【鬼滅の刃】里子は沼鬼の犠牲になった和巳の婚約者！最終回で転生した？

大人気漫画の「鬼滅の刃」に登場する少女・里子は、和巳という婚約者と共に夜道を歩いていたところを突然沼鬼に攫われてしまい、行方不明となってしまいました。後に沼鬼によって命を奪われていた事が判明する里子ですが、まず初めに、里子の登場する「鬼滅の刃」の作品情報と、若くして鬼の餌食になってしまった少女・里子のプロフィールをご紹介していきます。

「鬼滅の刃」は日本の大正時代を舞台に鬼と戦う主人公を描いた物語です。「週刊少年ジャンプ」で2016年から2020年まで連載されていた「鬼滅の刃」は、全23巻の単行本が発売され、累計発行部数は2021年2月時点で1億5000万部を突破する大人気漫画となっています。2019年にはテレビアニメ第1期シリーズとして主人公の竈門炭治郎の成長を描く「竈門炭治郎 立志編」が放送され、2020年には劇場版アニメも公開されました。

炭焼きの仕事をしている竈門炭治郎は、ある日突然一家を鬼に惨殺され、唯一生き残っていた妹も鬼の血によって鬼化してしまいました。そんな妹の禰󠄀豆子を救う為、炭治郎は「鬼殺隊」と呼ばれる鬼専門の討伐部隊へ入隊し、鬼舞辻無惨と言う鬼の始祖を倒す為、過酷な戦いに身を投じていきました。こうして呼吸と呼ばれる独特の呼吸法で鬼と戦いながら、禰󠄀豆子を人間に戻す術を模索する炭治郎の旅が始まっていきました。

「鬼滅の刃」に登場する里子のプロフィールをご紹介していきます。里子は大きなリボンで髪をハーフアップにまとめた少女です。大正時代における女学生の服装をしている里子は、明確に記載はされていないものの、沼鬼の「あの女は16歳になったから」と言う発言から16歳であると推測されています。婚約者である和巳と共に夜道を歩いていたところ、若い女性の肉を好む沼鬼に連れ去られ、そのまま鬼の異空間で犠牲になっています。

「鬼滅の刃」に登場する里子は、竈門炭治郎が新人鬼殺隊員として初めて派遣された「沼鬼」の犠牲となった少女です。そんな里子は本編でどのような活躍をしたのでしょうか？次はそんな里子の活躍をネタバレ紹介すると共に、最終回で様々なキャラクターが転生した姿が描かれる中で、婚約者の和巳と共に描かれた里子の転生姿についてもご紹介していきます。

「鬼滅の刃」に登場する里子は、とある大きな町に生まれ、育ちました。比較的裕福な家庭に生まれた里子は、年頃になると和巳という青年と婚約しています。大正時代という時代背景から、男女の結婚についてはなかなか自由が効かない事が想像されますが、里子と婚約者の和巳は幸せそうな恋人同士としてデートをするような描写がされていました。

そんな里子と婚約者の和巳の姿から、2人はお見合いなどの政略結婚ではなく、昔からの縁や恋愛などによる自由な婚約だったのではないかという声もファンからは挙がっているようです。このように里子は、比較的恵まれた家庭に生まれ、好きな人と婚約した幸せな少女だったのではないかと言われていました。

里子は幸せに暮らしており、婚約者の和巳との結婚を予定していました。そんな幸せの絶頂にいたはずの里子は、婚約者の和巳と夜道を歩いていた時に、鬼に攫われてしまいます。里子を攫ったのは、「女性の肉は16歳を超えると味が落ちる」という根拠もない思想を持った鬼でした。沼鬼と呼ばれるその鬼は、まるで沼のような異空間を作り出す事ができ、その沼に少女たちを攫っては彼女達の肉を食べていました。

そんな沼鬼は自分が食べた少女達の遺品をコレクションしており、沼鬼が里子の使用していた大きなリボンを収集していた事から、里子がすでに沼鬼に食べられてしまった事が判明します。沼鬼の元へ派遣されてきた新人鬼殺隊員の竈門炭治郎は、婚約者の和巳の証言を元に里子の遺品である「大きなリボン」を取り返す事に成功し、鬼に食べられて何も残らなかった里子の唯一の遺品として和巳に渡していました。

「鬼滅の刃」の最終回では、鬼舞辻無惨が倒され「鬼のいなくなった世界」が描かれました。そして最終回ではキャラクター達が転生した姿を描いた現代の様子も同時に描かれています。「鬼滅の刃」の最終回で描かれたキャラクター達の転生した姿は、鬼によって命を落としたキャラクター達も転生して、幸せに過ごす姿が描かれていました。そんな「鬼滅の刃」の最終回に、沼鬼編で命を落とした里子も転生して登場していました。

「鬼滅の刃」の最終回で描かれた里子の転生姿は、本編の中の1コマで登場しており、多くのファンは見逃してしまうような細かいシーンになっています。里子の転生姿であると判別するにあたっては、その女子高生が里子によく似た髪型をしており、「あっ和巳くん オハヨー」と声をかけている事から、共に転生したであろう婚約者の和巳と過ごしている描写があり、これらの事からその女子高生が里子の転生した姿であると言われています。

竈門炭治郎の初任務「沼鬼編」で登場した少女の里子は、残念ながら命を落としていますが、「鬼滅の刃」の最終回では婚約者の和巳と共に転生し、和巳と幸せな日々を送っている描写がされました。そんな最終回でようやく幸せを掴んだ里子について、次は里子に関係する人物を紹介していきます。

和巳は里子の婚約者です。和巳の年齢も里子同様に明確には記載されていませんが、15歳だった炭治郎を子供扱いしている事から、「15歳よりはるかに年上」であると言われています。里子が16歳であると推測されている為、和巳はそれよりも年上だと推測されていました。そんな和巳は、自分と2人でいたところを沼鬼に襲われて、最愛の婚約者である里子を連れ去られてしまいました。

目の前で里子を攫われてしまった和巳は自暴自棄となっており、途方に暮れていたところを竈門炭治郎と出会います。炭治郎と沼鬼を追い詰めますが、沼鬼が里子の遺品を持っていた事で里子の死を確信してしまい、思わずその場に泣き崩れてしまいました。しかし新たに犠牲になろうとしていた少女を炭治郎から守るように言付けられ、和巳は救えなかった里子の分まで少女を守り切る事に成功しています。

里子の両親は、明確に姿が描かれている訳ではありませんが、身につけているものの高価さから、上流階級の人間であると言われています。そして娘である里子を非常に大切に思っていたようで、里子が巷で流行っていた「少女連続誘拐事件」の被害者となってしまった事を嘆いていました。そして里子の隣にいながら守る事ができなかった婚約者の和巳に対し、「何をやっていた」と責めるような描写がありました。

里子を攫ったのは「沼鬼」と呼ばれる鬼でした。沼鬼は、その名前の由来の通り、沼のような異空間を作り出す鬼でした。沼鬼はその異空間に少女達を拉致し、そこで彼女達の肉を食べていました。襲う少女達にはこだわりがあり、沼鬼は「16歳を超えた女」は狙いません。16歳を超えると肉が不味くなると考えていたからです。その為、16歳を超えてしまった里子は急いで食べたと、後に沼鬼は誇らしげに語っていました。

「鬼滅の刃」に登場する里子と婚約者の和巳は物語の序盤に登場しています。その為、2019年に放送された物語の序盤を描いたテレビアニメ第1期シリーズでも登場していました。竈門炭治郎が初めて派遣された任務とあって、ファンの記憶にも残っている「沼鬼編」で登場する里子と和巳ですが、2人の役を演じた声優は誰なのでしょうか？そこで次は、アニメ「鬼滅の刃」で里子と和巳を演じた声優をご紹介していきます。

まず初めに里子の声優についてご紹介していきます。里子の声優ですが、調べたところ里子に声優は存在していませんでした。里子に声優がいない事が判明しましたが、なぜ里子に声優がいないのでしょうか？理由は大きく1つあるのですが、里子が登場から退場まで「セリフがないキャラクター」だからと言われています。里子は和巳と歩いているところを攫われ、犠牲となりました。

和巳の回想に登場する里子もセリフはなく、あっという間に退場してしまったキャラクターである事から、テレビアニメ版でも里子に声優を用意する必要がなかったようです。しかし「鬼滅の刃」の最終回では、里子は「和巳くんオハヨー」と話していました。この為、アニメ「鬼滅の刃」の最終回でキャラクター達の転生姿が描かれた際には、里子の声優が明かされるのではないかと期待されていました。

「鬼滅の刃」に登場する里子に声優はいませんが、婚約者である和巳はどうでしょうか？結論から言うと、和巳には声優が存在していました。そんな和巳の声優を務めたのが、酒井広大さんです。酒井広大さんは2013年頃から声優として活動されており、2016年には自身初主演となる「迷家-マヨイガ-」で光宗役を演じています。その後第十四回声優アワードにてゲーム賞も受賞した酒井広大さんの主な出演作品をご紹介していきます。

• ブレイブビーツ（フラッシュビート役）
• 迷家-マヨイガ-（光宗、スタッフ、光宗（子ども）、時宗（子ども）役）
• 甘い懲罰〜私は看守専用ペット（八雲聖徳役）
• 百錬の覇王と聖約の戦乙女（周防勇斗役）
• ノブナガ先生の幼な妻（織田信永役）
• A3!（佐久間咲也役）
• シャドーハウス（ジョン / ショーン役）
• むすんでひらいて（古屋広呂役）

こちらは「鬼滅の刃」の「沼鬼編」で、竈門炭治郎が初めて向かった任務の中で里子が犠牲になっていたという事実が、物語的にシビアな展開であると考えている方の投稿です。新人鬼殺隊員として派遣されていった竈門炭治郎が出会った被害者の関係者・和巳と、攫われた里子を探していた炭治郎ですが、当の里子はあっという間に沼鬼に食べられていました。そんな少女の命が容易く奪われる救いのない展開に驚く方も少なくないようです。

こちらは、「鬼滅の刃」の最終回で里子と和巳が転生して結ばれている描写に安堵したという方の投稿です。里子と婚約者の和巳は、沼鬼という卑劣な鬼の毒牙にかかり引き離されてしまいました。結婚を控えていた2人を襲った悲劇は衝撃的で、里子の遺品が沼鬼のコレクションから出てきた時には落胆するファンも多かったようです。そんな里子と和巳の幸せな未来の姿が描かれた最終回には、ファンから称賛の声が寄せられていました。

こちらは少し変わった切り口からその後の物語を予測した方の投稿です。婚約者の里子を沼鬼に奪われてしまった和巳は、失意のどん底でしたが炭治郎と共に沼鬼を探し、新たな犠牲者となっていた少女を救う事に成功しました。里子を失ってしまった和巳ですが、別の少女を救う事ができ、沼鬼による事件は収束しました。そんな和巳と、沼鬼に攫われながらも命が助かった少女が結ばれるのではないかと推測するファンもいるようです。

「鬼滅の刃」に登場する里子に関するまとめはいかがだったでしょうか？里子は「鬼滅の刃」の物語序盤に登場する少女で、若い少女ばかりを狙っている沼鬼という卑劣な鬼の手にかかり犠牲となってしまいました。婚約者の和巳との結婚を控え、幸せの絶頂にいたはずの少女を襲った悲劇は、「鬼滅の刃」における鬼の本当の恐ろしさを痛感させる印象深いエピソードの1つとなり、ファンの記憶に刻まれていました。

そんな里子と和巳は本編では救われない運命でしたが、最終回で描かれた現代に転生した姿では高校生として幸せに過ごす2人が描かれました。現世で結ばれなかった2人が来世で幸せに過ごす姿は、ファンにとって胸が熱くなるものがあるようでした。そんな悲恋の2人である里子と和巳が登場する「鬼滅の刃」を、まだご覧になった事がない方は、ぜひこの機会に「沼鬼編」にも注目しながらご覧になってみてはいかがでしょうか？