フェアリーテイル・リサーナの強さについて！登場回に思わず感動！

2006年から2017年まで週刊少年マガジンにて連載された大人気作品「フェアリーテイル」。単行本は全世界2000万部以上の売り上げというデータも!10年ほど続いていること、売り上げ数をみるとその人気がうかがえますよね。現在は様々なアプリとのコラボや映画化などいろいろな場所でフェアリーテイルという文字を目にすると思います。

今回はそんなフェアリーテイルに登場するキャラクター「リサーナ」について解説します。アプリなどで存在は知ってるけど原作を見たことがないという人は、リサーナが「死んだ」や「生き返る」という単語を目にすると、どういうこと？と思うはずです。今回はそのような疑問を解消するとともに、リサーナの強さやどのようなキャラクターなのか等解説していきます。

まずはリサーナの設定を見ていきましょう。リサーナは17歳、本名を「リサーナ・ストラウス」といいます。リサーナは3人兄弟の末っ子で、姉にミラジェーン、兄にエルフマンがいます。実はリサーナの初登場回はたった2コマのみの登場かつ、本編開始時の2年前X782年に死んだとされていました。その為ミラとエルフマンがお墓参りをするという場面もあります。

ミラやエルフマンと同じく銀髪でありショートヘアということが特徴です。猫が大好き、またフェアリーテイル内でもかなり明るい性格です。勉強嫌いという設定ですが、フェアリーテイル内でも割と常識人な部分もあるため、周りと比べれば頭はいいように思われます。

先に説明した通り、設定上リサーナは元々死んだとされています。その理由は3兄弟で仕事をしている際、兄のエルフマンが接収(テイクオーバー)した「ザ・ビースト」という魔物を抑えることができなくなりました。その暴走を抑える為エルフマンの前に出たリサーナは攻撃を受け、その後リサーナが確認できなかった為に死んだとされていました。

死んだとされていたリサーナですが、実際には死んでいませんでした。ここからはリサーナが生きていることが判明した部分について説明していきます。

まずリサーナが生き返る部分を紹介する前に、一番重要な「エドラス」について解説します。このエドラスとは、主人公ナツ達が住む世界(アースランド)とは別の世界です。別世界ですが住む人々は皆名前や容姿がアースランドの人と同じ人が存在しています。エドラスの住人はエクシード(ハッピーやシャルルのような翼の生える猫)を神と信じています。

エドラスにも妖精の尻尾(フェアリーテイル)が存在していますが、こちらは闇ギルドとされています。これは大国が解散命令を出したにもかかわらず、それを拒み続けているためです。現在は大国から逃げる為ギルドを移動させながら活動しています。

エドラスの人物は、アースランドと真逆の性格をしている人物がほとんどです。乗り物が嫌いなはずのナツは乗り物に乗ると強気になる、ジュビアがグレイではなくグレイがジュビアに片思いしているといったように真逆となっています。しかし、一部の人物はそのままのようで、ミラジェーンは性格が同じでした。しかし幼少期時代のミラの事を思うと真逆になっているとも言えます。

リサーナの回想以外での初登場回は170話。ナツ達がアースランドからエドラスに突入し、フェアリーテイルを見つけます。ギルドに入ったときリサーナを発見します。しかしこの時のリサーナはナツ達に対し「誰？」という反応を見せています。これは突然自分の知っている本来のナツ達を見たため、同様と正体を隠すためにだした反応でした。

元々エドラスの描写は「アースランドで死んだ人物でも、エドラスでは生きている」というものでした。しかし198話の登場回で、アースランドにてリリーに捕らえられた状態でリサーナが登場します。「エドラスで死んだ人物でも、アースランドでは生きている」ということがあります。その為、リサーナがエドラスへ行った時点でエドラスのリサーナは死んでいたということが判明しました。

リサーナはエドラスでフェアリーテイルを見つけた際、メンバーは皆生き返ったと思ったそうです。しかし実際は生き返るということはなく、リサーナは喜ぶメンバーを見たために本当のことを打ち明けられなくなり、エドラスで生きていくということを誓っていたそうです。

エドラスから強制排除される際、ミラやエルフマンは生き返ることなどないと察していたそうです。この様な経緯があるため、リサーナは「死んだ」や「生き返る」などの情報をよく見るわけです。

ここからはリサーナの使用する魔法や強さについてみていきましょう。まずミラ、エルフマン、リサーナは全員同じ魔法を使用します。接収(テイクオーバー)を使用しますがそれぞれ接収できるものが違います。リサーナは「アニマルソウル」を使用します。その名の通り動物に関連する魔法です。動物の能力を自由に操ることが可能で、魚になれば泳げ、鳥になれば飛べるといったように各動物によって能力が変わります。

エルフマンのように暴走はしないため安定した強さはありますが、2人に比べるとパワーが劣るため、純粋な強さを比べた際強いということはできません。「スピードはあるがパワーが足りない」と強さを分析されたこともあります。戦闘シーンはいくつがありますが、そのほとんどが他メンバーとの共闘だったり、撃破していても雑魚兵ということもあり、リサーナの強さはこれぐらい！と言うことが難しいところです。

ナツとリサーナは幼馴染です。本編の当初はナツ達の回想回がリサーナの登場回でした。ナツとリサーナは小さいころから何かと一緒に居たためか、「大きくなったらナツのお嫁さんになってあげてもいいよ」と言っていたほどです。リサーナ帰還後の大魔闘演武編でコスプレ対決になった際ウェディングドレスを着用します。その際ナツの元へ駆け寄っていたことから過去の発言は本音なのかもしれません。

リサーナは元々の設定では故人ということを説明しました。彼女が生き返ることになった大きな要因の一つがアニメにあります。ここではその登場回を解説していきます。1つ目の登場回は番外編「ナツとドラゴンの卵」がアニメ化された際、ナツとの関係をより親密に描かれました。2つ目の登場回である本編のエルフマンVSソルの際も、リサーナの描写が大幅に増加されます。

原作には描かれなかった「エルフマンの暴走を止めるリサーナ」や「大きくなってもお互いに意識しあうナツとリサーナ」など、アニメにはいろいろなシーンが追加されます。これにより当初読者からあった「リサーナの出番が少ない」という声、原作者の真島ヒロ先生がアニメでの扱いを歓迎したことが重なり、多少の強引さはあるもののエドラス編にてリサーナが生き返り新メンバーとしてフェアリーテイルに帰るという場面が誕生します。

こうして復活をしフェアリーテイルのメンバーになったリサーナですが、少々悩みがあるようです。それはフェアリーテイルの大魔闘演武編から起こります。まずリサーナの特徴として銀髪ショートヘアの妹(末っ子)ということは上で説明しました。この大魔闘演武編で「ユキノ」というキャラクターが存在します。このユキノはフェアリーテイルのルーシィと同じ星霊魔法を使用します。

そしてこのユキノの特徴が銀髪ショートヘアの妹です。このキャラクターの登場により若干キャラ被りを気にするようなそぶりを見せ始めます。姉のミラが「リサーナに似てる」と発言したり、一時期ユキノがフェアリーテイルに加入という話になった際には若干ですが難色を示していました。

ここまでフェアリーテイルに登場するリサーナの解説をしてきましたがいかがだったでしょうか？フェアリーテイル内、はたまた他の原作に比べてもかなりの好待遇を受けたキャラクターだということが分かったでしょうか？それほど「リサーナ」がファンや真島ヒロ先生に愛されているということです！

フェアリーテイルは既に完結していますが、2018年には3期にあたるアニメ・フェアリーテイルの制作と放送が決定しています。放送に合わせて映画化もあるかもしれないので、これからのリサーナやフェアリーテイルメンバーの活躍にも期待です！