【オッドタクシー】ヤノはラップ口調のドブの後輩！過去や声優のMETEORも紹介

オッドタクシーのヤノとは、強烈な初登場シーンで話題となったキャラクターです。個性的で面白いキャラクターとして、人気キャラクターの一人となったヤノ。ここでは、オッドタクシーのヤノについて、ドブなど他の登場人物との関係や作中での活躍、声優を務めたラッパー・METEORについてなど、様々な詳しい情報を紹介します。まず、ヤノが登場する話題作・オッドタクシーの作品情報をまとめます。

人気のアニメ作品オッドタクシーの概要を紹介します。オッドタクシーとは、P.I.C.SとOLMが共同制作したアニメーション作品で、2021年4月から6月まで放送されていた作品です。「セトウツミ」などの作品でも知られている漫画家・此元和津也が初めてアニメ作品の脚本を担当しました。オッドタクシーのアニメは全13話放送されています。

オッドタクシーでは、主人公小戸川を中心とする群像劇が描かれます。謎の事件にまつわるミステリアスな展開も含まれており、擬人化された動物というキャラクタービジュアルからは想像が出来ないシリアスなストーリーが話題となりました。オッドタクシーはコミカライズもされており、作画を肋家竹一が担当し、スペリオール・ダルパナのビッグコミックスで2021年1月から連載されています。

ヤノが登場するオッドタクシーのあらすじを紹介していきます。オッドタクシーの主人公は、セイウチの小戸川です。個人タクシーの運転手をしている小戸川ですが、偏屈で不愛想な男性です。そんな小戸川は常にクールな態度で客を乗せますが、小戸川とタクシーの乗客・友人たちとの会話などから、次第に「女子高生失踪事件」に巻き込まれていきます。

オッドタクシーに登場するヤノのプロフィールを紹介します。オッドタクシーに登場するヤノは、アニメの7話で初登場したキャラクターです。オッドタクシーの1話から登場し、主人公小戸川に深くかかわってくる暴力団員のドブの後輩にあたる人物です。ヤマアラシの男性で27歳。けだるげな表情をしており、性格は砕けています。常にラップ口調で韻を踏みながら会話する個性的なキャラクターとして話題となりました。

オッドタクシーのヤノは、初登場時からずっとラップ口調で話しており、とても変わったキャラクターとして話題となりました。初めて登場したとき、ヤノは主人公の小戸川に肩がぶつかって、ラップ口調で捲し立てながら謝るように迫っています。このインパクトの強い登場シーンで、ヤノはオッドタクシー作中でも特に個性的なキャラクターと認知されるようになったのでした。

オッドタクシーのヤノは、暴力団員として登場するドブと関係の深い人物だけあって、非情な部分も持ち合わせています。ヤノの非情な部分は、ヤノの持つ過去にも関係しています。ヤノは組織のボス・黒田のために、金を稼ぐためならば手段を選ばないという残酷な性格をしています。冷酷なヤノですが、小戸川の友人・柿花に、ミステリーキッスのしほを接近させた黒幕でもありました。

ヤノは柿花に金がないと分かると、手のひらを返して痛めつけ追い込みます。ヤノの非情さと恐ろしさが分かるシーンでは、柿花に母親に電話をかけさせ、泣きながら話す柿花をみて笑いをこらえるなど、根っからの悪党であると描写されています。

とても非情で冷酷なヤノですが、ヤノは悲惨な過去と生い立ちをしています。ヤノは過去に親から虐待されて育ちました。ヤノの背中にはタバコを押し付けられて負った火傷が残っています。ろくな教育もされずに育てられ、ヤノは両親に殺意を覚えるようになっていきます。

15歳の時に明確に殺意を覚え、武器を振り回したヤノでしたが、この時に現在のボスである黒田に助けられています。自分を拾って救い出してくれた黒田に恩を感じており、黒田のために金を稼ごうとしのぎを削っています。

オッドタクシーのヤノ役のアニメ声優を紹介していきます。ヤノの声優を担当しているのは、ラッパーとして有名なMETEORです。かつてサムライトループスに所属していたラッパーで、現在は秘密結社MMRにて活動しています。代表作に「DIAMOND」などがあります。ラッパーのMETEORは社交的な性格としても知られており、様々なコラボ作品を発表しています。

METEORがオッドタクシーのヤノの声優に起用されたのは、PUNPEEやOMSB、VaVa、増田岳哉などの推薦によるものとされています。彼らの推薦により、ヤノの声優に決まったMETEORでしたが、アニメの声優の仕事は初めての経験でした。

ラッパーのMETEORの名前の由来は、人気RPGシリーズ「ファイナルファンタジー」に登場する魔法の名前「メテオ」からでした。メテオは強力でかっこいい魔法だということで、名前をMETEORにしたと語られています。また、METEORは別名「火矢万鉄」（かやまんてつ）としても活動しています。この名前の由来は、漫画家の「香山哲」の漫画が大好きで、リスペクトを込めて名前をつけたとされています。

ヤノの声優を務めたMETEORは、「1分グルメリポート」という音声配信を行っていました。このリポートは食べ物にまつわるエピソードを1分で配信しており、面白いと話題となっています。そんなMETEORは、「オッドタクシーリポート」も配信しており、1分間という時間の中で様々な分析を行っており、好評を博していました。

オッドタクシーのヤノと他キャラの関係を紹介していきます。まず、ヤノと関口との関係について。関口はシロクマの大柄な男性で、ヤノの後輩でボディガードを務めています。ヤノは頭脳は優れていますが非力さは自負しており、暴力沙汰は関口が担当しています。

オッドタクシーのヤノとドブの関係は、まさに犬猿の仲となっています。過去にはヤノはドブの弟分として、義兄弟のように一緒に過ごしていましたが、ドブのしのぎを甘いと感じるようになり、それからは競い合うライバル関係のようになっています。

オッドタクシーのヤノに関しての感想や評価を紹介していきます。ヤノは、オッドタクシーに登場するキャラクターの中でも、特に人気のあるキャラクターです。ヤノは強烈な登場シーンからすぐにファンを獲得しており、「推キャラ」に挙げる人も多い人気キャラクターです。

オッドタクシーのヤノに関しての感想では、非常なところがかっこいいという感想も見られています。オッドタクシー作中では、ヤノは冷酷な態度も取るキャラクターでしたが、そんなところも好きだという感想も挙がっていました。ヤノはオッドタクシーで初登場したシーンでは、キックボードに乗っており、砕けた性格のように見えました。

その後、ヤノは小戸川の友人・柿花を貶めた張本人であると判明し、柿花に追い込みをかけていきます。初登場シーンから打って変わって恐ろしい一面をのぞかせるヤノは、非常にギャップがあってかっこいいと評価されているのでした。

オッドタクシーのヤノに関しては、ラップで喋るところが好きだという感想もたくさんみられていました。セリフがラップで聞き取りにくいと思いきや、動揺すると韻が踏めなくなるところで好きになったという人もいました。

ここでは、オッドタクシーのヤノについての情報を紹介しています。オッドタクシーのヤノは、常にラップ口調で話しているキャラクターで、冷酷でクレバーな性格をしているキャラクターです。7話から登場のキャラクターでしたが、非常に人気の高いキャラクターでもあります。ぜひ、オッドタクシーをチェックして、強烈なキャラクター・ヤノの登場シーンにも注目してみてください。