【キングダム】翡翠は読み切りに登場するお姫様！信に助けられて一目惚れ？

漫画キングダムの読み切り｢覇道列紀｣で初登場した翡翠。漫画キングダムの読み切り｢覇道列紀｣に登場する翡翠とは景城の前城主の娘にあたるお姫様のキャラクターであり、作中内で主人公の信に好意を抱いています。では翡翠が描かれたのはいったい何巻なのでしょうか?また再登場の可能性はあるのでしょうか?本記事では漫画キングダムの翡翠について何巻に登場するのかや信との関係、｢覇道列紀｣の内容などをご紹介していきます。

では翡翠の初登場が何巻なのかや信との関係、読み切り｢覇道列紀｣の内容などをご紹介する前に、翡翠が登場する漫画キングダムの作品情報について簡単に見ていきましょう。翡翠が登場するキングダムとは日本の漫画家・原泰久が描く漫画作品です。漫画キングダムは中国の春秋戦国時代を舞台にした歴史漫画であり、2006年から2021年8月現在にかけて｢週刊ヤングジャンプ｣で連載されており、合計62巻の単行本が刊行されています。

元々漫画キングダムはあまり人気が高くありませんでした。しかし漫画キングダムは単行本の4巻あたりから注目を集めるようになり、2011年にアニメ化されたことで人気が大爆発しました。2021年8月現在その人気は非常に高く、8300万部を超える累計発行部数を記録しています。この非常に高い人気から漫画キングダムは2021年8月現在までに3期に渡るアニメやゲーム、実写映画といったメディア作品が数多く制作されています。

漫画キングダムの舞台となる中国の春秋戦国時代は｢戦国七雄｣と呼ばれる7つの国が割拠し、天下を巡って戦争を繰り返していました。しかし500年経っても戦争は終わることがなく、中国全体が疲弊していました。そんな春秋戦国時代に生きる戦争孤児の信と漂は天下の大将軍を目指し、日々鍛錬を続ける日々を送っていました。しかしある日漂が突然命を落とし、信は後の秦の始皇帝である少年・嬴政と出会うことになるのでした。

本記事で初登場が何巻なのかや信との関係、読み切り｢覇道列紀｣などをご紹介する翡翠とは漫画キングダムに登場する女性キャラクターの1人です。漫画キングダムに登場する翡翠は景城という城の元城主の娘にあたるキャラクターであり、かわいい容姿と頭の上に編み込んだロングヘアーが特徴となっています。景城の元城主の娘である翡翠は読み切り｢覇道列紀｣で初登場を飾り、景城を密かに訪れた主人公・信と初めて出会いました。

この出会いがきっかけとなり、翡翠は信に対して好意を抱くようになります。翡翠が初登場した｢覇道列紀｣とは2016年の1月に発売された公式ガイドブックです。翡翠はこの｢覇道列紀｣に収録された読み切りで登場し、漫画キングダムファンに知られることになりました。残念ながら翡翠は読み切りだけのキャラであるため、本編に登場していません。そのためかわいい翡翠は多数の漫画キングダムファンに再登場を期待されています。

ではここからは漫画キングダムに登場する翡翠について何巻に登場したのかと再登場の可能性をまとめてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、漫画キングダムの翡翠は｢覇道列紀｣の読み切りに登場したキャラクターです。そのため何巻に登場したのか気になるといった声が多いものの、翡翠は本編のどの巻にも登場していません。実は翡翠が初登場したエピソードは元々、出張として｢週刊少年ジャンプ｣に掲載された作品でした。

その後翡翠が登場した読み切りのエピソードは｢覇道列紀｣に収録されることになったのです。それでは翡翠が登場する｢覇道列紀｣は単行本の何巻と同時に発売された書籍なのでしょうか?公式ガイドブックの｢覇道列紀｣は単行本41巻が刊行された2016年の1月19日に発売されました。単行本41巻と同時に発売された｢覇道列紀｣は翡翠の読み切り漫画の他にスペシャル対談や戦国人物録などが収録されており、かなり高い人気を博しています。

上述でご紹介した通り漫画キングダムに登場する翡翠は単行本の何巻にも登場しない読み切りオリジナルキャラクターとなっています。では翡翠が今後、漫画キングダムの本編で再登場する可能性はあるのでしょうか?残念ながら翡翠は2021年8月現在まで、一度も漫画キングダムの本編に登場していません。しかし漫画キングアムの原作者である原泰久は、今後の漫画キングダムの本編に翡翠を出したいと公式でコメントしています。

また｢覇道列紀｣の読み切り漫画には翡翠の再登場を予感させるシーンが描かれています。｢覇道列紀｣の読み切り漫画の作中で信は景城に迫る魏軍を撤退させます。この時信は1年や2年で安定しないからちょくちょく来ると翡翠に語っています。さらに信は翡翠と別れる際、｢またな｣と挨拶していました。この｢覇道列紀｣の読み切り漫画のシーンを見ると、今後漫画キングダムの本編で翡翠が再登場する可能性は非常に高いと考えられます。

ではここからは漫画キングダムに登場する翡翠の信との関係や｢覇道列紀｣での行動についてネタバレ紹介していきます。｢覇道列紀｣の読み切り漫画の作中で秦は魏との国境線にある景城へ軍を集結させ、攻め寄せる魏軍に対抗しようとしました。信が率いる飛信隊もこの任務を与えられており、河了貂や田有、竜川達は景城を訪れます。一方先に景城に入った信は財布をなくしたことで食い逃げ犯にされ、捕まってしまうことになりました。

するととある少女がご飯の料金を払い、信は助けられます。その女性こそ景城の元城主の娘・翡翠でした。翡翠は信を助けた後、暴漢揃いの部隊に拉致されそうになります。そこで信は暴漢揃いの部隊の隊長を倒し、翡翠の手を取って共に逃げ出しました。この時翡翠は逃げる信に一目惚れし、胸の高鳴りを抑えることが出来ませんでした。その後翡翠は別れ際に信から｢明日また会おう｣と言われ、恋する乙女のような表情を浮べるのでした。

漫画キングダムの主人公である信は天下の大将軍になることだけを考えて生きているキャラクターです。この強い気持ちから信は瞬く間に出世し、朱海平原の戦いの後｢李信｣という名前を名乗って将軍になりました。そんな秦国の出世頭・信は女性に対し、あまり扱いが上手くありません。確かに飛信隊には河了貂や羌瘣といった美人が所属しています。しかし信は恋愛とほぼ無縁であるため、作中であまり恋愛関係の話が描かれていません。

ただ信は漫画キングダムの作中でトップクラスに女性からモテています。例えば飛信隊の1人・羌瘣は漫画キングダムの作中で｢お前の子を産む｣と信に宣言しました。また河了貂も信に好意を抱いているかのような姿を見せています。さらに漫画キングダムの｢覇道列紀｣の読み切りでは翡翠が信に一目惚れしました。おそらく信が女性にモテる理由は女心を掴むのが上手というわけではなく、下心のない忠実な姿が大きな理由なのでしょう。

｢覇道列紀｣の作中で信は翡翠を助けた後、飯屋で明日会うことを彼女と約束しました。しかし翡翠は氷雷という人物に呼び止められ、信との約束をはたすことが出来ませんでした。氷雷とは豪族・氷家の長であり、翡翠の両親から景城を乗っ取った張本人です。氷雷は民衆から慕われている翡翠が景城を取り戻すのではないかと危険視し、ある一計を行おうとします。この一計とは翡翠を魏軍の大将・蛾牛の妻にするという内容でした。

これは景城を攻めた蛾牛の作戦であり、翡翠さえ手に入れれば撤退しようと考えていました。信はこの蛾牛と氷雷の作戦を飯屋の女将から聞き、飛信隊を連れて翡翠の救出を決意します。その後翡翠の引き渡しが行われ、蛾牛は突然裏切って氷雷軍に矢の雨を降らせました。この蛾牛の裏切りを信は予測していました。そのため信は飛信隊を潜ませ、混乱する氷雷軍に突撃する蛾牛軍の本陣に奇襲を仕掛けました。

本陣の突然の奇襲に蛾牛は氷雷軍への攻撃から手を引き、急いで撤退しようとします。この動きを読んでいた河了貂は後方に兵士を配置し、撤退する蛾牛軍を殲滅しました。蛾牛は逃げる場所を完全に失ってしまい、混戦の中戦死してしまいます。これにより秦と魏の景城の戦いは秦の勝利に終わりました。しかし魏軍は大将の蛾牛を失っただけで残っていました。大将を失った魏軍は復讐と腹いせで翡翠を殺してしまおうとします。

この時翡翠は蛾牛の妻になることから神輿に乗っており、逃げ場がありませんでした。そのため信は翡翠を魏軍から守れないと悟ります。すると突然翡翠は神輿からジャンプし、信に抱きつきます。これにより翡翠は助かり、景城に帰ることが出来ました。この時戦場にいた河了貂は信に抱きつく翡翠を見て被り物の毛を逆立てます。おそらく河了貂は親しくする翡翠と信に嫉妬してしまい、被り物の毛を逆立てて怒りを露わにしたのでしょう。

ではここからは漫画キングダムに登場する信が好きな女性についてご紹介していきます。まずご紹介する河了貂とは飛信隊で軍師を務めているキャラクターです。漫画キングダムに登場する河了貂は山民族の一つの部族の末裔であり、元々お金のために嬴政と信に協力していました。登場した当初河了貂は性別が不明であったため、信から男性だと勘違いされていました。その後信は千人将になった時、河了貂の性別が女性だと知りました。

それ以降、河了貂は軍師として飛信隊で数々の功績を挙げるようになります。そんな河了貂は信のことをどう思っているかはっきりと描かれていません。しかし河了貂は飛信隊の中でも特に信と強い絆を結んでおり、信のために昌平君から軍師としての知識を学びました。さらに読み切り漫画で河了貂は翡翠と信に嫉妬する姿を見せています。なので河了貂は信に対して好意を抱いていると考えていいでしょう。

漫画キングダムに登場する羌瘣とは飛信隊で副長を務めているキャラクターです。漫画キングダムに登場する羌瘣は｢蚩尤｣という伝説の刺客一族の少女であり、飛信隊の副長を務めながら五千人将の地位に就いています。元々羌瘣は嬴政の暗殺を目的とする刺客でした。しかし羌瘣は飛信隊に入ったことで信と心を通じ合い、多数の功績を挙げて飛信隊の副長を務めるようになりました。

2021年8月現在羌瘣は漫画キングダムの作中で飛信隊に必要不可欠な存在となっています。そんな羌瘣は漫画キングダムの作中ではっきりと信が好きと明言していません。しかし作中で死の淵に立った信を蘇生術で復活させたりや｢お前の子を産む｣という信への発言から、羌瘣は信のことが好きだと断言出来ます。

漫画キングダムに登場する陽とは秦国の宮廷に仕えているキャラクターです。漫画キングダムに登場する陽は元々高貴な家柄に生まれた女性であり、嬴政の嫁・向からお姉さんとして絶大な信頼を寄せられています。漫画キングダムの秦国統一編で陽は子供を庇ってアイ国軍に殺されそうになった際、信に助けられました。この時陽は信に一目惚れしたような表情を浮べており、信が好きな女性の1人に数えられています。

実際の歴史において、信（李信）は高貴な一族の女性と結婚したといわれています。上述でご紹介した通り、陽は高貴な一族で生まれた宮廷の女性です。そのため漫画キングダムファンから陽は今後信と結婚するのではないかと考察されています。

漫画キングダムの読み切りに登場する翡翠に関する感想では翡翠がかわいいといった感想が多く寄せられていました。翡翠は漫画キングダムの読み切りにしか登場しないキャラクターです。しかしその容姿は漫画キングダムでトップクラスに可愛く、ヒロインといわれてもおかしくありません。このかわいい容姿から翡翠は漫画キングダムファンに高い人気を博しています。

漫画キングダムの読み切りに登場する翡翠に関する感想では翡翠の後日談が見たいといった感想も寄せられていました。本記事でご紹介した通り、翡翠は漫画キングダムの本編に登場していません。しかし｢覇道列紀｣の読み切り漫画の作中で翡翠の再登場をほのめかすシーンが多々描かれています。そのため翡翠は漫画キングダムファンから再登場を期待されています。

漫画キングダムの読み切りに登場する翡翠に関する感想では翡翠と信に嫉妬する河了貂に注目する感想も見受けられました。｢覇道列紀｣の読み切りのラストで翡翠は信に抱きつきます。この時河了貂は嫉妬し、被り物の毛を逆立てます。この河了貂のシーンは漫画キングダムの河了貂ファンの注目を集めました。

本記事では漫画キングダムに登場する翡翠とはどのようなキャラクターなのかについて何巻に登場するのかや信との関係などを交えてご紹介しました。翡翠は信に対して強い恋愛感情を露わにしたものの、｢覇道列紀｣の読み切り漫画しか登場していません。しかし翡翠は作中の行動や信との会話から再登場の可能性が高いです。なので漫画キングダムファンの方は翡翠の再登場にご期待下さい。