【ワールドトリガー】唐沢克己の過去と役職は？「馬鹿正直なヒーロー」の意味は？

今回は「ワールドトリガー（ワートリ）」に登場するボーダーの上層部の人間・唐沢克己について、その過去や性格、三雲修に言ったセリフ「馬鹿正直なヒーロー」の意味を考察し、その役職や活躍をネタバレでみていきます。また、アニメ声優・竹本英史さんについても紹介していきます。まず、ここでは「ワールドトリガー」の作品情報をみていきます。

「ワールドトリガー（ワートリ）」は集英社の「週刊少年ジャンプ」にて、2013年11号（2013年2月9日発売）～2018年52号（2018年11月26日発売）まで連載された後、同社の「ジャンプスクエア」に移籍。同誌で2019年1月号（2018年12月4日発売）から連載が再開し、2021年12月現在も同誌で連載中です。そして、コミックは24巻（2021年12月現在）まで刊行されています。

さらに、テレビアニメは第1期が2014年10月5日から2016年4月3日までの間に全73話が放送されており、第2期は2021年1月10日から同年4月4日までの間に全12話が放送。第3期も2021年10月10日から放送となっています。また「ワールドトリガー」はPlayStation Vitaやスマホゲームでゲーム化もされており、他に舞台「ワールドトリガー the Stage」も公演され、ヴォイスコミックも発表されています。

突如、三門市に「門（ゲート）」が現れ、それを通って異次元からやって来たネイバー（近界民）という怪物が周辺地域を襲います。怪物たちの脅威に成す術もなく怯える市民たちでしたが、そこへ謎の組織「ボーダー」が現れ、ネイバーを一気に退治します。その後、街に防衛体制が敷かれたおかげで、街は平和を取り戻しました。数年後、ボーダーに所属する少年・三雲修の前にネイバーを自称する空閑遊真が現れ、物語が動き出します。

「ワールドトリガー（ワートリ）」に登場する唐沢克己はボーダー本部の外務・営業部長です。そして、スポンサーからの出資を集めるなど、ボーダーの存続に関わる対外的な業務を任されており、ボーダーの上層部に地位にありながら、自ら外回りをこなしています。

その誕生日は5月17日、年齢は33歳、身長は177㎝、血液型はB型の独身です。好きなものはラグビー、好物は明太子と釜飯、愛煙家でもあります。

「ワールドトリガー（ワートリ）」の唐沢克己の過去や性格、セリフの意味をネタバレ考察、1つ目は唐沢克己の過去についてです。約5年前まで、唐沢克己は悪の組織に所属し、資金繰りを担当していたと噂されています。今でも簡単に戸籍操作などの不法な案件まで引き受けられるのは、もしかしたら、本当にそのような過去があるからかもしれないと考えられています。

さらに、唐沢克己は学生時代にラグビーをしており、ポジションは冷静に戦況を見極める司令塔・スタンドオフだったそうです。その経験は現在も活かされており、出先で率先して力仕事を行うなど、フットワークの高さが目立ちます。

「ワールドトリガー（ワートリ）」の唐沢克己の過去や性格、セリフの意味をネタバレ考察、2つ目は派閥に無頓着な性格です。唐沢克己はさっぱりとした性格で、城戸正宗率いる「城戸派」として働きながらも、派閥には無頓着です。そして、条件によってはネイバーとの交渉も可能という考えを示す「玉狛支部派」寄りの考え方を示しています。

さらに、本部の会議では最高司令官・城戸の方針を黙って聞いており、意見を求められたときだけ、あくまでビジネスにおける一般論として意見を述べます。実際、城戸派が空閑遊真のブラックトリガーを奪おうと画策していたときには、それを止めようとはせず、どうすれば目的を成し遂げられるのかを論理的に説き、最も効率の良い策を提案しました。唐沢克己の発言には説得力があり、切れ者として知られています。

「ワールドトリガー（ワートリ）」の唐沢克己の過去や性格、セリフの意味をネタバレ考察、3つ目は唐沢克己のセリフ「馬鹿正直なヒーロー」の意味についてです。唐沢克己はボーダー本部の上層部の人間でありながら、個人的には隊務規定違反により、上層部から目をつけられた三雲修に興味を持っているようです。

三雲修は上層部の人間たちから隊務規定違反を追及された際、もし同じようなことが再び起きたとしても、目のまえの人を救えるなら、隊務規定違反も厭わないと答えます。そんな三雲修の発言を受け、唐沢克己は彼のことを「馬鹿正直なヒーロー」というセリフで表現しました。彼が三雲修の心意気を買っていることが分かるセリフと言われています。

その後、唐沢克己は直接、三雲修に協力することになります。それが大規模侵攻編の後の出来事でした。ボーダーが説明責任を果たすため、記者団が集められます。しかし、メディア対策本部の根付栄蔵が記者の1人と共謀し、大規模侵攻による被害の責任を三雲修に押し付けようと画策していました。唐沢克己はそのことを予め知っていましたが、それに対して三雲修自身がどのように動くか試すことにしました。

唐沢克己は上層部の意見は別として、三雲修に「反撃の余地も与えられないのはフェアじゃない」と考えたのです。そして、三雲修は記者たちを前にしても、目の前にいる人を救うことが最優先だと発言します。しかし、記者からはネイバーにさらわれてしまった人々に対しては、どのように報いるつもりなのかという厳しい質問が投げかけられます。そこで、三雲修は「取り戻しに行く」と正直な気持ちを述べました。

三雲修のこの発言が意図せず、機密事項であったネイバーフィット遠征を匂わせることとなり、世間で大きな反響を呼びます。その結果、スポンサーとボーダーへの入隊希望者が急増することとなりました。このことから、唐沢克己は三雲修の恐いもの知らずな正義感を、危ういと感じる一方で、大きな期待も持っているのだろうと考えられています。

ここまで「ワールドトリガー」の唐沢克己の過去や性格、三雲修に対して発した「馬鹿正直なヒーロー」というセリフの意味についてネタバレでに考察してきました。次に、唐沢克己の役職や活躍をネタバレでみていきます。

「ワールドトリガー（ワートリ）」の唐沢克己の役職や活躍をネタバレ考察、1つ目はボーダーの創設の経緯です。城戸の頑張りもあり、ボーダーは当初の少数精鋭集団から、現在では大幅に規模を拡大し、立派な民間組織・界境防衛機関となりました。そんなボーダーの存在が広く世間で知られるようになったきっかけは、数年前に起きた第一次大規模侵攻です。

市民の平穏な日々を脅かすネイバーの存在が明らかとなり、それらを撃退できるボーダーの活躍が必要不可欠となります。そんな時期に現在のボーダー本部が完成。広報活動のおかげもあって多くの市民が、ボーダーは自分たちを「ネイバーから守ってくれる」存在であるという、好印象を持つようになりました。そんなボーダーの主な活動内容は、三門市の平穏を守るため、ネイバーを撃退することです。

そのために隊員の募集や育成、トリオン技術の研究が推進されています。また、現在のボーダー本部の基地には基地の近くにネイバーが侵入してくる門（ゲート）を誘導する仕掛けが施されています。そのおかげで、三門市でははっきりと安全区域と危険区域が分けられており、それにより市民は安全に生活できているのです。

「ワールドトリガー（ワートリ）」の唐沢克己の役職や活躍をネタバレ考察、2つ目は唐沢克己の役職などについてです。ボーダーは上記のような活動のための資金を、政府の支援を一切受けず、スポンサーからの出資のみで調達しています。その資金調達を担当しているのが外務・営業部長の唐沢克己です。彼は城戸にスカウトされ、この役職に就きました。

その主な業務内容はスポンサーに直接営業をかけ、ボーダーの活動資金を工面することです。唐沢克己本人もボーダーの存在意義を自覚しているような言動をしており、自らの能力にそれなりの自信を持っているようです。

さらに、隊員たちに支払う報酬や活動費、トリガーの研究・製造など、ボーダーはかなりの費用を必要としており、現在のボーダーの運営が成り立っているのは彼の外務・営業部長としての手腕のおかげと言われています。

「ワールドトリガー（ワートリ）」の唐沢克己の役職や活躍をネタバレ考察、3つ目は陽太郎たちの保護にも協力したことについてです。旧ボーダーはアリステラの王子と王女の亡命に協力しています。唐沢克己はその王子と王女のために「こちら側の世界」の住人として生活するための戸籍を用意。こうして、王子は玉狛支部の支部長である林藤匠の親戚「林藤陽太郎」、王女は忍田真史本部長の親戚「忍田瑠花」ということになりました。

このように、唐沢克己は多方面に及ぶ人脈を持っており、それらを活用して陽太郎たちの保護にも協力。営業マンの枠を超え、ボーダーのために活動しています。

ここまで「ワールドトリガー」の唐沢克己の過去や性格、三雲修に対して発したセリフの意味についてネタバレ考察し、その役職や活躍をネタバレでみてきました。次に、唐沢克己のアニメ声優・竹本英史さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

「ワールドトリガー（ワートリ）」で唐沢克己のアニメ声優を務める竹本英史さんは、1973年3月7日生まれ、年齢は48歳（2021年12月現在）で、出身地は山口県徳山市（現在の周南市）、「たけぽん」などの愛称で親しまれています。

その身長は165㎝、血液型はA型、所属事務所は青二プロダクション、1993年から声優やナレーターとして活動しています。次に、そんな唐沢克己のアニメ声優・竹本英史さんの主な出演作品や演じたキャラをみていきます。

唐沢克己のアニメ声優・竹本英史さんは「ONE PIECE」X・ドレーク役、「テニスの王子様」九鬼貴一役、柳蓮二役、「ゴールデンカムイ」月島軍曹役、「DAME×PRINCE」クロム役、「聖闘士星矢Ω」タイタン役、「戦国無双」石田三成役、「テイルズ オブ ヴェスペリア」レイヴ役役、「ギャグマンガ日和」小野妹子役、「英国一家、日本を食べる」マイケル・ブース役、「遙かなる時空の中で5」福地桜智役などに出演しています。

他に唐沢克己のアニメ声優・竹本英史さんは「機動戦士ガンダムAGE」セリック・アビス役、「逆転裁判」御剣怜侍役、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」ビッグ3/大岡筑前役、「スカーレッドライダーゼクス」フェルナンデス役、「Charlotte」熊耳役、「美少女戦士セーラームーンCrystal」クンツァイト役、「鬼滅の刃」鉄穴森役、「DEAR My SUN!!～ムスコ★育成★狂騒曲～」紫藤清四郎役などにも出演しています。

こちらは「ワールドトリガー」の唐沢克己に関するツイートです。唐沢克己が「ワールドトリガー」作中で最も好きだという感想となっています。

こちらも「ワールドトリガー」の唐沢克己に関するツイートです。唐沢克己のような大人になりたいという感想となっています。

こちらも「ワールドトリガー」の唐沢克己に関するツイートです。大人の魅力が漂う唐沢克己が高く評価されています。

いかがでしたか？「ワールドトリガー（ワートリ）」の唐沢克己の過去や性格、セリフの意味を考察し、その役職や活躍をネタバレでみてきました。そして、唐沢克己は過去には悪の組織で資金繰りの担当をしていたと噂されており、学生時代にはラグビーをしていたこと。城戸にスカウトされてボーダーの外務・営業部長となり、ボーダーの資金調達を担っていることが分かりました。

さらに、さっぱりした性格で派閥には無頓着。三雲修のことを「馬鹿正直なヒーロー」と表現するなど、ボーダー上層部としての立場は別にして、個人的に彼を気に入っていること。戸籍を用意し陽太郎の保護にも協力したことなどが分かりました。また、アニメ声優・竹本英史さんについてもみてきました。皆さんもぜひ「ワールドトリガー」の唐沢克己の活躍に注目してみてください！