鬼門街KARMA（鬼門街カルマ）のあらすじネタバレ！最終回の結末・ラスボスも予想

漫画「鬼門街カルマ」は、母親を殺された鬼憑きの主人公の奮闘を描いたバトルアクション「鬼門街」の続編にあたります。以下では、漫画「鬼門街KARMA（鬼門街カルマ）」の1～4巻のあらすじネタバレ、登場人物のネタバレ、鬼門街カルマの完結・最終回やラスボス予想、作品の感想などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

永田晃一先生の漫画「鬼門街KARMA（鬼門街カルマ）」は、2019年から少年画報社の漫画雑誌「ヤングキング」にて連載されているバトルアクションで、単行本は2021年9月時点で計7巻が刊行されています。

漫画「鬼門街KARMA（鬼門街カルマ）」は、前作「鬼門街」の最終回のその後を描いた作品で、前作は鬼門街の第一部にあたります。そして、第二部にあたる鬼門街カルマでは、「カルマ」と呼ばれる鬼憑き同士の戦いを描いたストーリーで、トーナメント戦に挑む主人公の奮闘や、人道に送られた鬼たちの謎に迫ります。

以下では、謎の陰陽師によって鬼憑き同士の戦いに参戦することになった、主人公・川嶋マサトの奮闘や新たな鬼憑きの登場が注目される、「鬼門街カルマ」の漫画あらすじネタバレを紹介します。

母親殺しの犯人と遭遇したあの日以来、川嶋マサトは、入院する父親を見舞いながら、街で悪事を働く鬼狩りにいそしんでいました。そんなある日、マサトは、鬼憑きではない単体の鬼・煩鬼と遭遇します。煩鬼は、マサトと豪鬼の鬼狩りは、地獄道で禁止されている行為であり、賞金首をかけられた豪鬼を地獄へ連れ戻しに来ました。

しかし、豪鬼の圧倒的な強さに押された煩鬼は、「とてつもないカルマが2人に降りかかる」と意味深なセリフを残して、地獄へ戻っていきました。後日、公園のベンチに座るマサトへ、素顔を隠した謎の男が襲撃、彼の首元に注射を打ち、どこかへ連れ去っていきます。

謎の男の襲撃から3日後に目を覚ましたマサトは、公園のベンチで目を覚まし、手には身に覚えのない携帯を握りしめていました。翌日、例の携帯からマサト宛に非通知の電話がなり、2時間後にある動画が送られてきます。その内容は、あるゲームへの参加を拒否した男の悲惨な末路が映し出され、もし、ゲームの参加を拒否すれば、マサトも動画の男のような最期になるという警告でした。

そして、マサトの頭には、動画の男と同様に起爆装置が付けられ、マサトに拒否権はありませんでした。ゲームとは、謎の男こと陰陽師主催の鬼憑き同士の戦い・カルマであり、電話で呼び出しを受けたマサトは、大会の会場へ向かいます。その先には、若いサラリーマン風の男性がおり、相手を油断していたマサトは、凍鬼の能力で低体温症をおこしてしまいます。

凍鬼との戦いで窮地に陥ったマサトでしたが、駆けつけたワタルに助け出され、事なきを得ます。そして、凍鬼へ反撃を繰り出し、カルマ・一回戦はマサトの勝利に終わります。その頃、アパートの一室から鬼の気配を察した和久井と鬼憑きのタクシー運転手が、部屋にこもるフードの鬼憑きと対峙していました。

身の危険を感じたタクシー運転手がその場を立ち去った頃、和久井は、ナイフを持ったフード男との戦いに挑むも、実力の差が大きく和久井は窮地に陥ります。その時、和久井を心配したタクシー運転手がアパートへ引き返し、光鬼の能力でフード男の視力を奪おうと試みます。しかし、フードで目元を隠していた男に効き目はなく、反撃に遭います。

そこへ、和久井と取引した鬼・吸鬼が姿を現し、フード男に噛みつき、一気に吸い上げることを指示します。吸鬼の能力で戦闘不能に陥ったフード男は、重傷を負ったタクシー運転手の手で倒され、地獄へと引きずり込まれていきました。カルマ・2回戦に突入したマサトは、生徒を殺害した元高校教師とのバトルに挑むも、その直前に謎の陰陽師から試合の中止を言い渡されます。

実は、鬼憑きの元教師は、指名手配を受けており、元教師の周囲を警察が囲みます。しかし、元教師は警察を振り払って逃亡し、マサトも彼の後を追いかけます。

以下では、マサトと母親殺しの犯人との直接対決や、謎の陰陽師の正体が注目される、「鬼門街カルマ」の完結・最終回やラスボスをあらすじネタバレを交えながら予想しました。

漫画「鬼門街カルマ」のラスボスと言えば、マサトと因縁の深い母親殺しの犯人が有力視されています。その青年は、鬼門街の漫画・15巻のラストで登場した青年で、勝臣に瀕死の傷を与えた人物でもあります。同時に、青年の母親は、18年に起きた勝臣のヤクザ引退を巡る抗争の流れ弾で死亡した犠牲者であり、母親殺害の動機は、勝臣に対する復讐でもありました。

「鬼門街カルマ」のラスボス候補である犯人の鬼の属性や強さは、いまだ明かされていませんが、マサトにとって重要人物でもあるため、2人の戦いは最終回・結末にて行われると予想されます。そして、最終決戦では、マサトが勝利する王道パターンが有力視されていますが、カルマ＝因果応報から、ハッピーエンドとは言い難い結末も考えられるでしょう。

「鬼門街カルマ」で新たに登場した謎の陰陽師は、自らを「神々の使い」と名乗り、鬼憑き同士の戦い・カルマの主催者です。その正体は、いまだ謎に包まれていますが、カルマを名付けた大会を始めた目的など、今後の動向が注目されています。

以下では、主人公・川嶋マサトと彼に深く関わる、漫画「鬼門街カルマ（鬼門街KARMA）の登場キャラ一覧をネタバレ紹介します。

漫画「鬼門街」の主人公で、ラーメンの食べ歩きが趣味の高校2年生です。チンピラ2人組から暴行を受け、瀕死状態に陥ったことをきっかけに豪鬼と契約を結び、母親を殺害した犯人の行方を探します。「鬼門街カルマ」では、謎の陰陽師と遭遇したことで、カルマと呼ばれる鬼憑き同士の戦いに参加する羽目になりました。

マサトの相棒で、超人的な力・動体視力・回復力を持つ鬼です。地獄道では、鬼神と呼ばれる上位の鬼で、地獄の番人をしていたが、マサトの鬼狩りに協力し、悪事を働く鬼を強制的に地獄へ送り返していたことが問題視されています。

マサトの通う高校の先輩で、校内では番長的存在として恐れられています。恩人のホームレスを殺害され、自身も理不尽な暴行を受け、瀕死に陥ったところを荘鬼に取引を持ちかけられ、鬼憑きとなりました。属性はヒーリングで、漫画「鬼門街カルマ」への再登場が期待されています。

マサトの父親で、職業はトラック運転手、漫画・鬼門街の最終回で妻を殺害した犯人と遭遇し瀕死状態に陥り、続編・KARMAでは入院生活を余儀なくされました。かつては、鬼勝の異名で恐れられたヤクザでしたが、結婚を機に裏社会から足を洗い、現在に至ります。

勝臣のヤクザ時代の元舎弟で、本名・桐山ワタル、勝臣の引退に伴い、裏社会から身を引きました。勝臣の引退を巡る抗争にて、流れ弾に当たり瀕死に陥った際、聴鬼と契約を交わして鬼憑きとなり、以降は、情報屋として川嶋親子に協力しています。また、「鬼門街カルマ」にも登場し、マサトの窮地を救いました。

以下では、漫画「鬼門街カルマ（鬼門街KARMA）」に関する感想や評価を、作品のあらすじネタバレを交えながら紹介します。

作者が経験した痛ましい事件から構想が生まれた漫画「鬼門街」は、時には目を背けたくなるような凄惨な事件・描写が多いことで知られ、続編・鬼門街カルマでは、過激な描写が多くなったと評されています。しかし、所々でギャグ要素を加えたシーンも書かれ、シリアス過ぎない世界観が面白いとの感想も見られます。

凄惨なシーンや過激な描写の多さから、好みが分かれやすいと言われる「鬼門街」ですが、読み手を引き込む奥深い世界観がコアなファンを虜にし、続編・鬼門街カルマの人気も高まっています。鬼門街カルマでは、鬼憑き同士のバトルをメインとするストーリーで、対戦相手の素性や鬼の能力など予測不能な展開が読み手を惹きつけ、最新巻の刊行を待ちわびる声も見られます。

「鬼門街」は、マンガアプリの試し読みも展開されており、それらをきっかけに「鬼門街」に夢中になるファンが増えています。主人公・川嶋マサトと相棒・豪鬼とのやり取りや、敵対する鬼憑きとのバトルや、新たな鬼の登場、「鬼門街カルマ」では、謎の陰陽師や母親殺しの犯人との決戦など、先の読めない展開も面白いとの感想も寄せられています。

漫画「鬼門街KARMA（鬼門街カルマ）」のあらすじネタバレ、登場キャラ一覧のネタバレ、最終回結末とラスボス予想、作品に関する感想などをあらすじネタバレを交えながら紹介しました。前作・鬼門街の最終回のその後を描いた「鬼門街カルマ」は、謎の陰陽師が開催する大会・カルマに出場するマサトの奮闘や、素顔が判明した母親殺しの犯人との最終決戦に期待が高まっています。