【エヴァンゲリオン】高雄コウジは旧劇場版の戦略自衛隊員？加持リョウジと知り合い？

今回は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」に登場する高雄コウジについて、その正体が旧劇場版に出てきた戦略自衛隊員である可能性や、ユーロネルフにいた可能性を考察し、名前の由来についてもみていきます。さらに、高雄コウジのアニメ声優・大塚明夫さんのプロフィールや主な出演作品も紹介していきます。まず、ここでは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の作品情報をみていきます。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」は全4部作である「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの3作目（後編）にあたる映画で、2012年11月17日に公開となりました。

ちなみに、1作目（前編）にあたる「序」は2007年9月に公開され、2作目（中編）にあたる「破」は2009年6月に公開。2021年3月には「エヴァンゲリオン新劇場版」シリーズの4作目にあたり、「エヴァンゲリオン」シリーズ全体の完結作である「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が公開となりました。

ニアサードインパクトという現象が発生した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」から14年が経過。その間に「WILLE（ヴィレ）」という組織が設立されます。NERV（ネルフ）とそれに反抗する組織であるWILLE（ヴィレ）が激しい戦いを繰り広げていく中で、やがて主人公の碇シンジと渚カヲルが乗るエヴァ13号機が覚醒。それによって、今度はフォースインパクトが発生することとなるのでした。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の高雄コウジは反NERVを掲げる組織「WILLE」の一員で、AAAヴンダーを扱えるオペレーターの1人です。WILLEとは、かつてNERVに所属していた職員たちで構成されており、フォースインパクトなどの大災害を企てるNERVに反旗を翻した反NERV組織です。リーダーは葛城ミサトで、彼女以外のメンバーは皆、腕や首に青いスカーフを着用しています。

そして、WILLEには赤木リツコや式波・アスカ・ラングレー、日向マコトや真希波・マリ・イラストリアス、青葉シゲルや鈴原サクラ、伊吹マヤや長良スミレ、多摩ヒデキや北上ミドリ、そして高雄コウジといったメンバーが所属しています。また、高雄コウジはそんなWILLEで主に、AAAヴンダーの動力関係の任務を担っています。

「WILLE」には過去の経歴が明らかになっていないメンバーもいて、高雄コウジもそのうちの1人です。そんな高雄コウジですが、その正体は旧劇場版に出てきた戦略自衛隊員だった可能性が高いとみられています。

その理由の1つとして、そもそも旧劇場版に出てきた戦略自衛隊のコスチュームと、WILLEの戦闘員のコスチュームがそっくりであることが挙げられています。あまりにそっくりなことから、WILLEのメンバーには元NERVの職員以外に、戦略自衛隊出身者もいるのではないかと言われています。

加持リョウジは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」には登場していませんが、高雄コウジはそんな彼と知り合いである可能性が高いとみられています。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」では、高雄コウジが葛城ミサトについて「加持から聞いていた通り」だと発言するシーンが描かれています。ここで、接点のなさそうな高雄コウジと加持リョウジはどこで知り合ったのでしょうか？

そこで浮上してくるのが、2人が知り合ったのが戦略自衛隊だった可能性です。加持リョウジはゼーレのスパイだったことから、ゼーレの直轄部隊である戦略自衛隊員と接点があってもおかしくありません。そして、もし高雄コウジが元戦略自衛隊員だったなら「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の後の14年間で、WILLEに加入し、反NERV組織の一員として活動するようになったのではないかと考えられています。

高雄コウジはAAAヴンダーの操縦が可能で、そのことからも元戦略自衛隊員ではないかという疑惑を深めています。それというのも、AAAヴンダーを扱えるということは特殊訓練を受けた経験があるということになり、もし特殊訓練を受けたことがあるのなら元戦略自衛隊員の可能性が高いと考えられているからです。

このように、WILLEの兵士と戦略自衛隊の兵士のコスチュームがそっくりなことや、加持リョウジと知り合いであること。さらに、ヴンダーを扱えることから、高雄コウジが旧劇場版に出てきた戦略自衛隊員だった可能性は高いとみられています。

高雄コウジは戦略自衛隊の隊員だった頃に加持リョウジと知り合った可能性が考えられると紹介しましたが、実は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」にて、加持リョウジがかつてユーロネルフにいたことが明かされています。そのことから、高雄コウジもユーロネルフにいて、加持リョウジと同僚だった可能性も考えられています。

そして、WILLEやヴンダー自体もユーロネルフと深い関係があるのではないかと予想されています。そのことから、かつてユーロネルフに所属していたベテランオペレーターである高雄コウジが、WILLEに引き抜かれた可能性も十分に考えられると言われています。

大日本帝国時代に実在した海軍の高雄型重巡洋艦1番艦である「高雄」が、高雄コウジの名前の由来とされています。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の高雄コウジのアニメ声優・大塚明夫さんは、1959年11月24日生まれ、東京都新宿区歌舞伎町出身で身長は182㎝、血液型はB型です。事務所はマウスプロモーションに所属しており、声優や俳優、ナレーターとして1988年から活動しています。

高雄コウジのアニメ声優・大塚明夫さんの主な出演作品は「ONE PIECE」黒ひげ/マーシャル・D・ティーチ役、「楽しいムーミン一家」ムーミンパパ役、「名探偵コナン」横溝参悟役、横溝重悟役、「ブラックジャック」ブラックジャック役、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」バトー役、「BLEACH」京楽春水役、「PSYCHO-PASS サイコパス 3」廿六木天馬役、「バキ」範馬勇次郎役、「Fate/Zero」ライダー役などです。

他に「ふしぎの海のナディア」ネモ役、「機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光」アナベル・ガトー役、「ジョジョの奇妙な冒険」ワムウ役、「モブサイコ100」エクボ役、「宇宙戦艦ヤマト2199」エルク・ドメル役、「アリスと蔵六」樫村蔵六役、「僕のヒーローアカデミア」オール・フォー・ワン役、「今日からマ王！」フォンヴォルテール卿グウェンダル役、ゲーム「メタルギアソリッド」ソリッド・スネーク役などを演じています。

こちらは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」に登場する高雄コウジに関するツイートです。映画を観て、高雄コウジというキャラクターが好きになったという感想です。

こちらも「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」に登場する高雄コウジに関するツイートです。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の登場キャラの中で、高雄コウジが一番好きなキャラだという感想となっています。

こちらも「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」に登場する高雄コウジに関するツイートです。高雄コウジと「ふしぎの海のナディア」に登場するネモ艦長の声優は同じ大塚明夫さんであり、両キャラの間に何らかの関連があるのかどうか、が気になるという感想となっています。

いかがでしたか？「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の高雄コウジについて、ヴィレの兵士と戦略自衛隊の兵士のコスチュームがそっくりであることや、加持リョウジと知り合いであること。さらに、ヴンダーを操縦できることから、旧劇場版に出て来た戦略自衛隊員だった可能性が高いとみられていることが分かりました。

さらに、高雄コウジがユーロネルフにいた可能性や、大日本帝国時代の重巡洋艦「高雄」が名前の由来になっていることを紹介し、アニメ声優・大塚明夫さんについてもみてきました。皆さんもぜひ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」のWILLEのメンバー・高雄コウジに注目してみてください！