにレイヒムは小物であり、あまり人気を博していません。しかしレイヒムの小物っぷりは非常に面白く、転スラの1つの魅力となっていました。なのでレイヒムの死亡は一部の転スラファンに惜しまれています。

本記事では転スラこと転生したらスライムだった件に登場するレイヒムについて最後や｢プリズンフィールド｣の開発などをご紹介しました。ファルムス王国の最高司祭を務めるレイヒムは｢プリズンフィールド｣を開発する実力者であったものの、テンペストに敵わず、利用されるだけ利用されて死亡してしまいました。一見レイヒムが可哀想なキャラに見えるものの、性格が欲深い小物なので、呆気ない最後は仕方ないといえるでしょう。