2021年07月26日公開
2021年07月26日更新
【エヴァンゲリオン】冬月コウゾウの名言・名セリフ集!声優やプロフィールも紹介
「エヴァンゲリオン」シリーズで活躍する冬月コウゾウは、NERVの副司令で碇ゲンドウの右腕です。今回はそんな冬月コウゾウの名言・名セリフを紹介し、ファンの印象に残っている名言を考察していきます。さらに、冬月コウゾウのアニメ声優・清川元夢さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。また、冬月コウゾウの人物像や「シン・エヴァンゲリオン劇場版(シンエヴァ)」での立ち位置などを考察し、ファンからの人気の高い冬月コウゾウのかっこいい魅力に迫っていきます。
冬月とは?
シン・エヴァンゲリオン(シンエヴァ)の作品情報
今回は「エヴァンゲリオン」シリーズで活躍する冬月コウゾウの名言・名セリフやアニメ声優の清川元夢さんについて紹介し、冬月コウゾウの人物像・新劇場版での立ち位置を考察していきます。ここでは、まず「シン・エヴァンゲリオン(シンエヴァ)」の作品情報をみていきます。
シン・エヴァンゲリオン(シンエヴァ)の作品情報
「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇(シンエヴァ)」は2021年3月8日に公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの第4弾であり、全4部作の最終作でもあります。ちなみに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズは1995年~1996年放送のテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のリメイク作品で、1997年には「旧劇場版」と呼ばれる「新世紀エヴァンゲリオン劇場版」の2作品も公開されました。
そして「ヱヴァンゲリヲン」シリーズの第1作「序」は2007年9月11日に公開され、第2作「破」は2009年6月27日に公開。2012年11月17日には第3作「Q」が公開され、今回の映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇(シンエヴァ)」は25年間、様々なメディアで展開されてきた「エヴァンゲリオン」シリーズの完結作にあたります。
シン・エヴァンゲリオンのあらすじ
主人公の碇シンジは前作の「Q」で親友だった渚カヲルを失い、絶望の淵に立たされていました。しかし、そんな碇シンジを大人になったかつてのクラスメイトたちが温かく迎え入れてくれます。一方、その頃、真希波・マリ・イラストリアスはパリで旧NERVユーロ施設を立て直す任務に任され、8号機のパイロットとして活動していました。
冬月コウゾウのプロフィール
「新世紀エヴァンゲリオン」や「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズに登場する冬月コウゾウは、1955年4月9日生まれ、年齢は60歳で、身長は不明、血液型はAB型、趣味は将棋です。冬月コウゾウは特務機関NERV(ネルフ)で副司令の地位にあり、同機関の総司令・碇ゲンドウとはセカンドインパクトが起きる前からの仲です。また、彼とは真の目的を共有する同志であるのと同時に因縁の間柄でもあります。
冬月の名言や名セリフ集
冬月の名言①「また地図を描き直さなきゃならんな…」
冬月コウゾウの名言・名セリフ、1つ目は「また地図を描き直さなきゃならんな…」です。壮絶な使徒との戦いでは、建物が破壊されたり、地形が変わったりするのが当たり前となっています。そんな様子を見ながら、冬月コウゾウが言ったのがこのセリフです。滅茶苦茶になった街を見ながら淡々とそんなセリフを言える、冬月コウゾウがかっこいいと評されています。
また地図を描き直さなきゃならんな
冬月の名言②「舞台は整えた…」
冬月コウゾウの名言・名セリフ、2つ目は「舞台は整えた…」です。「シン・エヴァンゲリオン劇場版(シンエヴァ)」において、WILLE(ヴィレ)によるヤマト作戦を阻止した冬月コウゾウが、碇ゲンドウの計画を1人で全うしたときに言ったセリフです。最後までヴンダーの立ち位置は謎のままでしたが、敵ながらあっぱれだったと評されています。
人工的なリリスの再現
そして黒き月の槍への強制流用を、
舞台は整えた、後の大詰めをどう演じる碇。
冬月の名言③「人には常に希望という光が…」
冬月コウゾウの名言・名セリフ、3つ目は「人には常に希望という光が…」です。こちらも「シン・エヴァンゲリオン劇場版(シンエヴァ)」で、冬月コウゾウが言ったセリフです。
NHGエアレーズングの艦内において、冬月コウゾウはアディショナルインパクトを確認しながらマリに対して、このセリフを言いました。その後、碇ゲンドウが自らの手でアディショナルインパクトを発動させます。そのことで、ようやく願いを叶えた碇ゲンドウ。長年彼と同じ願いを抱いてきた冬月コウゾウは「わたしの役目は終わり」と感じ、LCL化する道を選びます。
人には常に希望という光が与えられている。だが、希望という病にすがり、溺れるのもヒトの常だ。私も碇も希望という病にしがみつき過ぎているな
冬月の名言④「ユイ君。これでいいんだな…」
冬月コウゾウの名言・名セリフ、4つ目は「ユイ君。これでいいんだな…」です。「シン・エヴァンゲリオン(シンエヴァ)」において、冬月コウゾウがLCL化する前に言ったセリフです。アディショナルインパクト発動後、マリが冬月コウゾウに会いにやって来ます。冬月コウゾウは改8号機に贄を用意し、LCL化しました。冬月コウゾウは最後に碇シンジの母・ユイが望んでいるであろう、シンジ救出を手助けしたのです。
ユイ君。これでいいんだな
冬月の名言⑤「やはり、最後の敵は同じ人間だったな…」
冬月コウゾウの名言・名セリフ、5つ目は「やはり、最後の敵は同じ人間だったな…」です。最後の使途殲滅後、戦略自衛隊がNERVに乗り込んできます。NERVは表向きは世界の平和のために戦ってきましたが、そんなNERVが最終的には人間により追い込まれるという衝撃的な展開を迎えます。そんな状況下で、冬月コウゾウが戦略自衛隊に対して言ったのがこのセリフです。
やはり、最後の敵は同じ人間だったな
冬月のアニメ声優
清川元夢のプロフィール
「エヴァンゲリオン」シリーズで冬月コウゾウ役を演じたのは、ベテラン声優の清川元夢さんです。清川元夢さんは1995年放送のテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」から冬月コウゾウの声優を務めており、2021年3月に公開された最新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇(シンエヴァ)」でも冬月コウゾウの声優を続投しています。
そんな冬月コウゾウのアニメ声優・清川元夢さんのプロフィールをみていくと、1935年4月9日生まれ、神奈川県出身で年齢は86歳(2021年7月現在)です。所属事務所は東京俳優生活協同組合で、1950年代から俳優として活動を始め、1962年からはアニメや吹き替え、特撮などの声優としても活躍しています。次に、そんな冬月コウゾウのアニメ声優・清川元夢さんのテレビアニメでの主な出演作品を紹介していきます。
清川元夢の主な出演作品
冬月コウゾウのアニメ声優・清川元夢の主な出演作品は「機動戦士ガンダム」テム・レイ役、「ご注文はうさぎですか?」ティッピー役、「ふしぎの海のナディア」ガーゴイル役、「ウルトラマン」シリーズのウルトラマンキング役、「のだめカンタービレ」シャルル・オクレール役、「ガン×ソード」ホセ役、「神達に拾われた男」ガイン役、「ゴールデンカムイ」人斬り用一郎役、「HELLSING」ウォルター・C・ドルネーズ役などです。
冬月の人物像や新劇場版での立ち位置
考察①碇ゲンドウの右腕
冬月コウゾウの人物像や新劇場版での立ち位置の考察、1つ目は碇ゲンドウの右腕です。NERVの副司令の冬月コウゾウは、碇シンジの父でNERV総司令である碇ゲンドウの右腕です。また、それと同時に碇ゲンドウの真の目的を知る数少ない人間であり、碇ゲンドウにとっては数少ない理解者でもあります。
冬月コウゾウはあらゆるシーンで、碇ゲンドウの相談役を務め、NERVにおける実務処理を担い、彼を支えています。そして、碇ゲンドウがいないときには作戦の指揮を担当することもあります。
考察②ユイに好意を抱いている?
冬月コウゾウの人物像や新劇場版での立ち位置の考察、2つ目はユイに好意を抱いていることです。冬月コウゾウは元々は京都で大学教授をしていました。そして、碇ゲンドウと後に結婚することになるユイ(碇シンジの母)は彼の教え子だった女性です。冬月コウゾウは彼女が教え子だった頃から、ユイに好意を抱いていましたが、結局その想いを彼女に伝えることはありませんでした。
その後、冬月コウゾウがユイと碇ゲンドウが結婚したことを知ったのはセカンドインパクト後でした。劇場版での冬月コウゾウは補完計画発動後、かつて想いを寄せていたユイの幻影を受け入れ、魂の補完を行い、LCL化します。
考察③冬月の本来の性格
冬月コウゾウの人物像や新劇場版での立ち位置の考察、3つ目は冬月の本来の性格です。冬月コウゾウは今でこそ、碇ゲンドウと同じ目的を共有し、彼に従っていますが、本来は正義感が強く潔癖な性格をしていました。そのため、当初は碇ゲンドウやNERVの前身「ゲヒルン」の実験や研究に対して強い反発心を抱き、異を唱えていました。
しかし、想いを寄せていたユイの決意やエヴァンゲリオンの存在を知った冬月コウゾウは、碇ゲンドウと行動を共にすることを決めます。そして、彼と共に現在のNERVを作り上げていったのでした。
考察④新劇場版での冬月コウゾウの立ち位置
冬月コウゾウの人物像や新劇場版での立ち位置の考察、4つ目は新劇場版での冬月コウゾウの立ち位置です。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズでの冬月コウゾウの立ち位置は、原作とほとんど変わっていません。そして「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズでも、NERVの副司令として、そして碇ゲンドウの右腕として活躍しています。
しかし「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズでの冬月コウゾウは原作と比較して、エヴァパイロットたちとの絡みが少なくなっています。ただ、そんな中でも「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」では、碇シンジと将棋をさすシーンが描かれています。そして、対局の最中にユイと綾波レイの関係や、エヴァの秘密などを碇シンジに教え、物語を動かすキーマンとして活躍しています。
考察⑤冬月コウゾウの名前の由来
冬月コウゾウの人物像や新劇場版での立ち位置の考察、5つ目は冬月コウゾウの名前の由来です。冬月コウゾウの「冬月」の名前の由来は、大日本帝国時代の海軍の秋月型駆逐艦「冬月」だと言われています。また「コウゾウ」については、単純に語呂が良いからという理由でつけられたそうで、外見のモデルはアニメ声優の清川元夢さんだとされています。
また、冬月コウゾウの見た目は、同じく清川元夢さんがアニメ「ふしぎの海のナディア」で演じたガーゴイルの仮面の下の素顔に、そっくりだとも言われています。
考察⑥冬月コウゾウのゲーム版での活躍
冬月コウゾウの人物像や新劇場版での立ち位置の考察、6つ目は冬月コウゾウのゲーム版での活躍です。PSP専用ゲーム「新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-」での冬月コウゾウは、原作以上にユイに対して強い想いを抱いています。
ゲーム内での冬月コウゾウは、自身を実験台として「精神と肉体の分離」に挑戦。精神世界にアクセスする手段を手に入れ、そこでユイとの再会を果たします。さらに、別のシナリオでの冬月コウゾウはユイに対する想いを暴走させているようです。実際、そのシナリオでの冬月コウゾウは彼女の息子である碇シンジを女装させ、写真を撮るという奇行まで行っているそうです。
冬月に関する感想や評価
エヴァ見てきた、冬月先生カッコよかったわ。
— 髭@静かに時を待つ。 (@higex3277) July 20, 2021
こちらは冬月コウゾウに関するツイートです。「シン・エヴァンゲリオン劇場版(シンエヴァ)」を観た人の感想で、冬月コウゾウがかっこよかったと、その活躍が評価されています。
#自分が心から共感したキャラのセリフ選手権
— 文人画家の指月◯ (@bunjinshigetu) July 19, 2021
やはり、最後の敵は同じ人間だったな
人には常に希望という光が与えられている。だが、希望という病にすがり、溺れるのもヒトの常だ。私も碇も希望という病にしがみつき過ぎているな
自分エヴァのキャラで一番好きなのは冬月先生だったのかもしれない.. pic.twitter.com/uZGdTJkOae
こちらも冬月コウゾウに関するツイートです。冬月コウゾウの「やはり、最後の敵は同じ人間だったな」や「人には常に希望という光が…」
というセリフに心から共感できたという感想です。そして「エヴァンゲリオン」の登場キャラクターの中で、最も好きだったのは冬月コウゾウかもと実感できたそうです。エヴァ、冬月先生がかっこよすぎて凄まじかった。
— at.ots (@atots8) July 20, 2021
旧からずっと好きなキャラだったのでとても嬉しい。
そしてゲンドウの愛のおもたさが凄かった。
こちらも冬月コウゾウに関するツイートです。冬月コウゾウは旧エヴァの時代からずっと好きなキャラだったそうで、今回の映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版(シンエヴァ)」でもかっこよく描かれていて、とても嬉しかったという感想となっています。
シンエヴァの冬月もカッコ良過ぎたからなぁ♪(*/ω\*)💕大好きなん❤️エヴァは、綾波と冬月が好き。シンエヴァの黒綾波も何度見ても泣けて好き。命や人を好きでいることや生きることの大切さを教えてくれる。冬月は、思い込み方によっては人生は捨てたもんじゃないということを教えてくれる
— みわ (@puttesiteru) July 17, 2021
こちらも冬月コウゾウに関するツイートです。「シン・エヴァンゲリオン劇場版(シンエヴァ)」での冬月コウゾウがかっこよかったと絶賛されており、冬月コウゾウから人生観を教わったという感想となっています。
「碇…お前もユイ君に会えたのか…?」
— スガワラタカフミ (@mgs3pwv124) May 3, 2021
エヴァ旧劇場版で冬月が補完されてLCLになるシーンは、演じている清川元夢さんの声が悲哀に満ちているのもあって何回観ても胸が締め付けられる。 pic.twitter.com/MFWVliLrli
こちらも冬月コウゾウに関するツイートです。エヴァンゲリオンの旧劇場版で冬月コウゾウが「碇…お前もユイ君に会えたのか…?」と言い、補完されてLCL化するシーン。そのシーンでのアニメ声優・清川元夢さんの声が「悲哀に満ちている」という感想で、何度見ても胸が締め付けられるそうです。
冬月の名言まとめ
いかがでしたか?「エヴァンゲリオン」シリーズで活躍する冬月コウゾウの名言・名セリフを紹介し、ファンからは心から共感したという声や、人生観を教わったなどと評されていることが分かりました。さらに、冬月コウゾウのアニメ声優・清川元夢さんについて紹介し、冬月コウゾウの人物像や新劇場版での立ち位置なども考察してきました。そして、冬月コウゾウは碇ゲンドウの右腕で数少ない彼の理解者であることが分かりました。
さらに、本来は正義感が強く潔癖な性格で、当初はNERVの前身の研究に異を唱えていたこと。新劇場版での冬月コウゾウはエヴァパイロットとの絡みが少なくなるものの、Qでは碇シンジと将棋をさすシーンがあり、彼に様々な情報を与える重要な役割をしていることが分かりました。皆さんもぜひ「エヴァンゲリオン」シリーズでかっこいいと人気の冬月コウゾウの活躍に注目してみてください!