【異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術】原作ラノベのネタバレあらすじ！各巻の内容は？

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」は作者がむらさきゆきやさん、イラストを鶴崎貴大さんが担当しているライトノベル小説で、講談社ラノベ文庫より2014年12月から刊行されました。2021年12月19日現在でライトノベル版小説は14巻まで刊行されています。また、2015年6月より「水曜日のシリウス」でコミカライズ版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」が連載。コミカライズ版は15巻まで刊行されています。

また、ソーシャルゲームとして2018年に「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 X Reverie」、2019年に「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術-マスターリベレーション-」がリリースされました。書籍版の「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」は2021年8月時点でシリーズ累計発行部数が326万部を突破しています。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」は2018年7月からアニメ1期が1クールで放送されました。また、アニメ2期「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」は2021年4月から1クールで放送されています。アニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」の特徴として、地上波放送用の基準で規制された通常版とBD版のように規制解除された「マジ魔王ver」があります。

「マジ魔王ver」については、地上波ではなく配信で見ることができます。アニメ2期「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」も通常版のほかに、「W召喚ver」が配信されています。それぞれストーリーの内容に変更がありませんが、お色気シーンを中心に修正されているのでkiniなる方はチェックしてみてはいかがでしょうか?

ここからは原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」の内容をあらすじネタバレで紹介します。現在でライトノベル版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」1巻では、主人公の坂本拓真がMMOで魔王プレイしているディアヴロというキャラクターの状態で異世界へ召喚されるところからスタートします。召喚したのはシェラとレムという少女の2人、2人はディアヴロを奴隷化しようとしました。

しかし装備していた「魔王の指輪」の効果で奴隷化の魔術を反射し、逆に2人を奴隷にしてしまいました。ちなみに、ディアヴロは遊んでいたゲームと同じ世界に召喚されましたが周囲のレベルがゲーム時代より低すぎたため、圧倒的な力を持っています。その後ディアヴロはシェラとレムの秘密を知ることになります。シェラの秘密とはエルフの王女で家出中ということ。

そしてレムの秘密は魔王クレブススレムの魂が体に封印されていて、その魂を取り出す方法を探しているということです。ディアヴロは奴隷になった2人の少女を助けることにします。そして冒険者として活動する3人はクエストに出かけます。そのとき街が魔族に襲われ、慌てて駆け付けたディアヴロが圧倒的な力でそれを撃退しました。
 

原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」2巻の内容をあらすじネタバレで紹介します。ディアヴロは滞在中の街の領主からクエストを依頼されます。そのクエストとはグリーンウッド王国との戦争を回避すること。グリーンウッド王国こそ、シェラが家出をしている国でした。シェラを守りつつ解決しようとするディアヴロでしたが、グリーンウッド王国はシェラの誘拐という強硬手段に出ます。

シェラをさらった王子キイラのもとへたどり着いたディアヴロは、キイラと戦い追い詰めます。そして、領主のガルフォードが乱入してキイラの首をはねました。ガルフォードはディアヴロに味方したのではなく、シェラを狙っていました。そしてディアヴロはガルフォードと戦闘、この世界の人類相手にはじめて苦戦するディアヴロでしたがなんとか打ち破ります。

原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」3巻の内容をあらすじネタバレで紹介します。ディアヴロたちの前にエデルガルドと名乗る魔族が現れ、レムの中に眠る魔王クレブスクルムを復活させるのに協力しないかと提案します。ディアヴロはレムのためにその要求を飲み、魔王解放を手伝います。それは見事に成功し魔王復活！魔王は記憶を失った幼女の姿で復活しました。

クルムと名付けられた魔王と一緒に生活するディアヴロたち。その状況が変化したのは国家騎士アリシアの裏切りでした。レムが殺されそうになるとクルムは暴走、魔王クレブスクルムになってしまいました。それをディアヴロが倒し、魔王はクルムに戻りレムも一命をとりとめます。しかし、クルムがまた暴れないようにとディアヴロはレムたちのように奴隷魔術を行使します。

原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」4巻の内容をあらすじネタバレで紹介します。ディアヴロは聖女ルマキーナを助け、聖騎士長バデゥタのいる旧魔領ジルコンタワー市まで護衛します。無事にジルコンタワー市に到着しますが、そこではバデゥタが呪詛の告死病を広げていました。さらに、自分で広げた呪詛を治療し寄付を要求しているという状況です。

バデゥタとの戦いで勝利して状況が収まったかに思われましたが、そこでルマキーナがポカを犯してしまい告死病で倒れてしまいました。強力な治癒の能力はあれども自分には使えないという制約があるルマキーナ。そんなルマキーナを助けるためにディアヴロはダンジョンへと向かいました。

原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」5巻の内容をあらすじネタバレで紹介します。ディアヴロが向かったダンジョンは告死病を治すアイテムはあるが難易度MAXというもの。実はこのダンジョンはMMOをプレイしていたディアヴロがゲーム内でつくったものでした。最難関のダンジョンですが、自分でつくったダンジョンのため余裕でトラップを突破していきます。

ダンジョン最下層を守護しているのは魔導機メイドのロゼ、ロゼもまたディアヴロがつくった存在です。彼女のおかげで治癒アイテムが見つかるだけではなく、宝物庫にあったアイテムを装備してパーティーも強化されました。

原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」6巻の内容をあらすじネタバレで紹介します。ルマキーナを救うことができたディアヴロが王都へ向かいます。その目的は、教会の幹部である枢教院の悪事を暴くためでした。しかし、王都では逆に首席枢教官ビショスによりルマキーアは汚名を着せられ、論戦でも敗れてしまいます。

教会内で血を流したくないと言っていたルマキーアを尊重していたディアヴロでしたが、そのあと介入します。ダンジョンで入手した強力なアイテムの力もあり、聖騎士達を倒して教会を半壊させました。逃げ出す枢教院のメンバーたち、ルマキーアや残った信者はディアヴロを審判を下す神だと崇めます。

原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」7巻の内容をあらすじネタバレで紹介します。レムの中にはまだ魔王の魂が残っています。その魂を完全に消すためディアヴロたちはダークエルフの里へと向かいました。ダークエルフは他種族を警戒しているため、ディアヴロたちもすんなり受け入れられませんでした。それでもなんとか魔王の魂を消すことに成功しました。

その後、シェラの父親が崩御したと連絡が入り、シェラは祖国へ帰ります。そこでオークのデュランゴと結婚させられそうになりますが、なんとか阻止できました。さらに、ディアヴロがシェラと結婚をしてエルフの国グリーンウッド国の国王になります。

原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」8巻の内容をあらすじネタバレで紹介します。エルフの王になったディアブロたちは城塞都市ファルトラに戻ります。しばらく休んだあと、ディアブロは魔王に勝つためレベルアップを目指します。そのため向かった北の山には第13代剣聖のグラハム・ササラがいました。

ドワーフの少女ササラと戦い敗北するディアヴロ。しかし、その後ササラに弟子入りをして人族のレベル限界を突破しました。

原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」9巻の内容をあらすじネタバレで紹介します。サラサのもとで訓練をしてレベルアップをしたディアヴロ。しかし、そのころ城塞都市ファルトラが魔王軍に攻められます。その魔王軍を率いるのは、多くの魔王を吸収したという大魔王でした。ディアヴロが不在の人類軍は魔王軍に押されてしまいます。

人類軍が追い込まれているとき、ディアヴロと剣聖サラサが駆け付けます。レベルアップをしたディアヴロとサラサが人類軍と連携して魔王軍を撃退しました。そして、魔王に操られていたレムを救出したディアヴロは婚約指輪を渡します。

原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」10巻の内容をあらすじネタバレで紹介します。大魔王を撃退したディアヴロは王城から呼び出されますがそれを拒否、代わりに妻としてレムとシェラが王城へ行きます。そのころディアヴロは魔術学院で起きている生徒が行方不明になる事件の解決に乗り出します。

また、ディアヴロはレムとシェラに渡した指輪が対であると教えられました。慌てたディアヴロは指輪をすり替えるために、深緑の大聖堂に向かい新しい指輪を探します。

原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」11巻の内容をあらすじネタバレで紹介します。魔術学院の騒動を解決したディアヴロでしたが、このときに目立ちすぎて王宮騎士につかまります。そして拒否していた王宮へと連れていかれるディアヴロ。そこで、仲間の安全のために王からの依頼を受けました。その依頼で向かった先はレムの故郷。

ここですることは討伐対象のコボルドを倒すことでした。しかし、このコボルドは会話で意思疎通ができるだけではなく、遭難したディアヴロを助けました。コボルドを討伐したくないと考えたディアヴロはフェリア王国軍と対立してしまいます。

原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」12巻の内容をあらすじネタバレで紹介します。王国軍と対立していたディアヴロですが、状況が一変します。それはゲルメド帝国が宣戦布告してきたためです。ゲメルド帝国の進軍は激しく、リフェリア国王が戦死する事態に。さらに、王国の宰相ノア・ギブンは王国を裏切ってしまいます。

帝国軍はレムの体を魔王の器として執拗に狙ってきます。ディアヴロはレムを助けるため、自分の力で人を殺すと決意しました。そして、ディアヴロはレムの救出に成功します。

原作ラノベ小説版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」13巻の内容をあらすじネタバレで紹介します。ゲメルド帝国により王城が占領された王国。しかも、レムは敵の魔導機兵にさらわれ何とか救出できたという状況です。圧倒的な劣勢を覆すため、ディアヴロは王城グランディオスまで転移する奇襲攻撃を仕掛けます。しかしゲメルド皇帝の圧倒的な力により窮地に追い込まれてしまいます。

ここからは「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」に登場するメインキャラクターを紹介します。最初に紹介するディアヴロは、坂本拓真がMMORPGの「クロスレヴェリ」で使用していたキャラクターで、ゲーム内で魔王のロールプレイングをしていました。この姿で召喚されたディアヴロは、元来コミュ障な坂本拓真の性格が影響し、魔王のロールプレイでなければコミュニケーションが取れません。

召喚された世界は、MMORPGの「クロスレヴェリ」と同じような場所でしたがディアヴロは周囲より圧倒的にレベルが高く、魔王のロールプレイが違和感なく通じました。その後、所持していたアイテムのせいで奴隷となったレムやシェラたちとともにこの世界で活動します。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」のメインヒロインの1人であるシェラ・L・グリーンウッドは、登場時でレベル30の召喚魔術師です。奴隷にするつもりで召喚したディアヴロに逆に奴隷にされてしまったキャラクターですが、のちに結婚をします。シェラ・L・グリーンウッドの正体はリーンウッド国というエルフの国の第一王女で、実の兄と子を作らなくてはいけないという掟が嫌で家出しました。

華奢な体格が多いエルフには珍しく豊満な肉体をしていて、レムには駄肉エルフと呼ばれることも。よくレムと喧嘩をしますが、いい友人関係を築きつつディアヴロをめぐるライバルでもあります。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」のメインヒロインの1人であるレム・ガレウは、シェラと同じ経緯でディアヴロの奴隷になりました。物語が始まった時点では召喚魔術師のレベル40の実力を持っています。先祖代々魔王の魂を体内に封じられ、レム自身も母親からそれを継承しているという秘密があり、それをどうにかしようと冒険者として活動しています。結果的にその問題が解決し、ディアヴロと結婚をしました。

ルマキーナ・ウエスエリアは教会の最高権力者である「大主神官」で、ディアヴロが驚くほど強大な魔力を持っています。とても信仰心が強いだけではなく正義感にあふれている性格ですが、どこか抜けていてポカする場面が少なくありません。ディアヴロに助けられたあとは、ディアヴロを神のように崇めることもあります。

ロゼはディアヴロの正体である坂本拓真がMMORPGの「クロスレヴェリ」で作成したダンジョンの最下層を守護していた魔導機メイドです。ゲーム時代は自我がありませんでしたが、この世界では自我があり創造主のディアヴロを敬愛しています。戦闘能力も高く、レベル100以上の聖騎士ゲイバルトを倒したラージブラックドラゴンを一撃で倒してしまいました。

ホルンはジルコンタワー市で活動する冒険者で、種族はグラスウォーカーです。パーティーを組んでいましたがホルンだけレベルが低く、パーティー内で不当に扱われています。しかしディアヴロと出会ったことで運命が変わり、ディアヴロたちについていくことに。そして、ホルンの行動でディアヴロが大きな決断をするきっかけになりました。

最初は男性のように振舞っていたホルンですが、実は女性です。そして、両親が蒸発し、2人の妹がいるという過酷な環境で生き抜いています。

ファニス・ラムニテスはジルコンタワー市の領主で、飛翔魔術を付与する赤いマントのレアアイテム「深紅の翼」を装備して戦います。一流の戦闘力をもちジルコンタワー市を統治していましたが、魔族に襲われたあとはファルトラに退去しました。

アリシア・クリステラは国家騎士の女性で、エルフの国との戦争を回避するため派遣されてきました。しかし、裏では魔族であるエデルガルトと繋がっています。その理由は、自分を含めて人族は汚いと感じていて、美しい魔族だけの国になることを望んでいるためです。

シルヴィは小柄で幼い風貌ですが、それはグラスウォーカーの特徴のためです。辺境都市ファルトラの冒険者協会会長でかなりの実力を秘めているとされています。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」の主人公であるディアヴロ役を演じる声優は水中雅章さんです。2014年から声優活動を開始し、「東京リベンジャーズ」では場地圭介役を演じています。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」でヒロインのシェラ・L・グリーンウッド役を演じる声優は芹澤優さんです。声優としてだけではなくアイドルグループ・i☆Risのメンバーとして活躍する芹澤優さんは「トニカクカワイイ」の有栖川要役などを演じています。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」でヒロインのレム・ガレウ役を演じる声優は和氣あず未さんです。2015年に声優デビューした和氣あず未さんは、「ウマ娘 プリティーダービー」のスペシャルウィーク役などを演じています。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」でルマキーナ・ウエスエリア役を演じているのは伊藤美来さんです。2013年に声優活動をはじめた伊藤未来さんは2014年の「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」宇佐美奈々子役でテレビアニメ初主演を果たしました。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」でロゼ役を演じる声優は古賀葵さんです。2014年に声優としてデビューした古賀葵さんは「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の四宮かぐや役などを演じています。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」でホルン役を演じる声優は内村史子さんです。2010年にラジオドラマ出演で声優デビューを果たした内村文子さんは、「私、能力は平均値でって言ったよね!」のメーヴィス役などを演じています。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」でファニス・ラムニテス役を演じる声優は赤﨑千夏さんです。2008年から声優活動を開始、「ハイスコアガール」の大野真役などを演じています。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」でアリシア・クリステラ役を演じる声優は原由実さんです。2008年に声優デビューを果たした原由実さんは、「アイドルマスターシリーズ」の四条貴音役などを演じています。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」でシルヴィ役を演じる声優は大久保瑠美さんです。大久保瑠美さんは2009年に声優デビューを果たし、「一週間フレンズ。」の山岸沙希役などを演じています。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」の1期、2期ともに好きだったという方がたくさんいました。また、OP曲ED曲ともにいいという感想があります。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」でバージョン違いのマジ魔王ver.がよかったという感想があります。

1期、2期ともに人気があった「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」、3期が来てほしいと希望する方がたくさにます。

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」のネタバレまとめを紹介しました。アニメ版だけではなく小説版やコミカライズ版も人気がある作品です。アニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」が好きな方は、小説版やコミカライズ版をチェックしてみてはいかがでしょうか?