【転生したらスライムだった件】ファルムス王国の異世界人とは？滅亡の真相も考察

ファルムス王国とは、人気ライトノベル作品、およびそのメディアミックス作品・転生したらスライムだった件に登場する架空の王国です。転生したらスライムだった件はファンタジー色の強い作品であり、様々な種族や王国が登場します。ここでは、ファルムス王国にいる異世界人について詳しく掘り下げて紹介していきます。まず、ファルムス王国が登場する転生したらスライムだった件、通称転スラについてまとめます。

転生したらスライムだった件とは、転スラという愛称で親しまれている人気作品です。転スラはメディアミックスが盛んな作品としても知られており、原作は伏瀬による小説作品でした。転スラは、小説を投稿する事が出来るウェブサイト「小説家になろう」にて2013年から連載されていた作品です。2014年には書籍化している転スラは、この際にウェブ版をプロットとして大幅に加筆修正されています。

小説作品として非常に高い人気を誇った転スラは、コミカライズやテレビアニメ化もされています。転スラのテレビアニメは、第1期が2018年に放送され、続編である第2期は2021に放送される予定となっています。スピンオフや外伝も数々制作されている転スラは、今とても注目度の高い作品です。

ファルムス王国が登場する、転生したらスライムだった件（転スラ）のあらすじを紹介します。転スラの主人公は、とても平凡な男性でした。ある日通り魔に襲われてしまった主人公は、目が覚めると異世界でスライムに転生していたのでした。スライムとしての人生を謳歌する事にした主人公は、洞窟内で封印された竜・ヴェルドラと出会い、リムルという名前を送られます。リムルは新しい世界で様々な出会いを経験していきます。

ファルムス王国とは、転スラに登場する国家です。ファルムス王国は国王エドマリスの治める非常に裕福な国でした。ファルムス王国が栄えたのは、近隣国家との貿易や観光産業によるものが大きかったのですが、これはヴェルドラがいたジュラの大森林を避けて通る為に、もっともふさわしいルートがファルムス王国だった為でした。

ファルムス王国の異世界人とは、ファルムス王国に召喚された異世界人（日本人）の事です。ファルムス王国に召喚された異世界人の内、田口省吾とは粗暴な性格をした不良青年であり、3人いる異世界人のリーダー的な存在でした。乱暴者というユニークスキルを獲得、身体能力を強化して戦う強敵でした。

ファルムス王国の異世界人で橘恭弥は、剣術の才能に秀でていたため、ファルムス王国においては凄腕の剣士として暗躍したキャラクターでした。ユニークスキルは切断者で、冷静沈着な性格をしてはいますが、自分の能力を試したがっているという残酷な一面もありました。

ファルムス王国の異世界人で唯一の女性が水谷希星です。元々は日本で女子高生をしていた水谷希星でしたが、ファルムス王国に召喚されユニークスキル狂言師を獲得しました。元の世界に戻りたいと願っていた彼女でしたが、最後には田口省吾によって殺されてしまいます。

転スラに登場したファルムス王国ですが、非常に盛んな貿易や観光産業で栄えた国だったのに、滅亡するという最後となってしまいます。ファルムス王国が滅亡した理由をいくつか考察します。

ファルムス王国の王はエドマリスでしたが、彼は賢いとは到底呼べない国王でした。私利私欲の為に行動していたエドマリスは、テンペストの存在を脅威に感じ、自国の利益の為には邪魔だからと襲撃を計画してしまったのです。また、国王の周りの部下たちもイエスマンばかりで、暴走とも言えるテンペスト襲撃を行ってしまいます。

ファルムス王国に召喚された異世界人でしたが、凶暴な性格や進んで人を痛めつける行動など、未熟な精神が原因となって敗北してしまいました。ユニークスキル自体はとても強力でしたが、その精神が未熟だったせいで、リムル陣営に敗北します。

テンペストに侵攻した事で滅亡したファルムス王国。滅亡を防ぐ対策としては、テンペストを攻撃するのではなく、友好関係を結べば良かったと考えられます。テンペストと良好な関係を結ぶ事で、さらに貿易の幅を広げる事も出来たと考察されています。

ファルムス王国は非常に栄えた大きな国家でしたが、テンペストに侵攻した事で滅亡してしまう結果となりました。ファルムス王国がテンペストに攻め入った経緯を説明します。ファルムス王国は近隣のドワーフ王国との貿易で栄えていたのですが、リムル達が立ち上げた魔物たちの村・テンペストが貿易を開始したため、ファルムス王国にも影響を及ぼしたのです。

リムルが建国した魔物たちの国・テンペストの存在が邪魔になったエドマリス王は、国そのものを襲撃して滅ぼしてしまおうと画策します。魔物を倒した後、生き残った魔物たちは奴隷にする計画を立てるなど、その非道さが良く分かります。

魔物の事を良く思っていなかった聖教会のニコラウスは、ファルムス王国のおかれている現状を知るとすぐに、協力を打診してきます。聖教会にとっては魔物が人と仲良くなっては都合が悪かったのです。

エドマリス国王はテンペストを滅ぼしてしまうつもりでしたが、反対意見も挙がっていました。貴族の派閥を束ねているヘルマンやミュラーは、むしろ魔物と協力関係を結ぶ事によってより貿易が盛んになると予想していました。その結果、貴族派対王派の対立に至ったのです。

ファルムス王国のエドマリス王は、私利私欲の事しか考えていませんでした。その結果、リムル達の街・テンペストに所属している魔物たちと人間とは相いれないと豪語し、テンペストへの侵攻を開始しました。

テンペストへの侵攻が失敗に終わった後、エドマリス王はリムルから3つの提案を受けています。まずは、責任を認めて退位する事で、領土の一部と星金貨を支払うように求められました。2つめはテンペストの属国になる事。そして3つめはテンペストとの戦争を継続する事でした。エドマリスは自身の失敗を認め、退位する道を選んでいます。

ファルムス王国に関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。ファルムス王国に関しての感想では、転スラのエピソードの中でも特に印象に残っていると言う感想が多くなっています。ファルムス王国侵攻の件は、転スラがシリアスな展開に突入する重要なエピソードでした。

転スラにファルムス王国が登場した時には、ファルムス王国のエドマリス王は私利私欲の事しか考えておらず、リムル達の仲間を殺してしまいます。そんな王およびファルムス王国には、滅びてしまえばいいのにといった感想が寄せられていました。

転スラのファルムス王国侵攻編は、特に人気のある重要エピソードでした。その為、転スラのアニメが制作されるようになると、ファルムス王国の件がどこまでアニメで描かれるのかと注目されていました。ファルムス王国編は、リムルの新しい仲間が登場したり、リムル自身も魔王に覚醒したりと、見どころがたくさんあるエピソードです。その為、是非アニメ化して映像で見たいと言う声がたくさん挙がっていました。

ここでは、転スラに登場するファルムス王国についてや、召喚された異世界人について詳しく紹介しています。ファルムス王国は、転スラの主人公リムルの作った魔物の街・テンペスト襲撃を企て、結果滅亡してしまいました。是非、転スラをチェックして、ファルムス王国滅亡の真相を確かめてください。