2021年10月02日公開
2021年10月02日更新
【蜘蛛ですが、なにか?】転生者が持つn%I=Wとは?効果やシステムとの関係は?
漫画・アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」の「n%I=W」を紹介!現実世界の高校生からダンジョンの蜘蛛に転生した主人公の物語が描かれている「蜘蛛ですが、なにか?」そんな「蜘蛛ですが、なにか?」の作品概要・あらすじや、「n%I=W」のスキル効果・秘密をまとめていきます。その他には、「n%I=W」と世界のシステムの関係性や、「n%I=W」のスキルを持っている転生者のプロフィールを一覧で紹介していきます。
目次
n%I=Wとは?
本記事では「蜘蛛ですが、なにか?」の「n%I=W」のスキル効果・システムとの関係性を紹介していきます。その他には、「n%I=W」を持つ事のデメリットや、読者・視聴者の感想などもまとめていきます。
蜘蛛ですが、なにか?の作品情報
蜘蛛ですが、なにか?の概要
n%I=Wのスキル効果や使用している転生者について知る前に、まずは「蜘蛛ですが、なにか?」の基本情報を紹介していきます。「蜘蛛ですが、なにか?」は2015年から連載されている小説が原作で、2021年の1月から7月までアニメが放送されていました。原作小説は2021年9月時点で累計発行部数400万部を突破しており、2016年にはラジオドラマも公開されていました。
蜘蛛ですが、なにか?のあらすじ
漫画・アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」では現実世界から異世界に転生した転生者の物語が描かれています。主人公の「私/蜘蛛子」は「エルロー大迷宮」というダンジョンに転生しており、1人で生きるために敵を倒しながらスキル・強さを向上させていきます。物語途中には「D」という人物が蜘蛛子に接触しており、蜘蛛子以外の学生たちも異世界に転生している事が明らかになっています。
n%I=Wは転生者が持つスキル
蜘蛛ですが、なにか?の「n%I=W」は「転生者全員が持っているスキル」です。転生者は元々現実世界の学生・教師でしたが、事件に巻き込まれた事で異世界に転生しており、それに責任を感じた「D」が転生者に「n%I=W」のスキルを持たせた事が分かっています。Dは学生に成りすましていましたが、システム外の存在のため「n%I=W」は持っていないようです。
蜘蛛ですが、なにか?の「D」は「邪神」を自称しているキャラクターで、物語途中に神の1人だという事が判明しています。普段は冥界の管理をしていますが、遊び感覚で「若葉姫色」という名前を使って現実世界の学校で学生生活を楽しんでおり、その時に勇者と魔王の攻撃で次元がダメージを負って学生・教師が転生した事が分かっています。
n%I=Wのスキルの意味や効果・システムとの関係をネタバレ
ここからは「蜘蛛ですが、なにか?」の「n%I=W」のスキル効果・意味を紹介していきます。文字化けのような「n%I=W」は謎が多いスキルのため、当初は鑑定する事が不可能でした。また「n%I=W」とシステムの関係性なども紹介していきます。
ネタバレ①転生者を世界のシステムと紐付ける
蜘蛛ですが、なにか?のシステムは「ギュリエディストディエスがサリエルを救うためにDに頼んで作られた世界」と言われています。そのためシステムは現実世界から見るとゲームのような世界になっており、スキル・魔法などの特殊な能力が存在しているようです。前述したように「n%I=W」は転生者とシステムを紐づけているスキルで、転生者が様々な恩恵を受けられるように設定されているようです。
蜘蛛ですが、なにか?の「n%I=W」には「レベルアップ時の体力回復」「死亡した際には現実世界に転生する」という効果があるようです。また部外者である転生者は本来ならば「システムの恩恵」を受ける事ができませんが、「n%I=W」の効果で恩恵を受けられるようになっているようです。前述したように死亡時は現実世界に戻る事ができますが、その効果を知る転生者は少ないようです。
ネタバレ②システムに取り込まれないようにしている
前述したように「システムはゲームのような世界」のため、馴染むとシステムの世界から抜け出せなくなってしまいます。そのため「n%I=W」の「死亡時に現実世界に転生する」という効果でシステムに取り込まれないようにしているようです。適当に仕事をしている「D」ですが、割と頭を使って「n%I=W」のスキルを作っている事が分かります。
蜘蛛ですが、なにか?のシステムは女神サリエルを核にしており、サリエルの自由を奪う事で構成されています。またシステムには「崩壊寸前の星のMAエネルギーを人類の魂から回収する」という目的があるため、人類は二陣営に分かれて戦いを繰り返しているようです。人類は「MAエネルギーを使用した兵器」で龍に対抗しようとしており、それもMAエネルギーが枯渇する原因になっているようです。
n%I=Wには日本語翻訳機能もある?稼働時には地球に帰れない?
スキル効果やシステムとの関係性を知った後は、「n%I=W」の日本語翻訳機能について紹介していきます。また「n%I=W」のデメリットの面も解説していきます。
ネタバレ①日本語翻訳機能
システムでは異世界の言葉が使用されていますが、「n%I=W」には「日本語翻訳機能」が付いているため、転生者たちは転生してすぐにシステム内の言語を理解しています。前述したように「n%I=W」は「D」が作ったもののため、日本の学生を手助けするために「日本語翻訳機能」を付けた事が予想できます。
ネタバレ②システムが稼働している時は地球に帰れない
蜘蛛ですが、なにか?の主人公・蜘蛛子は神化した時に一度現実世界に戻っています。本来ならば「n%I=W」を持つ転生者は生きている間に現実世界に戻る事は出来ませんが、神化する時にはスキルがリセットされるため、その時に「n%I=W」も無くなって現実世界に戻る事が出来たようです。また「n%I=W」は転生者の魂に結び付いているため、死んで魂が消えると「n%I=W」も消滅する事が分かっています。
n%I=Wのスキルを持つ転生者一覧
スキル効果やシステムとの関係性を知った後は、「n%I=W」を持つ転生者を一覧で紹介していきます。漫画・アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」では25人の人間が異世界に転生している事が分かっています。
主人公
蜘蛛ですが、なにか?の主人公には名前が無かったため、登場当初は「私」という名前で描かれています。また公式の愛称は「蜘蛛子」のため、読者・視聴者から蜘蛛子と呼ばれる事が多いようです。蜘蛛子は現実世界から「エルロー大迷宮」の蜘蛛に転生しており、「マザー」に喰われそうになった事で1人で生きる事を決意しています。物語途中には「並列意思」というスキルを覚えているため、4つの人格が成長を加速させています。
順調に成長を続けた蜘蛛子は特殊な種族であるアラクネに進化しており、「GMA爆弾」を取り込んだ事で白織という神に進化しています。神になった時にはスキルを失った事で弱体化していましたが、成長した事で以前よりも強い力を身に着けています。またマザーを殺した事で魔王・アリエルとは敵対していましたが、和解した後にアリエルが指揮する魔族軍の第十軍団長に就任しています。
シュン
シュレイン・ザガン・アナレイトは転生者の1人で、転生前の名前は「山田俊輔」です。異世界では「アナレイト王国の第4王子」として誕生しており、「天の加護」「禁忌」などのスキルを持っています。転生前から優れた才能を持っており、転生後は兄が戦死した事で新しい勇者になっています。アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」では声優の堀江瞬がシュレインの声を演じています。
カティア
カルナティア・セリ・アナバルドは転生者の1人で、転生前の名前は「大島叶多」です。異世界では「アナバルド公爵家の令嬢」として誕生しており、現実世界と異世界での性別が逆転しているようです。転生前の記憶が残っているため男勝りな性格をしており、戦闘では火属性の魔法を使用しています。アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」では声優の東山奈央がカルナティアの声を演じています。
フェイ(フェイルーン)
フェイルーンは転生者の1人で、転生前の名前は「漆原美麗」です。異世界では「地竜」に転生しており、卵の時にアナレイト王家に献上されてシュンのペットになっています。物語序盤には主人公が強固な卵を割ろうとしており、後にそれがフェイルーンの卵だった事が分かっています。転生前のフェイルーンは美人でクラスの人気者だったようですが、自身に媚びない若葉姫色に対して嫌がらせを繰り返していたようです。
フィリメス
フィリメス・ハァイフェナスは転生者の1人で、転生前の名前は「岡崎香奈美」です。転生前は高校の教師をしており、生徒からは「岡ちゃん」という愛称で呼ばれていました。また生徒と身近になるためにライトノベル・アニメを見ていましたが、いつの間にか重度のオタクになっています。異世界ではエルフの長の元に産まれており、転生前の生徒たちを救うために行動しています。
ソフィア
ソフィア・ケレンは転生者の1人で、転生前の名前は「根岸彰子」です。異世界ではケレン伯爵家の令嬢として誕生しており、生まれながらに吸血鬼の弱点を克服している「真祖の吸血鬼」という称号を有しています。転生前は根暗で不気味な性格をしていたようですが、異世界では両親に似て容姿端麗な外見になっています。両親が殺害された時に主人公とアリエルに救われているため、それからアリエルが保護者代わりになっています。
ラース
ラースは転生者の1人で、転生前の名前は「笹島京也」です。ゴブリンの部族の元に産まれており、物語途中に「鬼人」に進化しています。転生前は温厚で正義感が強い少年だったようですが、心の底には激しい破壊衝動を秘めており、それが「憤怒」のスキルに繋がっています。憤怒発動時には全てのステータスが「99999」になるという凄まじい強さを誇っています。
ユーゴー
ユーゴー・バン・レングザンドは転生者の1人で、転生前の名前は「夏目健吾」です。レングザント帝国の王太子として誕生しており、我儘で傲慢なガキ大将のような性格をしています。転生前もクラスのボス的存在だったようで、そのような境遇が暴走する原因になっています。アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」では声優の石川界人がユーゴーの声を演じています。
ユーリ
ユーリーン・ウレンは転生者の1人で、転生前の名前は「長谷部結花」です。転生してすぐに親に捨てられており、神言教の教会に拾われて育っています。真面目で礼儀正しい性格をしていますが、時折周りが見えなくなる姿が描かれています。孤独感の裏返しで神言教に傾倒しており、普段から熱心な布教活動を行っています。アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」では声優の田中あいみがユーリーンの声を演じています。
田川邦彦
田川邦彦は転生者の1人で、「クニヒコ」という愛称で呼ばれているキャラクターです。Sランクに近いとされる有名な冒険者で、戦いでは雷龍を素材にした魔剣を使用しています。アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」では斉藤壮馬が田川邦彦の声を演じています。
櫛谷麻香
櫛谷麻香は転生者の1人で、「アサカ」という愛称で呼ばれているキャラクターです。転生前は田川邦彦と幼馴染で、転生後もコンビを組んで冒険者をしています。アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」では声優の佐倉綾音が櫛谷麻香の声を演じています。
サジン
蜘蛛ですが、なにか?のサジンは転生者の1人で、転生前の名前は「草間忍」です。転生後は「聖アレイウス教国の暗部」に所属する父親の元に産まれており、自身も父親と同様に工作任務を行っています。現代における忍者のようなスキルを持っており、分身で敵の攻撃を回避する事に長けています。転生前は明るく陽気な性格をしており、ラースの転生者である笹島京也と仲が良かった事が分かっています。
n%I=Wに関する感想や評価
スキル効果やシステム・転生者について知った後は、「n%I=W」に関する感想を紹介していきます。また「n%I=W」を持つ転生者やシステムに関する感想などもまとめていきます。
感想:n%I=Wの効果が凄い!
蜘蛛ですが何かだと、一番のチートスキルはN%I=Wだと思ってる勢です
— re-la(レイラ) (@relaToram) April 20, 2021
前述したように「蜘蛛ですが、なにか?」の「n%I=W」は「システム内で死亡したら現実世界に戻る効果」がある事が分かっています。端的に言えば「死んでも現実世界でやり直せる効果」のため、「n%I=W」の効果がチート過ぎるという感想が挙がっているようです。
感想:中二病全開のスキルが面白い!
スキルの中二病さすごいな #kumo_anime #蜘蛛ですが #bs11
— (/ ˙꒳˙ )/顔文字の実況8 (@kaomozi_08) March 5, 2021
蜘蛛ですが、なにか?の「n%I=W」は面白い設定のため、設定を考えた原作者が凄いという感想が挙がっているようです。また他のスキルも中二病全開で面白いという感想も挙がっているようです。
感想:転生者が多い!
転生者多いなw #蜘蛛ですが
— そうてん (@petto77) May 21, 2021
前述したように「蜘蛛ですが、なにか?」には25人の転生者が存在しているため、他作品よりも転生者の人数が多いという感想が挙がっているようです。またゲームの世界のようなシステムの設定が面白いという感想が挙がっているようです。
n%I=Wまとめ
本記事では「蜘蛛ですが、なにか?」の「n%I=W」を紹介していきましたがいかがだったでしょうか?蜘蛛ですが、なにか?の「n%I=W」は特殊なスキルですが、戦闘能力が向上するようなスキルではないようです。そんな「n%I=W」を持つ転生者が登場する本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。