2021年12月07日公開
2021年12月07日更新
【ブルーロック】モデルになったサッカー選手は誰?キャラクターの特徴から考察
「ブルーロック」は異色のサッカー漫画として知られ、「青い監獄(ブルーロック)」に軟禁状態となった優秀な高校生FWたちが生き残りをかけ、熾烈な戦いを繰り広げていく物語です。今回はそんな「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰なのかを考察し、そのモデル・元ネタとされるサッカー選手を紹介していきます。さらに「ブルーロック」のアニメ声優を一覧でみていき、その面白い魅力や見所に迫っていきます。
ブルーロックとは?
ブルーロックの概要
「ブルーロック」は原作の金城宗幸先生、作画担当のノ村優介先生により、週刊少年マガジンで2018年から連載されているサッカー漫画です。累計発行部数は2021年10月時点で530万部を突破しており、テレビアニメも2022年から放送スタートとなります。
ブルーロックのあらすじ
世界一のストライカーを育成するべく「青い監獄(ブルーロック)」プロジェクトが発足。全国から才能豊かな高校生FW(フォワード)が集められ、「ブルーロック」という施設に軟禁されます。その中で、参加者たちは生き残りをかけて競い合いますが、失格者は日本代表に選出される資格を永遠に失うという厳しいペナルティがありました。潔世一ら300人の選手らは時に他者を蹴落としながら、熾烈な争いを繰り広げていきます。
ブルーロックのキャラクターのモデルは誰?元ネタのサッカー選手を紹介
モデル選手一覧①潔世一
「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰か一覧、1人目は潔世一です。潔世一は高校2年生の17歳で、身長は175㎝、空間認識能力に優れ、読みの鋭さも持ち合わせています。そして、味方と連携してフィニッシュすることを得意としている潔世一は、生粋のストライカーというよりも、インサイドハーフやトップ下に長けた選手だと考えられています。
そんな潔世一の元ネタになったサッカー選手として、デ・フライネや空間認識能力に長けたシャビ・エルナンデス、フィル・フォーデンの名前が挙がっています。
モデル選手一覧②蜂楽廻
「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰か一覧、2人目は蜂楽廻です。蜂楽廻は高校2年生の17歳、身長は176㎝、テクニックを駆使して、周囲を抜き去るドリブルを得意としており、視野の広さから絶妙なクロスをあげることにも長けています。
そんな打開力に優れた蜂楽廻の元ネタになったサッカー選手として、元イングランド代表で多彩なドリブルが得意なジョー・コール、予想外なプレーで観客を湧かせたロナウジーニョ、他にロベール・ピレスなどの名前が挙がっています。
モデル選手一覧③凪誠士郎
「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰か一覧、3人目は凪誠士郎です。凪誠士郎は高校2年生の17歳で、身長は190㎝、ボールを足元でピタリと止めるトラップを得意としています。また、U-20日本代表戦では先発で左インサイドとして出場しました。
そんなトラップが得意な凪誠士郎の元ネタになったサッカー選手は、元オランダ代表でアーセナルで活躍したデニス・ベルカンプと言われています。特に、凪誠士郎がU-20日本代表戦で決めた貴重な同点ゴールは、1998年に開催されたワールドカップのアルゼンチン戦にて、デニス・ベルカンプが決めたゴールとシチュエーションが似ていると言われています。
モデル選手一覧④二子一揮
「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰か一覧、4人目は二子一揮です。二子一揮は空間認識能力に長け、読みの鋭さも持ち合わせており、潔世一とよく似たタイプの選手と言われています。そして、潔世一がその2つの能力を前線で発揮するのに対し、二子一揮はその2つの能力を最終戦で発揮します。
そして、小柄ながら頭脳で勝負するディフェンダータイプで、最終ラインで活躍できる二子一揮。その元ネタになったサッカー選手として、元イタリア代表でDF( ディフェンダー)のバロンドーラーと称されるファビオ・カンナバーロや、元アルゼンチン代表として活躍したマスチェラーノの名前が挙がっています。
モデル選手一覧⑤千切豹馬
「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰か一覧、5人目は千切豹馬です。千切豹馬は高校2年生の16歳で、身長は177㎝、爆発的なスピードが持ち味の選手で、サイドからのチャンスメイクを得意としています。そして、U-20日本代表戦では先発で右サイドバックとして出場していました。
そんな千切豹馬の元ネタになったサッカー選手は、元ブラジル代表でスピードやクロスに定評があり、右サイドバックとしてバルセロナで活躍したダニエル・アウベスではないかと言われています。
モデル選手一覧⑥蟻生十兵衛
「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰か一覧、6人目は蟻生十兵衛です。蟻生十兵衛は高校3年生の18歳で、身長は195㎝、その長身と手足の長さにより、リーチ力を活かしたポストプレーを得意とする選手です。U-20日本代表戦ではDF(ディフェンダー)リーダー気質を発揮。同様にCB(センターバック)として先発出場した二子に対し、最終ラインを警戒するように指示を出していました。
そんな蟻生十兵衛の元ネタになったサッカー選手は、奇抜なプレーが持ち味の元イングランド代表で、リバプールなどで活躍したピーター・クラウチではないかと予想されています。さらに、蟻生十兵衛と身体能力的にも体格的にも似ているとして、マンチェスター・Uのリオ・ファーディナンドの名前も挙がっています。
モデル選手一覧⑦雷市陣吾
「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰か一覧、7人目は雷市陣吾です。気性の荒い雷市陣吾は、ターゲットに定めた選手に貪欲に食らいつき、その自由を奪うなど、ハードなプレーを得意としています。そんな雷市陣吾の元ネタになったサッカー選手は、元イタリア代表で「闘犬」と恐れられたジェンナーロ・ガットゥーゾではないかと予想されています。
モデル選手一覧⑧國神錬介
「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰か一覧、8人目は國神錬介です。國神錬介は高校2年生の16歳で、身長は188㎝、左足から繰り出される強烈なシュート力と「フィジカルモンスター」と言われるほどの強靭な肉体が持ち味となっています。
そんな國神錬介の元ネタになったサッカー選手は、元ブラジル代表で韻たるなど活躍し、左足のシュート力に定評のあるアドリアーノではないかと言われています。他に、強靭な肉体からロメル・ルカクやドログバの名前も挙がっています。
モデル選手一覧⑨士道龍聖
「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰か一覧、9人目は士道龍聖です。士道龍聖は高校2年生の17歳、身長は185㎝、テコンドーの動きをサッカーのプレーの中に取り入れており、ペナルティーエリアの中で人並外れた強さを発揮する選手です。そんなテコンドーの動きを取り入れたプレーから、士道龍聖の元ネタになったサッカー選手はイブラヒモビッチと予想されています。
特に、U-20日本代表戦で士道龍聖が決めたゴールは、2012年に開催されたイングランドとの親善試合でイブラヒモビッチが披露したオーバーヘッドと全く同じだと言われています。そのため、U-20日本代表戦は彼が「ブルーロック版イブラヒモビッチ」になった試合とも言われています。
モデル選手一覧⑩糸師冴
「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰か一覧、10人目は糸師冴です。糸師冴は18歳の糸師凛の実の兄で、身長は179㎝、シュートもドリブルも、パスも読みも、危機管理能力も全てにおいて高水準な一流選手です。そして、攻守ともに完璧だと絶賛されており、日本サッカー界の未来を担う人材として期待を集めています。
そんな糸師冴の元ネタになったサッカー選手として、リオネル・メッシとメスト・エジルの名前が挙がっています。そして、攻撃面や驚異的な打開力に関しては全盛期のリオネル・メッシを、魔法のようなパスはメスト・エジルを、それぞれ彷彿とさせると言われています。そのため、糸師冴はリオネル・メッシとメスト・エジルを合わせたキャラなのではないかとも予想されています。
モデル選手一覧⑪パブロ・カバソス
「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰か一覧、11人目はパブロ・カバソスです。パブロ・カバソスは世界選抜選手の1人で「レ・アールの貴公子」の異名をもつスペイン代表です。その爆発的なスピードと端正な顔立ちから、パブロ・カバソスの元ネタになったサッカー選手は、フェルナンド・トーレスではないかと予想されています。
モデル選手一覧⑫レオナルド・ルナ
「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰か一覧、12人目はレオナルド・ルナです。レオナルド・ルナもパブロ・カバソスと同じく世界選抜選手の1人です。プレーの描写は少なめですが、パス精度の高さと可愛らしい顔立ちが特徴的な選手です。そんなレオナルド・ルナの元ネタになったサッカー選手として、パブロ・アイマールの名前が挙がっています。
ブルーロックのアニメ声優一覧
潔世一役/浦和希
- 誕生日:1995年10月18日
- 出身地:大阪府
- 職業:声優
- 所属事務所:ヴィムス
- 代表作:「終末のハーレム」土井翔役、「フットサルボーイズ!!!!!」相庭京介役、「テクノロイド オーバーマインド」コバルト役など
蜂楽廻役/海渡翼
- 誕生日:9月15日
- 出身地:京都府
- 職業:声優
- 所属事務所:ぷろだくしょんバオバブ
- 代表作:「あんさんぶるスターズ!!」桜河こはく役、「DREAM!ing」浅霧巳陽役、「モンスターストライク」ヨグ=ソトース役など
國神錬介役/小野友樹
- 誕生日:1984年6月22日
- 出身地:静岡県静岡市
- 職業:声優・歌手
- 所属事務所:フリー
- 代表作:「黒子のバスケ」火神大我役、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」東方仗助役、「抱かれたい男1位に脅されています。」東谷准太役など
千切豹馬役/斉藤壮馬
- 誕生日:1991年4月22日
- 出身地:山梨県甲府市
- 職業:声優・作家・シンガーソングライター
- 所属事務所:81プロデュース
- 代表作:「ハイキュー!!」山口忠役、「アイドリッシュセブン」九条天役、「憂国のモリアーティ」ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ役など
ブルーロックの見どころ
見どころ①他人を蹴落とすシステム
「ブルーロック」の見どころ、1つ目は他人を蹴落とすシステムです。「ブルーロック」ではストライカーがエゴを剥き出しにし、他人を蹴落とすシステムが見どころとなっています。実際、作中では自分以外の人間を蹴落とすことを目的とした鬼ごっこや、全員がフォワード(FW)にも関わらず、チームを組ませて試合を実施。チームの中で最も得点した人間だけが生き残れるなど、驚愕の訓練が行われています。
そんな他人を蹴落とすシステムの中で、選手たちはすべてをかけて生き残りを図っていきます。そして、他人を蹴落とすことに快感を覚えるようになるなど、どんどん選手たちが本能的になっていく様が描かれています。このように、選手たちがエゴを剥き出しにし、変化していく姿も見どころの1つと言われています。
見どころ②選手たちの熱い想い
「ブルーロック」の見どころ、2つ目は選手たちの熱い想いです。青い監獄(ブルーロック)に集められた選手たちは、1人1人が世界一のストライカーを目指しています。そして、十人十色の熱い想いや悩みを抱えながらも、たった1つの勝利を競り合い、そして協力し合う選手たちの姿が、非常に見応えがあると評価されています。
見どころ③人生に役立つ考え方
「ブルーロック」の見どころ、3つ目は人生に役立つ考え方です。「ブルーロック」作中にはサッカー以外のスポーツはもちろん、人生においても役立つ考え方が表現されていると言われています。特に、ストライカーが唯一無二の自分にしかない武器を持つことがいかに大事かや、自分だけの勝利の方程式をいかに確立するかの方法やその必要性などを、切々と教えてくれると好評となっています。
ブルーロックに関する感想や評価
ブルーロック読んでたスポーツ漫画の中ではダントツで好きだ
— ユーリ (@kingprotea0514) December 2, 2021
こちらは「ブルーロック」に関するツイートです。スポーツ漫画の中で「ブルーロック」が最も好きだという感想となっています。
「ブルーロック」全巻読んだけど、異色ながらも熱いサッカー漫画で面白い。
— スプリム (@supulimu) December 5, 2021
ベクトルは違うけど、イナイレ以上にぶっ飛んでるようにも思えるw
続きもすごく気になるし、来年放送予定のアニメも楽しみ
こちらも「ブルーロック」に関するツイートです。「ブルーロック」は異色のサッカー漫画ながら熱くて面白いと評価されており、アニメ化にも期待する声となっています。
最近よく聞くブルーロック✨
— マサカズ (@masakazu7393) December 3, 2021
設定は巷に溢れるサッカーと、最近は王道の閉鎖空間
なのに…なんだ!この化学反応は!!
面白い!!そしてストーリーがエゴすぎる!!!
サッカーはリアルも漫画もウイイレも楽しいものがいっぱいだ! pic.twitter.com/vEgowLRxXb
こちらも「ブルーロック」に関するツイートです。「ブルーロック」ではよくある題材のサッカーと、最近流行りの閉鎖空間という設定ながら、驚異の化学反応が起きているという感想で、そのストーリーやリアルさが面白いと評価されています。
ブルーロックのモデルまとめ
いかがでしたか?「ブルーロック」のキャラクターのモデルは誰なのかをみていき、その元ネタとされるサッカー選手を考察してきました。そして「ブルーロック」のキャラクターたちのモデルとして、世界中の有名選手たちの名前が挙がっていることが分かりました。
さらに「ブルーロック」のアニメ声優を一覧で紹介し、その面白い魅力や見所に迫ってきました。皆さんもぜひ異色の人気サッカー漫画「ブルーロック」をお楽しみください!