【転スラ】グラトニー(暴食者)はリムルのユニークスキル!能力と進化をネタバレ

転スラの主人公リムルが持つスキルの1つがグラトニー(暴食者)です。転スラ作中でもリムルとのやりとりで目立つ大賢者とは違い喋る事は出来ませんが、リムルの戦闘面での強さに繋がる大きな要因となったスキルになっています。今回は転スラのリムルが持つスキル、グラトニー(暴食者)について、能力獲得の経緯から進化の流れ、能力の詳細までネタバレありでまとめて紹介していきます。

【転スラ】グラトニー(暴食者)はリムルのユニークスキル!能力と進化をネタバレのイメージ

目次

  1. 転スラのスキルとは?
  2. 転スラのグラトニー(暴食者)はリムルのユニークスキル
  3. 転スラのグラトニーの権能や能力・強さ
  4. 転スラのグラトニーとクラウモノ・ベルゼビュートへの進化や違い
  5. 転スラのグラトニーに関する感想や評価
  6. 転スラのグラトニーまとめ

転スラのスキルとは?

転スラ作中で数多く登場し、作品を盛り上げる要因になっているのがスキルです。まずはそんなスキルについてまとめて紹介していきます。

転スラの作品情報

転スラの概要

転スラ(転生したらスライムだった件)は2013年から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されたいわゆる「なろう系」と呼ばれる異世界転生系の作品の1つです。異世界転生の中でも魔物に転生してしまう魔物転生系の作品として人気を集めた作品になっています。

2014年からはCGノベルズより書籍化も行われ始めた他、2015年からは月刊少年シリウスにて漫画版が連載、多数のスピンオフ漫画の連載やアニメ化も行われるなどメディアミックス展開も積極的に行われるようになりより人気を高めた作品になっています。2022年秋には劇場版映画の公開も予定されているなど今後も展開されていく事が期待されている作品の1つになっています。

転スラのあらすじ

現代に生きた主人公三上悟は通り魔に刺されて死亡し異世界に転生する事になります。転生者は固有のスキルを持って転生する事ができ、三上悟はその思いからスライムに転生、転生して最初に出会ったドラゴン暴風竜ヴェルドラに「リムル」と名付けられる事になります。そんなリムルが後々に獲得する事になるのが今回紹介するグラトニー(暴食者)です。

スキルの種類と獲得条件

転スラにおいてスキルとは技や能力を総じて示したもので、世界に成長が認められた時に獲得出来る可能性のあるものになっています。スキルは様々な要因で進化していき、大別すると誰でも習得の可能性がある「共通能力(コモンスキル)」、系統の近いコモンスキルを複数獲得すると統合されて進化する「特殊能力(エクストラスキル)」、エクストラスキルを複数合わせて進化する「固有能力(ユニークスキル)」といった具合に進化していきます。

ただ進化しても必ずしも能力の分類が変わるわけではなく、エクストラスキルからエクストラスキルへの進化、ユニークスキルからユニークスキルへの進化なども行われます。またスキルによっては種族特性として先天的に付与されるものなども存在しています。

転スラではスキルは漢字表記にルビで読み方が示されますが、作中では状況によって呼び方が使い分けられる事が多いです。今回紹介するグラトニーの場合、漢字表記では「暴食者」と書きますが、転スラ作中ではグラトニーと呼ばれる事の方が多いです。その一方でカタカナルビではエイチアルモノと称される「大賢者」はそのまま大賢者と呼ばれるなどスキル保有者が好きに呼んでいる節があります。

アルティメットスキルとは?

そんなスキルの最高位に位置するのが究極能力(アルティメットスキル)です。アルティメットスキルは真なる魔王、聖人、勇者といった特別な域にまで至った者が得る事が出来る能力で、天使や悪魔、神の名前を関する事が多いスキルです。アルティメットスキルの強さはユニークスキルでは絶対に打ち破れない程で、特に「大罪系」と呼ばれる悪魔系のスキルは非常に強力なスキルであるとされています。

【公式】「転生したらスライムだった件」ポータルサイト

転スラのグラトニー(暴食者)はリムルのユニークスキル

リムルのプロフィール

グラトニー(暴食者)の所有者であるリムルは元は日本人で、死亡したのをきっかけにしてこちらの世界に転生してきます。転生する際の思いから身体はスライムとなり、さらにはユニークスキル「大賢者」と「捕食者」の2つを獲得して生まれ落ちます。それだけでも十分に強力ですが、ヴェルドラに「リムル」と名付けてもらった事でユニークモンスターとして高い魔素を持ったキャラクターとなりました。

グラトニーはリムルのユニークスキル?

そんなリムルが後々に獲得する事になるのがグラトニー(暴食者)です。グラトニーは分類上は「ユニークスキル」に分類されます。上記でネタバレしたように通常スキルは世界に成長を認められた際に獲得するものですが、リムルはこのグラトニーの能力によってもスキルを獲得する事ができ、結果的に数多くのスキルを獲得するに至っています。

端的に言ってしまえば「何でも食べる能力」なので元々のスライムの能力にも近い性質を持った能力であると言えます。

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転スラのグラトニーの権能や能力・強さ

権能や能力・強さ①解析しスキルをコピーする

グラトニーの持つ能力の中でも特に強いとされているのが「解析」です。取り込んだ対象を解析する事で自身の物とする事ができ、リムルが数多くのスキルを持つ要因になっているスキルです。

権能や能力・強さ②体内で隔離して保管する

またグラトニーには体内に取り込んだものを隔離して保管する能力もあります。この能力を用いてリムルはヴェルドラを2年の間体内で隔離した上で「無限牢獄」の解析を行っていました。いわば四次元ポケットのような能力でリムルの意志でいつでも取り出す事ができるものになっています。リムルの体内では時間経過なども存在せず、ナマモノであっても腐る事がないなどといったメリットもあります。

権能や能力・強さ③腐食させる

グラトニーの攻撃性能を高めたのが腐食させる能力です。文字通り相手を腐食させる能力で、さらに腐食させた死体を取り込んでも能力を獲得出来るというものになっています。その威力はカリュブディスにもダメージを与える威力を誇っています。

権能や能力・強さ④擬態できる

グラトニー(暴食者)はスキルを取り込む事が出来ますが、取り込めるのはスキルだけではなく、その気になれば有機物や無機物、魔法なども取り込む事ができ、リムルは転スラ作中でシズを取り込む事で人型の姿を手に入れています。

権能や能力・強さ⑤配下に能力の一部を与える

グラトニーにはリムルの影響下にある魔物に能力を与える効果もあります。ただし使えるかどうかは相手の力量次第で必ずしも発現するわけではないというデメリットも存在しています。ただしこの能力のお陰でリムル個人で強くなるだけでなく配下まで揃って成長していくので結果的にテンペストに他国がおいそれとは進出出来ない要因にもなっている能力です。

権能や能力・強さ⑥配下の能力を抑える

グラトニー配下に能力を与えるのとは逆に配下の能力をリムルが吸収する事も可能です。ただしこちらもリムルが必ずしも使いこなせるわけではないという欠点は変わらずに存在しています。

権能や能力・強さ⑦力を解放すると暴走する

グラトニー(暴食者)最大の奥の手と言えるのが捕食し吸収した者達の能力を一挙に使う暴走モードです。取り込んだ者が全て表に現れるキメラ状態で見た目も禍々しくなりますが、加えてこの力は暴走モードというように知性がなくなってしまう為、リムルにとってはおいそれとは使う事が出来ない「最後の悪あがき」と言うべき技になっています。

権能や能力・強さ⑧リムルがグラトニーで獲得した主なスキル

グラトニーの能力は総合すると多数のスキルを集める能力であるともいえ、転スラ作中でもリムルはこの能力を使って多数のスキルを獲得しています。ネタバレするとコモンスキルだけでも「水圧推進」「水流移動」「分身化」「思念伝達」「身体装甲」「麻痺吐息」「自己再生」「水刃」「溶解」「魔力感知」「熱源探知」「音波探知」「超嗅覚」「粘鋼糸」「毒霧吐息」と獲得しているのです。

これらのスキルが合わさる事でエクストラスキルとして「水操作」や「万能糸」「超速再生」なども獲得、戦闘ではグラトニーの能力に合わせてこれらの能力も使用する事で有利に進める事が多くなっています。

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転スラのグラトニーとクラウモノ・ベルゼビュートへの進化や違い

ネタバレ①クラウモノ(捕食者)への進化や違い

既にネタバレしたようにグラトニーは当初リムルが保有していたスキルではありません。リムルが転生当初持っていたスキルは「大賢者(エイチアルモノ)」と「捕食者(クラウモノ)」でした。捕食者の時点で上記でネタバレした能力のうち、配下に能力を供給する権能と配下の力を吸収する権能、腐食能力以外の「捕食」「解析」「胃袋」「擬態」「隔離」の5つの能力を保有していました。

転スラの物語が進む中で、リムルはオークロードが保有していた能力「飢餓者(ウエルモノ)」を吸収する事になります。この飢餓者(ウエルモノ)が保有していた能力がグラトニーの残りの能力である「腐食」「供給」そして「受肉」でした。受肉はスキルを奪えるかどうかが確率になっており、グラトニーの下位互換の能力になっています。

この2つのスキルが統合進化されたスキルが今回紹介したグラトニー(暴食者)です。グラトニーは2つのスキルを組み合わせ、相手のスキルを奪えるかが確率だった「受肉」が確実に奪える「受容」に進化した能力になっているのです。

余談ですが、リムルが転生の際にグラトニーの元となる捕食者の能力を手に入れた理由は、転生の際に童貞のまま死んでしまった事で「来世では女性を性的な意味で食らう」と考えたのがきっかけとなっています。捕食者の時点でユニークスキルであり、グラトニーへの進化はユニークスキルからユニークスキルへの進化になっています。

ネタバレ②ベルゼビュート(暴食之王)への進化や違い

グラトニー(暴食者)の習得からさらに転スラの物語が進み、グラトニーはベルゼビュート(暴食之王)へと進化する事になります。ネタバレするとこれはリムルが魔王になったタイミングで行われており、グラトニーと魔王になる過程で手に入れたスキル「心無者(ムジヒナルモノ)」が統合された事で進化、ついにはアルティメットスキルにまで至る事になります。

グラトニーとベルゼビュートの違いとしては同じタイミングで大賢者が「智慧之王(ラファエル)」に進化した事で「解析」が移管統合されて失った変わりに吸収した「心無者」の能力が変化「魂喰(こんじき)」を獲得した事です。転スラの世界では魂が残っていると復活出来る可能性がありますが、魂喰(こんじき)で吸収すると相手は復活する事も出来なくなります。

また系統の近い能力であった「受容」と「供給」が1つのスキル「食物連鎖」へと統合進化しています。ただこの統合については具体的に作中で効果がアップしたかのような描写は見られません。

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転スラのグラトニーに関する感想や評価

ここからは既に転スラを視聴した人のグラトニー(暴食者)に関しての感想をネタバレありで紹介していきます。リムルのスキルは稀有な存在である喋るスキル「大賢者」が転スラ作中ではどうしても目立ちますが、グラトニーも単体でも十分にチートすぎるスキルだという声が多いです。特にスキルの吸収は強すぎるという声が多くなっています。

しかもリムルの場合、グラトニーで手に入れた能力を統合していく事で上位のスキルへと進化させており、今回紹介したベルゼビュート以外にも多数のアルティメットスキルを所有する事になっています。これらのスキルを得る要因になったスキルであるグラトニー、ベルゼビュートこそが最強の能力だという声も多くなっています。

元々主人公の能力らしくないと言われていたグラトニーですが、暴走状態のグラトニーの外見には流石に驚いたという声も多くなっています。普段表に出る事はない過去に吸収した魔物なども表に出るなどしている事がグラトニーの能力が如何に壊れた能力をしているかを示していたという声が多く、またその外見は暴走状態とはいえ主人公がなっていい外見ではないという声が多いです。

ただリムルはこの暴走能力を基本的には使用しておらず使用したのは、本当に窮地に追い込まれた対ヒナタ戦しかありません。状況的に使わざるを得ない状況に追い込まれたとも言えるのです。漫画版やアニメ版ではその演出も含めて衝撃的になったという声が多く、それだけにこの暴走状態の印象が強くなったとする声が多くなっています。

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転スラのグラトニーまとめ

転スラのリムルが持つスキルグラトニーはリムルが転生する際に手に入れた能力で、リムルの強さの大きな要因になっているといえるスキルです。結果的にこのグラトニーの存在によって多数のスキルを獲得し、統合進化させる事で多数のアルティメットスキルを獲得するに至っており、まさにリムルの強さの根源にあるスキルです。

強さ以外の面でもヴェルドラの体内保管、シズを吸収しての人型の姿の獲得など、転スラの物語においても重要な役割を果たす事が多いスキルになっています。まだ転スラを視聴した事がない人は今回ネタバレしたグラトニーの活躍にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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