2021年09月03日公開
2021年09月03日更新
【おおかみこどもの雨と雪】ベッドシーンが気持ち悪い?子供に見せられないと批判殺到?
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」のベッドシーンが気持ち悪い・ひどいと言われている理由を紹介!19歳の女子大生が「おおかみおとこ」と出会って恋をする物語が描かれている「おおかみこどもの雨と雪」。そんな「おおかみこどもの雨と雪」の作品概要・あらすじや、ベッドシーンに気持ち悪い・ひどいという批判的な意見が集まっている理由をまとめていきます。その他には、主人公・花と彼の関係性なども紹介していきます。
目次
おおかみこどもの雨と雪とは?
おおかみこどもの雨と雪の概要
ベッドシーンが気持ち悪い・ひどいと言われている理由や主人公・花について知る前に、まずは「おおかみこどもの雨と雪」の基本情報を紹介していきます。おおかみこどもの雨と雪は2012年に放映されたアニメ映画で、興行収入は40億円を突破しています。監督の細田守は大学卒業後に東映に入社しており、2005年に退社してフリーのアニメーター・アニメ監督になっているようです。
おおかみこどもの雨と雪のあらすじ
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の主人公は花です。花は父子家庭で育っていましたが、高校生時代に父親を失って天涯孤独になっており、奨学金を使って国立の大学に進学しています。そのためアルバイトで生活費を工面しながら学校に通っていましたが、大学内で出会った「彼」に一目惚れしており、彼の正体は「おおかみおとこ」だと知る事になります。
おおかみこどもの雨と雪のベッドシーンは気持ち悪い?子供に見せられない?
ここからはアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」のベッドシーンが気持ち悪い・ひどいと言われている理由や、視聴者から批判の声が挙がっている理由を考察していきます。アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」は大ヒット作品ですが、批判的な考えを持っている視聴者もいるようです。
おおかみこどもの雨と雪のベッドシーンは気持ち悪い?
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の「おおかみおとこ」は名前が不明のため、作中では花は「彼」と呼んでいます。大学で出会った花と彼は恋に落ちており、花は彼の正体が「おおかみおとこ」と知って驚きましたが、すぐにそれを受け入れて子供が誕生しています。その時に人間と獣のベッドシーンが描かれたため、このシーンに対して気持ち悪い・ひどいという批判的な声が挙がっているようです。
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」に登場した「彼」の過去は不明ですが、出会ったばかりの花に対して素っ気ない態度を取っていたため、人間社会で辛い過去を経験していたという考察がなされています。そのため自分の全てを受け入れてくれた花を本当に愛していたという声が挙がっているようです。
おおかみこどもの雨と雪のベッドシーンに込めた細田守監督の真意
気持ち悪い・ひどいという批判的な声が挙がっているベッドシーンですが、監督の細田守は「2人が関係性を築くための大きな一歩になったシーン」というコメントを出しているようです。彼が人間に変身した状態でベッドシーンを描く事もできましたが、「花がおおかみおとこの彼を受け入れた」という意味を持たせるために獣の姿で描いたようです。
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」は「おおかみ」が大きなテーマの1つのため、人間と人間のベッドシーンを描くとテーマから逸れてしまいます。そのため監督の細田守は人間と獣のベッドシーンを描いていますが、子供に見せられる内容ではないという批判的な声も挙がっているようです。
おおかみこどもの雨と雪が気持ち悪い・ひどいと批判される理由
ベッドシーンが気持ち悪いと言われている理由を知った後は、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」が視聴者からひどいと言われている理由や批判の理由をまとめていきます。また主人公・花に関する情報や子供に対する接し方などもまとめていきます。
理由①花は女性の理想像?
物語途中には「彼」が命を落としているため、花は2人の子供のシングルマザーになってしまいます。そのため酷く落ち込んでしまいそうな状況に陥っていますが、花は自分の感情を押し殺して子供のために全力で生きています。そのため「女性の理想像」「母親の理想像」と言える姿が描かれていますが、あまりにも感情が薄い事が気持ち悪いという批判的な声が挙がっているようです。
花が生まれた時に父親は裏庭に咲いたコスモスを見ており、「花のように笑顔を絶やさない子に育って欲しい」という願いを込めて「花」という名前を付けたようです。また母親がいなかった事で花は1人で子供を育てる苦労を理解していたため、絶望的な状況でも笑顔を絶やさないで子供たちと接していたようです。
理由②花が雨ばかりかわいがる
花の娘である雪は活発で明るい性格をしており、悪戯を除くと手の掛からない子供でした。ですが弟の雨は生まれながらに内気な性格をしていたため、母親の花は雨を心配する事が多くなっています。そのため1人でも大丈夫な雪は構ってもらえない事が多くなっているため、花の雪に対する態度が可哀想という声が挙がっているようです。
視聴者から可哀想と言われている雪ですが、母親の花は接し方は違えども2人に対して深い愛情を抱いています。また雪は構ってくれない花に対して反抗する事はほとんどなかったため、内気な雨を気にする事は仕方がないと考えていた事が予想できます。最終的に雪と雨は別々の道を歩む事になりますが、成長した後も母親の事をとても大切にしている姿が描かれています。
頭では「姉弟に満遍なく愛情を注ぐべき」と考える事ができますが、姉よりも幼い弟に手が掛かるのは仕方がない事です。また「おおかみと人間のハーフ」である子供たちは医者に見せる事もできないため、初めての体験ばかりで花は疲れていました。そのため視聴者には「雪よりも雨が愛されている」と映ってしまったのかもしれません。
物語途中に花は田舎の大きな家に引っ越しています。この時にお転婆な雪は広大な自然で遊べる事をとても喜んでいたため、花は雪の事もしっかり考えていた事が分かります。また内気だった雨は自然と触れ合う事で明るい一面を見せるようになりました。
おおかみこどもの雨と雪の父親の死因や子供たちのその後
主人公・花の情報や作品の気持ち悪い・ひどいという批判について知った後は、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」に登場した「彼」に関する情報をまとめていきます。彼が命を落とした理由や、遺された子供たちのその後をまとめていきます。
おおかみこどもの雨と雪の父親の死因
父親の死因①寿命?
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」に登場した「彼」は水路で亡くなっています。その時には人間ではなく「おおかみ」の姿だったため、遺体は役所の人間に回収されていました。また「彼」が亡くなった理由は作中では明かされておらず、亡くなる寸前には玄関にスーパーの袋と財布が置かれていました。
前述したように「彼」は亡くなる直前にスーパーの袋と財布を置いていたため、自分の死期を悟っていたという考察がなされているようです。人間であれば大切な家族に話す事が考えられますが、本能が「おおかみ」の彼は何も言わずに姿を消したという説が浮上しているようです。
父親の死因②ハンターの狙撃?
街中に「おおかみ」が出ると騒ぎになるため、ハンターに狙撃されて命を落としたという説が浮上していますが、彼に目立った外傷はありませんでした。また花は「産後すぐの母に滋養のあるものを食べさせたかったのかもしれません」と語っており、命を落とした彼の周りには「鳥の羽」が落ちていたため、花のために狩りをしていたという考察がなされているようです。
父親の死因③事故?
彼は水路で亡くなっていたため、何らかの事故に巻き込まれて命を落とした可能性があります。前述したように花のために狩りをしていた可能性があるため、「おおかみ」に変身していた時に事故に巻き込まれ、水路に落ちて亡くなったという考察がなされているようです。なんにせよ「彼の死」は突然だったため、花は酷いショックを受けていました。
子供たちのその後
雨のその後
幼い頃は内気な性格をしていた雨ですが、生態系に興味を持った事で山に入っており、そこでアカギツネの「先生」と出会っています。また雪は「人間として誇りを持って生きる事」を望んでいたため、反対の考えを持つ雨は雪と喧嘩しています。そのため2人は幼い頃の性格が逆転しており、雨は「おおかみ」として生きる事を決めています。
作中では酷い大雨が降っており、足が悪い先生と生態系が気になった雨は山に入っています。また突然いなくなった雨を探すために花も山に入っており、熊と遭遇した後に足を滑らせて滑落しています。そのためしばらく気を失っていましたが、「おおかみ」に姿を変えた雨が花を助け、「おおかみとして生きる事」を告げて花と別れています。
雪のその後
雪は「完全に人間として生きる事」を決めていたため、雨が去った後も花と暮らしています。小学校を卒業した後には中学校の寮に入る事が決まっており、中学校ではバドミントンや募金活動を行っている写真が撮られていました。1人になった花は自宅でのんびりと暮らしており、「彼」の遺影に「焼き鳥」を供えている所で物語は完結しています。
おおかみこどもの雨と雪のアニメ声優一覧
彼が命を落とした理由や作品が気持ち悪い・ひどいという批判について知った後は、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」でキャラクターの声を演じている声優を紹介していきます。
花役/宮崎あおい
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」で花を演じたのは女優の宮崎あおいです。宮崎あおいは東京都出身で、1989年から芸能活動を行っている人物です。幼少期に子役でキャリアをスタートさせており、1997年頃から本格的な女優活動を開始しています。プライベートでは2017年に岡田准一との結婚を発表しており、女優の「栗山千明」や「松本まりか」と親交があるようです。
宮崎あおいは「バケモノの子」「魔法遣いに大切なこと」「カラフル」などのアニメでキャラクターの声を演じています。ブレイクのきっかけは2005年に放映された映画「NANA-ナナ-」で、2008年には「大河ドラマ/篤姫」の主人公に抜擢されています。またドラマで大型トラックの運転手を演じているため、実際に「大型自動車免許」を取得したようです。
彼役/大沢たかお
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」で彼を演じたのは俳優の大沢たかおです。大沢たかおは東京都出身で、1987年から芸能活動を行っている人物です。大学時代にスカウトされてデビューしており、これまでに「皇帝ペンギン」「レイトン教授と悪魔の箱」などの作品でキャラクターの声を演じています。
雪役/黒木華
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」で雪を演じたのは女優の黒木華です。黒木華は大阪府出身で、2010年から芸能活動を行っている人物です。学生時代は演劇部の名門で主役を演じており、卒業後は芸術系の大学に進学しているようです。そんな経歴を持つ黒木華はこれまでに「花とアリス殺人事件」「未来のミライ」などの作品でもキャラクターの声を演じています。
雨役/西井幸人
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」で雨を演じたのは俳優の西井幸人です。西井幸人は埼玉県出身で、2009年から芸能活動を行っている人物です。小学生時代に見たバラエティー番組のロケが芸能界に興味を抱いたきっかけで、これまでに「ティーンコート」「ポールダンシングボーイ☆ず」などのドラマ・映画に出演しています。
藤井草平役/平岡拓真
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」で藤井草平を演じたのは俳優の平岡拓真です。平岡拓真は香川県出身で、2008年から2017年まで芸能活動を行っていました。引退する前には「戦慄迷宮3D」「時をかける少女」などのドラマ・映画に出演していました。
おおかみこどもの雨と雪のベッドシーンに関する感想や評価
彼が命を落とした理由やキャラクターの声優を知った後は、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」に関する感想を紹介していきます。批判的な声が挙がっている本作ですが、逆の意見を挙げている視聴者も多いようです。本記事で紹介したベッドシーンに関する感想などもまとめていきます。
感想:ベッドシーンが賛否両論
おおかみこどもの雨と雪
— ぎゅい (@gyui_rock) July 2, 2021
最初のベッドシーンが気持ち悪いっていつも言われるてるけど
あれはあの描写だから意味があると思うのだよ。
気持ち悪い・ひどいという批判的な声が挙がっているベッドシーンですが、ベッドシーンには「花がおおかみおとこの彼を受け入れた」という意味があったため、逆に考えさせられるシーンだったという感想も挙がっているようです。また過激な描写はありませんが、子供と見るのは厳しいという感想が挙がっているようです。
感想:彼の過去が知りたい
作中で「彼」としか呼ばれない、おおかみこどもの雨と雪のお父さん(狼男)、リアルに好みのメンズなので、もっと知りたい…設定とか…
— 糸合イ士 (@QC_handmaiden) August 27, 2020
花と結婚した「彼」は子供が生まれて命を落としたため、作中では過去などはまったく描かれていません。そのため「彼」が歩んできた過去を知りたいという感想や、生きて子供たちを見守って欲しかったという感想が挙がっているようです。
感想:家族の絆と想いが泣ける
おおかみこどもの雨と雪久々に見たけどマジで泣けるな…プライム最高か…
— よな。 (@nayo_buyona) August 29, 2021
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」では「母親の戦い」「子供の巣立ち」が描かれています。前述したように「雨」は「おおかみ」として生きる事を決めたため、別れのシーンが泣けるという感想が挙がっているようです。また成長した子供たちの物語を見たいという感想も挙がっているようです。
おおかみこどもの雨と雪のベッドシーンまとめ
本記事ではアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」のベッドシーンが気持ち悪い・ひどいと言われている理由を考察していきましたがいかがだったでしょうか?一部の視聴者からは気持ち悪い・ひどいという声が挙がっているようですが、全てのシーンには意味があるため、深い内容に感動したという声も挙がっているようです。そんな本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。