【おおかみこどもの雨と雪】都市伝説・裏設定まとめ！聖地の場所や映画のその後は？

都市伝説・裏設定・聖地やキャラクターたちのその後を知る前に、まずは「おおかみこどもの雨と雪」の基本情報を紹介していきます。本作は2012年に公開されたアニメ映画で、興行収入は40億円を突破しています。脚本を担当したのは奥寺佐渡子で、奥寺佐渡子はこれまでに「とある飛空士への追憶」「ミヨリの森」「コーヒーが冷めないうちに」などの作品も手掛けています。

アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の主題歌には「アン・サリー」の「おかあさんの唄」が使用されています。アン・サリーは愛知県出身で、2001年から活動を行っているシンガーソングライターです。内科医の顔も持っており、デビュー当時は洋楽をカバーする事が多かったようです。

2013年に放送された「おおかみこどもの雨と雪」の視聴率は15.4％を記録しており、2015年・2017年も10％以上の視聴率だったようです。他の細田守作品も10％以上を記録しているため、視聴者人気が高い事が分かります。

ここからはアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の都市伝説・裏設定を一覧でまとめていきます。また都市伝説・裏設定の情報だけでなく、「おおかみこどもの雨と雪」の聖地と言われている場所を紹介していきます。おおかみこどもの雨と雪は様々な部分に拘りを持って制作されているようです。

アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の主人公・花は父子家庭で育っており、高校生の時に父親を亡くして天涯孤独の身になっています。父子家庭になった理由や父親の死因は明らかになっていません。また父親は花が生まれた時に裏庭に咲いたコスモスを見つけており、「花のように笑顔を絶やさない子になって欲しい」という願いを込めて「花」という名前を命名したようです。

花は奨学金を使って国立大学に進学しており、アルバイトで生計を立てながら大学に通っていました。その時に「おおかみおとこ」の彼と出会っていますが、彼も何らかの理由で命を落としています。そのため花は大きなショックを受けていましたが、父親の「笑顔を絶やさない子に育って欲しい」という言葉を思い出して「辛い時も笑顔で生きる事」を決意したようです。

主人公・花は「おおかみおとこ」の彼に一目惚れしており、交際した後に子供が誕生しています。花が妊娠していた時には彼が必死に働いて貯金を貯めていましたが、彼は何らかの理由で命を落としてしまいます。そのため2人の子供のシングルマザーになった花は彼が遺した貯金を切り崩しながら生活しています。

アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の彼は水路で倒れている所を発見されており、作中では死因は明らかになっていません。死の間際には玄関にスーパーの袋と財布を置いており、遺体の傍には鳥の羽が落ちていました。また彼は働きづめの日々を送っていたため、過労で亡くなったという説が浮上しているようです。

アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の作中では長女の雪が小学校に入学しており、その時に花から「おみやげみっつたこみっつ」という言葉を教えられています。雪は感情の高ぶりで体が「おおかみ」になってしまうため、花は気持ちを落ち着かせるための言葉を教えたようです。

花が雪に教えた「おみやげみっつたこみっつ」という言葉には「約束」という意味があるようで、「指切りげんまん」と同じ意味を持つようです。そのため花は雪と「怒ってもおおかみにならない」という約束を交わしていた事が分かります。雪は順調に人間社会に馴染んでいるため、花との約束をしっかりと守れていたようです。

アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」では長女の雪が物語の語り部になっています。また作中では説明が付かない不可解な出来事が描かれており、花から過去を教えられた雪が真実とは違うストーリーを話していたという説が浮上しているようです。また花は子供たちのために必死に生きていたため、記憶が曖昧な部分があったのかもしれません。

アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」では花・雪・雨が雪山を駆け降りるシーンが描かれており、このシーンが「ファンタジア2000」のシーンに似ていると言われています。ファンタジア2000は2000年に公開されたディズニー映画で、細田守監督のお気に入りの作品と言われています。そのためお気に入りの作品をオマージュしたシーンを描いた可能性があります。

アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」では田舎の家にやってきた雪がはしゃいでいるシーンが描かれており、このシーンがジブリ映画の「となりのトトロ」に似ていると言われています。細田守は大学卒業後に「スタジオジブリ」の研修生採用試験を受けていたため、ジブリ映画の中で特に好きな作品のオマージュを入れた可能性もあります。

アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」では本棚が描かれていますが、細田守は「子供たちの成長に合わせて本棚の本を決める会議を行っている」と言っているため、何気ない本棚にも強い拘りを持っているようです。また別の作品では図書館が描かれているため、細田守は本が好きな事がよく分かります。

監督の細田守の出身地は富山県で、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」は「富山県里山」が物語の舞台になっているようです。作中では主人公・花が田舎の家で暮らしていますが、その家も実際に存在しているようです。また花が通っていた大学は「一橋大学」がモデルと言われているため、富山県里山や一橋大学がファンにとっての聖地になっているようです。

都市伝説・裏設定・聖地を知った後は、「おおかみこどもの雨と雪」に登場したキャラクターのその後をまとめていきます。花の子供たちは「人間とおおかみのハーフ」ですが、それぞれが違う道に進んでいるようです。

幼少期の雪はお転婆で活発な性格をしていましたが、小学生になった時から同年代の人間と触れ合う機会が増え、だんだんと落ち着いた性格に変化しています。そのため「人間の誇りを持って生きたい」と考えるようになり、弟の雨とは別の道に進む事を決めています。

雪が住んでいた自宅の近くには中学校がなかったため、中学生になった雪は寮に入っています。物語終盤には募金活動やバドミントンをしている雪が描かれていたため、人間社会に上手く馴染んでいる事が予想できます。また写真には草平も映っていたため、雪と草平は同じ中学校に進学した事が分かっています。

幼少期の雨は内気な性格をしていましたが、田舎の家に引っ越してから「山の生態系」に興味を抱いており、山で「先生」と呼ぶ動物と出会っています。また雨は姉の雪とは違って「おおかみとして生きる事」を決めたため、山で気絶していた花を救った後に姿を消しています。自宅の近くの山に走り去っているため、近くで母親の花を見守っているのかもしれません。

雨が山に去り、雪が寮に入った事で花は自宅で1人で暮らしています。2人の子供がいなくなった事で寂しさを感じているかもしれませんが、物語のラストには穏やかな表情を見せていました。また「彼」の遺影に焼き鳥を供えていたため、今でも彼の事を愛している事が分かるシーンが描かれていました。

物語の聖地やキャラクターのその後を知った後は、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」のあらすじをネタバレでまとめていきます。おおかみこどもの雨と雪では感動的なストーリーが描かれているため、泣けるという声が多く挙がっているようです。

天涯孤独な花は奨学金を使って大学に進学しており、大学で出会った「彼」に一目惚れしています。彼は無口で無愛想でしたが、彼も花が好きになった事で2人は結婚しています。また彼は興奮すると体が「おおかみ」になる「おおかみおとこ」でしたが、花は彼の全てを受け入れています。

子供が産まれた事で彼は必死に働いていましたが、突然命を落としてしまいます。そのため花は彼が遺した貯金を切り崩しながら2人の子供を育てていましたが、都会で1人で子育てする難しさを感じていきます。また「おおかみと人間のハーフ」である2人は都会では生きにくいと思ったため、都会から田舎に引っ越す事を決意しています。

活発な性格をしている雪は田舎の生活にすぐ馴染みましたが、内気な雨はなかなか生活に慣れる事ができませんでした。また小学校に進学した雪は同級生の草平から「獣臭い」と言われた事でショックを受けてしまいます。それでも草平は雪に近づこうとしたため、怒りで感情がコントロールできない雪は「おおかみ」の姿に変貌して草平に怪我を負わせてしまいます。

雨は山で「先生」と呼ぶ動物と出会っており、先生の死期が近い事を知りました。また物語終盤には嵐が起こっており、先生の事が心配になった雨は山に入ってしまいます。嵐で学校から帰れなくなった雪と草平は親の迎えを待っており、その時に雪は自分が「おおかみと人間のハーフ」である事を打ち明けています。

花は山に入って帰ってこない雨を追いかけましたが、途中で崖から滑落して気絶してしまいます。その時に「おおかみ」に姿を変えた雨が現れ、花を咥えて安全な場所まで運んでいます。そして目を覚ました花は「雨が自分から離れて生きる事」を悟り、涙を流しながら「しっかり生きて！」という言葉を掛けています。

キャラクターたちのその後や聖地・あらすじを知った後は、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の見どころを紹介していきます。おおかみこどもの雨と雪は高い評価を受けている作品のため、面白いという声が多く挙がっているようです。

アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」では母親になった花が奮闘する物語が描かれています。1人で2人の子供を育てる大変さや、自分の元から子供が巣立つシーンが描かれているため、現実世界とリンクする描写が高い評価を受けているようです。また天涯孤独だった花が大切な家族を手に入れる事も見どころの1つと言われています。

アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」に登場した「彼」は「おいだれ焼き鳥」が好物だったため、物語ラストの遺影にも花が「おいだれ焼き鳥」を供えていました。とても美味しそうな見た目をしているため、真似して作った視聴者も多いようです。

前述したようにアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の主題歌には「アン・サリー」の「おかあさんの唄」が使用されています。おかあさんの唄の歌詞には「母親の気持ち」が書かれているため、感動的な主題歌も作品が人気の理由のようです。

物語の聖地・都市伝説やキャラクターたちのその後を知った後は、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」に関する感想を紹介していきます。おおかみこどもの雨と雪は何度もテレビ放送されている作品のため、視聴者から様々な感想が挙がっているようです。

アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」では感動的なストーリーが描かれているため、泣けるという感想が多く挙がっているようです。また花は物語ラストに1人になっていますが、人生に満足そうな表情をしていたので良かったという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように雪は中学校に進学しています。そんな雪のその後のストーリーや、どんな仕事をするのかが知りたいという感想が挙がっているようです。また大人になったら草平と結婚して欲しいという感想も挙がっているようです。

前述したように「おおかみこどもの雨と雪」の監督・細田守は細かい部分に拘りを持って制作しています。そのため設定や描写が凄いという感想が挙がっているようです。またいつか聖地巡礼したいと考えているファンも多いようです。

本記事ではアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の都市伝説・裏設定・聖地を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？監督の細田守は細かな部分に拘りを持っている人物のため、裏設定を知るのも面白いという声が挙がっているようです。そんな本作を見た事がない方も、本記事のキャラクター情報や聖地を参考にしながら是非ご覧下さい。