【スラムダンク】安西先生（安西光義）の声優は誰？名言やキャラ情報も紹介

今回は「スラムダンク」の安西先生のアニメ声優・西村知道さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。さらに、ファンの心に残る安西先生の名言を紹介し、そのかっこいい魅力に迫っていきます。まず、ここでは「スラムダンク」の作品情報をみていきます。

「SLAM DUNK（スラムダンク）」はバスケットボールに打ち込む高校生たちを描いた井上和彦先生のスポーツ漫画で、1990年10月1日～1996年6月17日にかけて、集英社の週刊少年ジャンプで連載されていました。

「スラムダンク」のコミックは全31巻、完全版が全24巻で、新装再編版は全20巻となっており、シリーズの累計発行部数は2013年2月時点で1億2029万部を突破しています。テレビアニメは1993年10月16日～1996年3月23日にかけて、全101話がテレビ朝日系列で放送されていました。

不良少年だった桜木花道は湘北高校に入学直後、バスケ部のキャプテンの妹である赤木晴子から、その長身と運動神経の高さを見出され、バスケ部に勧誘されます。彼女に一目惚れした桜木花道はバスケ未経験にもかかわらず、バスケ部への入部を即決。次第にバスケの楽しさに目覚め、秘めていたバスケの素質を発揮していくことになります。そして、桜木花道はインターハイ出場を目指し、チームメイトと切磋琢磨していきます。

「スラムダンク」の安西先生（安西光義）は「スラムダンク」の主人公・桜木花道が所属する湘北高校のバスケットボール部で監督を務めており、周囲から「安西先生」と呼ばれ、慕われています。白髪とふくよかな体型が印象的な安西先生ですが、その身長や体重などの詳細情報は明らかにされていません。

部員たちを叱ったり、厳しい指導をしたりしないことや、その外見から、温厚な印象を与える安西先生。桜木花道からは「オヤジ」と呼ばれ、彼に二重顎を掴まれ、タプタプと揺らして遊ばれるシーンが多く描かれています。また、3年生でキャプテンの赤木剛憲や、2年生の宮城リョータは安西先生が目当てで、湘北高校のバスケットボール部に入ったという経緯があるなど、部員たちから非常に慕われている監督です。

「スラムダンク」の安西先生（安西光義）のアニメ声優・西村知道さんは1946年6月2日生まれ、千葉県出身で年齢は75歳です。安西先生のアニメ声優・西村知道さんは身長は169㎝、血液型はA型、所属事務所はアーツビジョンで、俳優としてのデビューは「三人姉妹」で1974年から声優や俳優として活動しています。また、西村知道さんは役者歴が長く、温厚な老人役から冷徹な権力者などまで幅広い役を演じることができます。

そして、特技は野球や殺陣、趣味は将棋や音楽鑑賞だそうです。さらに、西村知道さんはアーツビジョンの系列である日本ナレーション演技研究所にて、講師をしていたことがあり、その頃の教え子の中には、今や人気声優として活躍する鳥海浩輔さんがいるそうです。そんな安西先生のアニメ声優・西村知道さんの声優としての主な出演作品は次の通りです。

安西先生（安西光義）のアニメ声優・西村知道さんの主な出演作品は「ONE PIECE」Tボーン役、ミヤギ役、ヒョウ五郎役、「幽☆遊☆白書」ジョルジュ早乙女役、ナレーション、「NARUTO -ナルト-」三代目土影・オオノキ役、「ダンベル何キロ持てる?」新擦太郎役、「キャプテン翼（第4作）」見上辰夫役、「頭文字D」立花祐一役、「重戦機エルガイム」ギワザ・ロワウ役、「ゲゲゲの鬼太郎（第4期）」ぬらりひょん役などです。

安西先生（安西光義）のアニメ声優・西村知道さんは他に「機動戦士Zガンダム」ジャミトフ・ハイマン大将役、「機動戦士ガンダムZZ」スタンパ・ハロイ役、「血界戦線」グァバ役、「超魔神英雄伝ワタル」剣部シバラク役、「マクロスF」ハワード・グラス役、「ドラゴンボール」クル役、「うる星やつら」校長役、「ストリートファイターZERO」豪鬼役、「絶対無敵ライジンオー」武田防衛隊長官役などがあります。

「スラムダンク」の安西先生（安西光義）の名言、1つ目は「あきらめたら…」です。「スラムダンク」の読者でなくても知っているほどの安西先生の非常に有名な名言であり、このセリフは「スラムダンク」作中で2度、登場しています。「あきらめたら…」のセリフが最初に登場したのは三井寿の回想シーンでした。

中学時代の試合中、負けを意識して諦めモードに入ってしまう三井寿でしたが、来賓客として試合を観ていた安西先生が転がって来たボールを拾いながら、三井寿にかけた言葉がこのセリフでした。安西先生のこの言葉で奮起した三井寿は最後まで諦めることなく、全力を発揮。チームを優勝に導くとともに、自身もMVPに選ばれました。その後「あきらめたら…」のセリフがもう1度、作中に登場したのはインターハイ2回戦でした。

湘北高校は山王工業との試合で、36-58と大きく引き離され、後半8分でゴールなしという窮地に立たされでしまいます。そんな絶望的な状況の中、安西先生は桜木花道を一度ベンチに下げ、桜木花道に「私だけかね？まだ勝てると思っているのは」と語りかけます。そして「あきらめたんじゃなかったのかオヤジ」と返された安西先生は次のセリフで返し、試合に復帰した桜木花道は後半、激闘を繰り広げることとなりました。

「スラムダンク」の安西先生（安西光義）の名言、2つ目は「とりあえず…君は日本一の…」です。強くなりたいと思う流川楓は安西先生の家を訪ね、自身のアメリカ留学について相談します。しかし、安西先生はそれを認めず、このセリフを発しました。安西先生のこの言葉のおかげで、流川楓には明確な目標ができ、それまで以上にバスケに真剣に取り組むようになりました。

「スラムダンク」の安西先生（安西光義）の名言、3つ目は「断固たる決意が…」です。インターハイ2回戦で王者の山王工業と戦うことが決まった湘北高校。安西先生は生徒たちに昨年の山王工業の試合の映像を見せ、このセリフを言い放ちました。山王工業との大きな実力差や経験値の差を明確にした上で、生徒たちにそんな山王工業に挑む覚悟させる安西先生の指導力の高さがうかがえる名言シーンだと言われています。

「スラムダンク」の安西先生（安西光義）の名言、4つ目は「今の君はもう十分…」です。山王工業との試合で活躍する三井寿を見ながら、安西先生はこのセリフを言います。三井寿は中学時代にMVPに選ばれたことで自信を持っていましたが、ブランクを感じて徐々に自信をなくし、自分の実力を過小評価するようになっていました。そんな三井寿に対し、安西先生が言った名言となっています。

「スラムダンク」の安西先生（安西光義）のかっこいい魅力、1つ目は大学監督時代についてです。安西先生は湘北高校の監督になる前には大学で監督をしていました。当時の安西先生は現在の温厚なイメージとは異なり、気性の荒さと厳しい指導から「ホワイトへアードデビル（白髪鬼）」の異名で生徒たちに恐れられていました。

また、当時、安西先生は谷沢という生徒を将来有望な選手と見込んでおり、彼に対しては期待の大きさから、特に厳しい指導をしていました。しかし、谷沢はある日、安西先生やチームメイトに一言もなく、アメリカ留学してしまいます。その後、少し元気のなかった安西先生でしたが、谷沢から送られてきたアメリカでのプレービデオを見て、彼がまったく成長していないと感じ、彼に電話をかけて帰国させようとします。

しかし、谷沢が安西先生の呼びかけに応じることはなく、そのまま谷沢は事故死。安西先生は新聞で谷沢の訃報を知りました。その後、安西先生は谷沢が生前出せずにいた手紙を受け取ります。谷沢はアメリカ留学中にも、かつて安西先生に言われた以下のセリフを思い出していたようです。そして、安西先生はこの出来事の後、大学の監督を辞めました。

「スラムダンク」の安西先生（安西光義）のかっこいい魅力、2つ目は桜木花道との特訓についてです。安西先生は普段は、バスケ部の練習での部員の指導をキャプテンの赤木剛憲に一任しています。しかし、荒削りながら高い素質を持つ桜木花道の成長が楽しみな安西先生は、彼に対して自ら課題を与え、指導も兼ねて、彼の練習に付き合っている場面が幾度か描かれています。

バスケ部の合宿の際も、安西先生の提案により、桜木花道と2人で居残り合宿することが決定。どんな角度からでもゴールできるようになるため、安西先生は桜木花道と10本のミドルシュートを打つシューティング対決をすることになります。そして、ミドルシュートの経験のなかった桜木花道は1本も決まりませんでしたが、安西先生の方は10本中9本も決めていました。

「スラムダンク」の安西先生（安西光義）のかっこいい魅力、3つ目は桜木花道への期待についてです。安西先生はもちろんバスケ部員全員の成長に期待していますが、その中でも特に桜木花道と流川楓の素質に期待を寄せています。また、安西先生は大学の監督をしている頃から「日本一の生徒を育てる」という夢を抱いています。

そして、桜木花道の成長に期待している安西先生は、彼の成長するプレーをずっと見ていたいという思いから、山王線で彼が負傷したときも、その異変に気付きながら、彼を交代させませんでした。試合後、安西先生は桜木花道に自身の思いを伝えながら、自らを「指導者失格です」と言って反省しています。

その後、安西先生は桜木花道の再出場を認めませんでしたが、桜木花道は「オヤジの栄光時代はいつだよ」「オレは今なんだよ！」と告げ、試合に強行出場しました。

「スラムダンク」の安西先生（安西光義）のかっこいい魅力、4つ目は入院についてです。インターハイの予選期間中、桜木花道のシュート練習を見ていた安西先生でしたが、シュート後に桜木花道が振り返ると安西先生が倒れていました。

幸い、桜木花道がすぐに救急車を呼んだため、大事にはいたりませんでしたが、安西先生は入院。部員たちは予選最終戦の陵南戦を安西先生不在で迎えることになり、不安がっていました。そんなムードを変えるため、三井寿が安西先生の写真をベンチに飾ります。そして、試合時間が始まると、入院中の安西先生は空を見上げながら「君たちは強い」とつぶやいていました。

こちらは「スラムダンク」の安西先生（安西光義）に関するツイートです。安西先生のアニメ声優が西村知道さんだったことに驚いたという感想となっています。

こちらも「スラムダンク」の安西先生（安西光義）に関するツイートです。安西先生のアニメ声優である西村知道さんのことをテレビアニメ「幽☆遊☆白書」のナレーションやジョルジュ早乙女役で知ったという感想で、渋い声や語り口が好きだと評価されています。

こちらも「スラムダンク」の安西先生（安西光義）に関するツイートです。安西先生のアニメ声優である西村知道さんが「ONE PIECE」のワノ国編に登場する、ヒョウ五郎役を演じていることを喜んでいる感想となっています。

いかがでしたか？「スラムダンク」の安西先生のアニメ声優・西村知道さんのプロフィールや主な出演作品を紹介し、安西先生が作中で発した名言やそのかっこいい魅力に迫ってきました。

そして、主人公の桜木花道の所属する湘北高校のバスケットボール部監督・安西先生は作中で多くの名言やかっこいい活躍シーンが描かれており、アニメ声優の西村知道さんも多くの人気アニメに出演していることが分かりました。皆さんも「スラムダンク」の安西先生のみならず、アニメ声優の西村知道さんの活躍にもぜひ注目してみてください！