【呪術廻戦】天内理子は天元の星漿体!五条悟・夏油との関係や死亡シーンを考察

「呪術廻戦」の天内理子(あまないりこ)について紹介します。天内理子は最強の呪術師とされる五条悟の過去が描かれている懐玉編に登場します。天内理子は天元に関わりのある「星漿体」として生まれ、そのことで命を狙われるのですが、それでも天内理子は気丈に振舞うかわいい少女です。そんな天内理子と五条悟・夏油傑との関係について紹介し、「星漿体」や「天元」についても見ていきます。また、天内理子の死亡シーンも紹介します。

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目次

  1. 天内理子はかわいい天元の星漿体
  2. 天内理子と五条悟・夏油傑の関係
  3. 天内理子の死亡シーンと犯人
  4. 天内理子の唯一の家族・黒井美里
  5. 天内理子に関する感想や評価
  6. 天内理子まとめ

天内理子はかわいい天元の星漿体

呪術廻戦の作品情報

「呪術廻戦」は、作者・芥見下々(あくたみげげ)によるダーク・ファンタジー漫画です。2018年から週刊少年ジャンプで連載中でコミックは14巻まで発売中です。「呪術廻戦」の前日譚「東京都立呪術高等専門学校」が、2017年にジャンプGIGAで掲載されています。この作品は2018年に「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」というタイトルで全1巻が発売されました。

2020年10月から毎日放送、TBS系列でテレビアニメ放送が開始されました。アニメーション製作はMAPPA、キャラクターデザインは平松禎史です。2021年1月からは各3話ずつ収録されたブルーレイが、月1回のペースで発売予定となっています。

呪術廻戦の概要

「呪術廻戦」は、呪術師が人間たちを襲う「呪霊」と戦う姿が描かれています。コミック第1巻が発売されるとすぐに重版となり、アニメ放送が開始されると全コミックが重版となる人気ぶりです。2021年1月、2000万部を超える発行部数を記録しました。また、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」の大賞、「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」では第1位を獲得しました。

呪術廻戦のあらすじ

「呪術廻戦」の主人公は高校生の虎杖悠仁(いたどりゆうじ)です。虎杖悠仁は宮城県仙台市で祖父と二人で暮らしていました。祖父が死亡した晩、学校で「呪霊」が出現し、虎杖悠仁は呪術師の伏黒恵と出会いました。「呪霊」と戦うために呪物「宿儺の指」を食べた虎杖悠仁は、特級呪術師の五条悟の勧めにより都立呪術高専に転校しました。こうして虎杖悠仁は呪術師としての第一歩を踏み出しました。

天内理子のプロフィール

天内理子(あまないりこ)は「呪術廻戦」の懐玉編に登場。天内理子は、呪術界の頂点に立ち、不死の存在「天元様」と同化することを定められた「星漿体(せいしょうたい)」です。本来は呪術に関して全く無縁の普通のかわいい中学生です。両親は幼い頃に死亡、黒井美里という世話係がいます。自分のことを妾(わらわ)と言います。当時学生最強とされていた五条悟に対して横柄な態度を取るなど、高圧的なお嬢様風の少女です。

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

天内理子と五条悟・夏油傑の関係

呪術廻戦の天内理子は「五条悟・過去編」に登場しました。過去編は「懐玉編」というタイトルで、コミック8巻から9巻にかけて描かれています。この「懐玉編」では呪術高専・東京校の教師で特級呪術師である五条悟の過去が描かれます。ここからは、天内理子と五条悟との関係や、五条悟と夏油傑(げとうすぐる)との関係を見ていきます。

考察①五条と夏油の関係

「懐玉編」は五条悟が呪術高専の2年生だった頃の物語です。夏油傑も五条悟と同じ呪術高専の2年生で、二人は喧嘩もするけれど何でも言い合える親友同士でした。現在、呪術界最強の呪術師とされている五条悟は、学生の頃から桁外れの強さ、優れた術式を持つ天才と言われていました。夏油傑もまた、数少ない呪霊操術を使いこなし、優秀な頭脳と体術を合わせ持っており、この二人が揃えば最強と言われていました。

考察②天内理子の護衛を任される五条と夏油

ある日、担任の夜蛾先生が五条と夏油を呼び出し、「星漿体(せいしょうたい)」の護衛を指示しました。「星漿体」は天内理子という中学生で、この少女は「天元」と同化しなければなりません。しかし、同化することを阻止しようとする組織があります。その組織とは、「呪詛師の集団・Q」と「盤星教・時の器の会」です。この組織から少女を護衛することが、五条と夏油に託された任務でした。

五条と夏油が護衛を始めると、すぐに「呪詛師の集団・Q」が天内理子に襲いかかりました。五条が「Q」の最高幹部であるバイエルを倒し、夏油の活躍もあって「Q」は壊滅しました。天内理子は実際に狙われたというのに「学校に行きたい」と言う無邪気な少女です。しかし、今度は天内理子に賞金3000万が懸けられてしまい、懸賞金を狙う呪詛師からの襲撃は止むことがありません。その度に五条と夏油が追い払っていきます。

考察③星漿体とは?

星漿体とは、天元と同化するための器のようなものです。天元とは「天元様」と言われる呪術師で、呪術界において神の様な唯一の存在です。この天元様は不死なのですが、不老ではなく、人間のように老いていきます。そして、ある程度老いた後、天元様の体はある術式によって創り変えられてしまいます。この状態を「高次の存在」と言い、天元様の意思は失われてしまいます。

意思のない存在になってしまうため、天元様が人間にとって味方なのか、敵なのかが判別できなくなります。やがて暴走した天元様によって世界が滅亡すると考えられています。それを阻止するためには、500年に1度、天元様が「星漿体」を備える人間と同化し、身体の情報を新たに書き直さなければなりません。天内理子はこの「星漿体」を備える者で、天元様と同化するために選ばれた人間なのでした。

考察④同化をやめた理子の意思を尊重する五条と夏油

天内理子は、天元様と同化することについて次のように語っていました。「同化は名誉なこと、恐れてはいない」と言い、覚悟を決めているようでした。しかし「星漿体」といっても天内理子は未だ中学生です。同化することに対する怖さや寂しさなど、様々な想いを抱いています。そんな心情を天内理子は誰にも見せず、平気なふりをして明るさを装っています。

五条と夏油は、天内理子が自身の人生をまっとうできないことを不憫に思い始め、彼女の意思を尊重しようと考えました。天内理子自身も五条や夏油と一緒に水族館やバカンスに出かけたりして過ごすうちに、自分の本心に気づきます。そして「もっとみんなと一緒にいたい」と、心の底からの想いを吐き出すのでした。天内理子の想いを聴いた五条と夏油は、彼女が同化を拒否するのであれば、それを尊重することに決めました。

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天内理子の死亡シーンと犯人

ここまで、天内理子と五条・夏油の関係について見てきました。天内理子は天元様と同化するための器「星漿体」を備える人間で、護衛する任務を与えられたのが五条と夏油でした。二人は同化を拒否することを決めた天内理子を守り抜こうと決意しました。しかし、天内理子は殺されてしまいます。ここでは、天内理子の死亡シーンと犯人について見ていきます。

天内理子の最後の死亡シーン

天内理子が死亡したのは「呪術廻戦」の72話(コミック9巻)でした。72話で五条悟は伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の特急呪具「天逆鉾」によって全身を切り刻まれ、死亡しました。一方、夏油は天内理子を連れて高専の最下層・薨星宮参道に到着しました。薨星宮の本殿に天元様がおり、天内理子と同化する時を待っています。本殿を前にして、夏油が「ここから引き返して家に帰ろう」と、天内理子に言いました。

夏油はさらに「理子ちゃんが同化を拒絶した時、その意思を尊重し、彼女を守り抜く」と、五条と決めていたと言いました。この言葉を受けて天内理子は「星蔣体として生まれた時から同化する覚悟はできていた、両親がいない事にも慣れた」と言い、さらに、同化することで皆と別れることになっても平気だと思っていたと言いました。このように人生を振り返った天内理子ですが、「もっと皆と一緒にいたい」と思わず叫びました。

こうして天内理子は同化することを拒絶することになり、夏油はその意思を尊重することにしました。夏油が「理子ちゃん、帰ろう」と声を掛けたその瞬間、天内理子は銃で頭部を撃たれ、死亡しました。

天内理子を殺した犯人は伏黒甚爾

銃を持って現れたのは伏黒甚爾でした。伏黒は天内理子を殺害するために、護衛の五条と夏油を倒す計画を立てました。五条は学生最強とされる術式の使い手です。そのため、まず伏黒が取った方法は、天内理子に賞金を懸けることでした。賞金を懸けたことで天内理子は一斉に呪詛師たちの攻撃にさらされました。その都度、五条は呪詛師たちを相手に戦い続け、その疲労がピークに達した時、伏黒が攻撃を仕掛けてきました。

五条は夏油に天内理子を連れて行かせ、自分は伏黒の相手をして時間を稼ぐことにしました。こうして、夏油は天内理子を連れて高専の最下層・薨星宮まで行くことができたのでした。一方、伏黒の相手をしていた五条は「天逆鉾」によって倒されてしまい、結局夏油と薨星宮に行った天内理子も伏黒に殺害されたのでした。

天内理子の暗殺を依頼した団体

天内理子の殺害を依頼してきたのは「盤星教・時の器の会」です。この団体は天元様を崇拝・信仰する非呪術師たちによる宗教団体で、天元様が天内理子と同化することに反対していました。戦う能力のない非呪術師の団体ですが、資金だけは豊富にあるため、3000万円の報酬で伏黒に天内理子暗殺を依頼したのでした。

天内理子の遺体の行方

伏黒は天内理子の遺体を盤星教へと運びました。その帰り、死んだはずの五条が伏黒の前に姿を現しました。五条は生死の境をさまよっていた時に「反転術式」を扱えるようになり、この術式で傷口をふさいだのでした。こうして最強の呪術師として蘇った五条は、伏黒の「天逆鉾」を見事にかわし、術式「赫(あか)」と五条家秘伝の奥義である虚式「茈(むらさき)」で伏黒を倒すことに成功しました。

そして、死の淵にあった夏油を救った五条は、二人で盤星教に乗り込み、天内理子の遺体を持ち帰りました。その後、天内理子の遺体は高専に送られたのではないかと言われています。

天内理子の死を喜ぶ盤星教信者を見た五条と夏油

天内理子の遺体が盤星教に届けられた際、盤星教では手を叩いて喜びました。その様子を見ていた五条は夏油に「殺すか」と声を掛けました。しかし、夏油が意味の無いことだと言ったので、五条は思いとどまりました。夏油は、日頃から非呪術師は守る対象だと考えていました。しかし、非呪術師である盤星教の信者たちの天内理子に対する所業を見た夏油は、これまでの自分の考えの甘さに吐き気をもよおすほどの嫌悪を覚えました。

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天内理子の唯一の家族・黒井美里

黒井美里のプロフィール

黒井美里は天内理子の世話をする女性です。黒井家というのは先祖代々「星漿体」に仕える役割を担う家柄です。美里はこの役割を嫌がり、短大から普通に就職しようと考えていました。しかし、天内理子の人柄に轢かれた美里は、世話係として仕えようと決意したのでした。何かと狙われる天内理子を守るために敵を倒したこともあり、ある程度戦闘能力を備えているようです。

天内理子と黒井美里の関係

幼くして両親を失った天内理子にとって世話係の黒井美里は唯一の家族のような存在です。「呪術廻戦」の69話でのエピソードを見てみると、黒井美里は天内理子の命を狙う盤星教信者と戦って戦闘不能にしてしまうなど活躍します。しかし、その後黒井美里は盤星教に捕まってしまいます。天内理子は同化するまでに黒井美里を救うことができなかったら、別れも言えないと泣きだしました。

その後、五条たちは黒井美里を無事救出しました。そして、72話では、天内理子が夏油に付き添われて高専最下層・薨星宮の参道に到着したところで、一緒に来ていた黒井美里と別れることになりました。天内理子は黒井美里に「大好きだよ」と言って抱きしめました。日頃、強気で生意気なところがある天内理子ですが、唯一の家族である黒井美里と別れる時に、このようなかわいい姿を見せました。

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天内理子に関する感想や評価

「呪術廻戦」の懐玉編に登場する天内理子が女性キャラクターの中で一番好きだということです。天内理子は天元様と同化することに反対する団体によって殺害され、中学生という若さで死亡してしまいました。かわいい天内理子が、大人になって五条悟や夏油傑とお酒を飲むなど、そんな幸せな未来を見てみたかったという感想です。

「呪術廻戦」の懐玉編に登場する天内理子がかわいいという感想で、「呪術廻戦」に登場するどの女性キャラクターよりも好きだという感想です。

「呪術廻戦」の懐玉編では、五条悟と夏油傑が天内理子の護衛を任されます。最初は乗り気でなかった二人ですが、次第に天内理子の生意気ながらもかわいい面に惹かれていきます。天内理子の世話係・黒井美里も加えた4人のバカンスの様子なども描かれ、その時の4人の姿が好きだったという感想です。

「呪術廻戦」の懐玉編に登場する天内理子が、この作品の女性キャラクターの中で一番かわいいということで、好きだったという感想です。天内理子は死亡してしまいますが、こちらの方のように、作中で一番天内理子がかわいいという感想が多く寄せられています。

「呪術廻戦」の懐玉編に登場する天内理子は「星漿体」として生まれた少女ですが、普段は表情豊かなかわいいごく普通の中学生です。そんなかわいい天内理子がひどい目に遭うことを考えると辛いという感想です。

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天内理子まとめ

いかがでしたか?「呪術廻戦」の懐玉編に登場する天内理子と五条悟、夏油傑との関係について見てきました。「星蔣体」の天内理子の護衛を任された五条と夏油は、天元様と同化することを拒否した天内理子の意思を尊重しました。かわいい天内理子を守り抜くと決意した五条と夏油でしたが、天内理子は死亡してしまいました。

天内理子に関する感想も紹介しましたが、かわいい天内理子が作中で一番好きだったという感想が多く寄せられていました。そんな天内理子のかわいい姿を見ることができる「呪術廻戦」の懐玉編をどうぞお楽しみください。

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