【つぐもも】あるみ・みまね・あきと・やすきの正体は？目的や能力をネタバレ

今回は「つぐもも」に登場するあるみ・みまね・あきと・やすきの正体や能力を紹介し、その過去や目的をネタバレ考察していきます。また「つぐもも」のあるみのアニメ声優・杉山里穂さんのプロフィールや主な出演作品もみていきます。まず、ここでは「つぐもも」の作品情報をみていきます。

「つぐもも」は2007年から双葉社の「月刊アクション」などで連載されているファンタジー漫画です。テレビアニメは第1期が2017年4月～6月にかけて放送され、第2期は2020年4月～6月に放送となっていました。

上岡東中学校に通う加賀見一也は呪詛（すそ）を集めやすい体質であり、彼が暮らす上岡では度々怪異が発生します。母の形見の帯から昇華した付喪神・桐葉と共に、怪異を祓う「すそはらい」の任に就いたかずやは、人間に悪さをする「あまそぎ」たちと戦いながら町の平和を守っていくことになります。

「つぐもも」に登場するあるみは、みまね、あきと、やすきと同じく付喪神です。ある目的のために主人公のかずやや桐葉たちが暮らす上岡に潜入しており、上岡東中学校に中学生として通っています。本来、所有者がいるはずの付喪神と言っても、アニメ2期の時点ではまだ彼らに所有者はおらず、複雑な過去のためにずっと所有者なしで生きてきました。

「つぐもも」のあるみは水晶玉の付喪神であり、過去視や未来視、千里眼の能力を使えます。特に未来視の能力は重宝されており、重要な決定の際には頼りにされてきましたが、時間と距離が大きくなるほど精度が落ちます。また、あるみとあきとは同じ蔵で誕生し、同時期に付喪神に昇華したことから、義兄弟のような関係となっています。しかし、あるみはあきとに対し、義理の兄に対する気持ち以上の、恋愛感情を抱いています。

「つぐもも」のみまねは鏡の付喪神なので、様々なものを鏡の中に取り込んだり、自分が見た映像を鏡に映したりできます。さらに、対象の人物の体と能力を写し取る「血鏡影法師」や、鏡によって相手の技をそのまま返す技など、鏡によってあらゆる技を使用することも可能です。また、みまねは中学生を装っていますが、小学生のような見た目をしています。そして、好奇心旺盛な性格で軽率な行動が目立ちます。

「つぐもも」のあきとは鋏（はさみ）の付喪神であり、刀の付喪神には敵いませんが、それなりに武力に長けています。そのため、かつての所有者にはその武力を買われ、用心棒として扱われていました。さらに、あるみの未来視（白道予知）の能力と組み合わせることで、あきとはさらに高い戦闘力を発揮できます。また、あきと自身はあるみの恋心に全くそのことに気づいておらず、むしろ彼女との絆を大事にしています。

「つぐもも」のやすきは弓の付喪神であり、その攻撃力の高さは相当なものです。そして、初めてあるみとあきとに出会ったときには敵と勘違いし、彼らに攻撃を仕掛けていました。また、口数の少なく、作中ではあまり目立った活躍がないやすきですが、軽率な行動をとることはほとんどありません。そして、軽率な行動を取りがちなみまねに度々呆れています。

水晶玉のあるみと鋏のあきと、さらに賽のひふみの3人は、かつてある屋敷で3代にわたり愛用され、同時期に付喪神に昇華しました。その後、3人はある屋敷に入りましたが、身勝手な所有者により、酷使されたひふみが命を落としてしまいました。

付喪神として人の役に立ちたいと願っていたあるみとあきとでしたが、その出来事をきっかけに人間を信用できなくなりました。そして、その後も所有者を変えたことはありますが、もはや人に使用されたいという思いはなくなってしました。

所有者を持たなくなったことで霊力を補充できなくないあるみとあきとは、日々衰弱していきます。そして、霊力が尽き掛けていた頃、2人は山の中で迷い家（まよいが）を発見します。そこには人間がおらず、いるのは人間の霊力に困っていない付喪神だけでした。実は、その迷い家は人間がいないにも関わらず、ミウラヒという即身仏がいるため、霊力の補充に不自由しない付喪神たちにとっては楽園のような場所でした。

ミウラヒが即身仏になった経緯をみていくと、かつて不二山の大噴火が起因となって飢饉が発生し、人々の生活が荒廃。付喪神たちも酷使され、霊力が落ちたことで元の道具に戻ったものも大勢いたほどです。そこで、迷い家の付喪神ミウラヒは土地神に対し、霊力の落ちた付喪神たちを救うための場所を作ってほしいと願い出ました。しかし、土地神はその願いを却下。それを受け、ミウラヒは仲間と共に土地神を弑逆（殺害）しました。

その後、土地神に宿っていた石片を奪ったミウラヒは、それを自身の体に埋め込み即身仏となります。その結果、迷い家は人間たちに愛想をつかした付喪神にとって、霊力の補充を心配することなく暮らせる安寧の地となりました。

即身仏となることで、多くの付喪神たちに居場所を与えて来た迷い家のミウラヒでしたが、神から奪った石片には約1000年しか効力が持たないという限りがありました。そのため、迷い家では霊力が尽き、道具に再び戻ってしまう付喪神も現れ始めました。

自分たちの居場所を守るため、迷い家の付喪神たちは再び神を弑逆し、その体から奪った新しい石片をミウラヒに宿す「おのごろ祭り」を行う計画を立てます。そして、迷い家の付喪神たちのターゲットとなったのが、上岡の土地神であるくくりでした。しかし、くくりは土地神ながら、かずやの家に居候していたため、霊力が落ちていました。

上岡東中学校に通う中学生として上岡に潜入しているあきと、あるみ、みまねらの目的は「おのごろ祭り」の成功にありました。そのためには、土地神であるくくりを弑逆し、その体に宿る石片を奪う必要があります。また、土地神のくくりには町全体の呪詛（すそ）の乱れを祓う使命があります。

そこで、あるみ、あきと、みまねは意図的に怪異を引き起こすことで、彼女が守る上岡の呪詛（すそ）の乱れを誘い、くくりにそれを祓わせようと計画します。そうすることで、くくりの力が弱まり、その命を狙うチャンスが増えるからです。

おのごろ祭りの成功のためにくくりの命を狙うあるみ、あきと、みまね、やすきは、主人公・かずやや桐葉にとって敵となります。そのため、今後あきとら迷い家の付喪神たちと、かずやや桐葉は戦うことになります。しかし、その戦いやその後の出来事を経て、あきととかずやたちの間に争いごとはなくなります。そして、最終的にはかずやや桐葉が迷い家の付喪神を救うシーンも描かれます。

「つぐもも」のアルミのアニメ声優・杉山里穂さんのプロフィールをみていくと、誕生日は12月31日、北海道出身で所属事務所はマウスプロモーション、声優としてテレビアニメや吹き替えを中心に活躍しています。また、杉山里穂さんの代表作は2020年に主演を務めたテレビアニメ「波よ聞いてくれ」で、2021年には第15回「声優アワード」において、新人女優賞を獲得しました。

杉山里穂さんの主な出演作品は「波よ聞いてくれ」鼓田ミナレ役、「CONCEPTION」タルア役、「実験品家族-クリーチャーズ･ファミリー･デイズ-」タニス役、「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」ミリアム役、「LOST SONG」アロンド役、「かくりよの宿飯」乱丸（幼少期）役、「アトム･ザ･ビギニング」水道橋うらら役、「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」ロザリー役などです。

こちらは「つぐもも」のあるみに関するツイートです。「つぐもも」に登場するあるみがかわいいという感想となっています。

こちらも「つぐもも」のあるみに関するツイートです。あるみとあきとが尊いという感想で、彼らの正義理論が評価されています。

こちらも「つぐもも」のあるみに関するツイートです。「つぐもも」のアニメ2期では女の子キャラがかわいさが増しているという感想で、特にあるみと、すなおが好きなのだそうです。

いかがでしたか？「つぐもも」のあるみ・みまね・あきと・やすきの正体や能力を紹介し、それぞれ水晶玉、鏡、鋏、弓の付喪神であり、それぞれの道具に適した能力を持つことが分かりました。さらに、あるみらはかつて人間の所有者から離れ、霊力が尽きそうになっていた頃に迷い家に辿り着いたことが分かりました。

さらに、あるみらは迷い家の付喪神たちを救おうと「おのごろ祭り」を計画しており、その成功のために土地神くくりの命を狙い、上岡で度々怪異を引き起こしていること。主人公のかずやや桐葉にとって、あるみらは敵ですが、最終的には彼らの間に争いごとがなくなることなどが分かりました。皆さんもぜひ「つぐもも」に登場する付喪神・あるみ・みまね・あきと・やすきの活躍に注目してみてください！