2021年09月13日公開
2021年09月13日更新
【呪術廻戦】オガミ婆は渋谷事変に登場した呪詛師!術式・能力や死亡理由は?
呪術廻戦の中でも地味に高い影響力を発揮したと言われるのがオガミ婆です。渋谷事変で登場した呪詛師であり、その能力は使い方によっては呪術廻戦作中でもかなり最強に近い能力なのではないかとファンに言われており同時に様々な可能性があった術式であったとされています。今回は呪術廻戦のオガミ婆について、渋谷事変での活躍からその術式、死亡シーンなど登場から最後までをまとめて紹介していきます。
目次
呪術廻戦のオガミ婆は渋谷事変に登場した呪詛師
呪術廻戦の渋谷事変編にて登場した呪詛師がオガミ婆です。今回はそんなオガミ婆についてまとめて紹介していきます。
呪術廻戦の作品情報
呪術廻戦の概要
オガミ婆が登場する呪術廻戦は2018年から茶見下々先生が週刊少年ジャンプにて連載しているダーク・ファンタジー漫画です。「呪術」「呪い」をテーマにした作品で、そのテーマ性から来る重さから連載初期こそ低迷していましたが、個性豊かなキャラクターやテンポの良いストーリーから徐々に人気を獲得していった作品になっています。
2020年にはアニメ化も行われた他、2021年12月には呪術廻戦の公式前日譚であり、呪術廻戦連載前に「ジャンプGIGA」にて連載した「東京都立呪術高等専門学校」を原作とした劇場版映画の公開も発表されている作品です。
呪術廻戦のあらすじ
常人離れした身体能力を持つ高校生虎杖悠仁。彼が通う高校に安置されていた「呪物」の封印が緩み、その力に惹きつけられた呪いのバケモノ「呪霊」が現れてしまいます。校内に取り残された先輩を助けるべく呪物の回収に来ていた呪術師、伏黒恵と共に呪霊と戦う虎杖悠仁でしたが、呪霊の強さに窮地に追い込まれてしまいます。虎杖悠仁は力を得るべく、呪物「両面宿儺の指」を食べてしまうのでした。
オガミ婆のプロフィール
オガミ婆が登場したのは単行本では10巻から収録されている渋谷事変編です。渋谷事変事態は基本的に真人や漏瑚達呪霊が起こしたものですが、彼らの協力者である偽夏油を通して協力する呪詛師として登場したキャラクターの1人でした。元々は自身の術式を使っての暗殺などを生業にしていましたが、五条悟の誕生によって行動が制限される事になった事から五条悟に恨みを抱いていた事が渋谷事変に協力した要因になっています。
その他判明しているプロフィールとしては、年齢は87歳である事、実は生粋のドルオタであり、イタコ風の見た目をしていますが、着物の襟には「ジョニーズ」「城山智一」と推しらしい名前が書かれていたりします。公式ガイドブックによるとファンクラブにも入会しているなど呪詛師とはいえ基本的には人間である事も分かるプロフィールになっています。
呪術廻戦のオガミ婆の術式や能力・戦績
オガミ婆の降霊術
そんなオガミ婆の術式は対象を死亡した人物に変身させるという一種の降霊術です。数珠を持って長い念仏を唱えた後、対象に降霊させる死亡した人物の死体の一部を飲ませてより出生に近い名前を呼ぶ事で霊を下ろす事が出来ます。魂と肉体を別途下ろす事が出来るので、基本的には肉体の情報のみをおろし、その肉体術を利用するのが主なスタイルになっています。
弱点とも言える降霊術発動中の「長い念仏」の間をカバーする為、幼い頃に誘拐して「孫」を何人か育てており、渋谷事変ではその孫の1人と共に登場し、降霊も自身にではなくこの孫に行っています。
オガミ婆の戦績
そんなオガミ婆ですが、この降霊術を使った戦い方で渋谷事変では猪野琢磨を圧倒して倒しています。幸いにも猪野琢磨は後々に救助されて治療された為に一命を取り留める事になりますが、それさえなければ死亡していてもおかしくない程で、オガミ婆自身は全くの無傷だった事も驚異的といえます。
呪術廻戦のオガミ婆の過去や死亡理由・最後
オガミ婆は呪詛師として活動していた?
オガミ婆は30年程前までは持ち前の降霊術を使用した暗殺を生業にしていました。自身の為であれば人殺しも厭わない冷酷な性格も相まって自分勝手に術式を使用していたのです。その後五条悟の誕生によって活動が大きく制限され、五条悟の暗殺を試みた事もありましたが、五条悟の六眼の前に手を出せずに渋谷事変まで身を潜めていました。
オガミ婆の死亡シーン
そんなオガミ婆ですが渋谷事変編で死亡しています。戦闘においては無類の強さを誇るオガミ婆の降霊術ですが、渋谷事変編で降ろした相手が要因です。渋谷事変で降ろしたのは過去編にて五条悟と夏油傑によって殺された「禪院甚爾」でした。彼の特殊な天与呪縛の為か、本来オガミ婆が降ろした肉体の情報が魂の情報までも上書き、オガミ婆の制御下を離れてしまったのです。
復活した禪院甚爾は術を解かれてしまわないように、そして生来持っていた「術士殺し」という性質もあってか、オガミ婆を強襲し撲殺してしまうと最後を迎えています。明確に死体が描かれたわけではありませんが、禪院甚爾に殴られた血しぶきが描かれているので最後を迎えたと考えるのが妥当と言われています。
呪術廻戦のオガミ婆と関係するキャラ一覧
粟坂
渋谷事変でのオガミ婆の役割は呪霊側が渋谷に降ろした帳を守る事でした。その守りを共に行っていたのが粟坂二良です。両者の詳しい関係性については不明ですが、共に呪詛師をしており、過去にも繋がりがある事から少なくとも渋谷事変で初めて対面した訳ではなく少なくともビジネスパートナーではありました。虎杖伏黒の2人相手に敗北しますが最後には逃げ出す事に成功しています。
猪野琢真
渋谷事変にてオガミ婆と戦う事になったのが猪野琢真です。七海の助手を務める2級の呪術師で、七海からの推薦で一級になる事にこだわりを持っています。渋谷事変編では当初は七海と伏黒と共に行動していましたが、そこに虎杖悠仁が合流、虎杖悠仁と伏黒と共に帳を解除するべく渋谷Cタワーを目指す事になりそこでオガミ婆と戦いました。4つの特殊な霊獣「瑞獣」を操る術式を持っています。
禪院甚爾
オガミ婆の失敗とも言える降霊術の相手に選んだのが禪院甚爾です。禪院家の血筋ですが、極めて特殊な天与呪縛の持ち主であり、呪力を全く持たない代わりに五感の鋭さと身体能力の高さを持ち合わせています。その特殊な体質故かオガミ婆の制御を離れオガミ婆が死亡した後も術式が解かれる事はなく渋谷事変のどちらの勢力にも与しない第3勢力的な存在となりました。
そんな禪院甚爾ですが術士殺しとして存分に暴れた後、最後には伏黒恵と対面し交戦、自身の息子である事が確認できた事で満足したのか自ら命を断っています。
呪術廻戦のオガミ婆に関する感想や評価
呪術廻戦の話なんですけど、オガミ婆って死者の肉体情報を任意の依代に降ろすことができたわけですけど「魂の情報は降ろさないようにしている」という言及があったので、であるならばやろうと思えばできたんだろうか。
— 3パック98円冷奴 (@3p98touhu) January 16, 2021
最後に既に呪術廻戦を視聴した人のオガミ婆に関する感想を紹介していきます。オガミ婆の能力は肉体と魂を別々に扱うという点において非常に強い能力であるとする感想が多いです。呪術廻戦作中で倒した狩野も本人さえその気になればすぐに準1級になれると言われる程の実力者でありその実力者をノーダメージで倒してしまえる程の強さを持っているのがヤバいという声も多いです。
呪術廻戦はさ、秤を探しに行くより
— Shota M⑬@エンジニア (@__shota13) June 4, 2021
オガミ婆の生死確認と保護が最重要ミッションなのでは?
ななみんも禪院直毘人も夜蛾もメカ丸も
容れ物(降臨させる生身の人間)さえ用意できたら
全員あの世から復活できるのでは?
作中の言及などからもその気になれば魂を下ろす事も可能であり、つまり死者蘇生が出来るという事でもあるので呪術師側では出せなかった、或いは渋谷事変編にて登場して比較的すぐにイレギュラーな存在である禪院甚爾に倒される事になったのではないかとされています。むしろオガミ婆の為に禪院甚爾のようなキャラクターが過去編でわざわざ描かれたのではないかともされる程です。
呪術廻戦のファンブック読んでたらオガミ婆男性アイドル事務所のJr.ファンクラブに入会ってことは情報局会員wwまじかwww 絶対小さい頃の五条悟とかすきじゃんww
— 久水 (@84558294a) March 4, 2021
呪術廻戦は本編で日常パートをほぼ行わない事、元々オガミ婆は敵対側で登場した事もあり詳細なプロフィールが呪術廻戦本編で描かれる事はありませんでしたが、公式ガイドブックによる情報で「ドルオタ」と判明したのには驚いたという感想も多くなっています。
呪術廻戦のオガミ婆まとめ
オガミ婆は呪術廻戦に登場した呪詛師で、その術式は上手く使えばその後の呪術廻戦の展開を大きく変えてしまう事も出来たのではないかと言われる程のキャラクターです。渋谷事変編にて最後を迎えてしまうキャラクターですが、もし渋谷事変以降も生存しており呪術師側がそれを利用できた場合、既に呪術廻戦作中、或いは本編以前に死亡しているキャラクターが復活するという展開すらも考えられた為です。
呪術廻戦全体で見れば登場期間は比較的短いキャラクターではありますが、それほどの影響力を持っていた可能性すらもあるキャラクターなのでまだ呪術廻戦を視聴していないという人はオガミ婆の登場、活躍に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?