2020年11月16日公開
2020年11月16日更新
【転スラ】ベレッタはリムルがはじめて召喚した悪魔!正体・素顔や強さを考察
『転スラ』に登場するベレッタはリムルが初めて召喚した悪魔です。彼は身長180㎝ほどの大柄な体格をしており、漆黒の肌と素顔が隠された仮面などの特徴があります。第一印象としては不気味な雰囲気を纏っている悪魔のようですが、悪魔といった情報以外にも強さや素顔・正体などが気になる方はきっと多いのではないでしょうか?当記事では『転スラ』のベレッタについて正体・素顔や強さ、能力などを考察しています。
転スラのベレッタとは?
リムルによって召喚された悪魔・ベレッタ。彼の登場によって悪魔といった存在が認知されるようになったのですが、彼の素顔・正体や強さについて気になる所です。ここではまず、ベレッタの情報に迫る前に『転スラ』の作品情報を見ていきましょう。
転生したらスライムだった件(転スラ)の作品情報
転スラの概要
『転生したらスライムだった件(転スラ)』とは、小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されていた伏瀬による漫画作品です。2013年2月からWEB小説を改訂し、本作を原作とする漫画や外伝漫画、アニメなどのメディアミックス展開が行われ、関連書籍を含めたシリーズ累計発行部数は2020年11月現在で2000万部を突破する人気作品となっています。また「このライトノベルがすごい!」で2018年版で6位、2019年版で5位に入っています。
転スラのあらすじ
ここでは『転スラ』のあらすじを紹介していきます。主人公はサラリーマン時代に通り魔に刺されたことで死に、スライムとして異世界に転生した三上悟ことリムルです。彼の転生先は異世界の洞窟でした。そこで最強の種族と言われる竜「ヴァルドラ」との出会いを果たしたことで、前世の名を改めリムルとなり、さらにヴェルドラと「テンペスト」のファミリーネームを名付けたことによってリムル・テンペストとして生きることになります。
ベレッタはリムルが初めて召喚した悪魔
『転スラ』に登場するベレッタはラミリスの守護者を務めています。本作でリムルはディアブロを始めとした悪魔達を配下にしているのですが、悪魔自体の強さはかなり高いため世界から警戒される存在です。そんな存在として認識されている悪魔を、リムルが初めて召喚したのがベレッタでした。
リムルはシズが異世界に残した教え子たちを救うため、魔王であるラミリスの迷宮を訪れた際にリムルが戦闘で破壊した「聖霊の守護巨像(エレメンタルコロッサス)」の代わりに人形を作ると約束した結果、ベレッタを召喚しています。そしてベレッタを作り出した人形を依り代にさせ、異世界に留まるようにしました。
転スラのベレッタの正体や素顔
正体は悪魔族の上位悪魔(グレーターデーモン)
まずベレッタの正体ですが、彼は悪魔族の上位悪魔(グレーターデーモン)の階級に属する悪魔です。悪魔族の系統は黒、黄、白、紫、赤、青、緑の7つがありますが、その中でもベレッタは黒の系統(のちにリムルの第二秘書となるディアブロの系統)となります。ベレッタの場合は上位悪魔ということなので戦闘力が高いと考えられますが、好戦的な悪魔族にしては珍しく、研究好きで異端の存在と言われていました。
ベレッタの素顔
異世界で脅威と認識されている悪魔族に属し、研究好きな異端の存在でもあるベレッタの正体が分かりましたが、彼の素顔は仮面で隠されており顔を見ることができません。
やはりミステリアスな雰囲気を纏っているだけあってその素顔が気になる所ですが、召喚されてから一度も仮面を外していないため素顔を見ることができないようです。今後、コミックのストーリーが展開していくにつれて素顔が明らかになるかもしれないので注目しておきましょう。
転スラのベレッタの強さや能力
ベレッタは魔王ディーノに匹敵する強さ?
ベレッタは上位悪魔という高い階級に分類される存在であることから、かなりの強さを誇るのではないか?と考えられるのですが、実際にどれくらいの強さを誇るのか気になります。そこで、彼の強さを他のキャラクターと比較してみましょう。ここで比較対象となるのは魔王であるディーノです。
ベレッタとディーノの戦闘描写は、ベレッタが召喚された話からある程度話が進んでいるのですが、ディーノとベレッタの互角ともいえる勝負を見ることができます。やはり、長い年月をかけて戦闘を繰り広げて生き残ってきた上位悪魔というだけあって、戦闘経験が豊富で多くの知恵を働かせて戦闘を有利に運ぼうとしていました。
ただ、最終的にはベレッタがディーノに敗北してしまいます。しかし、将来的にはリムルと同じ魔王種に至るので、総合的にみると技量も合わさりディーノに匹敵する強さだと言えるでしょう。
ベレッタのユニークスキルや究極能力
天邪鬼(ウラガエルモノ)
ベレッタのユニークスキルや究極能力の1つである「天邪鬼(ウラガエルモノ)」は、正反対の属性を自動で獲得する効能を持っています。リムルがヒナタに魔素を封じられたことで焦りを抱き、それが影響した結果進化の祝福によってベレッタがこのユニークスキルを獲得することになりました。同時に悪魔族と天使族双方の性質を持った「聖魔人形」へと進化を遂げています。
機神之王(デウス・エクス・マキナ)
ベレッタのユニークスキルや究極能力の1つである「機神之王(デウス・エクス・マキナ)」は、鉱物を自在に作り出して操ることができる能力です。1つ目に紹介したユニークスキル「天邪鬼」を犠牲にしたことで覚醒し、究極能力へと進化しています。ベレッタはリムルの進化の祝福によって生体魔鋼へと変化しているため、この能力によって自身の肉体をどのような形状にも自由自在に変化させることができるようになりました。
転スラのベレッタの契約と進化・その後
ベレッタの契約内容
リムルが作り出した魔鋼製の球体関節人形を依り代に顕現した上位悪魔・ベレッタですが、悪魔という存在は召喚されたと同時に召喚者と何らかの契約を結び、契約内容を実行することになります。ではここで気になる契約内容ですが、リムルはラミリスの護衛を100年間してほしいと依頼していました。そしてリムルは、その期間を過ぎれば人形を自分の精神の依り代として使ってくれて構わないと言っています。
ベレッタの名付けと名前の由来
悪魔という特異な存在について特筆すべき点が「名付け」というものです。悪魔は名付けられることによって悪魔としての格と階級が上がるのですが、ベレッタの場合は名付けられたことによって上位悪魔から「上位魔将アークドール」へと進化していました。
ランクはAランクオーバーとなっており、悪魔の場合は遥か昔から戦い生き残っていた存在であり、最強と言われる部類に入っても頂点は上位悪魔の階級で止まります。つまり悪魔界では上位悪魔としての強さは変わりませんが、戦闘技量においては天と地の差が付くということです。
しかし、名付けられる事で攻撃や技の強さも身に付くので、悪魔という存在は名付けられることに対してかなりの興味を示します。そしてベレッタの名前の由来は転生前に存在した「自動拳銃ベレッタM92」を連想した結果となっているようです。
ベレッタのその後やラミリスとの関係
ベレッタはリムルによって召喚され肉体と名前まで授かったことにより、彼はリムルに対して多大な恩を感じていましたが、結果的にはリムルの配下に加わるのではなく契約内容に従いラミリスの配下となりました。
その後、ベレッタは研究の助手としてラミリスの面倒を見ており、不満を抱えながらも楽しそうにしている様子が描かれています。そして、リムルの大賢者が進化を繰り返した結果、シエルが誕生し配下の能力統合や最適化が行われ、ベレッタは聖魔金属体(カオスメタロイド)の上位聖魔霊に種族進化を果たしていました。
転スラのベレッタに関する感想や評価
転スラ23話観ました
— きるあ🥝 (@Earth1497) March 11, 2019
ベレッタ、ヒナタ、ディアブロとか一気に出てきました どこまで進むかわからなくなってきたww pic.twitter.com/zKf3sR48re
ここでは転スラ23話を観た感想がツイートされています。アニメ版ではベレッタやディアブロ、ヒナタといった3人のキャラクターが登場しているのですが、この3人の登場には伏線が張られている要素がうかがえます。「どこまで進むか分からなくなってきた」と言われているのは、この要素が関係しているからなのかもしれません。
転スラ。ベレッタのここがかわいい!(自分調べ)というシーンをまとめてみた。
— ぎぃ。@コミッション依頼チョットデキル/荊909 (@gigigigiiiii) May 6, 2016
(web版の番外編・小説版7巻まで読んでいます。これから読むんだー!って人は多少ネタバレ含まれていますので注意) pic.twitter.com/ebrF7TR4vL
ここではベレッタのかわいいと思う側面についてツイートされています。ベレッタの外見は不気味ともいえるのですが、ラミリスとの触れ合いで内面の良さが際立っていると言えるでしょう。
ライダーした後に
— ノーム元帥@SYAROU士勉強中 (@nomugennsui) May 2, 2019
転スラ.ベレッタの造形してました〜( ´∀`接着面甘いのは許して pic.twitter.com/nd7GjCEK2j
こちらではベレッタの仮面を造形したという内容がツイートされています。やはり、仮面によって隠されたベレッタの素顔が気になるということなのでしょうか?
転スラのベレッタまとめ
『転スラ』に登場するベレッタの正体や素顔、強さについて紹介してきましたがいかがでしたか?『転スラ』のアニメ第1期では登場が端折られており、漫画版でもなかなか登場する機会が少ないキャラクターでした。しかし、小説版ではラミリスの迷宮が多いに活躍すると同時にベレッタが活躍するようになります。
その結果、ラミリスの保護を最優先していくようになるため、守護者としてのベレッタは重要人物となりました。ベレッタは今後の活躍が期待できるキャラクターなのでぜひ注目してみてください!