2021年09月07日公開
2021年09月07日更新
【竜とそばかすの姫】恵が竜になった理由を考察!すずが正体を知った経緯は?
「竜とそばかすの姫」は2021年7月16日に全国公開された長編アニメ映画です。細田守が監督を手がけた第6作目にあたります。「竜とそばかすの姫」は細田守監督の集大成ではないかと評されており、大ヒットを記録中です。「竜とそばかすの姫」の中で謎の存在だと言われているのが〈U〉の世界で忌み嫌われている竜の正体である恵です。ここでは「竜とそばかすの姫」の恵を特集します。恵が竜になった理由、父親や弟の知との関係、すずが竜の正体を知った経緯、そして恵を演じた声優などを紹介します。
目次
竜とそばかすの姫の恵とは?
「竜とそばかすの姫」は2021年9月現在大ヒットを記録している長編アニメ映画です。ヴァーチャル空間「〈U〉の世界」で展開されるドラマに魅了されるファンが多いと言われています。「竜とそばかすの姫」の登場キャラクターで謎に包まれている存在だと評されているのが恵です。ここでは「竜とそばかすの姫」の恵を特集します。竜の正体である恵が竜になった理由、父親と弟の知との関係、すずとの関係について考察・紹介します。
竜とそばかすの姫の作品情報
「竜とそばかすの姫」は「サマーウォーズ」や「バケモノの子」の大ヒット作品で知られている細田守が監督を務めた長編アニメ映画です。「竜とそばかすの姫」は細田守作品の集大成であると論じるファンが多いと言われています。「竜とそばかすの姫」にはどのような魅力があるのでしょうか?ここでは「竜とそばかすの姫」の作品情報を取り上げていきます。「竜とそばかすの姫」の概要やあらすじを紹介して同作品の魅力に迫ります。
竜とそばかすの姫の概要
「竜とそばかすの姫」は2021年7月16日に全国公開された長編アニメ映画です。制作はスタジオ地図です。「竜とそばかすの姫」はスタジオ地図の第4作目にあたる作品です。「竜とそばかすの姫」は細田守が原作・脚本・監督を手がけています。キャラクターデザインと作画監督を担当したのは青山浩之です。本作の重要な要素だと言われる音楽監督を担当したのは岩崎太整です。音楽にはLudvig Forssellと坂東祐大も関わっています。
竜とそばかすの姫のあらすじ
「竜とそばかすの姫」の主人公は高知県に住む女子高生のすずです。すずは幼い頃に母親を事故で亡くしており、父親との間には溝ができていました。大好きだった歌が歌えなくなったすずは作曲を生き甲斐にしていました。ある日すずは全世界の人々約50億人が集う巨大ヴァーチャル空間の〈U〉の世界にベルという〈AS〉で参加しました。すずは〈U〉の世界では歌を歌うことができました。ベルの歌は次第に注目を集めていきます。
恵のプロフィール
ここでは「竜とそばかすの姫」に登場する恵のプロフィールを紹介します。恵は日本人で年齢は14歳です。生年月日などは明らかになっていません。恵の住んでいる場所は東京都多摩市です。恵は父親と弟の知と三人暮らしです。恵の母親は既に亡くなっていますが、死因などは不明です。恵の父親はかなり凶暴な性格をしており、日常的に恵と知にDVを行っています。恵は幼い弟の知がDVに遭わないように知をかばうことが多いです。
竜とそばかすの姫の恵が竜になった理由
細田守監督作品で大ヒット上映中の長編アニメ映画「竜とそばかすの姫」に登場する恵はストーリーが進むにつれて竜の正体であることが明らかになりました。恵が〈U〉の世界で忌み嫌われている存在である竜になった理由は何だったのでしょうか?そして恵と父親、恵と弟の知はどのような関係にあるのでしょうか?ここでは「竜とそばかすの姫」の恵が竜の正体であった理由について考察・紹介していきます。それではご覧ください。
考察①恵は元々強い少年だった
ここでは「竜とそばかすの姫」に登場する恵が竜の正体である理由について考察・紹介します。恵はストーリーの中での登場シーンは多くありません。その中で竜は元々強い少年であることが判っています。〈U〉の世界でのアバター〈AS〉はボディシェアリングという機能があります。これはその人間の現実世界での能力と密接に関わっていることを示しており、竜は恵の影響を受けて〈U〉の世界の中で強い存在になったと言われています。
竜が相当な強さを有しているのは元になっている恵の能力に依る部分が大きいと言われています。ストーリーでははっきりと描かれていませんが、恵は格闘に優れた人物だと分析するファンが多いと言われています。それも普通の強さではなく、例えばボクシングのチャンピオンクラス或いは空手や柔道の高段者クラスの強さを持っているのではないかと推察されています。また〈AS〉のイメージからも恵が強いと分析するファンもいます。
考察②知を守りたい
ここでは大ヒット上映中の細田守監督アニメ映画「竜とそばかすの姫」に登場する恵が何故竜になったのかを考察・紹介しています。次に挙げるのは弟の知を守るためというものです。恵と知は父親から日常的にDVを受けていました。現実世界で恵が父親を倒すことができていたならば〈U〉の世界で竜に変身する必要はなかったと分析するファンが多いと言われています。だからこそ恵は竜になったのだとファンの間で推察されています。
恵は父親の暴言や暴力から知を守るのに必死でした。そのために自分が強くならなければならないと思っていたのではないかと推察されています。しかし、現実の世界では恵が父親を倒すことは叶わない望みだったのではないかと言われています。それが理由で現実で発揮するはずだった力や強さを〈U〉の世界で使い、ヴァーチャル空間の秩序を揺るがすほどの大暴れをして、その結果忌み嫌われる存在になったのではないかと推察されます。
考察③父親からの虐待を周囲に相談しても変わらない現実
大ヒット上映中の話題作「竜とそばかすの姫」に登場する恵が竜になった理由を考察・紹介しています。最後に挙げるのは「恵がいつまでたっても変わらない現実に嫌気がさしたから」というものです。恵は自分と知が父親から日常的にDVを受けていることを周囲に相談していました。相談は一度だけではなく何度もされていました。しかし、周囲の人たちは「助ける」と言いながらも決して動くことはなく有耶無耶にしていたのでした。
何度相談しても同じ結果に終わってしまう現実世界に恵が嫌気がさしてしまったとしても無理はないと言われています。現実世界が自分の手でどうにもならないのであれば〈U〉の世界を徹底的に潰してしまえという考えに方向転換した可能性が高いと言われています。〈U〉の世界での竜の暴れ方は現実世界で父親が恵と知にしている行為そのものであり、その辛さや苦しさを他の人間に知らしめるために竜になったと推察されています。
竜とそばかすの姫の恵の正体の伏線やすずが正体を知った理由
細田守が原作・脚本・監督を手がけた大ヒット中の長編アニメ映画「竜とそばかすの姫」のストーリーの重要な部分に「竜の正体探し」を挙げるファンが多いと言われています。そしてそれは恵の正体にも繋がる部分だと言われています。ここでは「竜とそばかすの姫」の恵の正体の伏線について考察・紹介していきます。また、すずが竜の正体を知った理由についても併せて紹介していきます。それでは考察結果をご覧ください。
考察①恵の正体に関する伏線
ここでは大ヒット映画「竜とそばかすの姫」の恵の正体に関する伏線について考察・紹介していきます。伏線だと言われているシーンが2つあります。1つ目はすずが竜探しYouTuberの「ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸」のコーナーをクリックした時に父親と息子二人の三人家族が映ったシーンです。2つ目は合唱隊のおばさんたちが小学校で練習していた時に昔アメリカ留学した時に好きになった人が14歳だったと語るシーンです。
考察②すずが竜の正体を知った理由
「竜とそばかすの姫」の竜の正体をすずが知った理由について考察・紹介します。〈U〉の世界ですずは〈AS〉であるベルの姿で竜と会っていました。そこに自警団「ジャスティス」が竜を排除しに来ました。逃げる竜をベルは探しましたが、その時ライブ配信の音が流れてきましたそれはベルと竜しか知らない曲でした。その曲を歌う少年に言葉のDVをする父親から守ろうとする兄と思われる少年が現れ、すずは彼が竜だと確信しました。
竜とそばかすの姫の恵の正体である竜が強い理由や負けた相手
細田守監督の大ヒット長編アニメ映画「竜とそばかすの姫」に登場する竜は〈U〉の世界で傍若無人に暴れ回るある意味最強の存在として描かれていると評されています。〈U〉の世界で忌み嫌われている竜はやがてベルと心を通わせるようになっていくのです。ここでは「竜とそばかすの姫」の竜が強い理由について考察・紹介していきます。また〈U〉の世界で竜が勝てなかった相手についても併せて紹介します。それではご覧ください。
考察①竜が強い理由
大ヒット中の長編アニメ映画「竜とそばかすの姫」に登場する竜が強い理由について考察・紹介していきます。最初に挙げるのは正体である恵が元々強かったということです。2つ目に挙げられるのは恵が現実世界でもっと強くなりたいと願っている反動の現れであること、そして最後に挙げるのが〈U〉の世界で暴れないと自分を保てないほど父親のDVでストレスが溜まっていることでこれらが複雑に絡んでいるからだと推察されています。
考察②竜が負けた相手
ここでは「竜とそばかすの姫」に登場する竜が負けた相手について考察・紹介していきます。竜は〈U〉の世界で過去に3度負けています。そのうち2人については素性も明らかになっておりロスアンゼルスに住む青年とモスクワに住む30代の女性です。もう1人については正体は明らかになっていませんが天使型の〈AS〉でした。この天使型〈AS〉の正体は実は恵の弟の知ではないかと分析・推察しているファンが多いと言われています。
竜とそばかすの姫の恵の声優キャスト
細田守監督の長編アニメ映画の特徴の一つに「豪華俳優陣が声優を担当する」ことを挙げるファンが多いと言われています。これは細田守が影響を受けた宮崎駿と同じ手法だと分析するファンも多いと言われています。「竜とそばかすの姫」においても豪華俳優陣が声優を務めています。恵もそうです。ここでは「竜とそばかすの姫」の恵を演じた俳優の佐藤健のプロフィールや主な出演作品を紹介します。それでは佐藤健情報をご覧ください。
佐藤健のプロフィール
ここでは俳優の佐藤健のプロフィールを紹介します。佐藤健は1989年3月21日生まれで2021年9月現在31歳です。出身地は埼玉県で血液型はA型です。2021年3月までアミューズ所属で同年4月よりアミューズ出資の新会社Co-LaVo所属になりました。佐藤健の趣味はオセロです。オセロについては「芸能界一強い」と豪語しており、世界チャンピオンと公開対局を行ったこともあります。特技はブレイクダンス、少林寺拳法とのことです。
佐藤健は高校2年生の時に訪れた原宿でスカウトされたことがきっかけでアミューズ所属となりました。俳優としてのデビューは2006年のテレビドラマ「プリンセス・プリンセスD」の河野亨役でした。佐藤健の名前を一躍全国区とした作品は特撮作品「仮面ライダー電王」の野上良太郎役でした。この作品が初主演作であり、大ブレイクのきっかけになりました。以降は映画・テレビドラマ・CMなどで大活躍している人気俳優です。
佐藤健の主な出演作品
ここでは俳優の佐藤健の主な出演作品を紹介していきます。映画「るろうに剣心シリーズ」の緋村剣心役、「バクマン。」の真城最高役、「億男」の大倉一男役、テレビドラマ「ROOKIES」の岡田優也役、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の萩尾律役、「天皇の料理番(2015年版)」の秋山篤蔵役、「恋はつづくよどこまでも」の天堂浬役など多くの大ヒット作品で主役やメイン登場人物を演じていることで知られています。
竜とそばかすの姫の恵に関する感想や評価
ここでは大ヒット中の長編アニメ映画「竜とそばかすの姫」に登場する恵に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「竜とそばかすの姫」の恵はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?それではご覧ください。
竜とそばかすの姫見たんだけど恵くん?がめちゃ癖に刺さる
— むつ (@muuutu_kos) August 27, 2021
最近「竜とそばかすの姫」をご覧になった方のツイートです。「竜とそばかすの姫」の登場キャラクターの中では恵が特に印象的だったという感想をシンプルにつぶやかれています。
竜とそばかすの姫、ディズニーのノリが好きじゃない人はあかんかも。気持ち、届け!歌います!!!みたいな
— はやせ (@hkok08) August 16, 2021
ミュージカル好きなのでよかった
ただ、すずには現実世界とUの世界があって区別がついてるけど恵くんはUの世界しかないわけで……恵くんが傷つくことにならないか心配のおばあちゃんであった
同じく最近「竜とそばかすの姫」をご覧になった方のツイートです。「竜とそばかすの姫」のミュージカルっぽい内容は自分には合っていたけど、合わない人はダメかもという評価と〈U〉の世界でしか自分を活かすことができない恵のことが心配だという感想をお持ちです。
竜とそばかすの姫ストーリーあんま感情移入できんかったし理解力ふわっふわのまま映画終わっちゃったけど映像美がすごかった〜あと恵くんのキャラデザすばらしい
— ノコノコ (@11844Rika) August 4, 2021
同じく「竜とそばかすの姫」をご覧になった方のツイートです。「竜とそばかすの姫」のストーリーには感情移入できなかったけど、映像美が凄かったのと恵のキャラクターデザインが素晴らしかったという感想をお持ちです。
竜とそばかすの姫の恵まとめ
ここでは大ヒット中の長編アニメ映画「竜とそばかすの姫」に登場する恵を特集しました。恵のキャラクターが物語に深い味わいを与えていると評されています。恵に注目しながら「竜とそばかすの姫」をお楽しみください。