【おおかみこどもの雨と雪】毛野の声優は上白石萌音！登場シーンやセリフは？

『おおかみこどもの雨と雪』は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』といった人気アニメーション映画作品を手掛けた細田守（ほそだまもる）監督が2012年に公開したアニメーション映画。物語は狼男に出会った女子大学生の花が、彼との間に2人の子供を授かる物語。狼男の血を引く息子と娘は、彼と同じく狼に変身できる体質に産まれてきました。

そんな子どもたちが人間として生きていくのか、それとも狼として生きていくのかを母親目線で描いたドラマが描かれています。こちらの記事でご紹介するキャラクターの毛野（けの）は、女優・歌手としても活躍している上白石萌音（かみしらいしもね）さんが声優を演じたキャラクターとなっています。「毛野って誰？」と気になった人は、こちらの記事でプロフィールやセリフ・登場シーンをチェックしてみてください。

上白石萌音さんが声優として演じたキャラクター・毛野が登場するおおかみこどもの雨と雪。おおかみこどもの雨と雪は細田守監督が2012年に公開した現代ファンタジー作品です。アニメーション制作は細田守監督の作品『バケモノの子』『未来のミライ』なども手がけたアニメ制作会社『スタジオ地図』が担当しています。

おおかみこどもの雨と雪のキャラクターデザインには『ふしぎの海のナディア』や『新世紀エヴァンゲリオン』のキャラクターデザインを担当し、細田守監督作品のキャラクターデザインも多く手掛けている貞本義行（さだもとよしゆき）さんを起用しています。

また物語の脚本においても、細田守監督のアニメ作品を多く手がけている脚本家・奥寺佐渡子（おくでらさとこ）さんが担当しました。キャラクターの声優には、主人公の花役を宮崎あおい（みやざきあおい）さん、雨と雪の父親役には大沢たかお（おおさわたかお）さんといった俳優業をメインに活動されている人物が起用されています。

また、おおかみこどもの雨と雪は映画だけではなく漫画版も登場しており、KADOKAWAが発行する漫画雑誌『ヤングエース』に掲載されました。同じくKADOKAWAが発行している雑誌『コンプティーク』には、おおかみこどもの雨と雪のスピンオフ4コマ漫画が掲載されています。

女子大生の花はある日一人の青年と出会います。彼と仲良くなり"自分は狼男の末裔だ"と彼に秘密を打ち明けられた花。驚きつつも、その事実を受け入れた花は彼との間に男の子と女の子の子どもを授かりました。父と同じく狼に変身する能力がある子どもたちを都会でのびのび育てるのは難しいと感じた花は、自然豊かな田舎に移り住み2人を育てることを決意するのでした。

上白石萌音さんが声優を務めた雪のクラスメイトのキャラクター毛野（けの）。おおかみこどもの雨と雪の中で毛野という名前で呼ばれているこのキャラクターですが、おおかみこどもの雨と雪を見た人でも「誰？」と言われ、認知度が低いようです。そんな「誰？」と言われることが多い毛野。彼女はおおかみこどもの雨と雪のメインキャラクター雪の同級生の1人です。

おおかみこどもの雨と雪の物語の中でも毛野の登場シーンやセリフは数えるほどしかなく、名前が呼ばれることも滅多にないため、「誰？」と言われることが多いようです。毛野には次のような見た目の特徴があるので、どのキャラクターが毛野か分からないという場合には次の見た目を参考に探してみてください。

• 女の子
• 茶髪
• 肩までの長さの髪
• 耳は髪に隠れている

名前を出されても「誰？」と言われることが多い、おおかみこどもの雨と雪に登場する雪のクラスメイトの女の子・毛野。視聴者に「誰？」と言われることが多いキャラクターの毛野ですが、声を担当したのは現在女優・歌手として人気の上白石萌音さんです。こちらの項目では毛野の声優を勤めた上白石萌音さんのプロフィールと出演作品をご紹介します。

• 誕生日：1998年1月27日
• 血液型：AB型
• 身長：152センチ
• 出身地：鹿児島県
• 事務所：東宝芸能

「誰？」と言われることの多いおおかみこどもの雨と雪のキャラクター・毛野を演じた上白石萌音（かみしらいしもね）さん。普段は主に女優・歌手として活躍しています。女優活動は2011年に制作されたホームメイド家族のプロモーションビデオ『スターとライン』が初出演作となっています。また、ドラマ初出演作品はnhk大河ドラマの『江〜姫たちの戦国〜』。

翌年にはミュージカル『王様と私』にも出演し、次々と活躍の幅を広げました。そんな上白石萌音さんは2011年に開催された『東宝「シンデレラ」オーディション』で審査員特別賞を受賞し芸能界入りを果たしたという経歴を持っています。学生時代から女優として活躍していたため、中学性時代は仕事があるたびに地元鹿児島から東京まで移動していました。

その後、高校進学とともに東京に上京。東京に移り住んだ後はさらに活躍の場を広げ、『第38回日本アカデミー賞新人俳優賞』『第19回日本インターネット映画大賞日本映画部門ニューフェイスブレイク賞・ベストインパクト賞』『全国映連賞女優賞』といった栄えある賞をいくつも獲得しています。

おおかみこどもの雨と雪では「誰？」と言われることが多いキャラクター・毛野を演じた上白石萌音さんですが、その後アニメ映画『君の名は。』の主人公・宮水三葉役に抜擢されたり、劇場版『映画妖怪ウォッチシャドウサイド鬼王の復活』の主人公の天野ナツメといった主役キャラの声優としても起用されています。

上白石萌音は普段は女優として様々な実写作品のキャストとして活動しており、映画では『ちはやふる-結び-』の大江奏役、『羊と鋼の森』の佐倉和音役、『舞妓はレディ』の西郷春子（小春）役などを演じています。また舞台作品でも主役キャラをいくつも演じており、『奇跡の人』のヘレン・ケラー役、『赤毛のアン』のアン・シャーリー役も経験しています。

おおかみこどもの雨と雪は有名なアニメーション映画の1つですが、上白石萌音さんが演じたキャラクター・毛野については「誰？」と言われることも多く、その知名度は高くありません。その理由はセリフも登場シーンも少ない脇役キャラクターということが原因です。

毛野のセリフ・登場シーンは数えるほどしかありませんが、雪が人間の子供達と戯れているシーンに登場することが多く、雪が人間として生きていきたいと思った理由を作ったうちの一人でもあります。毛野が登場したシーンとしては『入学した雪が自分のクラスにいるシーン』『かけっこをしているシーン』『草平が怪我をし、雪が教室に戻ってくるシーン』などがあります。

雪の周りにいるクラスメイトの1人として登場するため、セリフも少なく、クラスの女子と和気あいあいとしているシーンでのセリフがほとんど。毛野が喋っていると分かるシーンは「文子ちゃんうまーい！」と言うセリフを喋っているシーン程度となっています。

おおかみこどもの雨と雪の中で雪の友達として登場した毛野。おおかみこどもの雨と雪の物語の中ではっきりとした自己紹介がなかったため、クラスの友人ということはわかっていても「誰？」という疑問を持つ視聴者も多いキャラです。

他にも毛野のように脇役キャラとして登場した雪の友人が3人います。その雪の友人というのは『信乃』『文子』『荘子』。中でも信乃は雪が引っ越してきて初めてできた友達で、中学生になっても付き合いがある親友として描かれています。

おおかみこどもの雨と雪の物語の中で名前を呼ばれることが少なかったことから「誰？」と言われることの多いキャラクター・毛野。そんな脇役キャラの毛野ですが、彼女の名前に由来があり、元になったキャラクターがいるとファンに考察されています。その名前の由来というのは里見八犬伝に登場するメインキャラクター・犬坂毛野。

里見八犬伝のキャラクターの名前が由来だと明言されている理由は、他の友人3人の名前も里見八犬伝のキャラクターにもじられていることです。毛野の他にも雪の親友・信乃が『犬塚信乃』、文子が『犬田小文吾』、荘子が『犬川荘助』と、里見八犬伝に登場するキャラクターに由来した名前が付けられています。そのため、雪の友達の名前は里見八犬伝から付けられていると考えて間違いないようです。

おおかみこどもの雨と雪に登場する雪のクラスメイトの1人信乃。そんな信乃の声優を務めたのは現在女優としても活躍している小林里乃（こばやしりの）さんです。細田守監督の作品では、おおかみこどもの雨と雪の他にバケモノの子に出演しています。

テレビドラマでは『温泉若おかみの殺人推理22』『京都南署鑑識ファイル6』『ヒトリシズカ』の登場人物の幼少期の役を演じたり、テレビドラマ版『ホリック〜xxxHOLiC〜』で会田沙織というキャラクターも演じています。『聖母・聖美物語』で演じた柳沢ひかりは、兄を思いやる妹役として人気となりました。

おおかみこどもの雨と雪に登場した雪の友人・文子の声を演じたのは荒川ちか（あらかわちか）さんです。おおかみこどもの雨と雪以外のアニメ作品では『ヤクザガール』の百合子役、『夏ノ日、君ノ声』の高代舞子役として出演しています。

荒川ちかさんは女優やファッションモデルとしても活躍しており、テレビドラマでは井上真央さんがヒロインを演じるNHKドラマ『おひさま』に出演し、ヒロインの幼少期の友人役などを演じています。モデル活動ではティーンズ向けファッション誌『ピチレモン』の専属モデルとして活躍しました。

おおかみこどもの雨と雪に登場する毛野の友人・荘子の声優を務めたのは"はるかぜちゃん"の愛称で有名な春名風花（はるなふうか）さんです。春名風花さんは幼い頃から子役タレントとして活動しており、主に声優・舞台女優として様々な作品に出演されています。

声優業では『おまかせ！みらくるキャット団』の赤川ぽこ美、『戦姫ストライク』のルア、コニア、ルナティコなどの声を演じ、女優としては『キコ/qui-co.』『DULL-COLOREDPOP』といった舞台企画などに多く出演しています。春名風花さんはSNSでも知名度があり、Twitterやアメーバブログでの情報発信が話題となっています。

おおかみこどもの雨と雪では雪の友人・毛野を演じた上白石萌音さん。毛野役でのセリフは短いものばかりで、キャラクター単独でのセリフもほとんどありませんでした。しかし、おおかみこどもの雨と雪が公開された4年後には大ヒット作『君の名は。』で主人公の三葉役に抜擢されました。現在声優業だけではなく女優としても活動されている上白石萌音さん。今後さらに活躍の場が広がることを期待しているファンも多いようです。

毛野をはじめとして『信乃』など、雪の友達の名前に聞き覚えがある視聴者も多かったようです。その名前は、長年親しまれ伝えられてきた物語『里見八犬伝』の登場人物の名前が由来となっていました。こちらの記事でご紹介した友人キャラクター以外にも、里見八犬伝の珠の意味をもじったキャラクター名も複数確認されています。

今や人気女優の一人となった上白石萌音さん。おおかみこどもの雨と雪のキャラクター声優として登場していると聞き、どのキャラクターなのか検索するファンの姿も見られています。しかし上白石萌音さんが演じた毛野は僅かなセリフしかない脇役キャラクター。雪の友人キャラクターは複数いたため、どのキャラクターが上白石萌音さんの演じた毛野なのかわからないといった声も多いようです。

以上、おおかみこどもの雨と雪に登場するキャラクター『毛野』と、その声優を務めた『上白石萌音』さんについてご紹介してきました。毛野は雪の友人の女の子で、肩につくくらいの髪の長さをした茶髪の女の子です。おおかみこどもの雨と雪の物語に度々登場しますが、クラスメイトの一人という立ち位置のため、特に目立ったセリフやシーンは登場しませんでした。

毛野の声を演じた声優は人気女優の上白石萌音さんで、おおかみこどもの雨と雪以外にも『君の名は。』の主人公のひとりである三葉の声優も演じています。現在様々なドラマで主演を務めるほどの人気を見せている上白石萌音さん。彼女の初々しい演技も見てみたいという人は、おおかみこどもの雨と雪を鑑賞してみてはいかがでしょうか？