【無能なナナ】あらすじをネタバレ解説！登場キャラや漫画の見どころは？

この記事では無能なナナの漫画あらすじをネタバレ解説し、登場人物やキャラ、見所についても解説していきます。そして、その前にまずは無能なナナの漫画とアニメの概要について紹介していきますので、ぜひご覧ください！

まずは、無能なナナの原作漫画の概要について解説していきます。無能なナナは、原作担当のるーすぼーい、作画担当の古屋庵による漫画です。スクウェア・エニックスの「月刊少年ガンガン」で、2016年から2021年現在も連載されています。2021年6月時点では、漫画8巻までが発売されています。

次に、無能なナナのアニメの概要について解説していきます。無能なナナのアニメは2020年10月から12月まで放送されました。原作漫画の第1話から第28話までの内容が、ほとんど原作漫画に忠実な形で映像化されました。最終回に関してもアニメオリジナル展開にならず、原作漫画28話の最後のページの場面でラストシーンを迎えました。2期に関しての情報は2021年9月現在、発表されていません。

ここからは、無能なナナの漫画あらすじをネタバレ解説していきます。無能なナナの漫画1巻のあらすじをネタバレ解説していきますので、ぜひご覧ください！

まずは、無能なナナの漫画1話のあらすじをネタバレ解説していきます。「人類の敵」と戦うために絶海孤島の学園に集められた特別な能力を持つ生徒たち。そんな学園に柊ナナと小野寺キョウヤという転校生がやってきました。威圧的な態度で能力を明かそうとしないキョウヤとは対照的に、柊ナナは「人の心が読める」能力だと言い、明るい笑顔ですぐにみんなと打ち解けました。そして、隣の席のナナオに積極的に話しかけます。

ナナオは能力者ばかりの学園では珍しい「無能」であり、クラストメイトからは馬鹿にされていました。そして、最初の授業はクラスの委員長を決めるというものだったのですが、柊ナナは突然ナナオを委員長として推薦しました。そのため、ナナオは次の日にクラスの委員長を決めるため飯島モグオと郡セイヤの二人と決闘をすることになってしまいました。

そして翌日。ナナオは委員長を決める決闘には現れませんでした。そのため、飯島モグオと郡セイヤの一騎打ちとなります。しかし、二人の戦いは白熱し流れ弾がナナに当たりそうになってしまいます。そこで現れたのが中島ナナオでした。ナナオは無能ではなく、「能力の無効化」という能力を持っていたのです。能力の無効化でナナを救ったナナオは、クラスのみんなから委員長に抜擢されることになりました。

その日の帰り道、ナナオはナナに改めて「これからもよろしく」の気持ちを伝えようとします。しかし、ナナはナナオを崖から突き落としました。「お前たちこそが人類の敵だ」と言うナナの表情は、いつものナナとはまるで別人のようでした。以上が、無能なナナの漫画1話のあらすじになります。

次に、無能なナナの漫画2話のあらすじをネタバレ解説していきます。能力者たちは「人類の敵」と戦うために絶海孤島の学園に集められ、訓練をしているというのが表向きですが、実際は「人類の敵」となり得る存在である能力者たちを隔離し排除するということが島の学園に集められた目的だったのです。そして、その為に派遣されたのが無能力者の「柊ナナ」でした。

委員長が中島ナナオに決まった次の日、学校ではナナオが欠席していることが話題になります。そして、柊ナナは過去に戻れる能力を持つ「渋沢ヨウヘイ」に目をつけました。渋沢ヨウヘイと仲良くなろうとするナナでしたが、キョウヤもまたヨウヘイに目をつけていました。キョウヤはヨウヘイに「その能力で中島の失踪を調べてくれないか」と提案します。

そこでヨウヘイはキョウヤが要注意人物だと思いつつも、まずは自分の能力を使いナナオの失踪について調べてみることにします。ヨウヘイの能力は、念じるだけで過去24時間以内の同じ場所にいつでも戻ることが可能な能力です。しかし、ヨウヘイの能力は過去の人物と目が合ってしまうと現在に戻ってしまうため、真実を知るのに一苦労します。さらに、過去に戻れば戻るほど体力を消耗してしまうという弱点もありました。

そういったヨウヘイの能力の特性を見たナナは、ヨウヘイを始末する為に作戦を立てます。それは、泳ぐことが苦手なヨウヘイを溺死させるという作戦でした。その企みは見事に成功し、ヨウヘイは人知れず溺れて死んでしまったのでした。以上が、無能なナナの漫画2話のあらすじになります。

次に、無能なナナの漫画3話のあらすじをネタバレ解説していきます。立て続けにクラスメイトが2人失踪し、クラスはざわめいていました。キョウヤはナナを怪しんでいるのか、妙に突っかかってきます。そこでナナはキョウヤを調べようとするのですが、キョウヤは「俺の友達になってくれ」と言い出します。さらに、キョウヤから家に呼び出され、テレビゲームに誘われます。

テレビゲームをしつつ、「どうしたら友達ができる？」とアドバイスを求めてくるキョウヤ。ナナはキョウヤが何を考えているのかさっぱりわかりませんでした。そしてキョウヤはこの島に来た理由について、同じく能力者で先にこの島に来ていた妹を探すためだと言います。

そんな中、起こった中島ナナオとヨウヘイの失踪。学校側も本腰を入れて探そうとしないことなどから、キョウヤは疑問を抱いていたようです。そしてキョウヤの部屋を後にしようとするナナに対し、キョウヤは中島の腕時計を見せました。中島の腕時計を見た瞬間、ナナの表情は一変します。以上が、無能なナナの漫画3話のあらすじになります。

次に、無能なナナの漫画4話のあらすじをネタバレ解説していきます。キョウヤは中島のことを学校に報告すると言います。しかし言っても信じてもらえないかもしれないため、人気者であるナナに協力を仰ぎたいと言います。それに対し、ナナはその代わりに「能力を教えて欲しい」と言いました。しかし、キョウヤには「心の声が聞こえるんじゃないのか？」と言ってかわされてしまいました。

このような一連の出来事を国に報告するナナ。しかし結局キョウヤの能力の手がかりは掴めず、自力でキョウヤの能力の正体を掴み、始末することを決意します。翌日、キョウヤとナナは担任に中島の失踪について報告しました。慌てる担任を見ながら、キョウヤはいつも通りのナナに対して違和感を覚えていました。

その後、キョウヤはナナによって張られた罠にかかり、建物ごと燃やされてしまいます。しかし、全身炎で焼かれたキョウヤは無傷であり、生きていました。実は、彼の能力は「不老不死」だったのです。以上が、無能なナナの漫画4話のあらすじになります。

最初に紹介する無能なナナの登場人物・キャラは、柊ナナです。柊ナナは本作の主人公です。人の心を読める能力だと言っていますが、実は一切の異能力を持たない無能力者です。委員会から能力者たちの抹殺を命じられ、ナナオたちのクラスに転入してきました。幼少期に両親を能力者に惨殺された過去があり、能力者を強く憎んでいるようです。またナナには年の離れた兄がいるようですが、面識はないようです。

次に紹介する無能なナナの登場人物・キャラは、中島ナナオです。中島ナナオはずっと「無能」だと思われていたため、クラスでイジメられていました。しかし彼の本当の能力は「能力の無効化」であり、その能力を使いナナを救ったことで、クラスの委員長になりました。しかし、その後ナナによって崖から突き落とされました。そのためずっと死亡したと思われていましたが、のちに生存していたことが判明します。

次に紹介する無能なナナの登場人物・キャラは、小野寺キョウヤです。小野寺キョウヤは柊ナナと同じ日にナナオのクラスに転入してきた男子生徒です。クールで冷たい態度を取っていますが、迷い猫に毎日ミルクを与えるという優しい一面もあります。そんなキョウヤの能力は「不老不死」です。能力の代償は存在しますが、作中ではまだ明かされていません。また、能力のせいで見た目より実年齢は上のようです。

次に紹介する無能なナナの登場人物・キャラは、犬飼ミチルです。犬飼ミチルはくせ毛のショートカットが特徴的な小柄な女子生徒です。クラスメイトからイジメを受けていましたが、ナナに救われ以来懐くようになりました。能力は「ヒーリング」で傷口を舐めることで治すことができますが、能力を使うほどに寿命が縮まります。そして、ミチルはその能力を使い瀕死の重傷を負っていたナナを蘇生し、力尽きました。

次に紹介する無能なナナの登場人物・キャラは、渋沢ヨウヘイです。渋沢ヨウヘイは学園で最強と噂されている能力者です。時間を止められる能力だと言っていましたが、本当の能力は念じるだけで過去24時間以内の同じ場所にいつでも戻ることが可能な「時間遡行」の能力です。その能力と、カナヅチという弱点を利用されてナナに殺害されました。

次に紹介する無能なナナの登場人物・キャラは、飯島モグオです。飯島モグオは坊主で小太りな男子生徒です。粗暴な性格をしており、物語開始当初はナナオのことをイジメていました。しかし、ナナオが行方不明になった後には心配を見せるなど根っから悪い人間ではないようです。また、子分を3人引き連れています。能力は「火炎使い」で、セイヤをライバル視しています。

次に紹介する無能なナナの登場人物・キャラは、郡セイヤです。郡セイヤはロン毛ストレートの男子生徒です。容姿端麗で、女子生徒からもモテモテのようです。ナルシストですぐに女性を口説くところがありますが、実はクラスメイトの中に本命の彼女がいるようです。能力は「氷使い」で、無機物であれば何でも凍らせる能力です。しかし、人間を凍らせることはできないようです。

ここまで無能なナナの登場人物やあらすじについて解説してきましたが、ここからは無能なナナの面白い魅力や見どころについて紹介していきます。あらすじも踏まえて紹介していきますので、ぜひご覧ください！

無能なナナの面白い魅力1つ目は、読者の想像を裏切るあらすじ・展開です。無能なナナは1話目で中島ナナオが語り部となっており、ナナオが主人公だと読者は認識します。しかし、1話のラストでナナオがナナに殺されたことにより、それが間違いであったことに読者は気づかされることになります。読者の想像を良い意味で裏切る無能なナナ。このように、予想もつかないあらすじ・展開が無能なナナの魅力の一つとなっています。

無能なナナの面白い魅力2つ目は、心理戦です。無能なナナでは、主人公の柊ナナとそれに匹敵する頭脳を持つキョウヤの心理戦も見どころとなっています。キョウヤは不老不死であるため、ナナに殺されることなくナナの犯行を疑い追い詰めていきます。それに対し、ナナもキョウヤの目をかいくぐりあの手この手で能力者を殺害していきます。そんな二人の心理戦は、必見です。

無能なナナの面白い魅力3つ目は、主人公ナナの心境が変わるところです。最初は与えられた任務を忠実にこなしていくだけのナナでしたが、犬飼ミチルとの出会いを通じて次第に心境が変わっていきます。犬飼ミチルと本当の意味で友達になったナナは、自分のこれまでの行動にも疑問を持ちはじめます。そんなナナの心境の変化や、ミチルとの関係性は必見です。

最初に紹介する無能なナナのアニメ声優は、柊ナナ役の大久保瑠美さんです。大久保瑠美さんの生年月日は1989年9月27日、愛媛県生まれ・埼玉県出身で、81プロデュース所属の声優です。好きな食べ物は桃、蟹、あんみつなどです。また尊敬する声優は、同じ所属事務所の先輩・加藤英美里さんだそうです。そんな大久保瑠美さんの主な出演作品や演じたキャラは、下記になります。

• ゆるゆり（吉川ちなつ役）
• ゆゆ式（野々原ゆずこ役）
• Spiritpact（秦詩瑤役）
• ゲーマーズ!（亜玖璃役）
• アイドルタイムプリパラ（華園みあ役）
• Fate/Apocrypha（黒のライダー/アストルフォ役）
• 魔術士オーフェンはぐれ旅（クリーオウ・エバーラスティン役）
• 俺だけ入れる隠しダンジョン（ローラ役）
• 古見さんは、コミュ症です。（中々思春役）

次に紹介する無能なナナのアニメ声優は、中島ナナオ役の下野紘さんです。下野紘さんは1980年4月21日生まれで東京都出身、アイムエンタープライズ所属の声優です。「無責任艦長タイラー」という作品を見て主人公タイラーに憧れを抱いたことがきっかけで、声優を志すようになったようです。そんな下野紘さんの主な出演作品や演じたキャラは、下記になります。

• うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ（来栖翔役）
• ヨスガノソラ（春日野悠役）
• 進撃の巨人（コニー・スプリンガー役）
• SKET DANCE（椿佐介役）
• 暁のヨナ（ゼノ〈黄龍〉役）
• 機巧少女は傷つかない（赤羽雷真役）
• WWW.WORKING!!（河野拓哉役）
• 鬼滅の刃（我妻善逸役）
• 八男って、それはないでしょう!（エルヴィン・フォン・アルニム役）
• 東京リベンジャーズ（灰谷竜胆役）

次に紹介する無能なナナのアニメ声優は、小野寺キョウヤ役の中村悠一さんです。中村悠一さんは1980年2月20日生まれで香川県木田郡庵治町出身、インテンション所属の声優です。落ち着きのある爽やかな声が特徴的で様々なアニメに出演されており、香川県の観光PRキャラクター「うどん県観光課係長 うどん健」の声も担当されています。そんな中村悠一さんの主な出演作品や演じたキャラは、下記になります。

• CLANNAD-クラナド-（岡崎朋也役）
• FAIRY TAIL（グレイ・フルバスター役）
• 俺の妹がこんなに可愛いわけがない（高坂京介役）
• デュラララ!!シリーズ（門田京平役）
• 氷菓（折木奉太郎役）
• ワールドトリガー（迅悠一役）
• ハイキュー!!（黒尾鉄朗役）
• Dr.STONE（獅子王司役）
• 呪術廻戦（五条悟役）
• 僕のヒーローアカデミア（ホークス役）

次に紹介する無能なナナのアニメ声優は、犬飼ミチル役の中原麻衣さんです。中原麻衣さんは生年月日は1981年2月23日、兵庫県で生まれ愛媛県や福岡県などで育ったようです。また、アイムエンタープライズに所属されています。2004年にはソロ歌手としても活動を開始されており、キャラクターソングも多数歌っているようです。そんな中原麻衣さんの主な出演作品や演じたキャラは、下記になります。

• 七人のナナ（ナナさま役）
• わがまま☆フェアリー ミルモでポン!（南楓役）
• 最終兵器彼女（イク役）
• .hack//黄昏の腕輪伝説（レナ〈国崎玲奈〉役）
• カレイドスター 新たなる翼（メイ・ウォン役）
• ひぐらしのなく頃に（竜宮レナ役）
• CLANNAD（古河渚役）
• 神魂合体ゴーダンナー!!（葵杏奈役）
• はっぴぃセブン〜ざ・テレビまんが〜（弁天お菊〈新須川菊〉役）
• やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。（雪ノ下陽乃役）

次に紹介する無能なナナのアニメ声優は、渋沢ヨウヘイ役の増田俊樹さんです。増田俊樹さんは1990年3月8日生まれで広島県呉市出身、トイズファクトリー所属の声優です。2009年に「ミュージカル・テニスの王子様」幸村精市役で俳優デビューし、その後2010年から声優として活動を開始されました。そんな増田俊樹さんの主な出演作品や演じたキャラは、下記になります。

• ハイキュー!!（縁下力役）
• 黒子のバスケ（葉山小太郎役）
• 山田くんと7人の魔女（宮村虎之助役）
• 刀剣乱舞-花丸-（加州清光役）
• 僕のヒーローアカデミア（切島鋭児郎役）
• ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。（相津役）
• 進撃の巨人（ポルコ・ガリアード役）
• メガトン級ムサシ（一大寺大和役）
• ヴィジュアルプリズン（ディミトリ・ロマネ役）
• 錆色のアーマ-黎明-（織田三郎信長役）

ここまで無能なナナの登場人物やあらすじについて解説してきましたが、ここからは無能なナナに関する感想や評価について紹介していきます！無能ナナに関しては「面白い」という感想が多くありました。伏線の回収やサスペンス要素がすごいという感想も多くありました。

また、無能なナナの最終回のラストで泣いたという感想も多くありました。最初の頃とは違いミチルを身を挺して守ったナナ、瀕死の重傷を負ったナナを助けたミチルの友情に感動したファンが多かったようです。ミチルの復活と、ナナとミチルの再会を願う感想も多くありました。

また、無能なナナのアニメ2期を期待している声も多くありました。多くのファンが無能なナナのアニメ2期の放送を心待ちにしているうようです。

この記事では無能なナナの漫画あらすじや登場人物・キャラについてネタバレ解説してきましたが、いかがだったでしょうか？この記事を読み、無能なナナについて気になった方がいましたら是非この機会に無能なナナの漫画やアニメをご覧になってみてください！