【波よ聞いてくれ】アニメ2期（続編）の放送日はいつ？原作の何巻まで？

アニメ第2期の制作が期待されている『波よ聞いてくれ』。そんな波よ聞いてくれは漫画家の沙村広明（さむらひろあき）さんが月刊アフタヌーンにて連載している、ラジオをテーマとした漫画です。内容はギャグ要素が強く、キャラクターたちの掛け合いや会話の中に小ネタが盛り込まれています。主人公の鼓田ミナレ（こだみなれ）の行動力とトークセンスによって、ラジオ局に新たな風が吹き込まれて行きます。

原作漫画は2014年7月25日から始まり現在も連載中となっています。波よ聞いてくれはアニメの中だけではなく、実際にラジオ番組として『波よ聞いてくれ 〜Wave,Listen to me!〜
』が毎週木曜日の21時から21時半に放送されていました。パーソナリティはアニメで主人公・ミナレの声を演じた声優・杉山里穂（すぎやまりほ）さんが担当しています。

ラジオコーナーの中では、ミナレがやらかしてしまったことを北海道弁で暴露するコーナー『ノーカン！・抹消！・はんかくサイクロン!!』や、リスナーから送られてきた北海道各地のスポット・食べ物・思い出の場所を紹介する『道産歩便り』といった様々な企画が催されていました。

北海道にある個人カレー店でバイトをする鼓田ミナレ。付き合っていたミツオに振られ、居酒屋で知り合った中年男性に愚痴を漏らしたところ、翌日バイト先でその時喋った内容が店内スピーカーから流れてくるのでした。昨夜のことを思い出し、仕事を抜け出して放送局に乗り込んだミナレ。そこでは昨夜会話をした男・番組ディレクターの麻藤（あとう）が、ミナレが来るのが分かっていたかのように待ち構えていたのでした。

アニメ1期の放送が終了し、続編2期の放送日がいつになるのか気になっているファンも多い『波よ聞いてくれ』。そんな波よ聞いてくれのアニメ第2期の放送日はいつ頃になるのでしょうか？波よ聞いてくれば原作漫画が元となっており、そのストーリーの進み具合によって続編2期の制作がいつになるのか決まるのではないかといわれています。

現在は続編2期の放送日について公式ホームページやSNSの公式アカウントからの発表はないため、波よ聞いてくれのアニメ第2期の正式放送日はまだ未定となっています。しかし、1クール12話と考えると原作コミックスのストック量は満たしているため、原作ストックの面だけ見れば、早くて2022年にアニメの続編2期の放送日が決まることも可能です。

しかし波よ聞いてくれのアニメは、DVDやブルーレイディスクといった円盤売り上げの面においては思わしい販売枚数に達していないとされているため、直ぐさま波よ聞いてくれのアニメ2期の制作が決定される可能性は低いと予想されています。

2期の発表がいつからなのか話題となっている波よ聞いてくれ。そんな波よ聞いてくれのアニメ2期が制作された場合、原作漫画の何巻から始まるのかご紹介していきます。波よ聞いてくれのアニメ第1期は原作コミックスの4巻の途中までの内容となっています。

そのためアニメ第2期は4巻の続きからとなっており、アニメ第1期の内容量と同じ内容量のストーリーだと考えると、続編のアニメ2期は5巻～8巻、もしくは10巻程度までの内容になると予想されます。また原作コミックス5巻では宗教団体に拉致されるという見応えのある内容が含まれているので、その回を長く構成する可能性も考えられます。

こちらの項目では波よ聞いてくれアニメ第2期が制作される可能性について、「円盤売上」「制作会社の制作状況」「原作ストック」「その他の収益源」の4つの面から見ていきます。まずは波よ聞いてくれのアニメ第1期の円盤売り上げ。多くのファンにアニメ2期の制作がいつになるのか期待されている波よ聞いてくれですが、円盤売り上げに関しては2020年に放送されたアニメの中でもあまり良い方ではないようです。

アニメ第2期が制作される円盤売上ラインは4000枚前後といわれているため、円盤売上枚数から波よ聞いてくれの続編の可能性を考えると難しいラインではないかと考えられます。しかし現在では動画配信サイトによっては見放題プランに作品が登録されていることもあり、今後人気が出て円盤売り上げ枚数が伸びる可能性も捨てきれません。

アニメを制作する際には、アニメーション制作会社の協力をもらってから放送日が決まります。波よ聞いてくれのアニメ第1期は大手アニメーション制作会社のサンライズが手掛けており、アニメ2期も大抵が第1期と同じアニメーション制作会社に依頼をするため、波よ聞いてくれの続編2期が制作決定された場合はサンライズに依頼する可能性が高いです。

波よ聞いてくれのアニメ1期を制作したアニメーション制作会社のサンライズは、現在従業員数や製作をする際の問題は特にないため、もし今後波よ聞いてくれの続編2期が決定すれば、アニメ製作に問題なく取りかかれる状況といえるでしょう。

『波よ聞いてくれの概要』の項目でご紹介したように、波よ聞いてくれの原作コミックスは現在8巻まで発売されています。アニメ第1期が原作コミックス4巻の終盤付近までの内容となっているため、波に聞いてくれアニメ第2期の続きは4巻の終盤からになると考えられます。

アニメ1期が1クール12話で4巻までの構成だったため、続編2期も同じ内容量での構成となるようであれば、現在発売されている8巻までの内容で構成できると考えられます。しかし原作のキリのいい内容で終わらせるためにはストックに余裕を持たせたいところなので、原作コミックスが10巻以上発売されてから第2期の制作に取り掛かる可能性が高いと考えられます。

アニメ作品は、アニメの円盤売上の他にも「グッズ展開」「イベントコラボ」などからもアニメ制作費の収益を得ています。波よ聞いてくれば2020年7月11日からNew Type新宿にてコラボカフェが開催されていました。ミナレがバイトをしているカレー店にちなんだ料理が提供され、一般の飲食店と同じ料金のメニューが提供されていました。

また2021年には主人公のミナレをイメージした香水など、波よ聞いてくれのグッズが販売されています。しかし、現時点では販売グッズやコラボカフェといった円盤以外の収益についても大きい話題として取り上げられていないため、その他の収益源からの収益についてもあまり期待できないと考えられます。

ここからは波よ聞いてくれのアニメ続編2期が製作された場合に登場する新キャラクターを紹介していきます。まずは波よ聞いてくれのコミックス5巻に登場する『トリキュミア花輪（とりきゅみあはなわ）』。アニメ2期に登場するトリキュミア花輪は宗教団体の代表人物で、公益法人「波の智慧派」という団体をまとめている人物です。

名前についている"トリキュミア"とは彼が運営する智慧派の洗礼名となっています。ドキュメンタリー番組などに出演していたトリキュミア花輪ですが、番組のヤラセだったことが世間にバレてしまい、教団を抜けることになります。

波よ聞いてくれのアニメ続編2期に登場する予定キャラクター2人目は『穂隠（ほかくし）』です。穂隠はトリキュミア花輪の秘書をしており、ミナレたちが北海道和寒町の東陵・東和地区に訪れた際に案内ガイドを務めた女性です。教団で付けられた洗礼名は『パリロイア』です。

波よ聞いてくれ続編2期の登場キャラクター3人目は教団に属する『ロティオン』という名前の女性。アニメ2期では記憶喪失に陥っていますが、波よ聞いてくれのアニメ第1期を見た人にはその正体がなんとなく掴める人物です。トリキュミア花輪からラジオの企画を任され、ミナレとラジオDJをすることになります。教団の中では"巫女"と呼ばれている人物です。

波よ聞いてくれのアニメ続編2期に登場する予定のキャラクター4人目は『妻木ヒロミ（さいきひろみ）』です。妻木ヒロミは他のキャラクターと同じく公益法人「波の智慧派」に所属する信者で、『クリュドニオン』の洗礼名をもらっています。

波の智慧派の人物と行動を共にするようになったミナレの世話係をすることになり、波の智慧派の宗教団体が解散した後には母親と共にミナレのアパートに住み、その後もミナレの助手的な役割をするようになるキャラクターです。

波よ聞いてくれアニメ2期に登場するキャラクター5人目は多野衿子（たのえりこ）。ミナレの務めるラジオ局のサイトに「さまよえる銀鱈」というペンネームで、「引きこもっている義兄をどうにかしてほしいと」投稿したラジオリスナーです。

波よ聞いてくれアニメ2期に登場予定のキャラクター6人目は多野衿子の義兄・多野潤一（たのじゅんいち）。多野衿子がミナレたちに相談を持ちかけるきっかけになった人物で、引きこもりの24歳。元々働いていた職場の上司と義母が再婚したことをきっかけに引きこもりがちになります。企画を立ち上げたミナレたちは、多野潤一の引きこもりを改善させようと奮闘することになります。

主人公がある日突然ラジオパーソナリティとして活躍することになるという物語の『波よ聞いてくれ』。アニメ第1期が放送終了し第2期の放送日はいつになるのかと注目を浴びている波よ聞いてくれですが、その原作となった漫画もとても注目されています。波よ聞いてくれの原作コミックスはマンガ大賞2016・2017で2年連続入賞をしており、三冠達成も期待されていた人気作品。

なぜそんなに人気を博していたのかと言うと、波よ聞いてくれの原作者・沙村広明さんの漫画センスが大きい理由です。沙村広明さんは2017年に俳優の木村拓哉さんが主演を演じた映画『無限の住人』の作者として有名で、この作品は沙村広明さんのデビュー作であるにもかかわらず、人気俳優の木村拓哉さんを起用されるほど期待されていた作品となっています。

無限の住人は1997年に開催された『第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞』を受賞しており、長い年月を経て愛され映画化の運びとなった作品です。そんな沙村広明さんが描く波よ聞いてくれは、読者を引き込む魅力的なポイントがいくつも盛り込まれています。

波よ聞いてくれのアニメ1期では主人公のミナレと熊が戦うシーンから始まりましたが、原作コミックスではラジオ局のディレクター麻藤とミナレが居酒屋で会話をするシーンから始まります。この始まり方が見慣れのトークセンスを伺わせるのに十分なシーンとなっており、読者の中には波よ聞いてくれの原作コミックスの第1話を読んですぐに「世界観に引き込まれた」と感じた人もいたようです。

またラジオ番組を取り上げた作品ということもあって、会話のセンスが高いと評価を持たれることも多い波よ聞いてくれ。ギャグのシーンでもただ笑いを取るだけではなくシリアスさを混ぜたりと、読者を飽きさせない展開が人気です。また物語のストーリーも読者の予想を良い意味で裏切っていきます。

現代を舞台とした作品では、逆境を乗り越え夢に近づいていくといったストーリー展開が多いですが、波よ聞いてくれば幽霊騒動や宗教が関わってきたりと、飽きのこない物語となっています。そして実際にある街が舞台ということもあり、漫画を読めば北海道の名物やイベントを知ることができるところも読者が楽しめるポイントの1つとなっています。

近年では人気漫画がアニメ化だけではなく実写化されることも多い傾向にあります。その中でも現代ものの作品は実写化されると人気が出ることも多く、ラジオをテーマとした波よ聞いてくれもそんな実写化が期待されている作品の1つ。実写化する際には「この人がミナレ役を務めるのではないか」と言われている人物がおり、それがタレントの『ファーストサマーウイカ』さん。

ファーストサマーウイカさんは深夜に放送されているラジオ番組『ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティを務めており、読者から「波よ聞いてくれを実写化するなら ファーストサマーウイカさん！」と評判を集めています。そのことについてインタビューを受けたファーストサマーウイカさんは、自身でも「波よ聞いてくれが実写化されるならみなれ役は私しかいない！」と語っています。

その大きな理由は「自分も主人公ミナレと同じく、憑依型の芝居をするから」と述べており、物語中に語られていた"かっこよくて通るミナレの声"の特徴についても「低い声でイケるとおもいます」と語っています。また「もし波よ聞いてくれの作品内で他のラジオ局とコラボをするなら、北海道ということもあるので安田顕さんやGLAYのTERUさんに登場してもらいたい」とコメントしています。

アニメ第2期の放送日がいつになのか話題になっている波よ聞いてくれ。視聴者の中には「昔のラジオ番組みたいで懐かしかった」という声も上がっています。そんな評判もあり、波よ聞いてくれはラジオファンにとっても2期の放送日がいつになるのか注目の的となっています。

こちらの感想を上げている視聴者のかたは、波よ聞いてくれのアニメが面白かったと評価されています。円盤売上やグッズについては大きく取り上げられなかった波よ聞いてくれですが、現在動画配信サイトで公開されていることもあり、人気が上昇し2期が制作される可能性も上がってきているようです。

波よ聞いてくれの人気の魅力の1つは、そのセリフのやりとり。登場人物のミナレは猪突猛進な性格をしていますが、頭も切れ、ユーモアセンス溢れる言葉をポンポンと繰り出します。そんな語彙力の塊のミナレから発せられる言葉の魅力に引き込まれる視聴者・読者も続出しています。

以上、波よ聞いてくれのアニメ続編第2期の放送日がいつになるのか様々な面から予想してきました。円盤やアニメのグッズの売り上げはあまり思わしくなかった波よ聞いてくれですが、アニメを見た視聴者からはアニメ第2期を作ってほしいという声がとても多かったです。

現在は原作ストックがぎりぎりの状態なので、すぐにアニメ2期の放送日が決まることは難しいですが、動画配信サイトや販売されているグッズ、DVD・ブルーレイなどの売れ行きが伸びれば、時期を見てアニメ2期が制作される可能性はあるのではないかと予想されます。