2021年10月09日公開
2021年10月09日更新
【ウマ娘 シンデレラグレイ】アニメ化の予定は?あらすじや人気の理由・感想を紹介
2021年にリリースされて大人気となったアプリゲーム「ウマ娘プリティーダービー」ですが、そのスピンオフ作品である漫画「シンデレラグレイ」はアニメ化されるのでしょうか?漫画「シンデレラグレイ」は「ウマ娘プリティーダービー」のスピンオフ作品で、「芦毛の怪物」と呼ばれたオグリキャップが主人公です。そんな漫画「シンデレラグレイ」は面白いという感想が多い人気作品で、アニメ化を望んでいる方が多いようです。今回は、漫画「シンデレラグレイ」のアニメ化の予定やあらすじ、面白いといわれる理由を紹介します。
目次
ウマ娘 シンデレラグレイとは?
ウマ娘 シンデレラグレイの概要
漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」は2018年・2021年に放送されたアニメ「ウマ娘プリティーダービー」、2021年にリリースされたゲームアプリ「ウマ娘プリティーダービー」のスピンオフ作品で、「週刊ヤングジャンプ」の2020年28号から連載されています。アニメ「ウマ娘プリティーダービー」とくらべて、よりシリアスなスポコンを描いた作品として評判です。
また、「ウマ娘プリティーダービー」シリーズにはほかにも「ウマ娘 プリティーダービー-ハルウララがんばる!-」「STARTING GATE!-ウマ娘プリティーダービー-」「うまよん」といったスピンオフの漫画作品がありますが、そのなかでも漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」はもっともシリアスな作品です。
ウマ娘 シンデレラグレイの作者
「ウマ娘プリティーダービー」のスピンオフ作品である漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」の作者は、脚本を杉浦理史さん、作画を久住太陽さんがおこなっています。久住太陽さんのデビュー作がこの漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」です。また、杉浦理史さんはテレビアニメ「刀剣乱舞-花丸-」やアニメ「ウマ娘プリティーダービー」の脚本を担当しています。
また、アニメ「ウマ娘プリティーダービー」でプロデューサーを担当した伊藤隼之介さんが漫画企画構成を担当しました。
ウマ娘 シンデレラグレイのアニメ化の予定はある?
ウマ娘 シンデレラグレイのアニメ化を望む声多数
漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」は面白いという感想が多い人気作品で、アニメ化を望む声がたくさんあります。その理由は、漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」が面白いという理由だけではなく、アプリゲーム「ウマ娘プリティーダービー」が人気になっていたり、すでにアニメ化されている「ウマ娘プリティーダービー」が面白い・感動するといった感想がたくさんある人気作品だからです。
アニメ1期では「日本総大将」の異名をもつスペシャルウィークや「異次元の逃亡者」サイレンススズカを中心に描かれました。そして、アニメ2期では「帝王」トウカイテイオーと「名優」メジロマックイーンのライバル関係を中心に描かれています。そのため3期では「芦毛の怪物」オグリキャップが主人公の「ウマ娘 シンデレラグレイ」をアニメ化してほしいという声があります。
ウマ娘 シンデレラグレイは単独でアニメ化する?
2021年現在、「ウマ娘プリティーダービー」シリーズの新作アニメについての情報はありません。しかし、アプリゲームが人気であるほか、アニメ2期も大きな話題となった作品のため3期アニメが放送されるのではという期待の声が大きいです。それでは、漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」はアニメ化されるのでしょうか?これについては、さまざまな意見があるようです。
漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」はアニメ「ウマ娘プリティーダービー」のスピンオフ作品ですが、シリアスな雰囲気のほか登場するキャラクターの性格についてもアニメ版やゲーム版とは違う面があります。そのため、アニメ3期として放送されるのではなくアニメ「ウマ娘 シンデレラグレイ」と独立して放送されるかもしれないという説がります。
また、テレビアニメとして「ウマ娘 シンデレラグレイ」が放送されるのではなく、独立した作品で劇場化される可能性があるという意見があるようです。
ウマ娘 シンデレラグレイの漫画あらすじネタバレ
1巻あらすじネタバレ
ここからは漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」のあらすじネタバレを紹介します。ネタバレが含まれるので注意してください。岐阜県にあるウマ娘カサマツトレーニングセンター学園(カサマツトレセン学園)に、遅刻してやってきたウマ娘がいます。制服ではなく汚れたジャージ姿のこのウマ娘はオグリキャップ、「制服は?」と聞かれると「…?セーフクって何ですか?」と真面目に返します。
そんなオグリキャップは食堂で食欲旺盛な姿を見せます。これは史実のオグリキャップがかなりの大食いだったところからのキャラ付けのようです。そして、遅刻や大食いで目立ったオグリキャップはカサマツトレセンのノルンエースたちに目をつけられます。ノルンエースと寮で同室になったオグリキャップは「物置で寝て」と嫌がらせされます。しかし、天然なオグリキャップは個室が使えることにご満悦です。
私生活ではマイペースな姿を見せるオグリキャップ、トレーナーたちの前で驚異的な走りを見せます。そんなオグリキャップのデビュー戦は5月19日に決まります。史実のオグリキャップは1987年5月19日笠松競馬場の「サラ系3才新馬」でデビューしているので同じ日です。トレーニングで圧倒的な速さを見せたオグリキャップでしたが、デビュー戦は2着。これも史実と一緒です。
レースが終わったあと、オグリキャップの靴はぼろぼろになっていました。そして、靴を新調したオグリキャップは2戦目に挑みます。そこには、オグリキャップにちょっかいをかけていたノルンエースの姿も。ノルンエースはオグリキャップの靴のかかとを踏むといういたずらをしようとしますが、ぶっちぎられました。圧勝したオグリキャップ、レース後ウイニングライブはカサマツ音頭です。
2巻あらすじネタバレ
漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」2巻のあらすじネタバレを紹介します。ジュニアクラウンに出走したオグリキャップ、フジマサマーチとの競り合いを制して勝利します。ちなみに、このフジマサマーチには「マーチトウショウ」というモデル馬がいます。史実のオグリキャップは笠松競馬場で2着が2回ありましたが、そのどちらも勝利したのがマーチトウショウで、笠松時代のライバル的存在でした。
ジュニアクラウンに続いて中日盃で勝利したオグリキャップ、地方で走っているレベルではないとトゥインクル・シリーズが開催される中央にスカウトされます。そのころ、中央ではタマモクロスが鳴尾記念に勝利しました。史実でも芦毛のライバルとしてオグリキャップと一緒に語り継がれているのが、このタマモクロスです。そんなタマモクロスはこの時点で、同じ芦毛のオグリキャップをライバル視しています。
トレーナーから「勝てば中央、負ければ東海ダービーを目指せ」と命じられて出走したゴールドジュニア、この話を聞いたフジマサマーチからオグリキャップは殴られます。その理由は、一緒に東海ダービーを走るという約束をしていたため。そしてオグリキャップ自身もまた、中央入りについて悩んでいました。このレースで気持ちの整理がつかないオグリキャップはひどい表情で走ります。
それを見たトレーナーは「走るんだ!」と絶叫、これでスイッチが入ったオグリキャップは勝利しました。そして、フジマサマーチもレース後にオグリキャップを激励して中央に送り出します。ちなみに、モデルとなったマーチトウショウもその後中央入りしましたが大きな活躍はできませんでした。カサマツのメンバーに送り出されたオグリキャップ、いよいよ中央に挑戦です。
3巻あらすじネタバレ
中央トレセンに到着したオグリキャップは、アニメ版やアプリ版にも登場する駿川たづなに声をかけられます。駿川たづなに違和感を覚えたオグリキャップ、その理由は名言されていませんが彼女がウマ娘かもしれないと気づいたからとされています。アニメ版やアプリ版でも名言はされていませんが、トキノミノルという戦後に活躍した名馬がモデルではないかとされています。
オグリキャップは生徒会長のシンボリルドルフに挨拶、そして教室ではブラッキーエールに地方出身ということで馬鹿にされます。そして、中央に移籍したオグリキャップは皐月賞・ダービー・菊花賞のクラシックレースに出走するかと思われましたが、クラシック登録されていないという問題にぶつかります。当時の競馬界では、事前にクラシック登録をしないと三冠レースに出ることができませんでした。
地方馬だった故に、クラシック登録されなかったのは史実通りです。この問題が大きくなったことから、その後に追加でクラシック登録されるよう制度改正がおこなわれます。そんなオグリキャップはペガサスSに出走、そこでブラッキーエールなどを圧倒して勝利、ブラッキーエールはオグリキャップとの約束で汚い言葉をつかえない縛り状態になりました。
そして、オグリキャップ不在の皐月賞。このレースで勝利したのはペガサスSでオグリキャップに負けたヤエノムテキ。「オグリキャップを日本ダービーに」という声が世間に広がるとともに、シンボリルドルフが中央の役員にオグリキャップをダービーに出すよう懇願します。そしてオグリキャップがレースに出走、そのレースとは…。
4巻あらすじネタバレ
オグリキャップが出走したのは日本ダービーではなくニュージーランドトロフィー、このレースも圧勝したオグリキャップは今後同世代ではなく上の世代と戦うことになるため宝塚記念を偵察しにいきます。その宝塚記念、アキツテイオー(モデルはニッポーテイオー)という強敵がいましたが勝利したのはタマモクロスでした。秋になり毎日王冠で勝利したオグリキャップ、これで重賞6連勝です。
天皇賞秋を目指すオグリキャップ、そこにはタマモクロスも出走します。ウマ娘たちの記者会見でオグリキャップは「天下を獲る」と豪語しざわつかせます。それに対してタマモクロスは「この秋のGⅠを全て獲る」と意欲を燃やします。このライバル2人の戦いは、5巻以降で描かれます。
ウマ娘 シンデレラグレイの面白い魅力や人気の理由
面白い魅力①レース描写
「ウマ娘 シンデレラグレイ」が面白いという感想が多い理由について紹介します。まず紹介するのはレース描写です。「ウマ娘 シンデレラグレイ」のレースシーンはとにかく迫力があるという感想がたくさんあります。とくに、ライバルのウマ娘2頭がデッドヒートをするシーンは人気があります。
面白い魅力②「オグリキャップ」の逸話
続いて紹介する「ウマ娘 シンデレラグレイ」が面白いという感想が多い理由は、オグリキャップの逸話が取り入れられている点です。オグリキャップはアイドルホースと呼ばれるほどの人気で、1990年前後の第2次競馬ブームの火付け役となりました。そんなアイドルホースのオグリキャップにはさまざまな逸話があります。その逸話としては、食欲旺盛だったり走るフォームなどです。
食欲の面は食堂でたくさん食べるシーンとして描かれ、独特な超前傾姿勢についても作中での走りに取り入れられています。また、タマモクロスとのライバル関係も史実の逸話から取り入れられています。
面白い魅力③カサマツトレセン学園のエピソード
続いて紹介する「ウマ娘 シンデレラグレイ」が面白いという感想が多い理由は、カサマツトレセン学園のエピソードです。カサマツトレセン時代のレースは史実に準拠したものになっていて、とくにライバルだったマーチトウショウがモデルのフジマサマーチとのバトルが描かれます。
また、カサマツトレセンのメンバーの多くはモデルがいないオリジナルとされていて、それゆえに自由なキャラ付けで魅力的に描かれていると評判です。
面白い魅力④中央への移籍話
続いて紹介する「ウマ娘 シンデレラグレイ」が面白いという感想が多い理由は、中央への移籍話です。史実のオグリキャップも笠松競馬場で圧倒的な成績を残して中央入り、そこで活躍して大人気のアイドルホースになりました。「ウマ娘 シンデレラグレイ」では中央入りしたオグリキャップを取り巻くほかのウマ娘たちの反応、そしてそれを打ち破る姿がかっこいいという感想があります。
また、クラシック登録についての史実をもとにしたエピソード、そして史実にはありえないシンボリルドルフがオグリキャップの実力を認めてクラシック登録について役員に陳情するシーンなどが人気のようです。
面白い魅力⑤タマモクロスとのドラマ
続いて紹介する「ウマ娘 シンデレラグレイ」が面白いという感想が多い理由は、タマモクロスとのドラマです。オグリキャップやタマモクロスが活躍するまでは、「芦毛は活躍しない」と言われることもありました。そんななか、史実でも2頭はライバル関係としてなんども対戦し、当時の競馬界を引っ張っていました。
オグリキャップとタマモクロスのライバル関係やエピソードについては、漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」の5巻以降でより詳しく描かれそうです。
ウマ娘 シンデレラグレイに関する感想や評価
シンデレラグレイはアニメ化してほしい
— 害鳥界隈の姫【公式】 (@asutaroto10312) October 6, 2021
人気作である「ウマ娘 シンデレラグレイ」、ツイッター上で「早くアニメ化してほしい」と望む感想がたくさんあります。
シンデレラグレイ毎週面白いのなんや????
— 稲葉ピーマン@アクロバティック醤油 (@inaba_398) September 30, 2021
「ウマ娘 シンデレラグレイ」が面白くて、毎週読むのが楽しみというファンの方の感想が少なくありません。
ウマ娘のシンデレラグレイ、アプリ版よりもスポ根でシリアス割合が多くて面白いしオグリキャップがバチクソカッコいいの好きすぎるんだよな pic.twitter.com/EQtK9eHu7T
— 樹 (@Jumoku_san) October 2, 2021
アニメ版やゲームアプリ版の「ウマ娘プリティーダービー」を楽しんでいる方だけではなく、これまでウマ娘に触れてこなかった方のなかにも「シンデレラグレイが面白い」という感想を抱く方がたくさんいます。
ウマ娘 シンデレラグレイのアニメ化まとめ
漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」のアニメ化について紹介しました。まだアニメ化発表はありませんが、アニメ化してほしいという声がたくさんあります。また、アニメ版やアプリゲーム版と違う魅力があるので、まだウマ娘シリーズに触れていない方もチェックしてみてはいかがでしょうか?