【転スラ】クマラ（元ナインヘッド）は迷宮90階層を守る妖狐！強さや八部衆も解説

本記事では「転生したらスライムだった件/転スラ」に登場したクマラ/ナインヘッドの強さ・能力やリムルとの出会いの情報をネタバレしながら紹介していきます。その他には、クマラが従えている八部衆の情報や、魔王・クレイマンとの関係性などもネタバレしながら紹介していきます。

クマラ/ナインヘッドの強さ・能力やリムルとの出会いを知る前に、まずは「転生したらスライムだった件/転スラ」の基本情報を紹介していきます。転スラは2013年から2015年まで「小説家になろう」で連載されていた小説が原作で、内容が修正された小説が2014年から刊行されています。これまでに様々なスピンオフ作品も発売されており、2021年には魔物たちの日常を描いた「転スラ日記」というアニメが放送されています。

転生したらスライムだった件/転スラの主人公は「リムル＝テンペスト」です。リムルは人間世界のサラリーマンでしたが、通り魔から同僚を庇った事で命を落としており、異世界にスライムの体で転生しています。そんなリムルのもとには大勢の仲間が集まっているため、平和を望む魔物の国ができています。本記事ではそんなリムルに助けられたクマラ/ナインヘッドの強さ・能力をネタバレしながら紹介していきます。

ここからは「転生したらスライムだった件/転スラ」に登場したクマラ/ナインヘッドのプロフィールを紹介していきます。クマラとリムルの出会いや、ジュラ・テンペスト連邦国での役割などをネタバレしながらまとめていきます。クマラは物語途中に容姿が大きく変化しているようです。

転スラのクマラは「迷宮十傑」の1人で、希少な種族である「妖狐」です。迷宮では尾獣である八部衆が81階層から89階層までの守護者を担当しており、クマラ自身は90階層を守護しています。クレイマンの配下だった時には「ナインヘッド」と呼ばれていましたが、リムルとの出会いを経て「クマラ」という名前になっています。また登場時点では四尾でしたが、名付けされた事で妖狐の最終形態である九尾に進化しています。

転スラのクマラ/ナインヘッドは九尾の狐がモデルのようです。九尾の狐は中国に伝わる伝説の妖怪で、別の伝承では「天界の神獣」とされています。幽遊白書に登場した「蔵馬」も九尾の狐がモデルのキャラクターで、NARUTOの「九喇嘛」の名前は蔵馬が元ネタのようです。そのため転スラでは蔵馬・九喇嘛を並び替えて「クマラ」という名前になっているようです。

登場当初のクマラ/ナインヘッドは狐の姿をしていましたが、リムルとの出会いを経て人間の姿に変身できるようになっています。そんなクマラは腹黒い・計算高い性格をしており、実直な性格をしている迷宮十傑のアピトと仲が悪いようです。とはいえお互いの実力は認め合っているため、気の合わないライバルのようです。

転スラのクマラは𠮷原の花魁のような言葉を使用しています。また腹黒い性格をしていますが、表向きは明るい性格のムードメーカーのようです。他の配下と同様にリムルの事を慕っていますが、リムルにおねだりする時には幼女姿に変身して上目遣いを見せています。またクマラはリムルとの出会いに救われているため、忠誠心と同時に独占欲を持っているようです。

作品概要・あらすじを知った後は、「転生したらスライムだった件/転スラ」で描かれたクマラ/ナインヘッドの強さ・能力をネタバレしながら紹介していきます。作中でクマラが獲得したスキルの情報や、クマラが従えている八部衆の情報などもネタバレしながらまとめていきます。

転スラのクマラは「バハムート」という能力を持っています。バハムートは「思考加速」「万能感知」「魔王覇気」などを組み合わせた究極贈与で、シエルの能力改変で獲得しています。またクマラは重力操作を得意にしているキャラクターで、防御を強化する能力を持ち合わせているようです。迷宮十傑の中で最強クラスの強さを誇っているクマラですが、「戦闘の経験不足」という弱点があります。

登場当初のクマラはクレイマンの配下でしたが、その時からクレイマンに匹敵する魔素量を持っていました。また母親は魔王に匹敵する実力者だったため、希少種である「妖狐」はかなり高いポテンシャルを持っている事が分かります。クマラの弱点は「経験不足」ですが、リムルの配下の中でトップクラスの逸材のようです。

クマラの8本の尾は尾獣に変化する能力を持っており、尾獣は「八部衆」と呼ばれています。八部衆には「白猿」「月兎」「黒鼠」「雷虎」「翼蛇」「眠羊」「炎鳥」「犬鏡」という名前があり、それぞれが違う能力を持っています。またクマラは八部衆が合体した状態が最強形態で、自身が進化で得た能力は八部衆にも効果が及ぶ事が分かっています。

クレイマンの配下だったクマラはリムルとの出会いを経て成長を見せています。当初は八部衆の力を発揮できない半人前でしたが、配下になってから修行を重ねて八部衆をコントロールできるようになっています。またリムルが八部衆の名前を呼ぶ事で更に戦闘能力が強化されており、物語途中には「九尾連斬」という必殺技を編み出しています。

転スラの「ゼギオン」はリムルの配下の中で最強クラスの強さを誇るキャラクターです。元々はジュラの大森林で暮らしていましたが、リムルとの出会いを経て配下に加わっており、成長を遂げた事で迷宮の守護者に選ばれています。ゼギオンとクマラは共に迷宮十傑・聖魔十二守護王のメンバーですが、戦闘能力はゼギオンの方が圧倒的に上のようです。

ゼギオンは迷宮の80階層の守護者ですが、クマラは保護目的で90階層の守護者になっているため、実力で階層の深さが決まった訳ではないようです。また作中でゼギオンを倒せるキャラクターは限られているため、クマラの階層に辿り着く事は困難のようです。迷宮十傑のアピトも「経験不足」が弱点のため、クマラの戦闘能力はアピトと近いかもしれません。

クマラはリムルの配下の中で最強である「聖魔十二守護王」に数えられていますが、聖魔十二守護王は化物揃いのため、クマラの強さは下の方です。とはいえクマラは覚醒魔王を倒せるほどの強さを持っているため、リムルの配下の強さが桁違いである事が分かります。また策で相手を翻弄する戦いが得意なため、戦闘能力でゴリ押ししてくるタイプは苦手にしているようです。

クレイマンの配下である「五本指」は「クマラ/ナインヘッド」「アダルマン」「ヤムザ」「ミュウラン」「ピローネ」で構成されています。五本指の強さの順列は不明ですが、クマラは重要な「母子」に任命されているため、五本指の中では最強だった可能性があります。またリムルの配下になったアダルマンも成長しているため、五本指は実は逸材揃いだった事が分かります。

強さ・能力・八部衆について知った後は、「転生したらスライムだった件/転スラ」で描かれたクマラ/ナインヘッドの過去をネタバレしながら紹介していきます。またクマラとリムルの出会いのエピソードや、クレイマンとの関係性などもネタバレしながらまとめていきます。

クマラは東の帝国の周辺に存在した「妖魔郷」という里で生まれたキャラクターです。妖魔郷には高い戦闘能力を持つ魔物が集まっており、存在を危険視していた東の帝国の侵攻を受けています。妖魔郷の魔物は人間に対して友好的だったため、東の帝国が一方的に妖魔郷を危険視していたようです。

妖魔郷と東の帝国の戦いでは両者に大きな犠牲が出ていますが、最終的には東の帝国が勝利しています。またクマラの母親は命を落としており、それからクマラは「東の帝国」に対して強い憎悪を抱くようになりました。この憎悪がクマラの強さの糧になっていますが、同時にクレイマンに利用される原因にもなっているようです。

クマラは「九頭獣」という希少種のため、東の帝国と妖魔郷の戦いで生け捕りにされています。その後、クレイマンが生け捕りの情報を得ており、東の帝国からクレイマンに渡された事が分かっています。物語途中にクマラは母親の仇と戦っているため、このエピソードはフラグになっているようです。

クマラは魔王・クレイマンのペットになっています。クマラは東の帝国に対する憎悪で力を付け、クレイマン配下の幹部であるナインヘッドの「母子」に任命されています。またクレイマンはクマラが裏切らないように「支配の呪法」を掛けており、その時からクマラは自分の意思で行動する事を制限されているようです。

転スラの本編では魔王たちが集結する「ワルプルギス」が開催されており、クマラはクレイマンの護衛で登場しています。ワルプルギスではリムルとクレイマンの論戦が行われていましたが、最終的には「3対3」の戦闘に発展しています。この時にクマラは巨大な狐に姿を変え、リムルの配下であるランガと戦っています。

ワルプルギスでクマラはランガと戦っていますが、魔王の加護を受けているランガに圧倒されています。また呪法で縛られていたクマラはリムルに助けを求めており、リムルが呪法を解析してクマラを呪縛から解放しています。その後、リムルはランガにクマラの世話を任せており、クマラは他の配下と触れ合う事で元気と明るさを取り戻しています。

保護された時のクマラは配下ではありませんでしたが、リムルに恩義を返すために配下になる事を決めています。またリムルから名付けを受けており、この時に四尾から九尾に進化しています。物語途中にはラミリスの能力でジュラ・テンペスト連邦国に迷宮を作っており、ランガの推薦を受けたクマラは90階層の守護者になっています。

リムルはアトラクション目的で迷宮を作っていますが、同時期に東の帝国の侵攻があったため、迷宮は侵攻に対する要塞として機能しています。この時にクマラが守護する階層まで帝国兵が侵攻していますが、クマラは八部衆の力で帝国兵を圧倒しています。ちなみに迷宮には「魔物が死なない」という効果があるため、戦いが始まった時点で東の帝国の負けが決まっていたようです。

転スラの「カンザス」は機甲軍団の軍団長・カリギュリオの部下で、クマラの母親を殺した張本人です。カンザスはクマラの母親から尾獣を奪っており、闇で強化された尾獣でクマラの尾獣を圧倒しています。そのためクマラは劣勢に立たされていましたが、尾獣を合体させた最強形態に変化し、最終的にはカンザスを切り刻んで母親の仇を取っています。

保護されてすぐに頭角を現したクマラですが、物語途中に尾獣が独立した意思を持つようになった事で魔素量が激減しています。その時からクマラはイングラシア王国の学校に通っており、リムルが担任を務めるクラスで教育を受けています。そして幸せな日々を送る事でクマラは力を身に着け、迷宮十傑に数えられるほどの存在になっています。

リムルとの出会いや八部衆について知った後は、「転生したらスライムだった件/転スラ」で描かれたクマラ/ナインヘッドの活躍をネタバレしながら紹介していきます。登場当初は敵だったクマラ/ナインヘッドですが、リムルとの出会いを経て様々な活躍を見せているようです。

クレイマンはリムルの配下を殺して魂を奪おうとしていましたが、リムルが魔王に進化した事でクレイマンの計画は失敗しています。またリムルはクレイマンとの決着を着けるために「ワルプルギス」に参加しており、途中で戦闘が始まった事でクマラ/ナインヘッドはランガと戦っています。ですがクマラには戦う意思がなかったため、それに気付いたリムルがクマラを保護しています。

転スラの「領土掌握編」ではジュラ・テンペスト連邦国に地下迷宮が作られています。この時にランガの推薦でクマラは守護者の1人になっており、リムルの名付けで九尾に進化しています。またクマラは親代わりのランガにとても懐いており、ランガの頭の上が一番落ち着くポジションになっていました。

転スラの「魔人暗躍編」では、クマラが進化した尾獣を迷宮の81階層から89階層までの守護者にしています。また尾獣が自由意思を持った時にクマラの魔素量が低下したため、リムルの提案でクマラは学校に通い始め、リムルの教え子であるクロエたちと仲良くなっています。この生活はクマラにとって幸せなものだったため、これがクマラを更に成長させるきっかけになったようです。

発展を遂げたジュラ・テンペスト連邦国には学校が作られたため、クマラはイングラシア王国だけでなくジュラ・テンペスト連邦国の学校にも通い始めました。またクマラと同様に八部衆も成長しており、八部衆はそれぞれが「Aランク」になるほどの実力を身に着けています。

転スラの「戦争前夜編」では、成長したクマラが大人の姿になっています。この時にクマラの実力は迷宮守護者の中でトップクラスになっていたため、「迷宮十傑」という称号を与えられています。また幼女から大人に変身する能力を持っているため、能力を利用する計算高い性格になっています。

転スラの「帝国侵攻編」では、東の帝国がジュラ・テンペスト連邦国に侵攻しています。リムルはアトラクションとして作った地下迷宮を東の帝国に対する要塞にしており、クマラは母親の仇であるカンザスと戦っています。カンザスは「略奪者」というスキルで「自身が殺したクマラの母親」を召喚しましたが、最終的には全ての尾獣を合体させたクマラの攻撃で死亡しています。

転スラの「竜魔激突編」では、ジュラ・テンペスト連邦国で東の帝国との戦いの「論功行賞」が行われています。この時にカンザスを倒したクマラは「幻獣王」という称号を与えられ、「聖魔十二守護王」のメンバーになっています。またリムルが八部衆の名前を呼んだ事で更に戦闘能力が向上しています。

転スラの「遊戯終了編」では、三妖死がジュラ・テンペスト連邦国を襲撃しており、クマラはディーノの部下であるピコと戦っています。成長したクマラは強大な力を持つピコと互角に戦っており、クマラの強さを知ったディーノは驚いていました。またランガが「リムル様からアルティメットスキルを授けてもらった」と自慢していたため、クマラもリムルに能力を改変して欲しいと懇願しています。

転スラの「野望終焉編」でクマラは覚醒魔王に進化したカリオンと戦っています。この戦いではカリオンを追い詰めていましたが、詰めの甘さが露呈して最終的には敗北しています。また覚醒魔王に進化したフレイとも戦っていますが、三日戦い続けた後に敗北しています。結果的にクマラはカリオン・フレイに敗れていますが、リムルから「伸びしろは一番」と期待されています。

転スラの「王都騒乱編」では、クマラは黄金郷でオルリアと戦っています。クマラは圧倒的な強さでオルリアを撃破していますが、オルリアを吹き飛ばした先にヴェガがいたため、ヴェガにオルリアを吸収されるという失態を犯しています。その他にはリムルの指示を受けて天使軍と戦っており、八部衆を使って天使軍を一掃しています。

リムルとの出会いや強さ・能力・八部衆について知った後は、「転生したらスライムだった件/転スラ」に登場したクマラ/ナインヘッドに関する感想を紹介していきます。クマラ/ナインヘッドは凄まじい強さを持つキャラクターのため、転スラファンから様々な感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したように、転スラのクマラはリムルの配下の中でトップクラスの実力を持っています。そんなクマラが強いという感想や、「八部衆」の能力が面白いという感想が挙がっているようです。また原作小説ではバトルシーンが少なかったため、漫画・アニメではクマラの戦いを描いて欲しいという感想も挙がっているようです。

転スラのクマラは容姿端麗な美少女のため、読者・視聴者から「クマラは可愛い」という感想が挙がっているようです。また幼女から大人の美女に姿を変化させる事ができるため、アニメの放送でクマラ人気が高くなると予想されているようです。

転スラの作中でリムルは保護したクマラを撫でており、リムルが大好きなランガは嫉妬心でクマラを威嚇しています。ですが世話を任されたランガはクマラの親代わりになっているため、ランガとクマラの関係性が微笑ましいという感想が挙がっているようです。

2022年1月時点で転スラはアニメ2期までが制作・放送されていますが、アニメ2期では迷宮のエピソードは描かれていません。クマラが活躍するのは迷宮のエピソードのため、「早くアニメの続編を見たい」「クマラの声優が気になる」という感想が挙がっているようです。

本記事では「転生したらスライムだった件/転スラ」に登場したクマラ/ナインヘッドの強さ・能力・リムルとの出会いをネタバレしながら紹介していきましたがいかがだったでしょうか？クマラは物語終盤の迷宮エピソードで活躍しているキャラクターのため、アニメの続編を望んでいるファンが多いようです。そんなクマラが登場した転スラを見た事がない方も、本記事のネタバレ情報を参考にしながら是非ご覧下さい。