2021年09月10日公開
2023年02月07日更新
【竜とそばかすの姫】竜の正体をネタバレ!背中のアザや強さの秘密とは?
細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」は、仮想世界「U」を舞台に、歌の才能を開花させた主人公の成長と、人間の心の闇を描いた作品です。本文では、「竜とそばかすの姫」から、ベルの初ライブを台無しにした竜の正体のネタバレや、背中のアザや強さの理由、竜と関係のあるキャラクターの正体や、竜のアニメ声優・佐藤健さんのプロフィール等を、あらすじネタバレを交えながら考察しました。
目次
竜とそばかすの姫とは?
竜とそばかすの姫の概要
細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」は、仮想世界「U」を舞台に、歌の才能を開花させた、主人公・すずの成長や、ネット世界に潜む人間の心の闇に迫った話題作です。以下では、「竜とそばかすの姫」にて、ベルの初ライブを台無しにした竜の正体ネタバレをはじめ、背中のアザの理由や強さ、竜と関係するキャラの正体、竜のアニメ声優・佐藤健さんのプロフィール等を、ネタバレ考察しました。
2021年7月16日に公開された映画「竜とそばかすの姫」は、スタジオ地図制作・細田守監督の長編アニメーションシリーズです。「竜とそばかすの姫」は、世界最大のソーシャルネットワークサービス「U」を舞台に、主人公の成長を通じて、インターネットの可能性やSNSに潜む闇を描いた話題作です。
竜とそばかすの姫のあらすじ
高知県の田舎で父親と2人暮らしのすずは、母親の死をきっかけに大好きな歌が歌えなくなり、学校でも浮いた存在になっていました。そんな中、親友に誘われ、仮想世界「U」を始めたすずは、As・ベルとして歌を披露します。すずことベルの圧倒的な歌唱力は、世界中のユーザーを虜にし、Uの世界の歌姫と称されるようになりました。しかし、ベルの初ライブ直前に、何者かの妨害によってライブは中止に追い込まれてしまいます。
竜とそばかすの姫の見どころ
世界最大のソーシャルネットワークを題材にした「竜とそばかすの姫」と言えば、近未来を彷彿させる、仮想世界「U」の煌びやかな世界観は外せません。「U」の世界は、弦楽器のハープをモチーフに考案され、スクリーンを最大限に活用した圧倒的な演出美は、ベルの歌を引き立てています。
竜とそばかすの姫の主題歌
竜とそばかすの姫の主題歌「U」は、内藤すず(ベル)役の声優で、シンガーソングライターの中村佳穂さんが歌っています。Uの世界の華やかな世界や中村さんの歌唱力の高さが、映画公開前から大きな注目を集めました。
竜とそばかすの姫の竜の正体を考察!背中のアザの理由は?
Uの世界の歌姫・ベルの初ライブは、「U」で恐れられる竜の妨害によって中止に追い込まれてしまいます。事態を受け、Uの世界では竜の正体を暴くべく、様々な人物が竜の正体候補に挙がり、思わぬトラブルが発生しました。以下では、ベルの初ライブを妨害・中止した「竜とそばかすの姫」の竜の正体のネタバレや、背中のアザの理由についてネタバレ考察しました。
考察①最初の「竜」候補
ベルことすずの評判は、たちまち「U」の世界で知れ渡るようになり、ついに歌姫・ベルの初ライブが催されることになりました。会場に駆けつけた数億人のユーザーが、ベルの歌声に期待が高まる中、突如、正体不明のAs・竜が会場に乱入、ベルの初ライブを妨害し始めます。竜は、「U」の謎多き存在で、格闘家さながらの強さや背中に出来たアザが特徴で、その脅威は「U」の住民から恐れられていました。
自身の強さを見せつけるように、横暴を振るう竜に対して、「U」の自称自警団・ジャスティスが応戦するも、両者の戦闘の激しさからライブは中止に追い込まれ、ベルのライブを楽しみにしていたユーザーたちは、怒りや批判を竜にぶつけます。翌日、ベルのプロデューサー・ヒロちゃんは、さっそく竜の正体・オリジンについて聞き込みを開始するも、暴力性を秘めた強さ以外、有力な情報が掴めずにいました。
また、ユーザー間では、竜は自分の強さを試すかのように、道場破りを繰り返しているとの噂もささやかれていました。一方、自警団・ジャスティスでは、グループのリーダー・ジャスティンが竜の正体を暴いて、社会的に抹殺するべく、竜の城探しに乗り出します。また、竜の正体探しはUの世界に広がり、竜のアザから、背中に竜に似たタトゥーをアザと認識された現代美術のアーティストが、竜の正体として浮上しました。
また、服を脱がないのは、アザを隠すためという憶測から、暴力的な人格で知られるメジャーリーガーや、ネット上での暴言が目立つ貴婦人など、竜と似た特徴を持つユーザーが次々とマークされていきます。しかし、竜の正体と目星を付けられた候補者たちには、竜の正体を示す決定的な証拠が無いことから候補から外され、竜の正体探しは難航していきます。
考察②竜の正体は少年・恵
Uの世界で、竜の正体探しが横行する頃、竜の心の闇を察したベルは、密かに竜の城を探し出し、彼と交流を深めていきます。しかし、ジャスティスに見つかり、城を焼かれた竜は、現実・Uの世界で窮地に陥ります。ベルことすずは、ヒロちゃんと協力し、竜の正体(オリジン)探しに乗り出し、竜に関連する動画を探る中、竜を応援する少年の生配信に辿り着きます。
少年が披露した歌は、以前、ベルが竜にだけ聞かせた歌であり、すずは、この少年が竜のオリジンとつながりがあることを推測します。しかし、その直後、配信部屋に兄と父親が入ってきて、兄弟の虐待が映し出されます。同時に、父親から弟を守る14歳の少年・恵が、竜のオリジンだと確信したすずは、彼との連絡を試みます。
そこで、すずは自分がベルであることを恵に知らせるべく、Uの世界でオリジンをさらけ出し、歌を披露します。すずの決死の行動が功を奏し、ようやく恵との連絡に辿り着けたものの、今度は、恵の父親の妨害に遭い、遮断されてしまいます。すずは、ネット上に残されたわずかな情報を駆使して、恵の居場所を突き止め、単身、高知から東京へ向かいます。
そして、東京の住宅街で、ベルと竜こと、すずと恵は対面を果たし、子供たちを追ってきた父親から兄弟を守ります。すずの気迫におされた父親はその場を去り、恵はすずの行動に感化されます。
考察③背中のアザの理由や強さ
「U」では、自分の存在をアピールするかのように、強さを見せつけていたことから、竜のオリジンは世界的な有名人と言われていました。しかし、すずによって判明した竜の正体は、日本に暮らす普通の少年で、「U」での竜の強さとはアンバランスでしょう。一方、「U」では、オリジンの抑圧された才能や内面こそ強く出る、自動生成という仕組みがあり、ベル(すず)が歌えた理由も、このシステムが関わっています。
そして、竜のオリジン・恵の場合は、虐待する父親への憎しみや、弟を守る内面的な強さが、As・竜として開放されたことで、「U」での暴力的な強さに変換されたのでしょう。また、竜の背中のアザは、虐待によってできたアザではなく、恵が抱える心の傷と解釈できます。
竜とそばかすの姫の竜に関係するキャラをネタバレ考察
「竜とそばかすの姫」には、暴力的な強さと背中のアザが特徴の竜に関係するキャラクターも登場し、それらの正体(オリジン)は、竜こと恵とつながりのある人物ではないかとも噂されています。以下では、「竜とそばかすの姫」の竜に関係するキャラクターの正体について、ネタバレ考察しました。
考察①恵の父はジャスティン?
自警団・ジャスティスのリーダーで、竜のオリジン探しに執念を燃やすジャスティンの正体について、竜を執拗に追う姿から、恵の父親と考えられています。ジャスティン=恵の父親説の根拠は2つあり、1つ目は、恵の父親が在宅ワーカーで、ジャスティンとしての活動時間を確保しやすい点が挙げられます。また、ジャスティンは、スポンサーからの収入もあるため、一日の大半を「U」に費やしても経済的に困らないと推測されます。
2つ目の根拠として、すずの目力に怖気づいたシーンでの、ジャスティンと恵の父親の姿が似ている点も挙げられていますが、2人は主人公と対立する関係にあり、それらを明確にするため、似たような描写になったとも考えられるでしょう。また、恵の父=ジャスティン説は、2人の担当声優が違うことや、仮に2人が同一人物だった場合、物語のメッセージを萎縮してしまうことも考えられ、否定的な見方もされています。
考察②すずを導いたクリオネのアバターの正体
もう一つあります😆
— ハイパーカメラ小僧テクノロジー (@1HsZQ7hOhacW9TN) October 4, 2021
それは「竜とそばかすの姫」の”クリオネ天使”がいました☺️
Belle(鈴)が何度も天使と言ってましたから😆
知くんの性格自体がまさに天使ですね☺️ pic.twitter.com/dMkcQkEx0a
ベル(すず)を竜の城に導いたクリオネのアバターは、ベルの最初のフォロワーであり、常に竜の傍に寄り添い、竜だけに明かしたベルの歌を知っていました。クリオネのアバターの正体は、最後まで明かされませんでしたが、竜・恵と親しい人物と推測され、現実世界で、恵が父親の虐待から守っていた弟・知と考えられています。
竜とそばかすの姫の竜の声優キャスト
佐藤健のプロフィール
「竜とそばかすの姫」のミステリアスなキャラクター・竜役は、人気俳優・佐藤健さんが起用され、プロの声優さながらも表現力や完成度の高さが、細田守監督から称賛されました。以下では、映画「竜とそばかすの姫」の竜のアニメ声優・佐藤健さんのプロフィールと、佐藤健さんの主な出演作品を紹介します。
「竜とそばかすの姫」の竜のアニメ声優・佐藤健さんは、1989年生まれ、埼玉県出身の俳優で、2006年に俳優デビュー、翌年には「仮面ライダー電王」の主人公・野上良太郎(仮面ライダー電王)役で、ドラマ初主演を果たしました。また、2020年3月には、You Tube公式チャンネルを開設しました。
佐藤健の主な出演作品
俳優・佐藤健さんの主な出演作品は、ドラマ「天皇の料理番」、NHK朝ドラ「半分、青い」萩尾律役、「恋は続くよどこまでも」天堂浬役、映画「るろうに剣心シリーズ」緋村剣心役等です。また、佐藤健さんの声優出演は、2019年に公開された「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」のリュカ役を演じました。
竜とそばかすの姫がひどいと言われる理由
理由①竜を助ける動機が伝わらない
「竜とそばかすの姫」は、煌びやかな映像美だけでなく、アバターで表現された背中のアザや強さで竜の心の闇を表現するなど、細やかな演出も注目された一方で、テーマの分かりにくさや想定外の結末から、賛否両論が飛び交っています。以下では、「竜とそばかすの姫」がひどいと言われる理由について、作品のネタバレを交えながら考察しました。
ベルことすずが、竜(恵)を助けようとした動機は、ストーリーの流れから、母親と同じ行動をとることで、見知らぬ子供を助けた母親の心情を理解し、自身のトラウマ解消につなげたかったと推測できます。一方で、誰かの助けを求める竜も、すずと同じく母親がいない家庭という設定のため、同じ境遇に置かれた少年に共感したためとも捉えられます。
また、「U」の竜の城には、顔の部分が割れてしまった恵の母親の写真があり、とつぜん、居なくなった母親に対するコンプレックスを抱いているとも考えられます。これら2つの視点から、竜の助ける動機は、すずのトラウマからの脱却と成長による、恵への共感と考察されます。しかし、成長と共感のどちらを一番伝えたかったのかはハッキリと示されず、すずが竜を助ける動機が曖昧と捉えれられる原因となったでしょう。
理由②鈴が1人で東京に行く
父親から虐待を受ける恵・知兄弟を救うべく、すずは高知から単身東京へ向かいます。しかし、東京では、子供たちに暴力を振るう父親がおり、すずにも危険が及ぶことも想定される中、合唱隊のおばちゃんや、ヒロちゃん・しのぶ君たちが、すずと一緒に行かなかったことが不自然だとも指摘されています。
また、「竜とそばかすの姫」がひどいと言われる理由の中には、すずによって救われた恵・知兄弟や、彼らの父親のその後が描かれていなかったことも挙げられ、すっきりしない結末も厳しい評価につながっています。
理由③合唱隊のおばさん
合唱隊のおばさんたちは、かつてすずの母親が所属していた合唱仲間で、すずの正体が「U」のベルだと知っており、彼女たちの竜の正体探しを陰から見守っていました。しかし、「竜とそばかすの姫」では、合唱隊のおばさんのシーンが少なく、すずとの関係などをもっと掘り下げて欲しかったとも評されています。
考察④ジブリ方式の声優起用
細田守監督の作品では、声優を本職としない俳優や歌手を多数起用しており、俳優を声優起用するジブリ方式と似ているとも言われています。「竜とそばかすの姫」も、竜役の佐藤健さんをはじめ、メインキャラのほとんどに俳優・歌手が起用されました。
一部では、セリフが棒読みなどの厳しい評価も見られましたが、竜役の佐藤健さんをはじめ、アニメ声優の声がキャラのイメージに合って良いなど、高い評価も寄せられています。
竜とそばかすの姫の小説版やサマーウォーズとの違いを考察
考察①竜とそばかすの姫の小説版
「竜とそばかすの姫」には、細田守監督による小説版も刊行されており、映画版では描き切れなかったすずの竜に対する想いや、幼馴染のしのぶくんとの知られざるエピソードが明かされました。以下では、「竜とそばかすの姫」の小説版のネタバレや、細田監督の人気で、仮想世界を舞台にした作品「サマーウォーズ」との違いについて、ネタバレ考察しました。
映画「竜とそばかすの姫」は、細田守監督による原作小説版も発表されています。小説版「竜とそばかすの姫」の映画では描き切れなかった、詳細な描写が読める点が特徴で、ベルの竜に対する好意が明らかにされています。すずが竜の正体を探っていた理由は、純粋に竜を助けたかったことに加え、小説版の竜に対する好意が動機となったでしょう。
また、小説版では、Uの世界は、現実世界に影響を与えることで、もう1つの現実を作りだす場所に変化し、オリジンをさらけ出したすずと、Asとして「U」に入ったルカちゃん・しのぶくん・合唱隊のおばちゃんによる歌唱シーンは、圧巻です。一方、小説版にはすずの小学校時代のエピソードもあり、母親の幻を見て川に入りそうになったところを、しのぶくんに助けられました。
考察②竜とそばかすの姫とサマーウォーズの違い
「竜とそばかすの姫」のヒットを受け、同じく仮想世界を舞台にした「サマーウォーズ」にも注目が集まっています。細田守監督の傑作と称される「サマーウォーズ」は、仮想世界「Oz」を舞台に、A.I.の暴走により壊滅的な状況に追い込まれた世界を救うべく、主人公たちの奮闘を描いた作品です。
設定が似ているとも言われる両作品は、田舎に暮らす主人公、仮想世界を主軸に物語が展開される点が共通しているでしょう。しかし、特定のアカウントの見つけ方や、キャラ設定の濃さなど、両作品の違いも挙げられています。例えば、主人公が探し求める人物について、「サマーウォーズ」では、「Oz」の4億のアカントから、A.I.との花札勝負で管理アカウントを取り出しています。
一方、「竜とそばかすの姫」では、恵の弟・知のライブ配信を通じて竜の正体を特定するなど、ゆるい展開が特徴です。また、魅力的なキャラクターたちとの交流や、彼らと力を合わせて戦う主人公の姿が見どころの「サマーウォーズ」に対して、「竜とそばかすの姫」は、主人公を取り巻くキャラクターの設定の薄さが目立ち、すずの単独行動のような感覚を覚えやすいでしょう。
竜とそばかすの姫の竜に関する感想や評価
感想1:恵くんが好き
「竜とそばかすの姫」のメインキャラ・竜役には、俳優・佐藤健さんが起用され、人気俳優の声優起用は、「竜とそばかすの姫」の人気に更なる拍車をかけました。以下では、「竜とそばかすの姫」の竜に関する感想や評価を紹介します。
竜とそばかすの姫、恵くん好きすぎる。
— 🍧🍨🍦ポキ🍦🍨🍧 (@pkcsyk) September 2, 2021
映画序盤では、主人公の悪役の立ち位置にいた竜でしたが、竜の正体のネタバレのように、ストーリーを追うごとに見えてきた竜(恵)が抱える問題を紐解くと、竜に対する見え方も変わってくるでしょう。「竜とそばかすの姫」を鑑賞した方の中には、父親の虐待から弟を守る恵の優しさ・たくましさを評価する声も見られ、映画の人気キャラクターとして注目を集めています。
感想2:男性キャラがかっこいい
竜とそばかすの姫みてきた!!
— 𝖺 (@nb___72) August 21, 2021
男性陣が全員イケメンすぎた。顔も声も。エンドロールで忍くんが成田凌で恵くんが佐藤健だった、納得。
もう1回みたい。
竜役の佐藤健さんをはじめ、「竜とそばかすの姫」では、人気俳優の声優起用が実施され、すずの幼馴染・しのぶ君役には、俳優・成田凌さんが抜擢されました。男性キャラデザのカッコよさはもちろん、佐藤健さんたち、声優キャスト陣の演技や声の良さも注目を集め、複数回にわたり「竜とそばかすの姫」を鑑賞するファンが続出しています。
感想3:恵・知兄弟のその後が気になる
恵くん智くんはあの後どうなったの?
— 梨パーティー (@L2BVm781DSmhqN0) September 1, 2021
合唱団の人が189または110番の通報してた
48時間なんたらですぐ対応できないって
電話口で言われてたけど
遅かれど児童相談所が介入してくれる?
対応の良し悪しはひとまずおいとくとして
結局どうなったの?#竜とそばかすの姫
「竜とそばかすの姫」に関する感想の中には、すずに助け出された恵・知兄弟のその後を気にかける投稿も多く見られました。すずの決死の行動により、父親の虐待は一時的に収まった模様でしたが、すずが帰った後の兄弟のその後は、本編では全く描かれておらず、ファンの中には、恵のその後も描いてほしかったとの意見も寄せられています。
感想4:竜との出会いがすずを成長させた
期待以上に面白かったー!
— シゲルP@うたわれ斬2.月姫プレイ中 (@mjgug) September 5, 2021
楽曲めちゃくちゃ良かったし
あんなヘタレだったすずさんが、後半眼力だけで大の大人を怯えさせるほどツワモノになるとは…
映画館で観れてよかった作品#竜とそばかすの姫 pic.twitter.com/0IROr8PBXV
「竜とそばかすの姫」に対する厳しい評価の中には、すずが竜こと恵を助ける動機が曖昧など、ストーリーに納得がいかなかったとの感想も見られます。一方で、どこか頼りなかったすずが、竜との出会いを通じてトラウマを克服し、子供を虐待する父親に立ち向かう姿がかっこいいとも評されています。また、期待を上回る面白さや楽曲の良さも、「竜とそばかすの姫」に対する評価を高めています。
感想5:分かりやすいストーリーと映像の美しさが良い
「竜とそばかすの姫」を観た!いろんな評価があるけど、私は好き✨ストーリーはシンプル。映像はカラフルで綺麗だし、曲も歌声も素敵😍やっぱり"愛"だよね〜って感じる映画だった!#竜とそばかすの姫 pic.twitter.com/J9kCt4GizA
— みわ🌹 (@miwa266) September 2, 2021
「竜とそばかすの姫」は、メッセージ性の複雑さや、想定外の結末を迎えたことに、鑑賞者の間で賛否両論が巻き起こりました。「竜とそばかすの姫」を称賛するファンからは、分かりやすいストーリー展開や、煌びやかなUの世界、すず(ベル)役の中村佳穂さんの歌唱力の高さが良いとの感想が見られ、細田守監督の新たな試みとなった最新作も、高い人気を集めています。
感想6:もう一度映画を見に行きたい
竜とそばかすの姫もう1回見に行きたいな。まず佳穂さんの歌声が良かったのと、色々思うところがあり過ぎた。
— とりあ@鍵に歌 (@Trianon310_ke) September 7, 2021
最新技術を駆使した圧倒的な映像美や、すず役の声優・中村佳穂さんの歌唱力が話題を呼んだ「竜とそばかすの姫」は、リピーターが続出するほどの人気を見せています。「竜とそばかすの姫」に関する感想の中には、煌びやかな演出や楽曲はもちろん、美女と野獣をモチーフにしたベルと竜の交流や、竜の心の闇など、メッセージ性のあるストーリーを評価する声も見られます。
竜とそばかすの姫の竜の正体まとめ
「竜とそばかすの姫」の竜の正体のネタバレや、背中のアザや強さの理由、竜と関係するキャラの正体のネタバレ考察や、竜のアニメ声優・佐藤健さんの紹介などを、あらすじネタバレを交えながら考察しました。映画序盤では、アザが特徴の暴力性を秘めた強さを持つ恐ろしい存在とされてきた竜でしたが、その正体は虐待に苦しむ少年で、すずとの出会いが彼の運命を大きく変えたでしょう。