【波よ聞いてくれ】鼓田ミナレはアドリブ力がすごい！アニメでのセリフ数や声優も紹介

本記事では「波よ聞いてくれ」に登場した鼓田ミナレのかわいい魅力やセリフを紹介していきます。その他には、鼓田ミナレの意外な一面や読者・視聴者の感想などもまとめていきます。

鼓田ミナレのかわいい魅力や凄まじいセリフ量を知る前に、まずは「波よ聞いてくれ」の基本情報を紹介していきます。波よ聞いてくれは2014年から連載されている漫画で、2020年にアニメが放送されていました。原作者の沙村広明は千葉県出身で、1993年から活動を行っている漫画家です。小学生時代から絵を描く事が好きで、その頃から漫画家を目指していたようです。

漫画・アニメ「波よ聞いてくれ」は北海道札幌市にあるラジオ局が舞台になっています。主人公・鼓田ミナレは飲食店の店員をしていましたが、ラジオ局のスタッフにトークの才能を見出されてラジオパーソナリティになっています。また「回ごとに企画を変える」という意向で毎回のようにアドリブでストーリーを作るようになっていきます。

波よ聞いてくれのキャラクターは「MRS藻岩山ラジオ」というラジオ局に勤めていますが、このラジオ局は北海道に実在する「AIR-G」というラジオ局がモデルと言われています。また作品が作られる前に原作者と担当編集の間に主人公・鼓田ミナレが誕生しており、「ラジオ局に勤める」という設定は後から決まったと言われています。

鼓田ミナレは本作の主人公で、年齢は25歳です。北海道釧路市出身で、物語序盤には「VOYAGER」という飲食店で店員をしていました。短絡的で勢い任せな性格をしており、クズな元カレに金を騙し取られた憎しみをラジオ放送にぶつけています。また「特殊小型船舶」の免許を取得しているという意外な一面が描かれています。

ここからは「波よ聞いてくれ」に登場した主人公・鼓田ミナレのかわいい魅力を紹介していきます！かわいい魅力だけでなく、鼓田ミナレの意外な性格・一面や交友関係をまとめていきます。

漫画・アニメ「波よ聞いてくれ」の主人公・鼓田ミナレは金髪のセミロングが特徴的で、スタイルが良い美人という印象のキャラクターです。そのため男性にモテそうな雰囲気を出していますが、テンションが上がると男性を圧倒するほどに喋ってしまうため、「黙っていたら美人」という言葉がよく似合います。

鼓田ミナレの経歴にスポーツをやっていたという設定はないですが、何故か身体能力が異常に高いです。プライベートではプロレスが好きなため、作中では身体能力を活かしたプロレス技を使用していました。また「MT車」を所有しているため、かなりアクティブな性格をしている事が分かります。

ラジオパーソナリティになる前の鼓田ミナレは「VOYAGER」という飲食店で店員をしていました。この店の同僚だった中原忠也は鼓田ミナレに恋心を抱いていましたが、鼓田ミナレは中原忠也の恋心をスルーしています。また途中から店で働く事になった城華マキエは中原忠也に対して恋心を抱いたため、作中では謎の三角関係が出来上がっています。

漫画・アニメ「波よ聞いてくれ」の主人公・鼓田ミナレは「トーク力」「アドリブ力」が優れているキャラクターです。鼓田ミナレはラジオ局のチーフディレクター・麻藤兼嗣に嵌められる形でラジオ局を訪れており、ぶっつけ本番でパーソナリティをしています。その時にも優れたアドリブ力で窮地を乗り切ったため、才能を確信した麻藤兼嗣にスカウトされて正式なパーソナリティになっています。

鼓田ミナレは頭の回転が早いキャラクターのため、ラジオが終了するまで喋り続けています。また妄想力も優れているため、アニメ1話では実在しないヒグマと死闘を繰り広げていました。ですがラジオに思い入れがない事でリスナーに対する配慮が足りないため、その点を先輩のパーソナリティに指摘されていました。

鼓田ミナレはだらしない性格をしているため、自分の限界を超えるまで酒を飲んでしまいます。また泥酔する度にアパートの別の部屋で寝ていたため、その度に住人である城華亨が鼓田ミナレの部屋まで送り届けていました。しかもそれを自覚していなかったため、真実に気付いた後にかなり後悔していました。

だらしない性格をしている鼓田ミナレですが、彼氏に対しては尽くす性格をしているため、クズな元カレに50万円を騙し取られています。騙された事に気付いた時には元カレに対する恨みを喋りまくっており、その話を聞いていた麻藤兼嗣に才能を見出されてラジオパーソナリティになっています。

ラジオパーソナリティになったばかりの鼓田ミナレはお金が無くなったためアパートを出ています。そのため住む場所に困っていましたが、ラジオ局のアシスタントディレクターをしている南波瑞穂の好意で居候させてもらう事が決まっています。南波瑞穂はかなり女子力が高いキャラクターのため、鼓田ミナレがヒモの彼氏のようになっていました。

鼓田ミナレはサバサバした性格の持ち主のため、物事の好き嫌いをハッキリと言う姿が描かれています。また勝気な性格が災いしてムキになってしまう事もありますが、最終的には言葉遊びや自虐で話を納める能力を持っています。そのため年下から慕われる姉御肌なキャラクターでもあるようです。

基本的にはサバサバ・サッパリとした性格をしている鼓田ミナレですが、自身に恋心を抱いている中原忠也が城華マキエと2人きりの現場を目撃した時には心が揺さぶられていました。そのため恋愛面ではメンタルが崩れやすい傾向があるようです。

かわいい魅力や性格・交友関係を知った後は、鼓田ミナレの凄まじいセリフ数を紹介していきます。漫画・アニメ「波よ聞いてくれ」は喋りがメインの作品のため、ラジオパーソナリティの鼓田ミナレのセリフが凄い事になっているようです。

アニメ「波よ聞いてくれ」は原作通りには始まっておらず、冒頭では原作漫画の「全員は救えない」というエピソードが描かれています。このエピソードが終わった後に原作漫画の1話と同じエピソードが描かれているため、アニメ1話では原作漫画2話分のエピソードが使用されています。そのためページに変換すると46ページ分が使用されており、主人公・鼓田ミナレのセリフ量は6000文字近くになっていたようです。

アニメはOP・EDを除くと20分から23分の時間があるため、この時間で6000文字を割ると、主人公・鼓田ミナレは1秒に4文字～5文字喋っているペースだったようです。また鼓田ミナレ以外にもキャラクターが登場しているため、鼓田ミナレが喋る時にはかなり早口の印象でした。それでも物語は心地良い進み方だったため、鼓田ミナレの声を演じた声優の技術が凄い事が分かります。

2020年・2021年にアニメが放送されていた「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」はセリフが多い事で知られており、主人公・カタリナは1話で4200文字近く喋っています。またアニメ「かぐや様は告らせたい」もセリフが多い印象がありますが、主人公・四宮かぐやの1話分のセリフは1600文字程度だったため、アニメ「波よ聞いてくれ」の鼓田ミナレのセリフ量がいかに多いかがよく分かります。

アニメ「波よ聞いてくれ」の1話で使用されたセリフは原作通りで、原作漫画からカットされた部分はないようです。また主人公・鼓田ミナレに抜擢された声優は台本のセリフ量を見て驚いたようですが、「噛んだら最初からやり直す」という覚悟を持って収録に臨んでいたようです。

かわいい魅力や凄まじいセリフ量を知った後は、アニメ「波よ聞いてくれ」で鼓田ミナレの声を演じた声優を紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、受賞した賞などもまとめていきます。鼓田ミナレの声優は本作で高い評価を受けているようです。

アニメ「波よ聞いてくれ」で鼓田ミナレの声を演じたのは声優の杉山里穂です。杉山里穂は北海道出身で、2010年代から活動を行っている人物です。札幌市の専門学校を卒業した後にデビューしており、デビュー当時は「ゆーりんプロ」に所属していましたが、2018年に「マウスプロモーション」に移籍しています。誕生日は12月31日で、2021年には声優アワードで賞を受賞しています。

前述したように杉山里穂はアニメ「波よ聞いてくれ」の1話で6000文字近くを喋っています。また杉山里穂は主人公・メインキャラクターの経験が少ない声優でしたが、鼓田ミナレ役が評価されて声優アワードで賞を受賞したと言われています。2021年には名前のある役柄が増えているため、アニメ「波よ聞いてくれ」がブレイクのきっかけになる可能性もあります。

声優・杉山里穂はアニメ「継つぐもも」で「安次峰あるみ」というキャラクターを演じています。安次峰あるみは水晶玉の付喪神で、未来を占う能力を持つキャラクターです。義理の兄である安次峰あきとの事を意識しており、鏡の付喪神・美鷹みまねから日常的なセクハラを受けています。安次峰あるみが登場した本作は2007年から連載されている漫画が原作で、2017年と2020年にアニメが放送されていました。

声優・杉山里穂はアニメ「実験品家族」で「タニス」というキャラクターを演じています。タニスは本作の主人公で、5人兄弟の末っ子の少年です。他の兄弟はマッドサイエンティストの両親に体を改造されていますが、生まれながらに天才的な頭脳を持つタニスは改造を逃れています。そんなタニスが登場した本作は2018年の4月から6月までアニメが放送されていました。

声優・杉山里穂はアニメ「スライム倒して300年…」で「ロザリー」というキャラクターを演じています。ロザリーは本作のメインキャラクターで、15歳で死去した幽霊の少女です。生前は商人の娘でしたが、お金に困った両親に売られそうになった事で自ら命を絶っています。そんなロザリーが登場した本作は2016年から連載されている小説が原作で、2021年にアニメが放送されていました。

声優・杉山里穂はその他にも、「東京リベンジャーズ」「おちこぼれフルーツタルト」「かくしごと」「ノー・ガンズ・ライフ」「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」などのアニメでキャラクターの声を演じています。アニメ「波よ聞いてくれ」のオーディションでは自身以外にベテラン2人が残っていたようで、最終的には北海道出身で年齢が近い杉山里穂が鼓田ミナレ役に抜擢されたようです。

声を演じている声優や凄まじいセリフ量を知った後は、鼓田ミナレに関する感想を紹介していきます。波よ聞いてくれは話題になった作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した凄まじいセリフに関する感想などもまとめていきます。

本記事で紹介したように鼓田ミナレはだらしない性格をしていますが、見た目はかわいいという感想が挙がっているようです。またサバサバしているのにダメ男に騙される体質が面白いという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように鼓田ミナレは放送中にアドリブで喋りまくっているキャラクターです。そんな鼓田ミナレのアドリブ力が凄いという感想や、アニメで声を演じた杉山里穂のセリフ量が凄いという感想も挙がっているようです。またアニメ1話ではいきなりヒグマと戦っていたため、物語のスタートに驚いた視聴者も多いようです。

アニメ「波よ聞いてくれ」は2020年にアニメが放送されていましたが、2021年時点では2期の制作は決定していないようです。そのためアニメ2期が見たいという感想や、原作漫画は連載中なので2期の可能性はあるという感想が挙がっているようです。またラジオパーソナリティとして成長した鼓田ミナレを見たいという感想も挙がっているようです。

波よ聞いてくれの原作者・沙村広明は「無限の住人」で知名度を上げた人物です。無限の住人と波よ聞いてくれはかなり作風が違うため、新連載に驚いたファンが多いようです。また絵柄が違うのに両方上手い事が凄いという感想が挙がっているようです。

本記事では「波よ聞いてくれ」に登場した鼓田ミナレのかわいい魅力・セリフ・声優を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？鼓田ミナレはダメ男に騙されやすい体質をしていますが、普段と仕事のギャップがかっこいいと言われているようです。そんな鼓田ミナレが登場した本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。