【ダーウィンズゲーム】アニメ最終回（第11話）をネタバレ！結末や感想は？

『ダーウィンズゲーム』とは、超能力者同士の殺し合いゲームを題材にした漫画家・FLIPFLOPsによるサスペンス漫画です。2020年1月4日からはTOKYO MXにてテレビアニメが放送され、2021年5月時点で累計発行部数が650万部を突破する人気作となりました。

当記事で紹介する『ダーウィンズゲーム』のアニメ最終回(11話)は、原作1巻-8巻までの内容となっています。鎖使いの少女シュカと行動を共にする主人公カナメは、ダーウィンズゲームで定期的に開催されるイベントに初参加することになりました。アニメ最終回(11話)は、カナメの初参加となったイベント「宝探しゲーム」がきっかけとなって展開されています。

『ダーウィンズゲーム』のアニメ最終回(第11話)は「宝探しゲーム」に参加していた、渋谷周辺を拠点にする半グレ犯罪クラン「エイス」の王(ワン)に逆恨みされたことがきっかけとなって始まります。主に11話では、王が率いるエイスとカナメが率いるサンセットレーベンズとの戦いが描かれていました。それではここから、『ダーウィンズゲーム』のアニメ最終回(第11話)をネタバレしていきます。

最終回(第11話)が始まる前は、カナメたちサンセットレーベンズのメンバーが、王に人質に取られたシノヅカの救出作戦を練っていた状況でした。そして11話はカナメがシノヅカを救出するために、王がいる倉庫に乗り込んだところから始まります。しかしその時には既にシノヅカは殺害されていました。無残な姿になった友の姿を見て嘆き悲しむカナメに対し、「全てお前のせいだ」と追い打ちをかける王。

その後も自分のせいで死んでしまったと嘆くカナメでしたが、そんなカナメにも変化が起きます。次の瞬間にはカナメに銃口を向けていたシンジにヘッドショットを決めたのです。その後、カナメはリュージと共にエイスを殲滅していくのですが、別人のような強さを発揮し、相手を一撃で倒していました。

カナメが覚醒しエイスのメンバーを相手に戦っていた頃、エイスのリーダーである王はシュカとバトルを繰り広げていました。シュカと王は互いに挑発し合っていましたが、シュカがカナメとのノロケ話をし始めた瞬間に、王が攻撃したことで展開が大きく動き出します。攻撃したと同時に王の足が切断されていたからです。

なぜ切断されたのか？全くその理由が分からない王と余裕の表情を浮かべるシュカ。そこで王は奥の手を使ってシュカの背後を取りますが、今度は腕を切断されてしまいました。そこでようやく、頭上から滴ってきた自分の血を見たことががきっかけで、王は自分の周囲にワイヤーが張り巡らされていたことに気付きます。

自分の手足が切断されたことに気付いた王は、ワイヤーなんかで人間の体を切断できるはずがないと言い放ちます。そこでシュカは自分のシギル「荊棘の女王(クイーンオブソーン)」の能力をネタバレしました。

シュカ曰く、あらゆる紐状の構造体を操る能力を持つシギル「荊棘の女王」は、鎖やワイヤーをただ振り回すだけでなく微細な振動を与えることもできるとのことでした。つまり、シュカはワイヤーに振動を与えることで「電動系ノコギリ」にしていたということです。

10ｍの射程範囲内で空間転移ができるシギル「虚空の王(ベルゼブブ)」を持つ王は、その能力を使うことでなんとかワイヤーから逃れようと考えを巡らせますが、10ｍの射程範囲しか転移できない一方で、どこにワイヤーが設置されているのか分からない状況であるということから絶体絶命であることを悟りました。しかし王は死にたくない一心でシギルを使ったことで、倉庫外の上空へと転移することに成功します。

シュカから逃げ切ったと安堵する王でしたが、今度はカナメとリュージに見つかってしまいました。シュカとの戦いで完全に戦意を喪失していた王はすぐさま降参を宣言。今回の戦いの結果、1800ポイントがエイスからカナメのクランへと移るはずでしたが、その時にカナメが「全部奪わせてもらった」と意味深な言葉を放ちます。

カナメは勝負開始時に好きなだけポイントを賭けることで、相手にも同じだけ賭けさせるという特権「勝者総取り(ハイローラー)」を発動させていたのです。これは渋谷の宝さがしゲームで、ゲームマスターと交渉したことで得たカナメだけの特権でした。カナメは特権「勝者総取り(ハイローラー)」を使って、エイスのポイントを全て奪っていたのです…

カナメにポイントを全て奪われたエイスは、ポイント全損によりゲームオーバー(死亡)となります。王は消滅する瞬間、レイン言っていた「壺中の王」についての話を思い出していました。壺中の王とは、1つの壺の中に100匹の毒虫を入れ、殺し合わせた結果生き残った最後の1匹が「壺毒」であり、王であるということです。王は死ぬ間際にカナメこそがその「壺毒」であり、孤独に死んでいくことを予測しました。

エイスが壊滅した後は、渋谷で活動するカナメたちサンセットレーベンズの様子が描かれています。これまでの渋谷は王が率いる半グレ組織「エイス」の支配下にありました。しかしエイスが壊滅したことにより、さまざまなクランが、今度は自分たちの拠点にしようと渋谷を訪れることになります。

そこでサンセットレーベンズは渋谷を縄張りにすることを宣言し、さらに「Dゲーム禁止」のルールを定めました。破ったものは容赦なく鉄槌を下していくカナメたち。一方、渋谷を訪れたプレイヤーたちはサンセットレーベンズの力に太刀打ちできずにいました。丁度その頃、ゲームマスターと電話していたオボロという人物は、カナメを「特別観察対象」に認定すると言われます…

『ダーウィンズゲーム』のアニメ1期は、2020年3月21日に最終回(第11話)を迎えました。では、『ダーウィンズゲーム』のアニメ2期制作の可能性はあるのでしょうか？ここからは、『ダーウィンズゲーム』のアニメ2期が制作される可能性を「原作ストック」「円盤売上」「アニメ制作会社のNexusの状況」「未回収の伏線」「後半のストーリー」と5つの観点から考察していきます。

初めに「原作ストック」から2期制作の可能性を見ていきます。原作ストックが2期制作に影響する理由は、原作の続きが無ければ物理的にアニメが制作できないからです。2021年8月時点で、『ダーウィンズゲーム』の原作漫画は23巻までが刊行されており、また現在も連載が続いています。

そしてアニメ1期の最終回(第11話)までに原作漫画の8巻までが使用されているため、残りストックは15巻分となります。1クール分以上は原作ストックがあるため、原作ストックの観点からみればアニメ2期の制作に支障はないと言えるでしょう。

続いては「円盤売上」から2期制作の可能性を見ていきます。2期制作の可能性を考察する上で重要な要素となっているのが円盤売上で、続編が制作される円盤売上の基準は平均5,000枚です。この基準はアニメ制作会社が黒字化する可能性が高い枚数を示しています。

そして『ダーウィンズゲーム』の円盤売上は、2020年4月上旬頃に734枚と更新されていました。この情報以降は更新されていませんが、売上速度から見ると5000枚を突破する勢いでないため、円盤売上の観点からは2期制作の可能性は低いと言えるでしょう。

続いては「アニメ制作会社のNexusの状況」から2期制作の可能性を見ていきます。当然、2期を制作する場合は制作会社が制作を受けなければアニメを作ることができません。

そして、『ダーウィンズゲーム』のアニメ1期を制作したNexusは『落第騎士の英雄譚』を手掛けている制作会社となっています。しかしまだまだ小さい会社で制作実績が少ないようなので、Nexusが続編制作を受ける可能性が高いと言えるでしょう。

続いては「未回収の伏線」から2期制作の可能性を見ていきます。アニメ1期では未回収の伏線らしきものが存在していました。その伏線というのが「渋谷の12人狩り」「雪蘭との共闘」の2つです。渋谷の12人狩りについては1話と2話で触れられていた程度で、最終回(第11話)を迎えても犯人が確定していません。ダンジョウから疑われていた雪蘭は質問に対して肯定も否定もしておらず、なにやら意味ありげな様子でした。

そのため、1期で何も進展していなければ2期で進展すると考えられます。次に雪蘭との共闘です。雪蘭は日本ランキング1位の実力者ですが、そんな彼女はアニメ1期でカナメが率いるクラン「サンセットレーベンズ」に加入しています。しかし1期では共闘することはありませんでした。こちらの伏線についても2期で共闘する形で回収されるはずです。

続いては「後半のストーリー」から2期制作の可能性を見ていきます。第1期の最終回(第11話)のネタバレあらすじで簡単に触れていますが、カナメたちサンセットレーベンズのメンバーがエイスのメンバーと対決した後、オボロという人物がゲームマスターと電話をしていました。

その電話ではカナメを「特別観察対象」にするといった内容が話されているのですが、これは明らかに2期で何かあるというフラグです。またゲームマスターはダーウィンズゲームを始めた張本人とされている超重要人物であるため、もし2期の制作が予定されていなければそんな人物が出るはずがありません。

ここからは『ダーウィンズゲーム』のタイトルの意味について考察していきます。『ダーウィンズゲーム』と聞くと、とある人物の理論が思い浮かぶ方はいるかもしれません。

タイトルに含まれている「ダーウィン」と言えば、「進化論」を提唱したことで知られるイギリスの科学者チャールズ・ダーウィン。ダーウィンの進化論は、人間が変化する前のホモ・サピエンスが食料にありついて生き延び、子孫を残せたという自然淘汰の結果「進化」を意味しています。

では『ダーウィンズゲーム』の自然淘汰の意味とはどのようなものなのでしょうか？物語は主人公カナメがアプリ「ダーウィンズゲーム」の存在を知り、アプリを開いた時にヘビに噛みつかれる形で「シギル」を授かったところから始まっています。これをダーウィンの「進化論」に当てはめると、『ダーウィンズゲーム』の序盤で起きた事象は進化ではなく、「変化」と考えられるでしょう。

数多くの変異体が自然や社会に適合して生き残った、つまり自然淘汰された状態がダーウィンズの進化論でいうところの変化で、この進化を数十年、または数百年単位をかけていきます。『ダーウィンズゲーム』では、その過程にかかる時間をエンカウントバトルすることで強制的に短縮していました。

これまで『ダーウィンズゲーム』の最終回(第11話)のあらすじをネタバレし、2期制作の可能性やタイトルの意味を考察してきました。では最後にアニメに登場したキャラの声を担当したアニメ声優を一覧形式で紹介するので是非最後までご覧ください。

『ダーウィンズゲーム』に登場するカナメ役を担当したアニメ声優は、声優事務所「ゆーりんプロ」で声優として活動する小林裕介(こばやし ゆうすけ)です。小林裕介は2013年に放送されたテレビアニメ『とある科学の超電磁砲S』の小佐古俊一役で声優デビューを果たしていました。2017年には第11回声優アワードで新人男優賞を受賞しています。

『ダーウィンズゲーム』に登場するシュカ役を担当したアニメ声優は、声優事務所「81プロデュース」で声優、歌手として活動する上田麗奈(うえだ れいな)です。上田麗奈は81アクターズスタジオに在籍中に『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』で声優デビューを果たしています。また、2016年にはランティスよりアーティストデビューしていました。

『ダーウィンズゲーム』に登場するレイン役を担当したアニメ声優は、声優事務所「アクロスエンタテインメント」で声優として活動する大森日雅(おおもり にちか)です。大森日雅は2014年からアニメやゲームを中心に活動しています。日曜日の朝に放送されていたテレビアニメがきっかけで声優業を志したとのことでした。

『ダーウィンズゲーム』に登場するリュージ役を担当したアニメ声優は、声優事務所「ヴィムス」で声優として活動する八代拓(やしろ たく)です。八代拓は『銀の匙 Silver Spoon』で声優デビューを果たしています。声優に興味を持ったのは、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』がきっかけとなっているようです。

『ダーウィンズゲーム』に登場するスイ役を担当したアニメ声優は、声優事務所「m&i」で声優として活動する花守ゆみり(はなもり ゆみり)です。花守ゆみりは『あいうら』で声優デビューを果たしています。2016年に公開された劇場アニメ『ガラスの花と壊す世界』で初主演を務め、さらに『ガラスの花と壊す世界』チームとしてレッドカーペットを歩いています。

『ダーウィンズゲーム』に登場するハマダ役を担当したアニメ声優は、声優事務所「アーツビジョン」で声優として活動する広瀬裕也(ひろせ ゆうや)です。広瀬裕也は『帰宅部活動記録』の安藤路往人役で声優デビューを果たしています。2018年にはアニメ『SSSS.GRIDMAN』の響裕太役で初主演を果たしていました。

『ダーウィンズゲーム』に登場するキョウダ役を担当したアニメ声優は、声優事務所「大沢事務所」で声優として活動する小林千晃(こばやし ちあき)です。小林千晃は『Just Because!』で声優デビューを果たしています。2021年には第15回声優アワードにて新人男優賞を受賞を受賞していました。

『ダーウィンズゲーム』に登場するシノヅカ役を担当したアニメ声優は、声優事務所「青二プロダクション」で声優、タレントとして活動する落合福嗣(おちあい ふくし)です。落合福嗣は『それが声優!』で声優デビューを果たしています。2019年には第13回声優アワードで新人男優賞を受賞しており、それまでに実績や評価を積み上げたことをきっかけにタレントとしての顔出し出演や俳優業への進出など活動の幅を広げているようです。

『ダーウィンズゲーム』に登場する役を担当したアニメ声優は、声優事務所「青二プロダクション」で声優、ナレーターとして活動する竹本英史(たけもと えいじ)です。竹本英史は『ドラゴンリーグ』のテコドント役で声優デビューを果たしています。現在の事務所に所属する前は、劇団フリーアトム、ネルケプランニング、ラブライブに所属していました。

こちらでは『ダーウィンズゲーム』の最終回(11話)に関する感想や評価があがっています。感想では「王さんは個人的に好きだった」と言われているのですが、王の圧倒的な実力で独走するような所が好きだったということでしょうか？確かに感想の通りド悪党ですが、カリスマ性の高いキャラでもありました。

こちらでは『ダーウィンズゲーム』の最終回(11話)の王に関する感想や評価があがっています。感想と共に王の画像が投稿されているのですが、恐怖で涙している王の表情が印象的です。常に余裕を保ってる王のような人物はなかなか恐怖に震える姿が見れないため、かなり貴重なシーンだと言えるでしょう。

こちらでは『ダーウィンズゲーム』の最終回(11話)に登場したシュカに関する感想や評価があがっています。感想ではシュカの戦闘シーンと、全身黒揃えのサンセットレーベンズのメンバーがかっこいいと言われているようです。特にシュカが戦うシーンに注目されているようなので、興味を持たれた方は王とシュカの戦いに焦点を当ててみてください。

こちらでは『ダーウィンズゲーム』の最終回(11話)に登場したシュカに関する感想や評価があがっています。この方はシュカのことを可愛いと感じたようです。またアニメ2期の制作も期待されているため、作品とキャラ設定が高く評価されているのが分かります。

『ダーウィンズゲーム』のアニメ最終回（第11話）を結末までネタバレし、アニメ2期制作の可能性や感想をまとめてきましたがいかがでしたか？アニメ最終回(第11話)のあらすじネタバレでは、シノヅカを失ったことにより遂に覚醒したカナメの姿がありました。

エイスのメンバーを躊躇なく一撃で倒す腕前を披露し、今後どのように活躍していくのかと期待させてくれる展開となっています。今回はあらすじネタバレだけでなく『ダーウィンズゲーム』のアニメ2期制作の可能性や感想についても紹介しているので、興味を持たれた方は2期制作についての情報をチェックしてみてはいかがでしょうか？