【転スラ】魔王ディーノの正体とは？強さ・能力や登場話もまとめて紹介

転スラこと転生したらスライムだった件の作中で｢眠りの支配者｣とあだ名されている魔王ディーノ。魔王ディーノはアニメには登場していない書籍版のキャラクターであり、ワルプルギス以降魔王の力が覚醒したリムルの陣営に所属しています。この魔王ディーノは怠惰の魔王に関わらず、異様ともいえる規格外の強さを持っています。本記事ではそんな転スラの魔王ディーノについて正体や能力の強さ、登場話などをご紹介していきます。

では魔王ディーノの正体や登場話などについてご紹介する前に転生したらスライムだった件の作品情報と物語のあらすじについてまとめてご紹介します。魔王ディーノが登場する転スラこと転生したらスライムだった件とは2014年から2020年8月現在にかけて合計16巻の書籍が刊行されている伏瀬のライトノベル作品です。転スラは累計発行部数1800万部を記録するほど高い人気を博しており、書籍の他にアニメや漫画などが制作されてます。

魔王ディーノが登場する転スラこと転生したらスライムだった件は異世界にスライムの姿で転生した主人公・リムルの戦いと国興しを描いた壮大なファンタジー作品です。リムルの活躍を描く転スラは｢オーバーロード｣や｢ドラゴンクエスト｣などに強い影響を受けているため、誰もが楽しめる作品に仕上がっています。これが大きな理由となって転スラは1800万部を越える累計発行部数を記録するほど非常に高い人気を博しているのです。

本記事で正体や登場話などをご紹介する魔王ディーノとは転スラこと転生したらスライムだった件に登場するキャラクターの1人です。転スラに登場する魔王ディーノは眠りを司っている魔王であることからいつも眠たそうな雰囲気を放つキャラクターです。しかしその強さはさすが魔王というだけであり、｢眠る支配者｣とあだ名されています。ではここからはそんな転スラに登場する魔王ディーノの正体について見ていきましょう。

転スラこと転生したらスライムだった件の世界には魔人の中で規格外の強さを持ち、勇者と対立している魔王が存在します。魔王はリムルが転生されるまで合計10人おり、10大魔王と呼ばれていました。しかしリムルが魔王になった時に3人が抜け、リムルを入れて｢八星魔王（オクタグラム）｣とあだ名されることになりました。本記事でご紹介する魔王ディーノは眠りを司る魔王として｢八星魔王｣の1人に数えられています。

｢八星魔王｣の1人である魔王ディーノは元々同じ魔王のダグリュールの家で居候生活を送っていました。しかし魔王ディーノは無一文になったことでダグリュールに追い出されてしまい、頼った魔王ギィ・クリムゾンにも断られてしまいました。そして住む場所を失った魔王ディーノはギィの勧めでリムルの陣営に加わることになりました。その後リムル陣営に所属した魔王ディーノはリムルからラミリスが行う研究の助手を任せられました。

転スラで魔王として登場するディーノ。しかし正体は魔王では無く、堕天使なのです。元々魔王ディーノは｢始原の七天使｣と呼ばれる天使の1柱でした。天使だった魔王ディーノはヴェルダナーヴァの配下だったため、いつも地上の監視役を担当していました。しかしとある事が原因で天使から堕天使に堕とされてしまいました。作中で魔王ディーノは元上司の天使に支配されるものの、最終的に支配から逃れてリムルの配下となりました。

ではここからは転スラこと転生したらスライムだった件に登場する魔王ディーノの強さや能力についてご紹介していきます。魔王ディーノは転スラの作中で｢黄金の剣｣と｢闇銀の剣｣と呼ばれる星の核で出来た剣を武器としています。この2つの武器は最強の強さを持っており、｢神話級の双剣｣と評されています。また魔王ディーノは非常に剣術に優れており、作中でアルベルトやグラソードといった強者を圧倒する姿を見せました。

転スラに登場する魔王ディーノは眠りを司る魔王らしく、｢怠惰者（ナマケモノ）｣というユニークスキルを持っています。この｢怠惰者｣は大罪系のユニークスキルであり、身体に触れること無く相手を眠らせる精神系の能力があります。さらに｢怠惰者｣は自身を認識阻害させる能力や堕落させて相手を支配する能力も持っています。このユニークスキルは動かないことで強さが増す能力なので、まさに魔王ディーノにぴったりといえるでしょう。

転スラの作中でワルプルギスが行われた際、ヴェルダナーヴァの娘・ミリムは魔王クレイマンに殴られてしまいます。この時ヴェルダナーヴァに仕えていた魔王ディーノは強い怒りと悔しさをにじませ、｢怠惰之王（ベルフェゴール）｣に｢怠惰者｣が進化しました。｢怠惰之王｣は｢怠惰者｣の上位互換となっており、感情がある者全てを支配する能力や｢滅びの誘惑｣と呼ばれる強力な催眠術で相手を滅びに導く能力などを持っています。

魔王ディーノは天使だった時、ヴェルダナーヴァから｢天空之王（ルシフェル）｣というアルティメットスキルを与えられていました。しかしヴェルダナーヴァは転スラの作中で殺害されてしまいます。この時魔王ディーノは｢天空之王｣を｢堕天之王｣に進化させました。魔王ディーノ｢堕天之王｣はギィとミリムのアルティメットスキルを融合させた強力な能力を持っており、ギィとミリムに敵わないものの、国程度なら滅ぼすことが出来ます。

ではここからは魔王ディーノが描かれた転スラの登場話についてまとめてご紹介していきます。魔王ディーノは｢小説家になろう｣版転スラの第79話で初登場を飾りました。この登場話はワルプルギスが行われる話であり、魔王ディーノはダグリュールと共にワルプルギスで主人公のリムルと出会いました。リムルは魔王勢揃いの中余裕で寝てる魔王ディーノに驚愕し、その場で非常に良好な関係を2人で築き上げました。

2つ目にご紹介する魔王ディーノの登場話は転スラの第141話です。上述の通り、無一文になった魔王ディーノは居候をしていた魔王ダグリュールに追い出されてしまいます。この時頼って断られたギィからリムルを紹介され、単身ジュラ・テンペスト連邦国に足を運びます。ギィは原初の魔族の1人であることから非常に強いため、リムルは魔王ディーノを受け入れます。そして魔王ディーノはリムル陣営に所属することになったのでした。

3つ目にご紹介する魔王ディーノの登場話は転スラの第186話から第190話です。この登場話は魔王ディーノの正体が判明した回になります。魔王ディーノは元上司の天使に能力で支配されてしまい、リムルを裏切りラミリスの命を狙って迷宮を攻撃しました。しかしベレッタやアピト、ゼギオンの活躍で裏切った魔王ディーノは撃退されてしまいます。そして敗れた魔王ディーノは天使の支配に犯されながら迷宮から撤退するのでした。

4つ目にご紹介する魔王ディーノの登場話は転スラの第226話から第233話です。ゼギオン達に敗れた魔王ディーノは再度迷宮に攻撃を仕掛け、リムル陣営と戦うことになります。しかし魔王ディーノはその途中で自身のアルティメットスキルを発動させ、天使の支配から脱しました。その後天使の支配から解かれた魔王ディーノは無事リムル陣営に帰参することに成功するのでした。

転スラに登場する魔王ディーノに関する感想では魔王ディーノが好きといった感想が多く寄せられていました。転スラに登場する魔王ディーノはいつも眠そうにしている魔王の1人であり、天使に支配されて裏切るなど敵役としての立場が多いキャラクターです。しかし本当は仲間思いな心優しい性格をした魔王であり、転スラファンから高い人気を博しています。

転スラに登場する魔王ディーノに関する感想では最終的に味方になって良かったといった感想も寄せられていました。魔王ディーノは転スラの作中で元上司の天使に操られ、リムル達を裏切ってしまいます。しかし最終的にアルティメットスキルで精神支配を解き、リムル陣営に戻りました。この帰参シーンは転スラの中でも感動する名場面の1つになっています。

転スラに登場する魔王ディーノに関する感想ではアニメ化の時に誰が声優をするのか気になるといった感想も見受けられました。残念ながら魔王ディーノは未だアニメ版転スラに登場していません。しかし今後転スラのアニメの続編がどんどん作られれば、魔王ディーノが登場する可能性が十分あります。おそらく魔王ディーノが｢八星魔王｣という重要な立場であることから声優は有名なベテラン声優が担当することになるでしょう。

本記事では転スラに登場する魔王ディーノについて正体や能力の強さ、登場話などをまとめてご紹介しました。魔王ディーノはアニメ版には登場していないものの、物語に大きな影響を与えた重要キャラクターでした。能力も非常に強力であり、作中でもトップクラスに入るレベルといえるでしょう。もし魔王ディーノが気になる方は是非原作版の転スラをご覧になって活躍をチェックしてみて下さい。