2021年09月03日公開
2021年09月03日更新
【バケモノの子】二郎丸は兄・一郎彦に憧れる猪のバケモノ!九太との関係や声優は?
二郎丸とはアニメ映画バケモノの子に登場するキャラクターの1人です。アニメ映画バケモノの子に登場する二郎丸は兄の一郎彦に強い憧れを持っている猪王山のかわいい子供です。作中で二郎丸は当初、人間の九太に強い嫌悪感を抱いていました。しかし二郎丸は九太と対決し、彼と親友関係を結ぶことになりました。本記事ではそんなアニメ映画バケモノの子に登場するかわいい二郎丸について兄・一郎彦との関係や声優、セリフなどをまとめてご紹介していきます。
目次
バケモノの子の二郎丸は兄・一郎彦に憧れる猪のバケモノ
バケモノの子の作品情報
アニメ映画バケモノの子の作中で一郎彦を兄に持つかわいい二郎丸。一郎彦を兄に持つ二郎丸とは渋天街に住む猪王山のかわいい子供です。猪王山の子供であるかわいい二郎丸は当初偏見で九太をいじめていたものの、とある対決で彼を認め、最終的に九太と親友関係を築き上げました。本記事ではそんなアニメ映画バケモノの子に登場するかわいい二郎丸について兄・一郎彦との関係や声優、作中の名セリフなどをご紹介していきます。
バケモノの子の概要
ではかわいい二郎丸の兄・一郎彦との関係や声優、名セリフなどをご紹介する前に、二郎丸が登場するアニメ映画バケモノの子の作品情報とストーリーのあらすじについて簡単にご紹介していきます。かわいい二郎丸が登場するバケモノの子とは「サマーウォーズ」や「おおかみこどもの雨と雪」などで知られる細田守のアニメ映画さくひんです。細田守が監督を務めるアニメ映画バケモノの子は2015年の7月11日に全国で公開されました。
アニメ映画バケモノの子は「渋天街」というバケモノの世界を舞台に、親子の絆を描いた作品となっています。アニメ映画バケモノの子は恋愛要素を省き、仲間との絆や成長をテーマにした王道的作品です。この王道的な要素が高い人気を博し、アニメ映画バケモノの子は58.5億円の興行収入を記録しています。また「ゴールデングロス賞日本映画部門」の銀賞や「日本映画批評家大賞」のアニメ部門作品賞といった映画賞も受賞しています。
バケモノの子のあらすじ
アニメ映画バケモノの子の世界は人間の他に「バケモノ」と呼ばれる生き物が存在していました。バケモノは人間と交わろうとせず、「渋天街」という世界で人知れず生活を送っていました。そんな世界である日、1人の少年がバケモノの世界に迷いこんでしまいます。その少年は熊徹というバケモノの弟子となり、「九太」と名付けられます。そして九太と熊徹の出会いにより、アニメ映画バケモノの子のストーリーは始まることになるのでした。
二郎丸のプロフィール
本記事で兄・一郎彦との関係や声優、名セリフなどをご紹介する二郎丸とはアニメ映画バケモノの子に登場するキャラクターの1人です。アニメ映画バケモノの子に登場する二郎丸は渋天街に住むバケモノの1人であり、猪を擬人化したかわいい容姿と繋がった太い眉毛が特徴となっています。後述で詳しくご紹介するのですがかわいい二郎丸は次期宗師候補の一流バケモノ・猪王山の次男であり、正体が人間の一郎彦を兄に持っています。
二郎丸はいつも明るい非常に天真爛漫な性格をしており、父の猪王山と兄の一郎彦に強い憧れを持って生活を送っています。しかし二郎丸は古くからのバケモノの価値観を信じているため、人間に対して一種の差別ととれる偏見を持っています。そのため二郎丸はアニメ映画バケモノの子の最初、主人公の九太をいじめていました。しかし二郎丸は一郎彦の説教と九太との戦いで価値観を改め、九太と親友のような親しい関係を築き上げました。
二郎丸の父は猪王山
上述でご紹介した通り、アニメ映画バケモノの子に登場するかわいい二郎丸は猪王山の次男にあたるキャラクターです。かわいい二郎丸の父親である猪王山とは猪の姿をした巨大なバケモノであり、黄金色の鬣と鋭い牙が特徴となっています。猪王山は慈悲深い性格と心優しい性格を兼ね備えており、渋天街の人格者と評されています。猪王山は普段「見廻組」という警察活動をしており、性格も相まって渋天街の住人達に強く信頼されてます。
住民達から大いに信頼されている猪王山は渋天街を治める長「宗師」の次期候補者であり、強い影響力から次期宗師の最有力候補者とされています。しかし猪王山は古代から伝わる「闇」という人間の内側の存在を恐れており、一線を引いて人間と関係を持とうとしていません。そんな猪王山に次男の二郎丸は憧れており、自らの理想としています。一方猪王山は二郎丸を愛しているものの、多忙な毎日が理由であまり二郎丸と過ごせていません。
二郎丸の兄は一郎彦
上述で少しご紹介しましたが、かわいい二郎丸には一郎彦という兄がいます。かわいい二郎丸の兄である一郎彦とは上述の猪王山の長男であり、頭に被った豚の顔の帽子と非常にかっこいい容姿が特徴となっています。一郎彦は猪王山の長男とあって文武両方に秀でており、優れたリーダーシップも持っています。そのため二郎丸は兄の一郎彦に強い憧れを抱いています。しかし兄の一郎彦の正体は猪王山の子供ではなく、人間です。
実は元々一郎彦は捨て子でした。捨て子だった一郎彦は猪王山に拾われ、「一郎彦」という名前を貰って彼の子供となりました。その後一郎彦は二郎丸に強く尊敬されるほどの立派な少年に成長します。しかし一郎彦は人間であるため、父の猪王山のように牙や立派な鼻が生えず、マフラーで素顔を隠すようになりました。そして一郎彦は成長しない容姿がコンプレックスに変わって九太を忌み嫌うようになり、魂が闇へと落ちてしまいます。
バケモノの子の二郎丸と九太の関係は?魅力を紹介
かっこいい魅力①外見
ではここからはアニメ映画バケモノの子に登場するかわいい二郎丸の魅力や九太との関係についてご紹介していきます。まずご紹介する二郎丸の魅力はそのかわいい外見です。上述でご紹介した通り二郎丸は非常にかわいい小熊の外見をしたキャラクターです。またかわいい外見に加え、二郎丸は純粋無垢で天真爛漫な性格をしています。このかわいい外見と性格から二郎丸はアニメ映画バケモノの子ファンに非常に高い人気を博しています。
かっこいい魅力②素直
出典: https://frequ.jp
かわいい二郎丸はアニメ映画バケモノの子で初登場した際、古い価値観から人間の九太をいじめる嫌なキャラクターでした。実は二郎丸は猪王山に甘やかされて育ったため、何でも信じてしまう純粋無垢な少年に成長してしまいました。そのため二郎丸は古い価値観に影響され、九太をいじめてしまったのです。しかし二郎丸は九太と対決して敗れ、持っていた古い価値観を改めました。この素直な性格は二郎丸の大きな魅力といえるでしょう。
かっこいい魅力③食いしん坊
かわいい容姿と純粋無垢な性格を兼ね備えた魅力溢れる二郎丸。そんなかわいい二郎丸にはある趣味があります。その趣味とは食べることです。アニメ映画バケモノの子に登場する二郎丸は食べることが大好きであり、食べ物に一切目がありません。そのためアニメ映画バケモノの子の作中で二郎丸は頻繁に食べ物を食べる姿を見せています。この食いしん坊な姿はアニメ映画バケモノの子に登場する二郎丸のかわいい魅力の1つとなってます。
かっこいい魅力④好青年に成長する
アニメ映画バケモノの子で初登場したばかりのかわいい二郎丸はまだまだ子供であり、本質が見えない純粋無垢な性格をしていました。また目立つような特技も持っていませんでした。しかしアニメ映画バケモノの子のストーリーが進むにつれてかわいい二郎丸は穏やかな好青年に成長していきます。最終的に成長した二郎丸は自分の意思で物事を決めて誰にも優しくする好青年となり、父親と同じく周囲から尊敬されるようになりました。
かっこいい魅力⑤九太との関係
かわいい二郎丸はアニメ映画バケモノの子の作中で当初、古い価値観から人間に対して強い偏見を持っていました。そのため二郎丸は友人達と共に、バケモノの世界にやってきた主人公の九太をいじめてしまいます。この九太へのいじめを二郎丸は尊敬する兄の一郎彦に優しさのためにある力を違う方法で使うなと注意されてしまいます。しかし二郎丸は兄の一郎彦の注意を受けても人間に対して偏見を持ち、九太を忌み嫌い続けました。
その中で二郎丸は忌み嫌う九太と対決することになります。この時九太は師匠の熊徹から修行を受け、その見た目から想像出来ないほどの武術の使い手となっていました。そのため二郎丸は武芸を磨いた九太に敗れてしまいます。この敗北で二郎丸は強い九太に魅了され、それまで持っていた人間への偏見を改めます。その後二郎丸は九太に対し、心を開け始めます。そして親交を深めた二郎丸と九太は最終的に親友同士の関係となりました。
バケモノの子の二郎丸の声優キャスト
二郎丸の声優①大野百花
ではここからはアニメ映画バケモノの子に登場するかわいい二郎丸の声優についてご紹介していきます。アニメ映画バケモノの子に登場するかわいい二郎丸の声優は幼少期と青年期で2人います。まずアニメ映画バケモノの子で幼少期の二郎丸を演じた声優は日本の女性声優である大野百花です。二郎丸の幼少期を演じた大野百花とは2001年8月19日に東京都で生まれた声優であり、2017年までアミューズに所属しながら活動していました。
元々大野百花は幼稚園児の時に芸能界へ入り、子役としてデビューしました。子役として活動していた大野百花は2009年にドラマ「赤鼻のセンセイ」で初レギュラーを担当し、2010年の映画「きな子~見習い警察犬の物語~」で「第34回アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞して一躍注目を集めました。その後大野百花は2012年のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」で声優デビューしたものの、2017年頃から芸能界での活動を行っていません。
二郎丸の声優②山口勝平
アニメ映画バケモノの子でかわいい二郎丸の青年期を演じた声優は日本の男性声優である山口勝平です。青年期の二郎丸を演じた山口勝平とは1965年の5月23日に福岡県で生まれた男性声優であり、2021年8月現在芸能事務所の悟空の代表を務めながら俳優としても活動しています。元々山口勝平は劇団21世紀FOXで舞台俳優として芸能界活動を始め、1988年にアニメ「どんどんドメルとロン」で船員A役を担当して声優デビューしました。
1988年に声優デビューを飾った山口勝平は1989年にアニメ「らんま1/2」で主人公の早乙女乱馬を演じて一躍注目を集めました。その後山口勝平は1996年のアニメ「名探偵コナン」で工藤新一を演じ、声優としてブレイクすることになりました。そんな山口勝平は2021年8月現在までにアニメ「犬夜叉シリーズ」の犬夜叉役やアニメ「ONE PIECEシリーズ」のウソップ役、アニメ「DEATH NOTEシリーズ」のL役などを担当しています。
バケモノの子の二郎丸のかわいい・かっこいい名言や名セリフ集
二郎丸の名言①「どっちになっても…」
「どっちになっても、オイラたちは友達だ」
ではここからはアニメ映画バケモノの子に登場するかわいい二郎丸の名セリフについてご紹介していきます。まずご紹介する二郎丸の名セリフは九太に発したセリフです。アニメ映画バケモノの子の作中で熊徹が猪王山と決闘を行うことになります。その決闘の前日、九太は自身の師匠と友達の父親の戦いに頭を抱えてしまいます。この時二郎丸は上記の名セリフを悩む九太に発し、彼を勇気づけました。
二郎丸の名言②「オイラにとっちゃ…」
「オイラにとっちゃ、兄ちゃんは兄ちゃんだ」
2つ目にご紹介するかわいい二郎丸の名セリフは兄の一郎彦に発したセリフです。アニメ映画バケモノの子の作中で二郎丸の兄・一郎彦は闇に飲まれ、念動力で九太の師匠・熊徹を刺してしまいます。この時二郎丸は上記の名セリフを発し、闇に飲まれた一郎彦を受け入れようとしました。当初二郎丸は人間に対して偏見を持っていました。なので上記の名セリフは二郎丸の成長がよく分かるセリフといっていいでしょう。
バケモノの子の二郎丸に関する感想や評価
バケモノの子の、二郎丸いいなー! かわいい☆ pic.twitter.com/t2osVddGf1
— モンブラン (@bosso_dayz) July 22, 2016
ではここからはアニメ映画バケモノの子に登場するかわいい二郎丸の感想についてご紹介していきます。まずアニメ映画バケモノの子に登場する二郎丸の感想で一番多く寄せられていたのは二郎丸がかわいいといった感想です。本記事でご紹介した通り、二郎丸は元気溢れる性格とマスコットキャラクターのようなかわいい容姿を兼ね備えています。このかわいい容姿と性格から二郎丸は非常に高い人気を博しています。
二郎丸と九太が握手して笑ってるシーンむっちゃ好き、別れるとき名残惜しかっただろうな🥲
— 桜桃🎧 (@atashimangostin) July 9, 2021
勝負に負けた時に、強いやつ好きなんだ、家に来いよって言えるのはほんと良いやつ🤝
あと初めのパフェのフルーツどれ取るか迷うシーンも好き、あれはもう良い友達になれる予兆だったかもしれんw#バケモノの子
アニメ映画バケモノの子に登場する二郎丸に関する感想では九太を認めるシーンが好きといった感想も多く寄せられていました。当初二郎丸は偏見で九太をいじめていました。しかし二郎丸は対決に敗れ、強い九太を認めます。そして二郎丸は九太と握手をし、親友同士となりました。この二郎丸と九太が親友になるシーンはアニメ映画バケモノの子の名場面の1つとなっています。
今更「バケモノの子」観ているのだけど、蓮が人間界とバケモノ界を行き来しているうちに二郎丸がめちゃくちゃ好青年になっていてびっくりだ。
— はる (@ea_y81gs) November 28, 2017
アニメ映画バケモノの子に登場する二郎丸に関する感想では成長した姿に注目する感想も多く見受けられました。登場した当初の二郎丸は純粋無垢な少年であり、あまり強い意思を持っていませんでした。しかし二郎丸は自分の意思で決めて差別をしない立派な好青年に成長します。この成長した二郎丸の姿はアニメ映画バケモノの子のファンを驚かせました。
バケモノの子の二郎丸まとめ
本記事ではアニメ映画バケモノの子に登場するかわいい二郎丸について兄・一郎彦との関係や声優、名セリフなどをご紹介しました。確かにかわいい二郎丸はアニメ映画バケモノの子のサブキャラクターです。しかし二郎丸は戦いを通して九太と親友関係を築き上げた非常に重要なキャラクターとなっています。なのでかわいい二郎丸はアニメ映画バケモノの子において、必要不可欠なキャラクターといっていいでしょう。