ブルーピリオドが面白いと話題!漫画のあらすじ・感想と心に刺さる名言も紹介

漫画「ブルーピリオド」は美術を題材にした青春群像劇で、面白いと話題になっています。今回は漫画「ブルーピリオド」のあらすじや作中に登場する心に刺さる名言・名セリフを紹介し、その面白い魅力を考察していきます。さらに、漫画「ブルーピリオド」の主要な登場人物を一覧で紹介し、2021年10月から始まる「ブルーピリオド」のテレビアニメ情報や主題歌をみていきます。また「ブルーピリオド」に関する感想や評価についてもみていきます。

ブルーピリオドが面白いと話題!漫画のあらすじ・感想と心に刺さる名言も紹介のイメージ

目次

  1. ブルーピリオドが面白いと話題!漫画のあらすじを紹介
  2. ブルーピリオドの心に刺さる名言や名セリフ集
  3. ブルーピリオドの面白い魅力
  4. ブルーピリオドの登場人物一覧
  5. ブルーピリオドがアニメ化!放送日はいつ?
  6. ブルーピリオドに関する感想や評価
  7. ブルーピリオドの面白い魅力まとめ

ブルーピリオドが面白いと話題!漫画のあらすじを紹介

ブルーピリオドの概要

漫画「ブルーピリオド」は山口つばさ先生により、2017年6月から月刊アフタヌーンで連載中の青春群像劇です。原作者は東京藝術大学出身の山口先生、絵を描く楽しさを知った主人公が藝大受験の苦悩を経験し、藝大生となってからも心の葛藤と戦っていく様が描かれています。次に「ブルーピリオド」のあらすじをみていきます。

ブルーピリオドのあらすじ

主人公の矢口八虎は何でも卒なくこなす要領の良い男子高校生で、周囲と上手く合わせながらもどこか違和感を感じていました。そんな中、偶然、1枚の絵と出会ったことで絵に興味を持ち始めた八虎。絵を描く楽しさを知った彼は藝大こと東京藝術大学を目指すことを決意し、美大受験予備校に通い始めます。そして、そこで出会った個性豊かな面々と共に、八虎が藝大受験の苦難を乗り越えていく姿が描かれています。

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ブルーピリオドの心に刺さる名言や名セリフ集

ここまで「ブルーピリオド」の概要やあらすじをみてきました。次に「ブルーピリオド」の心に刺さる名言や名セリフを紹介していきます。

名言①「頑張れない子は…」

漫画「ブルーピリオド」の心に刺さる名言・名セリフ、1つ目は「頑張れない子は…」です。八虎は絵を描くことに楽しさを感じるものの、その先一歩踏み出すことができずにいました。そんな現実主義な彼に佐伯先生が言ったのがこちらの名言です。一歩踏み出す勇気が欲しいとき、そっと後押してくれるような素敵な名言だと言われています。

「好きなことは趣味でいい」
それは大人の発想だと思いますよ。
誰に教わったのか知りませんが...
頑張れない子は
好きなことがない子でしたよ。
好きなことに
人生の一番大きなウェイトを置くのって
普通のことじゃないでしょうか?

名言②「悔しいと思えるなら…」

漫画「ブルーピリオド」の心に刺さる名言・名セリフ、2つ目は「悔しいと思えるなら…」です。八虎は初めて行った予備校で、衝撃的に上手い高橋世田介の絵に圧倒されます。その反面、天才相手に悔しいという気持ちを抱く八虎に対し、鮎川龍二が発したのがこちらの名言です。どんなに凄い相手であっても、その相手に憧れてしまえば勝負することはできません。そのことに気づかせてくれる龍二の名言となっています。

人は神と自分を比べることはできないから。----悔しいと思うなら、まだ戦えるね!

名言③「芸術に失敗は存在しない…」

漫画「ブルーピリオド」の心に刺さる名言・名セリフ、3つ目は「芸術に失敗は存在しない…」です。絵を描くことに苦悩する八虎に対して、佐伯先生が言ったのがこちらの名言です。大切なことに気づかせてくれる佐伯先生の名言として知られています。

矢口さん芸術に失敗は存在しないんですよ

名言④「作品は諦めたら…」

漫画「ブルーピリオド」の心に刺さる名言・名セリフ、4つ目は「作品は諦めたら…」です。藝大に合格し、これから大学生活を始める八虎に対し、大葉先生が言ったのがこの名言です。あともう少し頑張ろうと思わせてくれる大場先生の名言だと言われています。

作品は諦めたらそこで完成よ

名言⑤「自信を持てないことを恥ずかしい…」

漫画「ブルーピリオド」の心に刺さる名言・名セリフ、5つ目は「自信を持てないことを恥ずかしい…」です。入試の課題を通じて、八虎は自分自身と向き合い、自分の戦い方を発見します。自分に自信が持てずに「恥ずかしい」と思うことを否定せず、受け入れることで、さらに自分を強くしようと決意する八虎の名言となっています。

自信を持てないことを恥ずかしいって思うくらいなら お風呂もらうね! ソレ受け入れて戦略練る方が俺に合ってる

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ブルーピリオドの面白い魅力

ここまで「ブルーピリオド」の概要やあらすじを紹介し、名言や名セリフをみてきました。次に「ブルーピリオド」の面白い魅力に迫っていきます。

面白い魅力①芸術の世界を論理的に描く

漫画「ブルーピリオド」の面白い魅力、1つ目は芸術の世界を論理的に描いていることです。芸術の世界と言えば、感性や才能の世界と言うイメージですが、そんな芸術の世界を論理的に描いているところが「ブルーピリオド」の魅力だと言われています。主人公の八虎は高校2年生のときに絵を描く面白さに目覚め、恐ろしい速度で成長していきます。

しかし、序盤ではまだまだ下手な八虎。彼はその後、どうすれば上手くなれるのか論理的に考え、恐ろしいほどの努力を重ねていきます。そんな絵の素人がどうやって上達させていくのかの過程が、とても分かりやすく描かれており、驚異的な上達スピードにも説得力があると言われています。

面白い魅力②努力や天才を考えさせられる

漫画「ブルーピリオド」の面白い魅力、2つ目は努力や天才を考えさせられる点です。美術部でも予備校でも一番下手だった八虎が短期間で、恐ろしいほど上達していく様はいくら八虎自身がかなり努力しているといっても、天才としか表現できないとも言われています。そんな八虎も予備校に通い始めた頃は天才たちの絵を上手さに衝撃を受け、自尊心を粉々に打ち砕かれたことがありました。そのとき、八虎は次のように発言しています。

…アイツみたいなのを天才って言うんだな…。俺、自分に才能があるなんて思ったことないけど、でもここ半年でケッコー上手くなったと思ってたんだけど。俺さあ…ただの人なんだな…

しかし「ブルーピリオド」では主人公・八虎がどれだけ壁にぶつかっても、その壁を乗り越え、成長していく姿が描かれています。また「ブルーピリオド」では「天才」はいないという風に描かれていると言われています。上手い絵を見て圧倒された八虎は描いた人物をのことを「天才だ」と感じますが、それは現時点での結果です。

天才と呼ばれる人間は皆、死に物狂いで努力を重ねており、その結果として周囲から「天才」と認識されているのです。「ブルーピリオド」ではそのことが丁寧に描かれており、「努力」と「天才」について考えさせられる作品だと評価されています。

面白い魅力③「自分らしさとは何か」を問う

漫画「ブルーピリオド」の面白い魅力、3つ目は「自分らしさとは何か」を問う点です。絵の楽しさに目覚める前の八虎は周囲に合わせることに必死で、自分の本音を隠して生きていました。現代において、このような八虎と同じ悩みを抱えている人も少なくないのではないでしょうか?また、八虎は常々早朝の渋谷が青いと感じていました。しかし、他の人と違うことを言って引かれるのを恐れ、自分を抑え込んでいました。

あなたが青く見えるなら りんごもうさぎの体も青くていいんだよ

しかし、八虎は1枚の絵と出会い、森先輩の言葉(上のセリフ)に勇気をもらいます。このセリフには、他人が良いと思ったものではなく、自分が良いと思ったことを大事にした方が良い、というそんなメッセージが込められているとされています。

そして、八虎は美術の授業で自分が感じたままの早朝の渋谷を自由に表現して「青い渋谷」を描きました。このことから「ブルーピリオド」はただ絵をテーマにした作品というわけではなく「自分らしさとは何か」を問う作品となっていると言われています。

面白い魅力④カタルシス

漫画「ブルーピリオド」の面白い魅力、4つ目はカタルシスです。「ブルーピリオド」の面白さはカタルシスが思う存分、堪能できるところにあると言われています。結果だけみていれば八虎は「天才」としか言いようがありません。しかし、八虎の視点で彼に感情移入しながら物語を読み進めていくことができ、絵も下手な凡人が成長していくという過程が存分に楽しめるところが、最高にカタルシスを感じられると評価されています。

面白い魅力⑤ヒューマンドラマ

漫画「ブルーピリオド」の面白い魅力、5つ目はヒューマンドラマです。「ブルーピリオド」では主人公・八虎の成長だけでなく、友情やライバルとのやり取り、家族愛などヒューマンドラマも「素晴らしくて感動する」と評判です。特に、森先輩の「青くていいんだよ」という言葉がきっかけで、八虎は絵の世界に進むことになったエピソードなど、そんな人との出会いや交流も「ブルーピリオド」の魅力となっています。

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ブルーピリオドの登場人物一覧

ここまで「ブルーピリオド」の概要やあらすじ、名言や名セリフを紹介し、面白い魅力に迫ってきました。次に「ブルーピリオド」の登場人物を一覧でみてきました。

登場人物一覧①矢口八虎

矢口八虎は周囲との付き合いから喫煙・飲酒する不良男子高校生ですが、その要領の良さから成績優秀が良く、何でも卒なくこなすリア充男子です。彼はどこか毎日の生活に物足りなさを感じていましたが、周囲と合わせるために彼は自分の本心を抑え込んでいました。

その後、1枚の絵との出会いや森先輩、佐伯先生らの言葉から、絵を描く楽しさを知った八虎は美術部に所属するようになります。そして、美大の最難関と言われる東京藝術大学を目指すことを決意した八虎は、様々な壁にぶつかりながらも、自分らしさを追求していきます。

登場人物一覧②鮎川龍二

鮎川龍二は美しい顔立ちの女装男子で「アユ」の愛称で呼ばれています。八虎と同じ美術部に所属し、入学した頃から女装していたため、周囲から注目を浴びていました。また、男性と付き合っても、彼が実は男だと分かると相手の男性がすぐに離れていってしまいます。さらに、家庭でも自分を理解してもらえないため、孤独を抱えていました。それでも信念を曲げない龍二のことを、八虎は尊敬しています。

登場人物一覧③森まる

森まるは八虎と龍二の所属する美術部の先輩で、八虎が絵を描くようになったのも彼女の言葉がきっかけです。普段はおとなしい性格の森まるですが、絵のこととなると凄まじい集中力を発揮。その姿には八虎も圧倒されるほどです。また、高校卒業後は武蔵野美術大学に通っています。

登場人物一覧④佐伯昌子

佐伯昌子は美術部の顧問の先生です。八虎に影響を与えた1人であり、生徒たちに予備校や大学見学を勧めるなど、非常に生徒に献身的な良い先生です。そのため、生徒たちからの信頼も厚く、作中では多くの名言を残しています。

登場人物一覧⑤高橋世田介

高橋世田介は八虎と同じ予備校に通う男子高校生で、八虎が「天才」と認めたライバルです。幼い頃から絵を描いてきた世田介ですが、高校2年生になるまでまともに指導を受けたことはありませんでした。そして、目立つ絵というわけではありませんが、上手さと正確さを兼ね備えた絵を描きます。また、とても癖の強い性格をしており、コミュニケーションが苦手なため、八虎も初対面のときには「友達いなそう」と感じていました。

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ブルーピリオドがアニメ化!放送日はいつ?

ここまで「ブルーピリオド」の概要やあらすじを紹介し、名言や名セリフをみてきました。さらに「ブルーピリオド」の面白い魅力や登場人物もみてきました。次に「ブルーピリオド」のアニメ化の放送日や主題歌についてみてきます。

ブルーピリオドのアニメ放送日はいつ?

「ブルーピリオド」は2021年10月2日から毎日放送・TBS系列にて、放送が開始となります。アニメーション制作はSeven Arcsが担当し、総監督は舛成孝二さん、監督は浅野勝也さん。シリーズ構成と脚本は吉田玲子さん、音楽は井上一平さんが手掛けています。

ブルーピリオドの主題歌

「ブルーピリオド」のオープニング(OP)主題歌はOmoinotakeの歌う「EVERBLUE」です。作詞は福島智朗さん、作曲は藤井怜央さん、編曲は蔦谷好位置さんとOmoinotakeが手掛けています。「ブルーピリオド」のエンディング(OP)主題歌はmol-74が歌う「Replica」です。

ブルーピリオドに関する感想や評価

ここまで「ブルーピリオド」の概要やあらすじ、名言や名セリフを紹介し、面白い魅力に迫ってきました。さらに「ブルーピリオド」の登場人物を一覧で紹介し、アニメ化の放送日や主題歌についてみてきます。

こちらは「ブルーピリオド」に関する感想や評価です。漫画「ブルーピリオド」がとても良いと評価されており、好きなセリフがとても多いという感想となっています。

こちらも「ブルーピリオド」に関する感想や評価です。「ブルーピリオド」のストーリーが高く評価されており、キャラでは鮎川龍二が素晴らしいという感想となっています。

こちらも「ブルーピリオド」に関する感想や評価です。アニメ「ブルーピリオド」の1話について、主人公が美術に目覚めたところや「青」をテーマにしていることが評価されており、キャラや佐伯先生の心に刺さる言葉も良くて、作品自体面白いという感想となっています。

ブルーピリオドの面白い魅力まとめ

いかがでしたか?面白いと話題の漫画「ブルーピリオド」のあらすじや作中に登場する名言・名セリフを紹介し、面白い魅力に迫ってきました。そして「ブルーピリオド」は芸術の世界を論理的に描いていることや、努力や天才について考えさせられる作品であること。「自分らしさとは何かを問う」テーマやカタルシスを感じられること、主人公を中心としたヒューマンドラマなどが、面白い魅力と言われていることが分かりました。

さらに「ブルーピリオド」の登場人物を一覧で紹介し、アニメ化情報や主題歌、感想や評価についてもみてきました。皆さんもぜひ面白いと話題の「ブルーピリオド」の原作漫画はもちろん、2021年10月から放送スタートのテレビアニメもお楽しみください!

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