【おおかみこどもの雨と雪】花は気持ち悪いし怖い?嫌いと言われる理由は?

主人公の花が毒親すぎて気持ち悪いと批判殺到している『おおかみこどもの雨と雪』。そんな『おおかみこどもの雨と雪』の花が「気持ち悪い」・「怖い」・「嫌い」と言われている理由とは一体何故なのでしょうか?そこで今回は、視聴者たちから批判殺到となっている『おおかみこどもの雨と雪』の主人公・花が「気持ち悪い」・「怖い」・「嫌い」と言われている理由について徹底調査してみました!

【おおかみこどもの雨と雪】花は気持ち悪いし怖い?嫌いと言われる理由は?のイメージ

目次

  1. おおかみこどもの雨と雪の花とは?
  2. おおかみこどもの雨と雪の花が気持ち悪い?嫌い・怖いといわれる理由を考察
  3. おおかみこどもの雨と雪の花は毒親?批判の理由を考察
  4. おおかみこどもの雨と雪がつまらないといわれる理由
  5. おおかみこどもの雨と雪の花のアニメ声優
  6. おおかみこどもの雨と雪の花に関する感想や評価
  7. おおかみこどもの雨と雪の花が気持ち悪いといわれる理由まとめ

おおかみこどもの雨と雪の花とは?

賛否両論の感想で話題を集めた『おおかみこどもの雨と雪』。そんな『おおかみこどもの雨と雪』とは、一体どんな作品なのでしょうか?まずは、『おおかみこどもの雨と雪』の作品概要と、『おおかみこどもの雨と雪』の主人公・花のプロフィールについてチェックしてみましょう。

おおかみこどもの雨と雪の作品情報

おおかみこどもの雨と雪の概要

『おおかみこどもの雨と雪』とは、スタジオ地図制作のアニメーション映画であり、細田守監督による長編オリジナル作品第2作です。細田守監督は、『おおかみこどもの雨と雪』で初めて自ら脚本も手がけました。そんな監督・脚本の細田守を始め、脚本に奥寺佐渡子、キャラクターデザインに貞本義行と、『時をかける少女』・『サマーウォーズ』に関わってきたスタッフが製作を手がけています。

おおかみこどもの雨と雪のあらすじ

19歳の女子大学生・花は、ある時ある男と出会い恋をします。花が好きになった相手は、ニホンオオカミの末裔「おおかみおとこ」でした。花はそんな「おおかみおとこ」という告白を受け入れ、娘の「雪」と息子の「雨」という2人の子供を産みます。2人の子供は人間でありながらも、おおかみに変身できる「おおかみこども」でした。

花のプロフィール

父子家庭に育つが、高校生の時に父親を亡くし天涯孤独の身となります。そんな「花」という名前は父親が家の裏庭に咲いたコスモスをみたことで「花のように笑顔を絶やさない子に育って欲しい」という願いをこめてつけられた名前です。

東京のはずれにある国立大学の社会学部社会学科に奨学金を用いて進学し、アルバイトで生活費を工面する日々を送っていましたが「おおかみおとこ」に一目惚れし、のちに「おおかみこども」である雪と雨を産みます。「おおかみおとこ」が亡くなってからはシングルマザーとして子育てして行きます。

映画「おおかみこどもの雨と雪」

おおかみこどもの雨と雪の花が気持ち悪い?嫌い・怖いといわれる理由を考察

細田守監督による長編オリジナル作品第2作として注目されていた『おおかみこどもの雨と雪』。そんな『おおかみこどもの雨と雪』の主人公である花が気持ち悪いと批判されており、中には「怖い」「嫌い」という声も少なくありません。

『おおかみこどもの雨と雪』の花が「気持ち悪い」「怖い」「嫌い」と批判殺到となっている理由は一体なぜなのでしょうか?お次は、『おおかみこどもの雨と雪』の花が「気持ち悪い」「怖い」「嫌い」と批判殺到となっている理由についてチェックしてみましょう。

気持ち悪い理由①ずっと笑顔でいる

『おおかみこどもの雨と雪』の花が気持ち悪い?嫌い・怖いと言われている理由を考察1つめは、『ずっと笑顔でいる』です。花はいつでもニコニコと笑顔でいます。それが気持ち悪いとも言われているようですが、これには理由があるようでした。まず、「花」という名前は、父親が家の裏庭に咲いたコスモスをみたことで「花のように笑顔を絶やさない子に育って欲しい」という願いをこめてつけられた名前とのことです。

花はそのことを聞いてからは辛いときでも笑っていようという信念を持ち続け、ずっと笑顔でいるようですが、視聴者たちからはそんな性格が気持ち悪い・怖いという声も少なくないようでした。例えば、「おおかみおとこ」が待ち合わせに遅刻し、長時間夜遅くまで寒い外で待たされ続けたのに、笑顔で対応していました。流石に怒ってもいいシーンですが、笑顔で対応する花に対して怖いと感じてしまった方もいたようです。

気持ち悪い理由②自己犠牲

『おおかみこどもの雨と雪』の花が気持ち悪い?嫌い・怖いと言われている理由を考察2つめは、『自己犠牲』です。花は「おおかみおとこ」が亡くなった後、シングルマザーとして2人の「おおかみこども」を育てていくのですが、その姿が非人間的な自己犠牲すぎると批判殺到となっており、「怖い」「気持ち悪い」と言われているようです。

確かに子育てするにあたり、親は自己犠牲することが多かれ少なかれあるはずです。しかし、『おおかみこどもの雨と雪』・花の自己犠牲っぷりは異常なほどですし、非人間的な自己犠牲をしていてもずっと笑顔でいる…という姿に違和感を感じてしまった方は多いようでした。

気持ち悪い理由③設定に無理がある

『おおかみこどもの雨と雪』の花が気持ち悪い?嫌い・怖いと言われている理由を考察3つめは、『設定に無理がある』です。「おおかみおとこ」の死後、花はシングルマザーとして「おおかみこども」を育てるために田舎暮らしをします。

ここまでは納得できますが、田舎に移住した花は2人の「おおかみこども」を育てながら農業も行い、自給自足のような生活を目指していきます。頼れる身内や知り合いもいない田舎に移住し、子育てと農業を1人で行うという設定は無理があるという指摘もありました。

気持ち悪い理由④人生設計がなく無責任

『おおかみこどもの雨と雪』の花が気持ち悪い?嫌い・怖いと言われている理由を考察4つめは、『人生設計がなく無責任』です。花はもともと、国立大学の社会学部社会学科に奨学金を用いて進学し、アルバイトで生活費を工面する日々を送っている普通の大学生でした。しかし、在学中に「おおかみおとこ」と出会ったことで恋に落ち、子供を作りました。花も「おおかみおとこ」も互いに身寄りがありません。

また、「おおかみおとこ」との子供ですから、「おおかみこども」になることもわかった上で、花は「おおかみおとこ」を受け入れ、2人の子供を出産しました。花は奨学生である身、生活基盤がしっかりとしていない上に「おおかみおとこ」との子供となればどれだけ大変な道になるのか容易に想像できるはずです。

しかし、花はそんなことを全く考えていないようで、その場の感情で行動していると感じてしまう視聴者が続出しました。こんなに行き当たりばったりで人生設計がないとしても、結婚するだけなら花と「おおかみおとこ」2人の問題です。しかし、子供を作ってしまった以上、花にも「おおかみおとこ」にも責任は発生します。
子供を育てるということはとても大変で、お金もかかりますし、予想外のトラブルなどもあるはずです。

また、「おおかみおとこ」の子供ですから、産まれた子供たちは「おおかみこども」としての運命を誕生から背負わされることになります。産まれた子供たちがこの先どれだけ大変になるのかも考えず、子供を生む花の姿は、人生設計など全く無く、無責任すぎる毒親感溢れる姿となり、嫌いと嫌悪感を抱く方も続出しました。

Thumbおおかみこどもの雨と雪の感想・評判は?あらすじや最後の結末もネタバレ | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

おおかみこどもの雨と雪の花は毒親?批判の理由を考察

『おおかみこどもの雨と雪』の主人公である花が「嫌い」「気持ち悪い」「怖い」と感じる視聴者はかなり多いようですが、その批判理由の一つに花の毒親っぷりが関係しているようでした。『おおかみこどもの雨と雪』の花が毒親と批判されている理由は一体なぜなのでしょうか?お次は、『おおかみこどもの雨と雪』・花が毒親と批判されている理由について迫ってみましょう。

毒親とは?

そもそも『毒親』とはどのようなものか学んでみましょう。『毒親』とは、毒になる親の略で、毒と比喩されるような悪影響を子供に及ぼす親、子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念です。『毒親』に関する議論は、親の『自己愛』問題が主な共通点であり、自己愛的な親について語られることが多いようです。

花が毒親だといわれる理由

理由①子供への接し方

『おおかみこどもの雨と雪』の花は毒親?花が毒親だと批判されている理由を考察1つめは『子供への接し方』です。花が毒親と言われる理由として、2人の子供への接し方が違うことも関係しているようです。娘・雪には厳しく、息子・雨には極端に優しいようです。さらに、成長していく息子に「おおかみおとこ」の面影を追っており、息子を『永遠の恋人』と思っているような母親像が毒親過ぎて嫌いという声もありました。

理由②子育ての仕方

『おおかみこどもの雨と雪』の花は毒親?花が毒親だと批判されている理由を考察2つめは『子育ての仕方』です。いつでも笑顔でいることを信念にしている花は、子育てに対しても笑顔で見守るばかりでしつけをしていません。そんな花を見て、しつけをしない毒親だと感じる方も少なくないようでした。花の子育てについて、実際に子育てをしている主婦層からは「ありえない」「男の理想目線すぎる」などと批判されています。

Thumbおおかみこどもの雨と雪をネタバレ解説!結末と雨と雪のその後は?【細田守監督】 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

おおかみこどもの雨と雪がつまらないといわれる理由

細田守監督による長編オリジナル作品第2作として注目されていた『おおかみこどもの雨と雪』ですが、いざ作品発表されてみると「つまらない」という声も少なくなかったようです。『おおかみこどもの雨と雪』がつまらないと言われている理由は一体なぜだったのでしょうか?お次は、『おおかみこどもの雨と雪』でがつまらないと言われている理由についてチェックしてみましょう。

つまらない理由①ストーリー

『おおかみこどもの雨と雪』がつまらないと批判されている理由1つめは『ストーリー』です。『おおかみこどもの雨と雪』がつまらないと批判されている理由は、単純にストーリーがつまらないという声が圧倒的でした。主人公は花でありながら、劇中では花のモノローグなどはほとんどなく、気持ちを共感しにくい上、大きな選択をする上でもストーリーにとっての都合優先でリアルさにかけるものとなっているとの声があります。

つまらない理由②監督の理想が詰まっている

『おおかみこどもの雨と雪』がつまらないと批判されている理由2つめは『監督の理想が詰まっている』です。細田守監督が初めて自ら脚本も手がけた『おおかみこどもの雨と雪』ですが、監督の理想が詰まりすぎて不快感を感じる方もいるようでした。この『理想』というのが、非常識レベルな自己犠牲をする女性観や社会観という、『男目線の母』と感じる方は多いようで、現代女性の共感は得られない結果となってしまいました。

つまらない理由③テーマがよくわからない

『おおかみこどもの雨と雪』がつまらないと批判されている理由3つめは『テーマがよくわからない』です。Wikipediaの『おおかみこどもの雨と雪』によると、作品テーマは『親子』とのことですが、テーマがよくわからなかったという方は少なくありませんでした。

この作品では、花のシングルマザーとしての子育てや生き方を描きたかったのか、二人の恋を描きたかったのか、はたまた人間か狼かの選択を描きたかったのか、都会と田舎の対比を描きたかったのか…ごちゃごちゃしすぎて「結局伝えたかったテーマって何だったの?」と、視聴者たちが置いてけぼりな結末に「つまらない」という声が続出しました。

つまらない理由④狼男が気持ち悪い

『おおかみこどもの雨と雪』がつまらないと批判されている理由4つめは『狼男が気持ち悪い』です。花は「おおかみおとこ」と恋に落ちて二人の子供を授かりますが、「おおかみおとこ」は割と序盤の方で死んでしまい、存在感が薄いです。そのため、視聴者にとっては『単に花が子づくりだけした男』として認識されてしまい、どんな存在なのか、どんな所に花が惹かれたのか描かれておらず、気持ち悪い存在になってしまいました。

つまらない理由⑤獣の耳が気持ち悪い

『おおかみこどもの雨と雪』がつまらないと批判されている理由5つめは『獣の耳が気持ち悪い』です。オタク文化に慣れ親しんだ方からは、猫耳やウサ耳などは『ケモ耳』として「可愛い」と受け入れられているそうですが、耐性がない方たちからは「気持ち悪い」設定でしかないようです。

つまらない理由⑥絵柄

『おおかみこどもの雨と雪』がつまらないと批判されている理由6つめは『絵柄』です。『おおかみこどもの雨と雪』は背景や風景は綺麗と評判なのですが、花や「おおかみこども」たち、いわゆる登場人物には『影』がつけられてないため、背景から浮いてしまい不自然という声もありました。

Thumbおおかみこどもの雨と雪の声優一覧!黒木華など主要キャスト紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

おおかみこどもの雨と雪の花のアニメ声優

『おおかみこどもの雨と雪』にて、主人公・花のアニメ声優を務めた方は一体どのような方なのでしょうか?お次は、『おおかみこどもの雨と雪』で花のアニメ声優を務めた方のプロフィールと主な出演作品をチェックしてみましょう。

宮﨑あおいのプロフィール

  • 生年月日1985年11月30日(35歳)
  • 出生地:東京都
  • 身長:163cm
  • 血液型:O型
  • 職業:女優
  • ジャンルテレビドラマ、映画、舞台、CM
  • 活動期間1989年 -

宮﨑あおいの主な出演作品

『おおかみこどもの雨と雪』で花のアニメ声優を務めた宮﨑あおいの主な出演作品は、ドラマ『純情きらり』・『篤姫』・『あさが来た』、映画『NANA』・『ただ、君を愛してる』・『ツレがうつになりまして。』・『神様のカルテ』・『舟を編む』などが挙げられます。

おおかみこどもの雨と雪の花に関する感想や評価

「嫌い」「気持ち悪い」「怖い」と、マイナス意見が多い『おおかみこどもの雨と雪』の主人公・花。そんな『おおかみこどもの雨と雪』の花に対して世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか?最後に、『おおかみこどもの雨と雪』の花に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『おおかみこどもの雨と雪』の花に対して、「おおかみこどもの雨と雪、妊娠したあたりはなんか涙が出そうになるけど、見るたびにだんだん(何だこの無責任な男女は...)とイライラするようになりました。老いでしょうか。」とツイートしています。無計画に無責任に、2人の子供を妊娠する花と「おおかみおとこ」に対して、イライラする方は多いようで、いかに花たちが無責任な行動をしていたかがわかります。

こちらの方は『おおかみこどもの雨と雪』の花に対して、「後半だけ見ていて、母親が毒親にしか見えなかった。これ、子供のまま母親になった女が、子供の成長を邪魔しているように見える。雨と雪の子供の方が、よほどしっかりしていて大人に見えた。」とツイートしています。未熟な子供のまま母になった花が毒親すぎて、「おおかみこども」たちの方がよっぽどしっかりしているように感じる方もいたようです。

こちらの方は『おおかみこどもの雨と雪』の花に対して、「おおかみこども、花が雨に夫を重ねてるみたいな意見クソ気持ち悪い…おえ…」とツイートしています。花が息子・雨と「おおかみおとこ」を重ねている…と感じる方は多いようで、息子と夫を重ねる姿が気持ち悪いと感じる方も多いようでした。

おおかみこどもの雨と雪の花が気持ち悪いといわれる理由まとめ

『おおかみこどもの雨と雪』の花が気持ち悪いといわれる理由まとめについてはいかがでしたか?『おおかみこどもの雨と雪』・花が気持ち悪いと言われる理由は、人生設計がなくて無責任すぎるところや非常識すぎるレベルでの自己犠牲をするところ、息子と夫を重ねる毒親っぷりなどが関係しているようでした。

あまりにも気持ち悪すぎる設定や、テーマがよくわからないことからつまらないという声もあり、賛否両論ではありますが、細田守監督による長編オリジナル作品第2作として注目の『おおかみこどもの雨と雪』、気になる方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ