【バケモノの子】一郎彦はイケメンだけど闇がある?正体・その後や声優情報まとめ

映画「バケモノの子」に登場する一郎彦というキャラクターが、とても人気が高く第2のヒロインであるとも言われています。今回はそんな一郎彦というキャラクターについて、担当している声優や一郎彦の正体、更には映画本編では観る事のできなかった一郎彦のその後についても詳しくご紹介します。イケメンな一郎彦というキャラクターの人気の秘密は、一郎彦の抱えている深い闇にありました。

【バケモノの子】一郎彦はイケメンだけど闇がある?正体・その後や声優情報まとめのイメージ

目次

  1. 一郎彦が登場するバケモノの子とは?
  2. 一郎彦はイケメン?
  3. 一郎彦の正体や闇とは?
  4. 一郎彦のその後とは?
  5. 一郎彦の声優は?
  6. 一郎彦は女の子みたい?
  7. 一郎彦に関する感想や評価は?
  8. 一郎彦の正体は闇の深いイケメンだった!

一郎彦が登場するバケモノの子とは?

一郎彦というキャラクターが登場する「バケモノの子」という作品はご存じでしょうか?闇のあるイケメンだと話題の一郎彦ですが、今回はそんなバケモノの子に登場する一郎彦というキャラクターについて、担当している声優や気になる正体、一郎彦のその後についてなどを徹底的にご紹介します。まだバケモノの子を観た事がないという人でも、きっと一郎彦というキャラクターの魅力に夢中になってしまう筈です。

バケモノの子の映画情報

バケモノの子は2015年7月11日に劇場公開されたアニメ映画作品で、人間の住む世界とバケモノの住む世界が存在する世界を舞台に、一人の少年とバケモノとの交流を描いた作品となっています。人間界の「渋谷」に住む少年は、ある日バケモノ界の「渋天街」に住むバケモノの熊徹と出会います。本来交わる事のない二つの世界で、大きな事件が起こっていく事となります。

バケモノの子の映画監督

名前:細田守
生年月日:1967年9月19日(現在51歳)
出身:富山県中荒川郡上市町
職業:アニメーション監督、演出家
代表作:「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」

バケモノの子の予告動画

バケモノの子の予告編動画を観てみると、熊徹と九太と呼ばれる少年との出会いの様子がわかります。孤独だった少年とバケモノがどの様に交流を深めていくのか、不可思議な親子の絆が見どころとなっている映画です。そんなバケモノの子には、一郎彦というイケメンなキャラクターも登場します。

一郎彦はイケメン?

バケモノの子の主人公は九太という少年ですが、作中に登場する一郎彦というキャラクターがイケメンだと話題になっています。続いては一郎彦とはどの様なキャラクターなのか、まだバケモノの子を観た事がないという人にもわかりやすくご紹介します。

かわいい帽子のイケメン

バケモノの子に登場するキャラクターの中でもイケメンだと人気の高い一郎彦ですが、猪の帽子を被っているのが特徴のキャラクターです。イケメンでありながら可愛らしい帽子を被っているとあり、そのギャップにノックアウトされた女性も多かった様です。これがいわゆるギャップ萌えというものを持つイケメンなのかもしれません。

幼少期もイケメンかわいい

一郎彦は幼少期の姿も登場する場面があります。幼い頃からもそのビジュアルは既にイケメンの片鱗を見せており、しかしまだ幼さがある為に可愛さも兼ね備えた少年です。猪の帽子の可愛さもあり、相乗効果で更に可愛いイケメンに仕上がっています。

ゲス顔もするイケメン

一郎彦は間違いなくイケメンなキャラクターですが、その顔の良さをキープするばかりでなく、時にはゲスな顔を見せてくれる事もあるのが一郎彦というキャラクターです。しかしゲスな顔をしていてもイケメンさは隠し切れない為、ゲス顔にすらもときめいてしまった女性も多かったかもしれません。

悪役もこなしたイケメン

一郎彦は自らの抱える闇を暴走させた事で、街を大きく混乱させる事となりました。単なるイケメンであるばかりか悪役までもこなしてしまう一郎彦というキャラクターの魅力は、これによってますます深まったと言っても過言ではないのかもしれません。イケメンは何をしてもイケメンなのです。

一郎彦の正体や闇とは?

続いては魅力たっぷりのイケメンキャラクターである一郎彦について、気になるその正体や一郎彦が抱えているという闇についてもご紹介します。単なるイケメンなキャラクターというのはどこにでもいるものですが、一郎彦の人気は何故そこまで高いものになったのか、それは一郎彦というキャラクターの持つ様々な要素にある様です。これまで一郎彦には興味が無かったという人も、一郎彦の魅力に気付くかもしれません。

正体:猪王山に拾われた赤ちゃん

一郎彦は猪王山(いおうぜん)というバケモノに拾われた子どもでした。主人公の九太と同じ様にバケモノに育てられた人間の子どもであり、実の親に捨てられたという経緯を持っています。まだ赤ん坊だった一郎彦をそのまま置き去りにしてしまえば生きていく事ができないと悟った猪王山は、自らが父親となり一郎彦を育てる決意をしたのです。一郎彦は親に捨てられたという悲しい過去を持ったキャラクターでした。

正体:成長後は正体を隠す

成長していくにつれて、一郎彦は自らの正体が父親と同じバケモノではなく人間である事に気付いていました。バケモノ界では人間という存在は蔑まれる存在である為に、自らの正体が人間である事を隠す目的で一郎彦は帽子を使い、自分の鼻と口を隠して生活していました。これは猪の顔をしたバケモノである父親の様に、鼻が伸びず牙も生えない自分の顔を見られない様にする為でした。

正体:兄弟同然の次郎丸

一郎彦には、義理の弟である次郎丸という兄弟がいました。次郎丸は父親同様に猪顔をしたバケモノであり、天真爛漫で食いしん坊な性格をしています。他のバケモノ達と同様に次郎丸もまた人間に偏見を持っており、一郎彦の正体が人間であるとは知らずに人間を嫌っています。

正体:父親の存在は誇りだった

父親である猪王山はバケモノ界の住人達が認める強さを持っており、主宰する武術館では多くの弟子も持っている存在です。品格もあり優しい父親である猪王山を、一郎彦は理想の父親であり尊敬の対象としていました。将来は父親の様になりたいという憧れも抱いており、一郎彦にとって最も身近な目標であったのが父親の猪王山でした。その純粋な憧れは、幼い一郎彦が自らを父親と同じバケモノであると考えていた為です。

正体:父親の嘘と孤独感

猪王山は人間である一郎彦の正体について、周囲にはもちろん次郎丸や一郎彦自身にも事実を話す事をしていませんでした。あくまでも自分の息子であるとして育て続け、一郎彦自身が自らの正体に疑問を持ち問いかけてくる度に、自分の息子なのだと言い聞かせていました。同じく成長していく弟の次郎丸は、自分とは違い容姿もどんどん父親に似ていく事も、一郎彦の孤独感を強めていく要因の一つとなっていきました。

正体:自分は何者か苦悩

自らの正体に疑問を持つ一郎彦は、次第に闇を抱えていく様になります。父親の様に伸びない鼻や、努力しても近付く事のできない父親の姿に、一郎彦は自分が父親の期待に応える事ができていないものと思い込んでしまいます。成長した一郎彦は念動力という能力を身に着ける事に成功しますが、これはバケモノとしての能力ではなく一郎彦の抱える闇が力の源になっていたのでした。

正体:試合後に闇を解放

一郎彦の父親の猪王山は、熊徹と試合を行う事になりました。しかし猪王山が負けてしまうと、試合の後に一郎彦は念動力を使い、猪王山の剣を動かし熊徹の体を貫いたのです。自分の力を使い猪王山の件で熊徹を倒したので、一郎彦は猪王山の勝利であると高笑いをします。そんな一郎彦は遂に自らの抱えていた闇に呑まれてしまう事となり、渋谷の街を巻き込んで大きく暴走を始めます。

正体:奇妙なクジラに変身

闇を解放した一郎彦は、巨大なクジラの姿へと変身を遂げて渋谷の街を暴走し始めました。マッコウクジラに猪の牙が生えた奇妙な姿ですが、これは一郎彦の抱えていた「父親とは違う」というコンプレックスが反映された姿だったのです。猪顔のバケモノである父親に憧れながら何故クジラなのか、それは一郎彦が図書館で初めて手にした本が白鯨の物語であった事から来ているのではないかと考えられています。

正体:九太の情けに屈辱の思い

試合の後に一郎彦が暴走をしてしまったのは、九太のかけた情けも関係していると考えられます。尊敬し憧れていた父親である猪王山が熊徹に負けただけでなく、その後押しとなったのが九太の一喝だったのです。それを見て闇を暴走させた一郎彦ですが、熊徹を刺した剣は次に九太の力によって一郎彦へと向けられました。しかし寸前で九太は我に返り、一郎彦が刺される事はありませんでした。それは一郎彦の明らかな敗北だったのです。

正体:九太が原因で闇堕ち?

元々自分はバケモノではないと勘付いていた一郎彦ですが、九太の存在が更に闇堕ちを加速させる原因となりました。猪王山は多忙な身であり、息子達にはあまり構う時間を取る事ができていませんでした。それに対して熊徹と九太は常に共に稽古に励んでいる上に、九太はバケモノ界でも人間である事を隠さずに生活をしています。一郎彦は父親にすらも正体を隠され続けて生活しており、まるで真逆の扱いをされていました。

更に他のバケモノと同様に人間に対して偏見を持っていた弟の次郎丸ですらも、九太が人間である事を知った上で人間への考え方が変わり、親友として接する様になっていきました。これまで自分の正体について誰にも相談する事ができなかった一郎彦は、たった一人で闇を抱え続けて生活をしていた為に、そんな九太の姿を見て闇が膨れ上がってしまったものと考えられます。

一郎彦のその後とは?

抱えきれなくなった闇を暴走させてしまう事となった一郎彦ですが、闇を暴走させたその後はどうなってしまったのかも気になる人は多い筈です。続いては一郎彦のその後の姿についてもご紹介します。孤独であった一郎彦は、その後どの様に生活をしているのでしょうか?

その後:九太に救われた一郎彦

二つの世界を巻き込み危機をもたらした一郎彦を止める為に、意識を取り戻し神へと転生する特権を得た熊徹は、燃える剣となって九太の元へ現れます。その剣を使い一郎彦と対峙した九太は、炎の剣で一郎彦を暴走させていた闇を粉砕し一郎彦を救う事に成功したのです。

その後:意識を取り戻したラスト

気絶していた一郎彦が目を覚ますと、一郎彦に付きっきりで看病をしていたと思われる家族の姿がありました。試合を終えたその後の記憶が残っていない一郎彦は、手首に赤い紐が巻き付けられている事に気が付きました。それは九太が以前にお守りとして楓に結んでもらっていたもので、気絶した一郎彦にこっそり結んでいたのです。次に追い込まれる事があった際には、それを見て思い出してほしいという想いが込められていました。

その後:バケモノ界で暮らす

映画では一郎彦のその後の姿は描かれていませんが、バケモノの子の小説版では一郎彦達のその後の姿も描かれていました。闇を宿した一郎彦は、本来であればバケモノ界で暮らす事はできません。しかし話し合いの結果、一郎彦の犯した罪は許される事となり、一郎彦はこれまで通りバケモノ界で暮らしていく事となったのです。

その後:種族は異なれど絆は固い

異なる種族への偏見もあり、人間という存在に良い印象を持っていなかったバケモノ達も多い世界ですが、猪王山は確かに一郎彦を自分の息子と思って育てていました。それは闇を暴走させた後でも変わる事はなく、二人が親子であるという事実は揺らぎませんでした。人間である事が知られてしまったからと拒絶したり追い出す事はせず、家族の絆は固いものである事が証明されたのです。

その後:父と息子の再スタート

一郎彦をバケモノの子として偽り育て続けてきた猪王山は、自身の行いを反省して涙を流し、改めて人間である一郎彦を自分の息子として立派に育て上げる事を誓いました。これまでは偽りの父と息子の関係であった二人ですが、これからはバケモノの父親と人間の息子として、種族の異なる親子としての生活をスタートさせていく事となります。

一郎彦の声優は?

闇を抱えるイケメンである一郎彦ですが、その魅力を更に深めてくれたのは、一郎彦の声優を担当した二人の存在も大きかった筈です。続いてはバケモノの子で幼少期と成長後の一郎彦の声優を演じたお二人のプロフィールについてもご紹介します。

一郎彦の声優:宮野真守

生年月日:1983年6月8日(現在35歳)
出身:埼玉県大宮市
身長:182cm
職業:声優、俳優、歌手、ナレーター
出演作品:「DEATH NOTE」「機動戦士ガンダム00」「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」「ホワイト・ファング」

一郎彦(幼年期)の声優:黒木華

生年月日:1990年3月14日(現在29歳)
出身:大阪府高槻市
身長:164cm
職業:女優
出演作品:「舟を編む」「母と暮らせば」「リーガルハイ」「西郷どん」

一郎彦は女の子みたい?

性格や生い立ちから担当する声優まで、どれを取っても魅力満載のキャラクターである事がわかる一郎彦ですが、実は一郎彦は女の子なのではないかとの噂も浮上している様です。確かにイケメンでありながら見た目が中性的という事もあり、イケメンな女性であったと言われても違和感の無い一郎彦ですが、果たしてその性別は男女どちらなのでしょうか?

中性的な見た目で女性説も

一郎彦は細身でとても中性的な見た目をしており、猪の帽子を被っていない時などは女性に見える事もあるキャラクターです。幼少期の声優を務めていたのが女優の黒木華さんだという事もあり、絶対に女の子だと考えながら観ていたファンもいる様です。息子であるとして育てられてきた一郎彦ですが、種族だけでなく性別すらも偽られている可能性があってもおかしくないと考える人もいるのかもしれません。

一郎彦は2番目のヒロイン?

更に一郎彦には、第2のヒロイン説までもが浮上しています。主人公である九太と同じ境遇でありながらまるで正反対の生活を送る一郎彦は、もしも性別が女性であれば闇堕ちから救うシーンでは、九太が抱き締めて救ってあげる事もできるとの意見もありました。同じ境遇で理解し合える部分も多く、確かに女性であればヒロインとして九太といずれ結ばれる可能性もあったのかもしれません。しかし一郎彦の性別は男性なのだそうです。

一郎彦に関する感想や評価は?

イケメンで闇深いキャラクターとして人気の高い一郎彦ですが、実際にバケモノの子を鑑賞した人の、一郎彦に対する感想も気になるのではないでしょうか?続いては一郎彦というキャラクターについて、鑑賞した人はどの様な評価をしているのか、気になる感想を少しだけご紹介します。

バケモノの子を鑑賞し終えた直後の感想としては、やはり一郎彦がヒロインの様だったと感じた人も多かった様です。正式なヒロインは別にいる筈のバケモノの子という作品ですが、そういった感想が多く出てきてしまうほど、やはり一郎彦のヒロイン力は高いものであった様です。

一郎彦というキャラクター自身の魅力はもちろん、担当した声優の宮野さんの演技がとても良かったという評価も多かった様です。ご自身もイケメン声優として評価の高い宮野さんですが、イケメンがイケメンを演じるとその魅力は更に深みを増していくものなのかもしれません。

物語の主人公である九太もイケメンではありますが、正統派の主人公よりもやはり闇を抱えて生きている一郎彦の方が好みであるといった声も多かった様です。好みは人それぞれですが、やはり一郎彦というキャラクターの魅力が刺さったというファンは少なくなかったという事なのかもしれません。

一郎彦の正体は闇の深いイケメンだった!

バケモノの子に登場する一郎彦というキャラクターについて、その正体や担当している声優、更に映画では語られなかった一郎彦のその後などについてもご紹介しましたが、一郎彦をよく知らなかったという人でも興味を持つ事ができたのではないでしょうか?もちろん一郎彦以外にも魅力的なキャラクターは多数登場していますが、一郎彦の人気が高い理由を理解する事ができた筈です。

バケモノの子は映画しか鑑賞した事が無かったという人は、この機会に小説版のバケモノの子にも手を出してみてはいかがでしょうか?映像で観るだけでは気付く事のできなかった部分もあるかもしれませんし、一郎彦ファンであればより細かい部分まで楽しむ事ができる筈です。

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