【呪術廻戦】呪詛師集団「Q」のメンバーと目的は？天元様についても考察

漫画呪術廻戦の作中で星漿体の天内理子を殺害しようとした呪詛師集団｢Q｣。呪詛師集団｢Q｣とは漫画呪術廻戦の過去編に登場する呪詛師だけの組織であり、天内理子を殺害することで天元様の暴走を目論んでいます。過去編で呪詛師集団｢Q｣は暗殺するため天内理子に接近し、彼女を守る若き五条悟と夏油傑のコンビと戦いを繰り広げました。本記事ではそんな呪詛師集団｢Q｣についてメンバーや目的、天元様の情報などをご紹介します。

では呪詛師集団｢Q｣のメンバーや目的、天元様の情報などをご紹介する前に、呪詛師集団｢Q｣が登場する漫画呪術廻戦について簡単にご紹介していきます。呪詛師集団｢Q｣が登場する呪術廻戦とは2021年3月現在｢週刊少年ジャンプ｣で連載されている芥見下々の漫画作品です。漫画呪術廻戦は2018年に｢週刊少年ジャンプ｣で連載が開始した作品となっており、これまで合計15巻のコミックスが書店やネットストアなどで刊行されています。

元々漫画呪術廻戦は｢東京都立呪術高等専門学校｣という｢ジャンプGIGA｣の漫画作品をベースに制作され、人間の負の感情から生まれた化物｢呪霊｣と呪術を使う呪術師の戦いが描かれています。そんな漫画呪術廻戦は2020年の10月から2021年の3月までアニメが放送されるほど非常に高い人気を博しており、3600万部を超える累計発行部数を記録しています。この人気から漫画呪術廻戦は2021年の3月にアニメ映画の放映が発表されました。

人間の負の感情から生まれた化物・呪霊と呪術師が壮絶な戦いを繰り広げている世界。ずば抜けた運動神経を持つ高校生の主人公・虎杖悠仁は平穏な日常を送っていました。しかし虎杖悠仁は祖父が亡くなった日の夜に学校で呪霊と遭遇し、｢両面宿儺の指｣と呼ばれる特級呪物を喰らいます。｢両面宿儺の指｣を喰らった虎杖悠仁は｢宿儺の器｣に選ばれたことで呪いの力を会得し、呪霊と呪術師の戦いに巻き込まれてしまうことになるのでした。

本記事でご紹介する呪詛師集団｢Q｣とは漫画呪術廻戦の過去編に登場した組織です。漫画呪術廻戦の過去編で登場した呪詛師集団｢Q｣はその名前の通り呪詛師だけで構成された組織であり、呪術界の転覆を目的に活動しています。呪詛師集団｢Q｣は漫画呪術廻戦の過去編で星漿体に選ばれた天内理子を暗殺し、天元様の暴走で呪術界の転覆を企みます。しかし呪詛師集団｢Q｣は五条悟と夏油傑に天内理子暗殺を阻止され、企みが失敗しました。

呪詛師集団｢Q｣のメンバーは全員軍服のような服装をしているのが特徴となっています。ただ、バイエルとコークンという2人しか名前付きのメンバーが登場していません。バイエルは大量のナイフで戦う呪詛師であり、呪詛師集団｢Q｣の最高戦力と評されています。一方コークンはバイエルと違い、詳しい能力が分かっていません。しかしバイエルとコークンは五条悟と夏油傑に敗れ、そのまま漫画呪術廻戦から退場してしまいました。

呪術界の中心とされる天元は500年に一度星漿体と同化し、肉体を一新している不死のキャラクターです。作中でその500年に一度が訪れ、天元は星漿体の天内理子と同化しようとします。もし同化しなければ、天元は暴走して世界そのものが崩壊してしまうといわれています。そこで呪詛師集団｢Q｣は天内理子を暗殺して同化を阻止し、暴走した天元の力で呪術界を崩壊させようとします。

呪詛師集団｢Q｣はバイエルやコークンといったメンバーに命じ、五条悟と夏油傑が護衛する天内理子を殺そうとしました。しかしバイエルは五条悟に敗れ、逮捕されてしまいます。一方コークンは夏油傑に敗れ、米を作ると言って田舎に帰ってしまいました。このバイエルとコークンが五条悟と夏油傑に敗れたことにより、呪詛師集団｢Q｣は瓦解して壊滅することになりました。

天内理子を暗殺して天元を暴走させようとした呪詛師集団｢Q｣は漫画呪術廻戦の66話で初登場を飾りました。呪詛師集団｢Q｣が初登場した漫画呪術廻戦の66話は過去を描いた懐玉編であり、単行本8巻に収録されています。66話で初登場した後呪詛師集団｢Q｣は五条悟と夏油傑のコンビに敗北し、漫画呪術廻戦の67話で退場してしまいました。

漫画呪術廻戦の作中で呪詛師集団｢Q｣が暴走を狙った天元様とは大昔から生きている謎に包まれた不死の存在です。天元様は呪術高専東京校にいる存在であり、呪術界の中心と評されています。そんな天元様は五条悟曰く｢隠す｣結界術に長けており、呪術師以外が入るとアラームが鳴る結界で呪術高専東京校を覆っています。また天元様は補助監督の帳の強度を底上げしたりや、保管している特級の呪物・呪具を隠す役割を担っています。

基本天元様は1000個以上の扉で隠した｢薨星宮｣という場所におり、誰も容姿を見たことがありません。これが大きな理由となって天元様の正体は謎に包まれています。しかし2021年3月末の｢週刊少年ジャンプ｣で化物のような姿をした天元様らしき姿が描かれています。

謎に包まれた天元様は上述でご紹介した通り、大昔から生きている不死の呪術師です。しかし天元様は時が経つと肉体が老化し、不死の術式の暴走によって世界を崩壊させる存在になってしまうといわれています。それを防ぐために天元様は500年に一度、｢星漿体｣と呼ばれる一般人と同化して肉体を一新しています。呪詛師集団｢Q｣は星漿体の天内理子を暗殺して同化を阻止し、老化した天元様の暴走を企みました。

上述でご紹介した通り、天元様は不死であっても肉体が老化してしまいます。天元様は老化が進むと術式によって新たな肉体が作られ、高次存在となります。もし高次存在となれば、天元様は自らの意思を失ってしまい、全てを崩壊させる怪物になるといわれています。なので天元様は肉体の進化を防ぐため、500年に一度星漿体との同化を行っているのです。

呪術界の中心とされる天元様は呪術高専東京校に結界を張ったりや、補助監督の帳の強度を底上げするといった役割を担っています。また天元様は天内理子の護衛を五条悟と夏油傑に任せるなど、呪術師達に時折命令を与えています。しかし天元様は基本、現世の出来事に一切干渉することがありません。そのため呪霊が呪術高専東京校に侵入しても、天元様は侵入を防ぐために戦うという行為を行いません。

漫画呪術廻戦の過去編には呪詛師集団｢Q｣が暴走させようとした天元様を崇拝する宗教団体が登場します。その宗教団体の名前は盤星教｢時の器の会｣といい、一般人だけで構成されています。盤星教｢時の器の会｣は純粋な天元様を神のように信仰しており、天元様が呪術師の道徳的基盤を説いた奈良時代に設立したといわれています。そんな盤星教｢時の器の会｣は一般人の星漿体を不純物と捉え、天内理子を密かに暗殺しようとしました。

星漿体の天内理子を暗殺しようとした時、園田茂という人物が盤星教｢時の器の会｣の代表役員を務めていました。代表役員の園田茂は3000万を報酬とし、伏黒甚爾に天内理子を暗殺してもらおうとします。そして伏黒甚爾は見事天内理子を暗殺します。しかし園田茂は呪術師以外の皆殺しを企む夏油傑の呪霊に殺されてしまいます。その後園田茂を失った盤星教｢時の器の会｣は夏油傑に乗っ取られることになりました。

漫画呪術廻戦に登場する呪詛師集団｢Q｣に関する感想ではボスの名前がエッセンなのではといった感想が多く寄せられていました。漫画呪術廻戦に登場する呪詛師集団｢Q｣のメンバーはバイエルやコークンといったソーセージを連想させる名前が付けられています。そのため呪詛師集団｢Q｣のボスの名前は多くの漫画呪術廻戦ファンにエッセンだと考察されています。

漫画呪術廻戦に登場する呪詛師集団｢Q｣に関する感想ではメンバーの服装が好きといった感想も寄せられていました。本記事でご紹介した画像を見ると分かる通り、呪詛師集団｢Q｣のメンバーはかっこいい軍服のような服装を身に纏っています。このかっこいい軍服のような服装が理由となって呪詛師集団｢Q｣は密かに高い人気を博しています。

漫画呪術廻戦に登場する呪詛師集団｢Q｣に関する感想ではバイエルの強さが気になるといった感想も見受けられました。バイエルは呪詛師集団｢Q｣の最高戦力と評されているものの、呆気なく五条悟に敗れてしまいました。そのためバイエルの詳しい強さは明らかとなっていません。最高戦力といわれているので、もしかするとバイエルは2級呪術師レベルの強さを持っていたのやもしれません。

本記事では漫画呪術廻戦に登場する呪詛師集団｢Q｣について目的やメンバーなどをご紹介しました。天内理子を殺害して天元様を暴走させようとした呪詛師集団｢Q｣は五条悟と夏油傑によって壊滅してしまいます。その後漫画呪術廻戦の本編では一切登場していません。本編で登場していないことと壊滅したことを考えると、おそらく呪詛師集団｢Q｣が今後の漫画呪術廻戦の作中で再登場することは0に等しいでしょう。