2021年07月20日公開
2021年07月20日更新
【波よ聞いてくれ】名言・名セリフランキング!作品の魅力やあらすじもネタバレ紹介
元カレに50万円騙し取られた主人公・鼓田ミナレが、ひょんなことからラジオパーソナリティとして活動していく物語を描いた漫画『波よ聞いてくれ』。全編を通してラジオ番組を主軸にしているものの、ラジオ放送以外の奇想天外なストーリーも見所です。当記事では、そんな漫画『波よ聞いてくれ』で描かれた名言・名セリフをランキングで紹介。また名言だけでなく、あらすじもネタバレ紹介しつつ作品の魅力に迫っていきます。
目次
波よ聞いてくれとは?
波よ聞いてくれの原作漫画の概要
漫画『波よ聞いてくれ』とは、主人公がひょんなことからラジオパーソナリティとしてデビューし、奮闘する姿を描いた作品です。2014年7月から「月刊アフタヌーン」にて連載が開始し、2020年10月時点で原作漫画8巻が刊行されています。
波よ聞いてくれのアニメの概要
漫画『波よ聞いてくれ』は2020年4~6月までの期間でテレビアニメが放送されています。アニメ『波よ聞いてくれ』の監督は南川達馬、シリーズ構成は米村正二、アニメーション制作はサンライズとそれぞれが担当していました。
波よ聞いてくれの名言や名セリフ・名シーンランキングTOP5
それでは早速、漫画『波よ聞いてくれ』の名言や名セリフ・名シーンを紹介していきます。『波よ聞いてくれ』の名言や名セリフ・名シーンランキングと題して、TOP5~1位までを紹介していきますので是非最後までご覧ください。
5位:「光雄!お前は地の果てまでも…」
『波よ聞いてくれ』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP5位には、鼓田ミナレがラジオデビューを果たした際に放ったセリフがランクイン。ミナレがラジオパーソナリティとして活動するきっかけとなったのが、カレーショップに流れてきたラジオに、自分が喋った声がそのまま放送されたことです。
「光雄! お前は地の果てまでも追いつめて殺す!!」
そしてその後、ラジオ局に殴り込みに行ったミナレは、ラジオで何かを喋らなければならなくなります。とりあえず何か喋ろうと、自分の自虐ネタを織り交ぜながらこの名言を放ちました。
4位:「琴欧州のブログを見て…」
「琴欧州のブログ見て癒されてください」
『波よ聞いてくれ』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP4位には、フリーダムなラジオを放送することになった際にミナレが放ったセリフがランクイン。琴欧州のブログとは、ブルガリア出身の元大関が漢字とひらがな混じりで書いているブログを示しています。どうやら、この作品で琴欧州のブログが紹介されたことにより、琴欧州のブログに閲覧者が殺到するという異常な事態が起こったようです。
3位:「水泡こちらに正義が…」
『波よ聞いてくれ』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP3位には、ラジオで放送するネタ探しに困窮していた時にミナレが放ったセリフがランクイン。ネタ探しに困窮していたミナレは、マキエにカレーショップのSNSで募集をかけてみてはどうかと提案されます。
「水泡 こちらに正義が無くなってしまう」
しかし、ミナレにとってはカレーショップで勤務するのはラジオパーソナリティとして上手くいかなかった時の保険でした。そのため、店のSNSをラジオ放送のために私物化してしまえば店長にクビを言い渡されるのは必至。そこでカレーショップのSNSを利用するのは正義が無いと判断しこの名言を放ちます。
2位:「クズの話を真に受けちゃダメよ…」
「クズの話を真に受けちゃダメよ。人に尊敬される生き方をしなさい。いいわね?」
『波よ聞いてくれ』の名言や名セリフ・名シーンランキングTOP2位には、ミナレが父親の「どんな仕事に就いてもいい、周りから笑われる人間になれ」というセリフを母親に伝えた時に返ってきたセリフがランクイン。母親から上記の痛烈な言葉を聞かされますが、ミナレ自身も父親のことをちゃらんぽらんな人間だと思っていたため、素直にこの母の言葉を真に受けています。
1位:「私が本当の意味で食いつめた時…」
『波よ聞いてくれ』の名言や名セリフ・名シーンランキング堂々の1位に輝いたのは、カレーショップの店長から解雇された頃に放ったミナレのセリフがランクイン。ミナレはカレーショップの店長に解雇されたことで、貯金も仕事もない極貧状態になっていました。
「漸羅 お前と私は今宵を限りに 一度袂を分かつ しかし 私が本当の意味で食いつめた時 再びお前の前に現れるだろう その時まで さらばだ」
そこでミナレはそのことを同僚の中原に愚痴りますが、それを見た中原は家に来ないかと提案します。しかしミナレは過去に痛い目に遭った経験をしたせいか、中原とは何もない関係でいたいと考えていたため、断り文句を言ってその場を立ち去っています。そのセリフが上記の名言で、カッコつけながらもそのセリフはただ自分に都合の良い言葉でした。
波よ聞いてくれの魅力とあらすじネタバレ
これまで『波よ聞いてくれ』で登場した名言・名セリフや名シーンをランキング5~1位まで紹介してきました。では、『波よ聞いてくれ』の魅力はどのようなものがあるのでしょうか?ここでは、『波よ聞いてくれ』の原作漫画5巻までのあらすじをネタバレしていきますので、あらすじネタバレと共に本作の魅力に迫っていきましょう。
1巻の魅力とあらすじネタバレ
出典: https://note.com
『波よ聞いてくれ』の原作漫画1巻のあらすじでは、主人公・鼓田ミナレが「藻岩山ラジオ局」のラジオパーソナリティとなり、自分の番組を持つことが決定するまでの展開が描かれています。ラジオパーソナリティになるきっかけは、麻藤兼嗣に話したミナレの愚痴がラジオで放送されたことです。その後、ラジオ局に殴り込みにいったミナレでしたが、そこにいた麻藤に促され、そのまま生放送で話すことになりました。
2巻の魅力とあらすじネタバレ
『波よ聞いてくれ』の原作漫画2巻のあらすじで主軸となるのは、ミナレの過去との決別です。そもそも、ミナレがラジオパーソナリティになるきっかけとなった麻藤にこぼした愚痴は、最近別れた元恋人に関する話でした。
そこでミナレは、自分の担当番組「波よ聞いてくれ」で、ディレクターの麻藤が用意した「光雄の埋葬」を元に放送することになります。この台本で元カレ・光雄とミナレ自身の埋葬をすることで、ラジオパーソナリティへと生まれ変わるのだと言います。
3巻の魅力とあらすじネタバレ
『波よ聞いてくれ』の原作漫画2巻のあらすじネタバレで放送された「光雄の埋葬」は無事終了し、原作漫画3巻では麻藤の提案により、ミナレ自身が番組の企画を考えることになります。しかし、ミナレは全く企画が思い浮かず、番組のホームページで募集までしたものの進展がありませんでした。
そんな時、ミナレ宛に「助けてください。俺は呪われている」といった内容が書かれた一通の手紙が届きます。そこで麻藤は、ミナレを手紙の送り主のもとへ取材に行かせることにしました。しかしその取材現場は天井から血が滴っていたり、謎の袋があったり、腐臭が漂っていたりと不可解な状況となっていたのです。
4巻の魅力とあらすじネタバレ
『波よ聞いてくれ』の原作漫画4巻のあらすじネタバレの見所は、キャラクター1人1人の心の動きです。ミナレは先輩ラジオパーソナリティ・茅代まどかに説教を受けたり、収録一回分を務め先の店長によって潰されたりしたことでどんどん傷付いていました。
そしてラジオ局だけでなくカレー屋でも恋模様に微妙な変化が現れていき、直情的なミナレの姿と対比する脇役たちが恋敵に遠回しの宣戦布告をしたり、ただ耐え切れずに涙を流したりと人間臭い心情の変化が描かれていきます。
5巻の魅力とあらすじネタバレ
ミナレは構成作家・久連子とAD・南波と共に和寒へと向かっていました。そして「波よ聞いてくれ」の収録を久連子の小説の取材と共に進めていきます。
しかしその時、なんと3人は宗教団体に監禁され、推理小説のような状況に陥ってしまいました。宗教団体は正しい報道のために監禁したと主張し、自分たちが制作した台本を放送することを要求。信者たちは1人1人が個性的なキャラクターで、彼らによって描かれる人間模様は混沌としていました。
波よ聞いてくれのアニメ声優
鼓田ミナレ(コダミナレ)役/杉山里穂
アニメ『波よ聞いてくれ』に登場するの鼓田ミナレ(コダミナレ)役を演じた声優は、声優事務所「マウスプロモーション」で声優として活動する杉山里穂(すぎやまりほ)です。杉山里穂は『波よ聞いてくれ』の主役・鼓田ミナレで注目された声優で、本編約24分の内6~7割を1人で喋り倒したことが高く評価されています。
どうやら、『波よ聞いてくれ』のオーディションでは、膨大な量のセリフを噛まずにこなすことが条件となっていたようです。そして2021年には第15回声優アワードにて新人女優賞を受賞しています。
麻藤兼嗣(マトウカネツグ)役/藤真秀
アニメ『波よ聞いてくれ』に登場するの麻藤兼嗣(マトウカネツグ)役を演じた声優は、芸能事務所「三木プロダクション」で声優、俳優として活動する藤真秀(ふじしんしゅう)です。藤真秀は2007年頃からアニメ、ゲーム、吹き替えを中心に声優活動を開始しています。2009年には日曜洋画劇場で放送された『007 カジノ・ロワイヤル』のジェームズ・ボンドの吹き替えを担当していました。
南波瑞穂(ナンバミズホ)役/石見舞菜香
アニメ『波よ聞いてくれ』に登場するの南波瑞穂(ナンバミズホ)役を演じた声優は、声優事務所「プロ・フィット」で声優として活動する石見舞菜香(いわみまなか)です。石見舞菜香は2016年から声優活動を開始し、2018年に劇場アニメ『さよならの朝に約束の花をかざろう』のマキア役で初主演を飾っています。さらに2019年には第13回声優アワードで新人女優賞を受賞していました。
久連木克三(クレコカツミ)役/山路和弘
アニメ『波よ聞いてくれ』に登場するの久連木克三(クレコカツミ)役を演じた声優は、劇団「劇団青年座演技部」で声優、俳優、ナレーターとして活動する山路和弘(やまじかずひろ)です。山路和弘は声優として『進撃の巨人』『ワンパンマン』などの人気作に多数出演する一方で、映画やテレビドラマなどに出演するなど俳優としても幅広く活躍しています。
茅代まどか(チシロマドカ)役/大原さやか
アニメ『波よ聞いてくれ』に登場するの茅代まどか(チシロマドカ)役を演じた声優は、芸能事務所「東京俳優生活協同組合」で声優、ナレーター、DJ、ラジオパーソナリティと幅広く活動する大原さやか(おおはらさやか)です。大原さやかは2000年代に入ってからアニメ出演が増えていった声優で、2013年には第7回声優アワードにて助演女優賞を受賞しています。声種はメゾソプラノで、役柄としては大人の女性を演じることが多いです。
甲本龍丞(コウモトリュウスケ)役/石川界人
アニメ『波よ聞いてくれ』に登場するの甲本龍丞(コウモトリュウスケ)役を演じた声優は、声優事務所「プロ・フィット」で声優として活動する石川界人(いしかわかいと)です。
石川界人は『AKIBA'S TRIP』で声優デビューを果たし、2010年からはアニメやゲーム、吹き替えを中心に活動しています。そしてアニメデビューとなったのは、2012年に放送されたアニメ『あの夏で待ってる』。翌年にはアニメ『翠星のガルガンティア』のレド役で初の主役を演じています。
中原忠也(ナカハラチュウヤ)役/矢野正明
アニメ『波よ聞いてくれ』に登場するの中原忠也(ナカハラチュウヤ)役を演じた声優は、芸能事務所「アプトプロ」で声優として活動する矢野正明(やのまさあき)です。
矢野正明は2018年に出演した『ポプテピピック』で、ポケットモンスターの登場人物・オーキド博士風のモノマネのクオリティの高さが評判になっています。その前までは吹き替えを担当することが多かったようですが、それ以降はアニメ作品への出演も増えたとのことでした。
波よ聞いてくれに関する感想や評価
波よ聞いてくれは名言しかない pic.twitter.com/918B1kv8qG
— 古義人 (@cogito_kobo) July 9, 2019
こちらでは漫画・アニメ『波よ聞いてくれ』の名言に関する感想があがっています。どうやらこの方は、『波よ聞いてくれ』のセリフがどれも名言だと思っているようです。投稿されている画像には「女の生態」として解説するミナレのセリフがあるので、ぜひ漫画でチェックしてみてください。
『波よ聞いてくれ』3巻読了。このコマ名言すぎる pic.twitter.com/YhbHLSlNV8
— mtflat (@mtflat_) November 24, 2016
こちらでは漫画・アニメ『波よ聞いてくれ』の3巻で登場した名言に関する評価があがっています。ミナレが過去に対する姿勢を訴える名言が評価されています。その姿勢というのが「過去を挽回したい」というもので、このセリフからミナレが前向きな性格をしているのが分かります。
時間差で『波よ聞いてくれ』のアニメを追いかけてるけど、自分の好きな謎の名言がちゃんと入ってて一人で喜んでる。 pic.twitter.com/ODAN7K6Ojm
— 尻ねこ (@ketsucat) May 2, 2020
こちらでは漫画・アニメ『波よ聞いてくれ』の名言に関する感想があがっています。投稿されている画像に載っている名言も当記事のランキングには入っていませんが、人によって心に響く言葉は違うのでこちらの名言もしっかりチェックしておくと良いでしょう。
波よ聞いてくれの名言まとめ
漫画『波よ聞いてくれ』の作品の魅力やあらすじをネタバレしつつ、名言・名セリフランキングで紹介しましたがいかがでしたか?名言・名セリフランキングを見ると、本作の言葉はセンスが冴えわたっているのが分かります。
あらすじネタバレを見ると分かりますが、毎回とんでもないことに巻き込まれてはその都度キレキレの名言が数多く登場していました。アニメは2020年4月から放送されているので、漫画だけでなくアニメもぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?