【スラムダンク】山王工業堂本監督は無能?戦犯と言われる理由や采配を考察

「SLAM DUNK(スラムダンク)」は高校バスケ部を舞台に、バスケットボールに情熱を注ぐ高校生たちを描き、1990年代に大ヒットしたスポーツ漫画です。今回はスラムダンクに登場する、高校バスケ界の王者・山王工業の堂本監督に注目します。スラムダンクのコミック最終巻で山王工業が湘北高校に敗北したことで、堂本監督が無能・戦犯と言われています。ここではその理由や采配について考察していきます。さらに、堂本監督の名言も紹介します。

【スラムダンク】山王工業堂本監督は無能?戦犯と言われる理由や采配を考察のイメージ

目次

  1. スラムダンクの山王工業の堂本監督とは?
  2. スラムダンクの山王工業の堂本監督が無能・戦犯といわれる理由
  3. スラムダンクの山王工業の堂本監督の名言・名セリフ
  4. スラムダンクの山王工業の監督と沢北のモデル
  5. スラムダンクの山王工業の堂本監督に関する感想や評価
  6. スラムダンクの山王工業の堂本監督まとめ

スラムダンクの山王工業の堂本監督とは?

SLAM DUNK(スラムダンク)の作品情報

「SLAM DUNK(スラムダンク)」は作者・井上和彦によって週刊少年ジャンプで連載されたスポーツ漫画で、連載期間は1990年~1996年です。コミックは全31巻発売され、他にも完全版(全24巻)、2018年には新装再編成版(全20巻)が発売されました。これらのシリーズは合わせて1億2000万部を超える発行部数となっています。

「SLAM DUNK(スラムダンク)」のアニメ版は1993年から1996年まで全101話が放送されました。また、2021年1月に映画化が発表されており、詳細は未定ですが期待が寄せられています。

SLAM DUNK(スラムダンク)の概要

神奈川県の湘南が主な舞台となっている「SLAM DUNK(スラムダンク)」は、ひたむきにバスケットボールに打ち込む高校生たちの姿が描かれています。漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」は第40回「小学館漫画賞・少年部門」受賞作品で、さらに2006年には文化庁主催の「日本のメディア芸術100選・マンガ部門」の第1位作品となりました。

SLAM DUNK(スラムダンク)のあらすじ

中学時代、好きな女の子がバスケ部の男子を好きだったことからバスケを嫌っていた桜木花道は、湘北高校入学早々、バスケ部主将・赤木の妹、晴子にバスケ部に誘われます。晴子は桜木花道の高身長と優れた運動能力に目を付けたのでした。晴子を一目で気に入った桜木花道は、未経験でバスケ嫌いにも関わらず入部を決意します。コツコツと練習を重ねた桜木花道は、その能力を存分に発揮し、インターハイを目指していきます。

堂本監督のプロフィール

「SLAM DUNK(スラムダンク)」の堂本監督のプロフィールを見ていくと、姓名は堂本五郎、山王工業バスケットボール部の監督を務めています。山王工業はインターハイ連覇を成し遂げるなど、高校バスケ界の頂点に立つ絶対王者です。その山王工業を率いているのが堂本監督で、多くの名言を残しています。

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スラムダンクの山王工業の堂本監督が無能・戦犯といわれる理由

山王工業はインターハイで連覇を続ける高校バスケットボール界の王者です。しかし、連覇を狙って挑んだインターハイの2回戦で湘北高校に敗北します。この試合はコミック31巻で描かれており、早々に王者が敗れるという波乱の展開となりました。敗北した山王工業の戦犯は堂本監督で、さらに堂本監督は無能だという声があり、ここでは、堂本監督が無能・戦犯であると言われている理由を見ていきます。

理由①全国大会の初戦にもかかわらず河田美紀男を投入した

堂本監督が無能・戦犯と言われる理由は、湘北高校との試合に河田美紀男を出場させたことです。河田美紀男は身長210㎝、体重130㎏という非常に体の大きい選手ですが、バスケットの技術はまだまだ未熟です。河田ができることは、ゴール下で待機して飛んできたボールをシュートすることだけです。

そんな河田を試合に出すなど、湘北高校の実力をかなり下に見ていたということになります。河田自身も堂本監督の起用に応える活躍ができれば結果は変わったかもしれません。しかし、桜木花道の攻守のテクニックに全くついて行けず、堂本監督の目論見は完全に外れたということになり、監督の采配に疑問が残るということです。

理由②赤木へのマークが甘い

堂本監督が無能・戦犯と言われる二つ目の理由も河田美紀男に関することです。桜木花道に完璧に封じ込められた河田美紀男を、監督は後半戦で湘北の赤木のマークに付かせました。この試合で赤木は河田美紀男の兄・雅史のプレーに調子を崩されており、絶好調ではなかったとはいえ、桜木花道よりも実力は数段上です。

案の定、河田美紀男が赤木に付いた直後、ゴールを決められてしまいました。そもそも山王工業にはリバウンド王と呼ばれたこともある野辺将広がおり、いつもなら彼がスタメンで使われていました。堂本監督が野辺を使わなかったことについても謎の采配と言われています。

理由③ゾーンプレスをやめる

堂本監督が無能・戦犯と言われる理由は後半戦での戦い方にもあります。後半、山王工業は王者らしくゾーンプレスを使い、一気に16点差を付けました。湘北はタイムアウトを取り、その直後、湘北はゾーンプレスを見事に打ち破ります。しかし、山王の強力センター・河田雅史が湘北を圧倒し、20点差となり、山王が大きくリードしました。

この時、堂本監督はゾーンプレスを解除し、いつものディフェンスに戻しています。破られたといっても湘北の奇襲による一度だけで、そのままゾーンプレスを続けていればかなり湘北は苦戦したと考えられています。それなのに何故解除してしまったのでしょうか?堂本監督による謎の采配で、無能な理由と言われています。

理由④三井へのマークを厳しくするべきだった?

堂本監督が無能・戦犯と言われる理由は、ゾーンプレスを止めてしまった後、湘北の三井へのマークを強化しなかったことが挙げられます。山王工業に20点差を付けられた湘北ですが、三井によるスリーポイントシュートで勢いを盛り返し、点差を縮めます。

ここで、三井のマークにディフェンスが得意の一ノ倉を付けなかった堂本監督の采配が謎だと言われています。体力の落ちてきた三井を徹底的に追い込むべきところで、何も手を打っておかなかったところが、堂本監督は無能だという理由です。

理由⑤全ての采配が後手にまわった

ここまで見てきたように、堂本監督が無能・戦犯と言われる理由は、まず明らかに技術も経験も不足している河田美紀男をスタメンで起用したり、彼を赤木のマークに付けたりしたことでした。また、ゾーンプレスを早々に解除したこと、湘北の三井に対してディフェンスに長けた一ノ倉を付けなかったことなどがあります。

ゾーンプレスは試合の終盤にも使いましたが、自信をつけた湘北の宮城に破られてしまっています。試合は山王のリードで進んでいましたが、追い上げを図る湘北に対して、作戦があったわけでもなく、すべての采配が後手に回ったということでした。

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スラムダンクの山王工業の堂本監督の名言・名セリフ

堂本監督の名言①「はいあがろう…」

こちらの名言はインターハイで湘北高校に敗北し、試合会場を出る際に堂本監督が選手たちに掛けた名言です。高校バスケ界の絶対王者・山王工業が湘北高校に敗北するということは、堂本監督も選手たちも全く想像していなかったことでした。勝つことが当たり前になっていた選手たちが敗北を経験したことで初心に戻り、更なる成長を遂げることができると、選手たちを鼓舞する言葉だと言われています。

「はいあがろう、負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」

堂本監督の名言②「ここまでくれば気持ちの勝負…」

こちらの名言は、湘北が王者・山王工業を相手に諦めずにしぶとく点差を縮めてきた時、堂本監督が呟いた名言です。このような状況では実力や技術などは関係なく、気持ちを強く持ったほうが勝つということを、堂本監督は自身の経験で知っています。王者としてのプレッシャーに負けることなく、選手たちにはそれを乗り越えて欲しいと願う堂本監督の名言です。

ここまでくれば気持ちの勝負ーーー
どれだけ確たる自分を持っていられるか
どこまで自分を信じてプレイできるかだ
どれほどの修羅場をくぐってきたと思ってる

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スラムダンクの山王工業の監督と沢北のモデル

山王工業の監督のモデル

堂本監督のモデルについては不明だということです。堂本監督は山王工業を高校バスケ界の王者に押し上げました。采配について様々な声がありますが、堂本監督は来シーズン以降のことも考えた上での采配とも言われています。また、堂本監督は勝利が決まるまでコートの脇で膝をついて選手を見守っています。そんな堂本監督は名言でも紹介した通り、選手たちを確かな言葉で励ましてくれる監督です。

山王工業の沢北のモデル

「SLAM DUNK(スラムダンク)」の沢北栄治は、実力者が集まる王者・山王工業で、1年生の時からレギュラーで活躍している選手です。その実力は高校バスケ界でナンバーワンと言われています。この沢北栄治のモデルと言われているのは、アンファニー・ハーダウェイ選手です。

ペニーという愛称で親しまれたハーダウェイ選手は、1993年から2008年までNBAで活躍した選手で、オーランド・マジックに在籍中、当時シカゴ・ブルズに在籍していたマイケル・ジョーダンを敗北させたことがあります。一時はマイケル・ジョーダンの後継者と言われたことがあります。

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スラムダンクの山王工業の堂本監督に関する感想や評価

「SLAM DUNK(スラムダンク)」には多くの名言があり、ここでも堂本監督の名言を紹介しました。その一つ、コミック最終巻の「はいあがろう、」から始まる堂本監督の名言が好きだという感想で、このような言葉を選手たちに掛ける監督は素晴らしいということです。

こちらの方も湘北戦敗退後に語った「SLAM DUNK(スラムダンク)」の堂本監督の名言について、強豪校・山王工業の監督だからこその深い言葉で、素晴らしいという感想です。

「SLAM DUNK(スラムダンク)」のコミック最終巻で描かれている山王工業と湘北の試合は、いつ見ても泣けるという感想です。また、「SLAM DUNK(スラムダンク)」の映画版の制作が2021年1月に発表されており、映画版も楽しみだということです。

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スラムダンクの山王工業の堂本監督まとめ

いかがでしたか?「SLAM DUNK(スラムダンク)」の山王工業の堂本監督について見てきました。堂本監督は湘北高校との試合で敗北。その試合で謎の采配を繰り返し、無能・戦犯と言われていました。しかし、敗北後の名言「はいあがろう、」から始まる言葉は深く、心に残ったという感想が寄せられていました。この湘北戦がとても泣けると言われている「SLAM DUNK(スラムダンク)」を、どうぞお楽しみください。

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